折々の文章


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クリスマスの季節 −151−
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銀杏(ぎんなん)拾いはお山で寝泊まり? 近年は総出ですと奪
い合いになりますが、働き者が少なかったのか、働き者が稼ぎ
に出ていたのか判りませんでした。

高度技術化した栽培施設であれ、洗練の粋を競う田園であれ、
舗装の極に達し、倦怠さえ干からびてしまった無辺動物園の随
所に、イチョウの木が欲しいですね。

銀杏(ぎんなん)の拾い手は、今の涙国の治世のもとでは、決し
て不足することはありますまい。大見得に酔い、料亭で集いは
すれど、失業の切実さを、日夜訪ねる雲上人は見当たりません
から。

中央の政に携わる資格は、お勤めの経験と、ムラの政の実績と、
家庭資本の蓄積と思っています。政の窮極の指標は、失業の低
減に腐心する日常の努力と、暮らしの安全度とも思っています。

暮らしの安全には、結果を問われる歴史観大局観と、情勢の的
確な判断力も必要です。衆愚の私には難しすぎます。人気投票
に委ねても、妥当性を維持できる資格要件が要るのでは。

路頭に迷った親が子を思う気持ちは、終身雇用が続く限り(競
争を欠き、自らの危機意識を抜きにした)公務員には解らない
と思います。崩壊した筈の幻想が、涙国の官公職場では生きて
います。特別な資格は専門職を除いて無用のこと、転職の門戸
開放を、お役所も率先しなければ……

中学生の、修学旅行の女生徒数人が休み場所に迷い、イチョウ
の下に立っていたところ、制服の清潔さとはかけ離れています
から、不安を覚えたことでしょう、銀杏拾いが近づいてきたそ
の脇から猫が数匹。一斉にしゃがんで猫と歓談。


  
異邦から 田園

 27km圏






 




 45km圏























関東平野の原風景は果てしなく美しい。
東京圏の風土が廃れたのは
一極集中が原因ではありますまい。
暮らしの環境に配慮を欠き
風土の美を根こそぎにする島嶼一般の感性が
過度の集中を招き
今も招き続けているのですよ。


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