配牌・ツモの異常偏向が清一色になる



袋の中には白玉が28個、赤玉、黄玉、青玉がそれぞれ36個入っている。
その袋の中から13個の玉を取り出してみる。
その内訳が白玉、赤玉、黄玉がそれぞれ3個、青玉が4個になる確率は0.203となる。
4個になる色が赤でも黄でも同じだから、赤、黄、青のどれかの玉が4個で
残りの色がそれぞれ3個になる確率は、3倍の0.06となる。

これは、単に配牌シュミレーションの見方を変えただけの話で、

玉の色を牌種に置き換えてみれば麻雀の配牌に分布する牌種そのものになる。
(牌種で見る限り、同種牌であれば1も9も同じで、自己同一性が無いから、
 計算には重複順列の問題が関わってくる。しかし、ここでは省略させていただく)

配牌13牌の内、数牌が10牌であれば萬子、索子、筒子は同じ割合で、

それぞれ3.3牌づつ混ざっていると見るのが平均値的見方だ。

だが、配牌シュミレーションによれば、例を挙げると萬子は2牌から5牌の範囲で混ざる。

それ以上の6牌も混ざる確率は0.05だ。
この0.05、すなわち1/20と言う確率は決して出難い物ではない。
しかし、7牌混入したとなれば、これは明らかに異常性配牌と言えるだろう。
ツモによれば混一色や清一色を志向出来る手牌だと言える。


混一色や清一色は河の捨牌に特徴が現れ過ぎて、見え見えの状態で戦わなければならない。
手牌に集まってくる同種牌で混一色・清一色を強行するか、
河に迷彩を施して上がり易くするかは個人差があるし、状況にもよる。

配牌で同種牌が7枚、ツモで同種牌を7枚持ってくる確率は、それぞれ0.01程度だから1万回に1回だ。

それに14牌が全て有効牌で初めて和了となるわけだから、
素早く手をまとめて来る他家とではスピードが全く違う。


しかし、鳴きを積極的にして強引に混一色、清一色を目差しても、返って他家のマークはキツくなるだろう。

かと言って、3副露もするのは避けた方が賢明だろう。

注意すべき点は、見え見えの状態で戦わなければならない混一色、清一色は、

他家に好牌を抑えられ、それにくっ付けたテンパイになる事が多いと言う事だ。
その局のテンパイが、みな同じ牌種になる事があるのは、他家に抑えられている証拠と言えよう。