けんぶんろく(2004年5月)

2004/5/28-30
 組合の会議が東京であったので、空港に車を置いておき週末ついでに実家に帰る、ということをした。その時の話など。

その1 飛行機の広島東京線はJALとANA両社が運行する。私はかつての日本エアシステム時代のサービスの良さからなるべくJAL便を選ぶようにはしているのだが、今回は乗ろうと考えていた朝一番の羽田行きJAL便が満席、帰りも会議が18時終了予定で19時20分が最終便のJALは時間的に難しかったので最終が19時40分発のANAを選ばざるを得なかった。往復とも最新型のボーイング777-300型機だったのはよかったものの、3列-4列-3列の席配置はやはり狭く、定員500人以上の機材にも関わらず羽田空港がバス搭乗だったり(バス搭乗自体は好きなのだがどうしても時間がかかる)、やっぱりJALに乗りたかったなと思う旅となった。

その2 羽田からは京浜急行に乗ってそのまま都営地下鉄へと入って東銀座にて下車。少し西方向へ歩いて林檎使いの総本山アップルストア銀座に着いた。アップルストア2階には技術者が常駐し故障などの相談に応じてくれる「ジーニアス・バー」がある。背の高いカウンターがあってバーのような雰囲気(お酒を頼んだらどうなるのかと思ったりもするが、実際にやってみる勇気は持っていない)。今回の目的は愛機PowerBookが起動時に時折固まる現象と外縁のプラスチック枠にいつしか小さなヒビが一つ入ってしまったことについての相談で、技術者は快く応じてくれた。診断の結果は前者は購入時に販売店が増設したメモリの相性で、後者は特に使用上の問題なしとのことだった。PowerBook持参で飛行機に乗るのはちょっと大変だったが、直接見てもらったことで一応の納得ができて良かった。ちなみに「固まる」現象はこの直前頃からは起きていなかった。

その3 広島東京線は所要時間80分。長過ぎず短すぎずといった感じの時間と思う。備え付けの音楽サービスもあるが、せっかく買ったiPodをここは活用したい。離着陸時は使えないのだが、その間がちょうどCD1枚分聴けるくらいの時間なのだ。合間には客室乗務員が飲み物を持って来てくれる(ANAはホットコーヒーがおすすめ)し、新聞や機内雑誌を楽しんでもよい。夕方の飛行機になると新聞も地方色豊かになる(飛行機は同じ区間を往復するとは限らず、札幌から羽田に着いた飛行機が次は広島行きになったりする。新聞は便ごとに入れ替える訳ではないので乗る便によって思わぬ地方の新聞を見かけることになる〜当然たくさんの人に読まれた末紙もくたびれる)。時間の関係上どうしても新幹線利用となる場合もあるが、やっぱり私は東京へは飛行機だと思う。

2004/5/23
 昨日は日朝首脳会談という大きなニュースがあって当然スポーツニュースは脇に追いやられてしまったので、サンフレ対柏レイソル戦の観戦記を書いておきたい。
 一時期最下位だったサンフレも最近は負けなし。ただ、前半戦残り試合にジュビロ磐田を筆頭とした強豪との対戦が多いため、現在の最下位柏との対戦はぜひとも勝っておきたいところだった。前半は守備の隙を突いて柏がサンフレゴールを目指して攻め込む展開が多く、主審が不可解な判定を下しがちだった点も合わせてサポーターはイライラを募らせていた。やっとのところでサンフレが柏側に攻め込むもキーパーの手にボールが納まりサポーターはため息。しかし次の瞬間遠くに見える柏ゴールに張られた環境に優しいパルプ素材で作られたゴールネットが揺れた。ボールがゴールに入ったようなのだが、サッカーの場合審判がゴールと認めなければ得点にならない。観客が注目する中審判のゴールを示す笛が鳴り、場内アナウンスもゴールを宣言。何だかよく分からないがとにかく先取点ということでサポーターは歓喜の声を上げた。そしてアナウンスがこの得点が「オウンゴール」であることを告げた。どうやらボールを取った柏キーパーの南が味方選手に向けてボールを投げようとしたところ何かの間違いでボールが反対方向の自陣ゴールへ行ってしまったということらしい。あまりのあり得ない出来事に笑いの止まらないサンフレサポーターから「南コール」が飛び出した。
 前半の得点はこの珍プレーだけで、試合内容としてはサンフレに取って良いものではなかった。だが後半相次いで2点が入ってほぼサンフレが勝つ流れとなった。その直後反対側のスタンドに陣取った柏サポーターがあちこちに散り散りになった。一体何が起こるのだろうとサンフレサポーターが見守る中柏サポーターはあちこちに張っていた応援用の横断幕を外し始め、黄色のレプリカユニホームも脱ぎ、一切の応援をやめてしまったのだ。無理もない、勝ち星に恵まれない中「(柏の)方向性は間違っていない。後は結果(勝利)だけ」(カッコ内筆者解釈)という横断幕を試合前に掲げ、サンフレサポーターから「勘違い!勘違い!」と野次られながら応援していたのに信じられない1失点目に後半戦の相次ぐ失点ではああいう形で抗議するしかなかったのだろう。私の中で驚きの連続の試合はとりあえずサンフレの勝利に終わった。まだサッカーの技術面では知らない点が多く、周りに合わせて手を叩くだけなのだが、もっと試合を楽しめるようになれたらと思う。

