冬日 夕映


題名 冬日 とうじつ(左)  夕映 ゆうえい(右)

作者 水谷青峰



作者の言葉

 平凡社「太陽」季刊アニマ「鷲と鷹」、昭和五十八年八
月二十五日発行、八九頁「鷹狩り文化史」加藤秀幸氏著よ
り抜粋『猛禽類、就中(なかんづく)鷹は美しい。その精悍
な姿態、空中を猛烈な速度で追いつく為の流線形、ぴたっ
と身体に羽毛が吸い付き、絹地に紫墨の様な光によるつや
けしの色の変化、鷹揚(おうよう)といふではないか。その
様々に変化した斑文、鋭い黄金の眼光、尖った嘴、鋭利な
短刀の様な爪、無駄の無い機能美・・・・・・』

 以上が私が大鷹の美に魅せられて是非日本画で描きたか
った理由で、先の文中にその魅力が云い盡されてゐると思
います。之からもそれに一歩でも近づく様懸命に努力をし
て描き続けて行き度いと思ひます。

                平成十三年九月三十日
              新興美術院会友 水谷青峰