13巡目までに関係する1種類の数牌の平均値は7枚
前に、字牌の片寄りについて書いたが、最後に、数牌の片寄りについて触れた。
さて、この数牌の片寄り、数牌の牌種のバラツキについて統計を取ってみる事にする。
前に出てきた配牌シュミレーションのデータを応用して、13巡目までの26牌の分布を考えてみる。
すると、字牌5.35牌、数牌各種6.88牌となった。
標準偏差を考慮すると、字牌は4〜6牌、数牌各種は4〜10牌、配牌〜13巡目までに巡り合うと言う事だ。
ここで考えられるのは、13巡目までに、平均7牌の数牌に巡り合うのが平均値だ。
だから、その内、4牌が捨てられている牌種は、残りの3牌で面子が出来あがっている物と考えられる。
すなわち、その牌種は全て安全牌であろうと言う事ができる。
標準偏差の枠内でも最高10牌が片寄りの最高値だから、
誰かに牌が集中している場合でも、捨牌から何が片寄っているかを推理する事が出来る。
しかし問題は「上級者の上手い待ちにやられる事が有る」と言う事だ。
上級者は「立直をかけた方が出易い」と見たからこそ立直をかけてくるケースが多いからだ。
そう言う個々のケースに原則である確率論はそのまま当てはまらない。
ツイている状況では、こうした「つくりテンパイ」は一般的に良く仕掛けられる事だ。
基本外の状況を把握し、用心する事も当然必要なのだ。
ただし、字牌が出てこないからと言って、字牌が手の内にあるとは限らない。
最初から持っていなければ出てくるはずが無いのだ。
と言っても、配牌やツモに字牌が一枚も入らないと言う事は、ほぼ有り得ない。
しかし、配牌に字牌が1牌だけと言うケースは0.16の確率で起こりうる。
こんな時は同種の数牌が6牌程度は混ざる事になる。
誰の手がそうなっているか…これが他家のツキを見る一番の方法である。