5-3 風水カラー(色の持つ意味を学ぶ)

風水と聞くと一般的に色の事を思い浮かべます。あまり根拠の無い占いですが、「西に黄色い物を置くとお金が貯まる」(前章で秘密を述べました)が代表的で「風水=色」と思っている人は非常に多いです。西の方角の吉色は黄色ですが、お金が貯まるかどうかは疑問です?
 図-1を見てください。これは「五行相剋吉凶表」と言います。前章で解説しました「陰陽五行」から、それぞれの五行に対応し、「本色」「吉色」「凶色」と区別し、建物の「外壁」・室内の「壁」「天井」「インテリア(カーテン、家具)」、人の「洋服・アクセサリー」へと応用します。具体的な鑑定にはカラーチャートや生地見本で決定していきます。色彩学や心理学等の幅広い知識が必要となります。

五行相剋吉凶表(図-1)
五行 本色 吉色 凶色
淡い緑色 淡い藍色 乳白色
赤橙色 淡い緑色 淡い藍色
綺麗な黄色 赤橙色 淡い緑色
乳白色 綺麗な黄色 赤橙色
淡い藍色 乳白色 綺麗な黄色
5-3-1 風水カラーで部屋の色を決める。
壁・天井の色について
 基本的には、五行に合う本色か吉色の色で部屋を塗ったり、クロスを張ったりすれば良いのですが、ここでは、より効果があがるカラーコーディネートをお話しましょう。
☆ポイント
1-壁・天井の色を決めるときは五行に合う本色と吉色を利用する。
2-本色と吉色を混合で使う場合は、本色を壁・天井の
65%、吉色35%を目安として使う。
3-花柄やパターンのクロスを使用するときは、地の色や主色を本色や吉色とします。
4-例えば、「木」であれば、部屋全体の壁・天井は淡い緑色(本色)とし、クロス柄のポイ   ント・カーテン・ベッドカバー・アクセサリー等を淡い藍色(吉色)にすると五行に相応  する部屋が作れる。
5-子供部屋をこの方法でカラーコーディネートすると成長にいい影響を与えます。
6−寝室はご主人の五行で決める。

7−外壁の色は建物の主人の五行で決める。
床の色について
 色々な風水に関する本がありますが、意外と触れていない(知らない?)のが床の色です。風水学の基本にて、「地球は生きている(超生命体)」という話をしました。家は母なる大地に建っています。(空中には浮いてないですネ!)でも、各部屋の床は大地から離れ空中に浮いていますので、母なる大地と共存出来る様(私は貴方に悪い影響は与えませよ)と言うように、床の色を決めます。
 床の色は五行で選ぶのでなく方位で選びます。床は大地ですから方位(四神相応)の考え方が必要になります。最近はカラフルな床が増えてきましたので風水カラーがつくりやすくなりました。木製の床でさえカラフルな製品があります。
床配色方位図(図-2)
中心から各方位に色の範囲を見る事が出来ます。
各方向の色
*北は濃藍色
*東北は黄土色
*東は濃緑色
*東南は濃緑色
*南は深紅色
*西南は黄土色
*西は淡黄色
*西北は淡黄色
 建物の中心から各部屋のある方位によって床の色が決まります。廊下や決められない部屋は方位に従うか大地の色、黄土色にする事を勧めます。

書斎の色
 書斎は「文昌星」といい五行の「木」に属くしています。すると「五行相克色」により、壁・天井は「淡い緑色と淡い藍色」を使うことになります。床は方位で決めます。

□まとめ
 以上の様に、部屋の壁・天井・床の色は基本的に五行により決定します。これらの色の決め方は各方面で色々実験され、確かに部屋の温度が高くなったりマイナスイオン効果があるなど「癒しの効果」としての空間を作ることが出来ることが、まだハッキリとした理由は判らないが認められています。又効果があがる材料は自然素材が有効です。金属・プラスチック製品は避けましょう。
 風水カラーの挑戦は、風水デザインにおける最も基本的なものです。日本では、横浜等にある「中華街」や日光の「東照宮」にみられるカラフルな色使いは、人を楽しくさせてくれます。
 楽しさは活力の源です。楽しい所に人は集まります。色の存在は光の存在です。人の心の奥底に潜む本当の色、それが風水カラーなのです
 最近、派手な色の建物を多く見かけます。何の根拠も無く、うわべだけの風水知識の建物は一種の公害です。風水カラーの決定、特に外観は地理風水の観点に立ち、その場所に融合する(馴染む)事を肝に銘じなければなりません。
 次の章は、地理風水の観点から、土地の判断を解説します。