折々の文章


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クリスマスの季節 −112−
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下町の表情 築地市場の昼下がり






































隅田川と築地市場の場内です。
一番下は浜離宮の右手が庭園、正面が排水機場。



父の入院中は早朝とお昼休みに
日比谷線築地駅を利用して見舞っています。
休日は病室から勝鬨(かちどき)橋に出向き
築地市場の岸壁を眺めていました。



神田に越して来た四十六年前の
前後最大の変化は静寂です。
問屋街の雑踏も夕から朝は途切れます。
その真夜中を除く朝晩に水天宮行と北千住行の金属音。
朝は始発が特大の目覚まし時計。
晩は終電が夜更かしの合図。
都電は懐かしくありません。

通りに面している問屋街の、
通りに始まったのが日比谷線の地下鉄工事。
杭打ちの、炸裂(さくれつ)音と震動の凄まじさ!

工事現場に出かけ、
当時の掘削機の数メートル横に
勉強机を置き、蒲団を敷き、
暮らしてみて下さい。

中学から店を手伝うのが自然でした。
日曜の夜の、荒涼とした繁華街が好きでした。




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