"Female Collection Pop Dan Dangdut"
(ADDED VCD-99-070)
Pop IndonesiaとDangdutのヒット集で、番号からは1999年に出されたように見えますが、2000年の初めに出されたようです。
11曲がDangdutでPop Indonesiaが2曲という中身でした。
1.Sedang Sedang Saja (Vetty Vera)
2.Saat Jumpa Pertama (Ikke Nurjanah)
3.Rembulan Malam (Evie Tamala)
4.Rindu Berat (Itje Trisnawati)
5.Bisik-Bisik Tetangga (Elvy Sukaesih)
6.Perawan Bercinta (Noei Halimah)
7.Bunga Pengatin (Mirnawati)
8.Sekuntum Mawar Merah (Hetty Sunjaya)
9.Atas Nama Cinta (Solid AG & Imas Adia)
10.Jumpa Kangen (Cucu Cahyati)
11.Badai Asmara (Anne Tamala)
…Sound Track "Badai Asmara"
12.Antara Hujan Dan Cinta (Nia Daniaty)
13.Pacar Dunia Akherat (Rita Sugiarto)
先ず全般的に曲は揃っているかと思います。Pop Indonesiaは11・12曲目で、前者はTVの主題歌ではないかと思うのですが、ミディアムで丁寧に歌われた作品で、ゆったりした雰囲気が心地よい出来でした。後者もバラードで悪くはありませんが、"Badai Asmara"が良かったので損をしている気もします。
Dangdutの方はいずれも良く乗って歌われているようですが、Elvy Sukaesihもベテランながら流石という乗りを見せています。
"Sekuntum Mawar Merah"はベテランのRoma Iramaの作品ですが、相当に勢いのある作りです。ベテランが若々しいというのは悪いことではないでしょう。
"Atas Nama Cinta"では、Solid AGが抑えていながら懐の深い歌声を聴かせ、Imas Adiaの若々しい声は、むしろ釣り合いが取れています。
Cucu Cahyatiも上手く抑えた歌い方をしています。しかし、変に可愛らしくなるのではなく充分に腰の入った乗りで歌い切っています。9~11曲目にかけては、このアルバムでいちばん粒が揃っているといえるでしょう。
"11 Seleksi Hits Boom Disco Dangdut Terlaris Terpopular Vol.2"
(Insictech Musicland S1357-0013)
マレーシアでは2001年に出されているVCDです。収められている作品は、結構乗りがいいものが揃っていました。ヴォーカルはメインが女性です。
1.Perawan & Bujang (Anti Lariccl)
2.Ayam (Trio F.A.M. Plus)
3.Dinding Pemisah (Merry Andani)
4.Joget India (Ika Puspadewi)
5.Wanita Wanita (Dena Dewi)
6.Mr. Loba Loba (Nilla Army)
7.Mandi Cinta (Tissa & Zoel Anggara)
8.Bali India (Carlina Eres)
9.Cubit-Cubit Sayang (Mila Roza)
10.Getar Getar Asmara (Amelia D.)
11.Dekai Kamu (Reina Shakila)
1曲目は、ちょっとメロディの魅力に欠けるようですが、2曲目はアップの乗っている作品です。Trio F.A.M. Plusは男1+女2というトリオですが、これは即席のトリオでしょう。女性の一方がAnis Marselaです。
3曲目はミディアム~アップの速さの、Dangdutでは定番的なテンポですが、オリジナルは日本の曲ではなかったでしょうか。この速さではヴォーカルの出来も仕上がりの大きな要素ですが、しっかりと歌われていました。4曲目も日本のものかもしれません。出来は3曲目と大差ないようです。
5曲目は、少し速めになりますが、Dewiの歌い方にはまだ余裕があります。ここでは上位に来る出来でしょう。
6曲目はメロディ構成が単純で、ややスローな雰囲気を持たせたダンス・ナンバーですが、こういった雰囲気は嫌いではありません。
7曲目も比較的単調な進行といえるでしょうか。こういった曲の方が乗りが難しいのでしょうが、このアルバムは上手く乗っている曲が続いたわけです。
8曲目がいちばんコマーシャルな音作りになっています。これはヴォーカル・パートは1コードで進みますから、一気に歌い切れるかどうかが売れるかどうかの分岐点です。そこは上手くクリアしていました。
9曲目は乗りがいい作品ですが、Mila Rozaのヴォーカルが少し抑えた感じで、もう少し押しても良かったように思います。10曲目も抑えた部分がある歌い方ですが、Amelia D.はこれを上手く可愛らしい感じに使っています。少し長めの曲ですが、ヴォーカルに表情があるので、長さは全く気になりません。
11曲目もヴォーカルは悪くないと思いますが、メロディが少し魅力に欠ける感があります。
全体では2曲目と10曲目がトップ争いで、5曲目が少しの差だけで続いているという出来に思います。
"The Best Of Semarak Dangdhut Karaoke Part2"