 最後に一言、柏サポーター様、ゴミはゴミ箱へ。来た時よりも美しく。

2004/5/21
 iPodを使い始めてもうすぐ2ヶ月。カセットケースサイズでたくさんの曲を楽しめるというのも魅力だが、お気に入りの曲を集めて順番にかけられる「プレイリスト」という機能がすばらしい。Macに入っているiTunes上で曲目を選んでリストを作ると接続したiPodに転送。カセットテープやMDのようにデッキにCDを出し入れする必要はなく、時間もかからない。プレイリストはいくつでも作れるし後で加除修正も出来る。購入時にそれなりの費用がかかっているのでいろいろな機能を試しながらとことん使いこなしたい。

2004/5/16
 このホームページからリンクしている中にいも焼酎黒伊佐錦を製造販売する大口酒造協業組合があって、たまにページを閲覧するようにしているが、最近ホームページ上からの通信販売を秋まで休止する旨の告知がされた。理由は昨年のサツマイモ不作及びいも焼酎ブームによる原酒不足。言われてみればいつも買っている酒量販店で黒伊佐錦を見かけなくなっていた。さらに他のいも焼酎に対しても「一人一本でお願いします」と張り紙が。残念な話だが、適当な材料で粗悪な商品を作られても困るので今年のサツマイモ豊作を願いながら秋が来るのを待ちたいと思う。

2004/5/15
 昨日の朝ラジオをつけていたら、沖縄風の曲が流れた。何となく気になったので放送元のJ-WAVEのホームページにて調べた結果、「やなわらばー」の「青い宝」という曲であることが分かった。検索ページにてやなわらばーを調べると公式ページが開設されていて最近出たばかりのCD「青い宝」(写真左)のコード番号があったのでCD売り場に行ったところすぐに見つかり、先にインディーズ発売されていたシングル「変わらぬ『青』」(写真右)もあったので合わせて購入した。
 やなわらばーは石垣島出身の女性二人によるユニット。中学時代の地図帳を引張り出して調べてみると石垣島は沖縄本島から400km以上(ちなみに広島と大阪の距離が約350km)離れた島で、沖縄本島より台湾の方が近いという遠い遠い南の島。曲は島の思い出や美しさ、望郷の念を綴ったもので、いまや「故郷」がどこなのか分からなくなってしまった私の心にも何か響くものがあった。まだ本格的に売り込みを始めたばかりで今後どのような方向性に進むか未知の点もあるが、ちょっと注目していきたいと思う。

どちらのCDもコピーコントロールCDではありませんので安心して買えます。いいと思った作品には対価を払いましょう。

2004/5/9
 今日はビッグアーチにて対ヴィッセル神戸戦を観戦。今年から運営会社が変わった神戸は豊富な資金力で人気選手のイルハンを獲得、もしかしたらイルハン目当ての客がたくさん来るのかと思っていたが、残念ながら怪我で欠場。神戸サポーター席は予想していたより少なかった。さてサンフレは5日のセレッソ大阪戦で初勝利をしたものの、2日の浦和レッズ戦は0−0に終わるなど不調で、今日の選手紹介の際活躍の少ない選手に対してブーイングが出るなどややいつもと違う雰囲気で試合開始となったが、冒頭に今日誕生日の森崎浩司のゴールが飛び出し、神戸に攻め込まれる場面も少なくなかったものの無得点に抑え、2−0の今季地元初勝利となった。一時期最下位だったサンフレも今日のところ10位。しかし、秋に降格の心配をしなくて済むようなところまで早く行ってくれることを願わずにはいられない。

