広報用資料 2000年1月21現在
―――――― 表現の新しい試み オンライン「出版」二題 ――――――
一. 随想 橡の木の葉(とちのきのは)
二. 自伝抄録「祖父の肖像」
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一. 随想 橡の木の葉
重篤な肺ガンに挑んだ老夫婦を、子の立場から、三世代家族の交流を交えて描
写しました。父の死後、親子二人で訪れた植物園で、母がショルダーバッグに
しまったのがトチノキの枯れ葉です。在宅介護、高年者夫婦の独居観、母の壮
絶な決意、末期ガン患者の自宅への想いなど、両親の闘病生活を、当事者の一
人として記録しました。併せて、夫婦の晩年は「誰にも」、壮健な生活者には
思いもよらない「最高の美」が予定されている、という想いも述べています。
直接画面でご覧になれますが、ワープロを固定幅フォント・縦書きに設定して
画面のテキストを貼りつけますと、四六判では約203頁(1頁15行)、A四判では
約77枚(一枚40行)の「書物」になります。但し、複写および印刷は個人が手元
で楽しむ範囲(著作権法第30条で規定する私的使用の範囲)に限らせていただ
きます。
二. 自伝抄録「祖父の肖像」
明治17年(1884)、浅草の貧しい足袋屋に生まれ、仕立物の製造卸を創業、有力
な問屋に成長した商人の自伝(抄録)です。安政の頃の伝聞からはじまり、貧困
時代の生活、自らが体験した関東大震災の描写、近江銀行取り付け時の祖父の
余裕などが記され、綿布取引の禁止により、昭和15年(1940)に廃業を強いられ
た時点で終わっています。僅か一例に過ぎませんが、等身大の戦前を知る上で
恰好の資料です。
自伝抄録は画面でも読み易いように設計しましたが、ワープロ等で印刷し直し
ますとパソコンを利用出来ない人もお読みいただけます。この措置も個人的利
用(著作権法第30条の範囲)に限らせていただきます。
■ご参考/散歩者の夢想メーリングリスト
50歳からのMLです。主宰者による随想の連載と参加者の歓談の場----、だけで
すと目新しいことは何もありませんが、MLとサイトと本の組合せによる表現を
試みています。
主題は「自我」と「美と生活」ですが、表現の趣旨に関係なくサイトに掲載し
た「神田の商家の写真集:大正末〜昭和30年代」「ある商人の自伝抄録:安政
〜昭和15年」およびiモード版「16の短編と24に分割した評論」は、身の丈の
戦前を知る資料として、また読み物として、インターネットでご紹介する意味
があると思います。
■URL: http://homepage2.nifty.com/reverie/
■資料: これまでの表現
自伝抄録【祖父の肖像】 祖父の生涯 安政〜昭和15年 ML内で連載
遠い昔の「舞台」写真 両親の写真集 大正末〜昭和30年代
随想 繊維問屋にて 筆者の少年時代 戦後〜昭和30年代 ML内で連載
随想 中町にて 筆者の職業生活 1960年代末〜1999年 ML内で連載
随想 橡の木の葉 両親の闘病生活 1997年〜1999年 ML内で連載
(注)「随想 繊維問屋にて」は三信図書刊、「随想 中町にて」は文芸社刊で
すが、他はこのMLのサイトでご覧になれます。
以上
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