必勝法とは


必勝法とは読んで字の如く「必ず勝てる方法」では無いと言う事は解って頂けているとは思う。

勝負事には、文字通りの必勝法など存在せず、あるとしたら勝負として成り立たなくなってしまうからだ。

昔、俺がガキだった頃、麻雀や将棋の本を書店で片っ端から買い漁り、読みまくった。
そして、その大半の書籍のタイトルになっていたのが「〜必勝法、〜必勝本、必ず勝てる〜」等々。

要するに、比喩的な意味合いであり、慎重な人でも石橋を叩きながら渡っていないのと一緒。

現在のように、そんな下らない事で文句つけてくる人は、当時居なかったのだろう。

この場合の必勝法とは「勝つ事に関して必要な知識を習得し、勝つ確率を高める。」とでも言うのだろうか。

麻雀と言うゲームは、冒頭で述べたように、名人と言われる人であっても負ける事がある。
そう言う小局の状況下ではなく、ここで言う必勝法とは大局での確率、可能性を示しているのだ。
様々な状況下で、捨牌や得点状況を考慮し、一番効率の良い、期待値の高い打牌を選択する。
偶然と言う要素が強い麻雀は、その偶然を待ちうける為の手牌構成や捨牌を
選択していく所が「腕」と呼ばれる部分と言える。
その「腕」と言われる部分を、分析し、理解し、吸収し、実戦に応用する事が、ここで言う「必勝法」なのだ。


一般的にバクチ好きな人は、自分の事を称して「勝負師」と言う事が多い。
もしも、俺が自分の事を同様に称するならば「勝負師」ではなく「負師」と表現すると思う。
比喩的な表現であるかは、想像にお任せするが。