2004/5/8
 ベスト電器より粗品進呈券と500円割引券付きのセール案内が来たので行った。以前は会員カードポイントの進呈券だったのだが、ポイントだけ貰って買い物しない私のような客が多かったのか、最近は1,000円以上の買い物をした際に500円割引する券に変わった。最近はMacの勉強用の書籍の購入に使うことが多かったが、今日はこれといった物が無く、使わないまま店を後にした。割引券は使わないともったいないと考えてしまう性格なのだが、だからと言って不要な物を買うのはもっともったいないとも思うのである。

2004/4/29-5/5
 いわゆるゴールデンウィーク、1日から3日まで両親や妹夫婦と共に沖縄へと行った。これによって私は日本のすべての都道府県に足を踏み入れたことになった。その時の話など書いておきたい。

沖縄へと飛び立つANAボーイング767-300…を撮れる訳がないので別の日に撮った札幌行き同型機の写真で代用。

その1 沖縄は遠い。県庁所在地那覇市と隣県の鹿児島市は直線距離で600km、広島からも東京からも那覇よりソウルの方が近い。その遠さが沖縄を異国的な雰囲気にしている。まず挙げられるのが新聞。現在は交通網が発達したこともあって毎日読売日経朝日といった全国紙は地方でも手に入るが、沖縄では「琉球新報」と「沖縄タイムス」の地方紙しかまず手に入らない(大きいホテルなどでは東京発行の新聞を空輸で入手したりしている)。スポーツ紙も一見「スポーツニッポン」と「日刊スポーツ」のように見える新聞が発行されているが、前述の地方紙がそれぞれ東京の新聞社と提携して地元発行しているもので、一部50円と安価だがページも少ない(公営ギャンブル面とアダルト記事とテレビ欄が無い)。今や生活に欠かせないコンビニもローソン、ファミリーマート、ホットスパーは見かけたが、セブンイレブンは見かけなかった。自動車は特定メーカーが突出して多い訳でなく、マツダの車も結構見かけた。そして「こんなところにもあるのか」と思ったのが消費者金融の無人店舗。多分作れば需要は生まれるということなのだろうけど。

左/景勝地万座毛 右/2000円札(持ってる?)にもデザインされた「守礼の門」

その2 自分で生活費を稼ぐようになって10年も経ったのだが、親子の関係は変わるはずもなく、旅の間何度か親から注意を受けた。一番多かった理由が私が他の人が付いて来ているかを確認せずに先を急いで歩いてしまったこと。一人暮らしになって11年、一人で行動することの多い私。他人に合わせることが不足しているのかなと考えてしまった。

その3 沖縄の酒に泡盛がある。沖縄に来たのだから飲まねばということで一本買ったのだが、初日に泊まった宿には製氷機が無く(近所にコンビニも無い)、ぬるい水割りになってしまいあまりおいしいと感じることが出来なかった。また地元向けの商品なのか少し味がきつく感じたので次の夜はコンビニで氷とさんぴん茶(沖縄のお茶でジャスミンの香りがする。サントリーやダイドーなど各社が競って缶入りを売っているのでかなり愛飲されているのだろう)を買って、「泡盛のさんぴん茶割り」を作ってみた。私はかなりいけるなと思ったのだが、義弟よりさんぴん茶の香りが泡盛のそれを押さえているのではないかと指摘された。言われてみればその通り。泡盛はストレート、ロック、水割りのいずれかで飲むのが適しているのかなと思った。

何でもない写真に見えますが、沖縄の歴史を語るものを写してみました。
左/首里城は沖縄戦で破壊されたため、石垣には遺構の部分(下半分)と復元部分(上半分)がはっきり分かる所があります。
右/妙に古いバスですが、この車両は沖縄県が1978年に米国式の車両右側通行から左側通行に変わる際に一斉に買い替えたものの生き残り。さすがに最近は排ガス規制ではじき出された関東近畿の中古車両などに置き換わってきているようです。

※ 文中敬称略

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