狂
「はい、RALLYです。」
「・・・・・・・・・・」
「もしもし?」
「・・・・・・・・・・」
「・・・またかい・・・誰だか知らんが、無言電話と何度も遊んでる暇無いんだけどな・・・」
「・・・・・・・・・・おい・・・」
「いい加減に・・・お?なんだ、喋れるのか・・・なら初めから喋れよ・・・
つーか、その声はやっぱテルだったか。」
「なんだ?声聞いて俺って良く解ったな、1回しか話してないのに。」
「良く解ったなって、愛だよ。愛。」
「愛?寝ぼけた事言ってんじゃねーよ!俺にはそっちの趣味はねぇ!!」
「あいにくだが、俺は寝言は寝てから言う主義なんで。」
「何言ってるんだ?お前馬鹿か???」
ヤバイ・・・俺が馬鹿だってーの、バレてる???
「人を馬鹿呼ばわりするとは失礼なヤツだな・・・お前、いくつなんだ?」
「そんな事、どーだって良いだろうが!!」
「いくつだ!」
「何でお前にそんな事言わないと・・・」
「いくつなんだ!!!!!」
「・・・18だよ・・・」
「18???ムショって18で入れるのか???」
「・・・うるせーな!オメーこそ、いくつなんだ!!」
「え?俺か?うーん・・・最近100は行かない程度かなぁ?
以前は最高200オーバーした事もあったけど?」
「ああ?なんだそりゃ???」
「だって、今いくつだ?って聞いたろ?ボーリングのアベレージの話じゃないのか?」
「いくつだって聞かれて、なんでボーリングになるんだよ!」
「だってよー、喫茶店で砂糖壷持って、いくつだ?って聞かれれば「ブラックなんで・・・」
とか答えられるが、いきなりいくつだ?って言われてもなぁ・・・」
「お前、俺を舐めてんのか!?いくつなんだよ!」
「あんなぁ・・・俺の歳聞くために電話してきたのか?」
「いくつだ!」
「うーん・・・上が100ちょいくらいで、下が6〜70くらいかなぁ・・・」
「・・・何だか解らんが・・・舐めてんだろ?・・・ぶっ殺す!!!」
ちっ!身長、体重、体脂肪とかのネタも用意してあるのに・・・
「だから待ってるから早く来いって言ってるだろーが!!」
「良いのか?行っても?こっちは今30人いるんだぞ?みんな鉄パイプ持ってなぁ・・・」
「じゃかましい!
相手してやるからとっとと来いって言ってるだろーが!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・逃げんじゃねーぞ?今から行ってやっからよ。」
プツッ・・・
・・・年も押し詰まってるってーのに・・・なんでこんなヤツの相手しなきゃいけねーんだろ・・・
そして・・・
家族を全員非難させ、家の前でテルを待ちながら
今回の電話・・・用件なんだったんだろうか?
30人の割には周りが静かだったな?
回りの感じからして、多分、綾●の駅前からだな・・・
30人もの馬鹿者が鉄パイプ持って暴れてるのか・・・
今ごろ、綾●の駅前は大騒動になってるんだろうな・・・・・・・・・なんて事考えつつ、
結局極寒の中3時間も待ちぼうけ食った俺は風邪で寝こんだらしい。
これが狙いだったのか???
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