(P.T. Maheswara 74321 38137-2)
マレーシア盤の発売が1997年でしたが、1曲目の"Bul Kibal Kibul"は1995年のヒットでしたので、1995年以降のDangdutの作品から編まれているように感じられます。
1.Bul Kibal Kibul (Manis Manja Group)
2.Rela (Murni Chania)
3.Aku Cinta Padamu (Itje Trisnawati/Masduki)
4.Bujang Merana (Solid Ag/Ine Sinthya)
5.Teman Kesepian (Kitty Andryani)
6.Boneka Cinta (Endang Maymunah)
7.Nalangsa (Lilis Karlina)
8.Angkat Topi (Yus Yunus/Murni Chania)
9.Asmara Kelapa Muda (Ine Sinthya/Solid Ag)
10.Terus Terang Saja (Vetty Vera)
"Bul Kibal Kibul"のヒットを飛ばしたManis Manja GroupはIne Sinthya,Mumi Chania,Kitty Andryani,Lillis Karlina,Yulia Citraによるセッション・グループですが、1回限りということではなく、その後もレコーディングをしていますが、ソロやデュエットでの活動も少なくありません。
この1曲目が強力ですから、続く"Rela"は若干弱く感じてしまいます。しかし、ヴェテランのItje Trisnawatiの"Aku Cinta Padamu"は乗りのいいナンバーでした。これはライヴの画像も入っていましたが、ラマダン明けのコンサートの様子でした。続いてManis Manja Groupも参加しているIne SinthyaとSolid Agのデュエットですが、ソロですと若干弱く感じるIne Sinthyaの声がこのデュエットではバランスのいいレベルになっています。といってもSolid Agの声が弱いということではなく、細めの声なのですがかなり粘りの強い声で、このデュエットはかなり強力です。
その後のソロ作はやや弱いかもしれませんが、Yus YunusとMurni Chaniaのデュエットで調子が戻って来ます。その次のIne SinthyaとSolid Agのデュエットはここでも好調です。そして、ラストのVetty Veraにソロとしては乗りがいちばんいい作品が控えていました。Itje Trisnawatiより僅差で上でしょうか。もっともその程度の差です。
全般を通していえば中盤がやや弱いものの。全体としては出来のいい作品の方が目立つアルバムでした。
"10 Album Emas Power Mega Hits Vol.1"
(Distribution JK-99289
曲数は10曲ですが、Dangdutはダンス・ミュージックですから曲が長めで、これで52分強の長さがあります。
1.Jangan Salankan siapa (Lies Mainawati)
2.Lima Tahum (Nungky R.)
3.Cintaku Luar Dalam (Tommy Ali/Nungky R.)
4.Hartati (Tommy Ali)
5.Ada Dia Di Antara Kita (Obbie Messakh)
6.Hatimu Hatiku (Anis Marsela/Obbie Messakh)
7.New Karmila (Farid Hardja/Mario)
8.Takut Dosa (Meggie Z)
9.Hancur Hatiku (Nia Daniaty)
10.Basah Hatiku (Anis Marsela/Obbie Messakh)
出だしの"Jangan Salankan siapa"はレゲェ的なリズムを刻みながら、ブガルーというダンス・ビートが混ざっているような雰囲気のある曲で、ミディアム~アップの非常に上手く乗っている曲です。
"Lima Tahum"はオーソドックスな雰囲気の曲といえるでしょうか。デュエット曲の"Cintaku Luar Dalam"はミディアム~アップのオーソドックスタイプですが、これの乗りも悪くありません。4曲目の似たテンポなのですが乗りは若干落ちるでしょうか。
"Ada Dia Di Antara Kita"はObbie Messakh自身の作品ですが、作者としての腕のほうが上かもしれません。
Anis Marsela/Obbie MessakhのデュエットはAnis Marselaがリードをとり、Obbie MessakhはハモルだけですからAnis Marselaのソロに近い作りです。ただ、音の録り方のせいか"Hatimu Hatiku"は曲が弱いように感じます。Anis Marselaが得意なリズムなのでもったいないのですが、ラストの"Basah Hatiku"は歌いこまれた作品になっていました。
Farid Hardja/Marioは男性デュエットですが、だいぶ重そうな2人組です。ただし、乗りの方は重さを感じさせない、気持ちのいい作品です。
"Takut Dosa"はオーソドックスなミディアム調の曲ですが、もう一歩の乗りは欲しいように感じます。
"Hancur Hatiku"はここでは唯一のバラード・ナンバーですが、ハチロクのリズムの極めてオーソドックスな作品です。これは結構歌われている作品でした。
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(C)2006 Solomon Yi