終盤は王牌に着目せよ
麻雀は4人で遊ぶ物だから、相手は3人だと言うと「それは違う!」と言う人も居る。
その人曰く「王牌は5人目の雀士」と言う事だそうだ。
終盤に差し掛かると王牌に眠っている牌は貴重な牌になる事が多い。
飜牌を2鳴きしようと思っているが、2枚目が出てこない。
結局、鳴けもせず引きもせず、シャンポンでテンパったが流れてしまった。
こんな経験をした方も居るだろう。
生牌ならば、持ち持ち、あるいは混一色の面子構成段階で引けなかった飜牌が打てなくなった等と考えられる。
しかし、2枚目の場合(最後の一牌)は、王牌に死んでいるケースも考慮しなければならないだろう。
地獄待ちが上がれず流れてしまった場合は、まず王牌に死んでいたと言って間違いないだろうし。
王牌はドラ表示牌以外の13牌は何が入っているのかは解らない。
配牌シュミレーションを応用すると、13牌の内訳は、字牌が2〜3牌、数牌各種3〜4牌
その両方の値に対して±2牌のバラツキがあると言えるだろう。
当然、配牌と一緒で、ある種の牌数が片寄れば他の牌種へと影響する。
自分の手牌と全員の捨牌、それと他家の手役傾向を考慮する事により、
ある程度王牌に埋もれている物を判別出来るかもしれない。
特に字牌に関しては追跡し易い。
それに、字牌やノーチャンスの類は誰かが安全牌として持っている可能性も高い。
回りの打筋をある程度把握しておく事も必要だ。
王牌に死んでいるパターンで、一番注意しなければならない事は、シャンポン待ちの場合だ。
配牌で暗刻になる確率は低いが、対子になる確率はそれよりも格段に高い。
これは配牌シュミレーションからも解るし、実戦経験からでも良く解る事だろう。
解り易く、字牌28牌の内から3牌を取り出す確率と言う物を考慮すると、
3種:68.3%、2種:30.8%、1種:0.1%となる。この内、2種が対子、1種が刻子となる。
シャンポンは、王牌に対子で眠っている可能性も当然あるが、更に他家と持ち持ちの可能性も高い。
「シャンポンは嵌張に劣る」と言う格言は、この事を的確に捉えている。