編集中記:0027
栗ひろい
佐倉の近くに酒々井(しすい)という土地があります。
小一の遠足で栗ひろいに行った記憶があります。
京成の線路を見下ろしながら、雑木林で拾った栗は、農家によって撒かれたもの、なぜかそのように思っていました。
つき添いの母は世話係でお昼も戻れず、私はほかの親子と一緒でした。母を「外」から意識したのは、この時が最初です。
梅雨のさなかに、マブナを釣ったこともあります。
朝から雨!----でしたが、父は私を促して電車に乗り、印旛沼に出かけ、舟を借り、午後遅くまで濡れていました。
今の母は栗ひろいの母ではありません。今の父はマブナ釣りの父でもありません。しかし私には、その時の父と母が健在です。当時の顔と姿で蘇ります。