折々の文章


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クリスマスの季節 −175−
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今日は十四日です。

最近、映画を観ます。観に出かけるのではなく、番組を選ぶの
でもなく、たまたま観る機会に出合いますと、局をガチャガチ
ャ変えずに見ています。

我が家のテレビ画面は、ずっと昔の標準寸法につき、カミサン、
他家にお邪魔するたびに帰って曰く、あなた、ウチのテレビ画
面、ホントに小さいのね〜。

国家間もムラ単位で比較しますと、身の丈の「誤解」を軽くで
きます。涙国は五ムラないし八ムラ。欧州の統合体は勿論のこ
と、采国もお隣りの大国も前世紀までの国境は……内向き外向
き二つの顔は……表情が変わって行きますから(←後二者の歩
みの遅さは大国ゆえの後進性、大目に見ましょう・島嶼のムラ
ムラは二ヶ国語社会の表情へ)やがてオリンピック競技の参加
資格もムラ単位、国際社会に貢献するヒト・モノ・お金もムラ
単位に変わります。

涙国のムラムラの最優先課題は、失業者僅(わず)かへの取り組
みです。なのに、政壇では大所高所の卓見が我が物顔で、与党
も野党も失業の回避に、粉骨砕身する姿が見えてきません。

マ………なんとかの冒頭、あるいは暮らしの法の前文に「失業
者僅(わず)かへ・新卒の就職先確保に、ムラを挙げて取り組む」
と書くと格調低いのかな〜。修辞に鼓吹(こすい)された悲劇の
歴史が無数にあります。美辞に酔うのは文学や演劇に留めて下
さい。

経済力の強化? 失業はヒトについての課題です。経済力はお
金や技術や設備や人材についての課題です。その違いが解らな
いのでしたら、政官に従事する資格を欠きます。涙国も采国も
政官高位一人で、会社にも財政にも軍事にも通じるヒトは何人
いるのでしょう? 英才を探し出すより、一極集中を避け、ム
ラ相互で競うほうが優れています。

元旦に書いた映画についての原稿は消さなければよかった。

以上が今朝の頭の中身。


 ※


今朝(十五日)は半欠けのお月さま。

カミサンの実家の新年会では、お料理を鱈腹食べ、お酒をガブ
ガブ飲み、愉快にはなりますが乱れず、弁舌も一向に衰えない
ウントモスントモたちの会話を、お酒を飲まない私は座卓の隅
で、聞こえたり聞き流したりしています。←今は飲む折も、体
が量を受けつけません。

酒精分微量のビールを供した最初は、武蔵野市中町のお店でし
た。いえ、訳ありを処分する主婦のお客さま相手ではなく、企
画を売り込む雰囲気づくりに。

当時は飲酒運転の取り締まりが甘かったのでしょう、扱う酒販
店が少なく、選択の余地もなかったです。

電車で帰る折は、都心の社員と待ち合わせて吉祥寺で飲んだ、
その宴前酒にはとても適さず、吉祥寺へ向け、徒歩で中町を発
つ際は、欧米の蒸留酒を生(き)で飲みました。

車への依存が高まったのでしょう、酒精分微々量のビールは今
の我が家でも需要が高まり、カミサンの実家の宴でも運転者の
必需品になっています。だけでなく見た目はお酒なので、お酒
を飲まなくなって以来、後ろめたさを感じていた私の気持ちも
晴れました。

欲を言えば、意匠も中身も見た目はお酒で、飲むと滅茶苦いお
茶があるともっとハッピー。

さて、この項はここまでに、外国語のカタカタナ表記がいくつ
ありましたか? このサイトの膨大な文章には、同様の言葉が
いくつあります?

ムラも中央も政官の起草者は、肝腎な箇所で島嶼固有の単語を
知らないのでしたら、島内の議席や官職は返上して、海外でご
活躍されてはいかがです?

マ………の単語を目にするたびに憮然(ぶぜん)とします。○党
の基本的な考え、200×年」となぜ書けないのだろう。

カタカナあカタカナいカタカナうカタカナえカタカナおカタカ
ナかカタカナきカタカナくカタカナけカタカナこカタカナさカ
タカナしカタカナすカタカナせカタカナそカタカナたカタカナ
ちカタカナつカタカナてカタカナと…………

何年か前に集まった何人かの子の、その二人が社会に出て、最
初の新年で交わした会話が上の調子。二人は以前から映画オタ
クで、仕事の方面も似ていましたので話が合い、盛り上がった
会話が私にはヒトコトも解らなかった。世間で話題の映画は私
も知っています。ですが二人の会話に上った洋画は、ほとんど
全部知らなかった。


 ※


私には読書同様、鑑賞する機会が極端に減った映画ですが、深
夜、茶の間で転(うた)た寝していますと、誰かが見ているテレ
ビを、始めは音声に反応、やがて顔を上げ、画面も見てしまう
番組が、例外ないほど、劇映画かテレビ映画の日本語吹き替え
です。

走る時間を確保するため、毎朝四時には起きます。深夜に見る
映画は暮らしの歩調を狂わせます。それでも見てしまうのです
から、私にとっては秀作か傑作になります。今年の正月、子の
一人が買ったDVDを、私はタダで観ながら「それは夜中に放
映していた連続物だろう?」と尋ねますと、一心に見ていた子
は「そうだよ」と素っ気ない返事。テレビで放映していた何回
分かを一度で見ました。

週末に走る住宅密集地の塀に、ポスターが貼ってあります。暗
いので、上部にマ………の英字が並んでいることと、写楽の大
首もこぢんまりと見えるほど顔主張の強い人物写真が判るだけ。
前項の「カタカナつカタカナてカタカナと…………」同様、私
には中身がヒトコトも解らないのは、涙国の政壇で、慣例にな
っているポスターの図柄すべてに当てはまるかも知れません。

政(まつりごと)にパフォーマンスを持ち込むのは疑問」という
声を耳にします。最近、私はこの言葉を誤解していたことに気
づきました。今の政壇には、演劇に値する脚本も表現力も持ち
合わせがないので、衆の誤解を招いたり衆を誤って方向づけて
しまうからパフォーマンスはおよしなさい」という意味でした。

劇映画や演劇では、駅頭で演説に酔い、住宅街で名前を連呼し、
標語と大首を大書したポスターを貼ってお仕舞いなんてこと決
してありません。テレビ広告や新聞広告や雑誌広告を繰り返し、
内容と出演者と製作陣と予算と成績と舞台裏を紹介し、甘口辛
口の批評で寡占媒体を賑わし、劇場で公開し、テレビで放映す
るなど至れり尽くせりです。


 ※


荒川放水路の土手では、風に煽(あお)られ寒かったです。それ
も、強風下、凍りついた尾根を進むのに較べますと、問題には
なりません。

十七日に訪れた下田市須崎では、雨まじりの風に体を揺すられ、
あてずっぽうでシャッターを切りました。

怖かったのは幸魂大橋の歩道(兼自転車道?)です。鉄塔辺り
までは、ベタのコンクリートが風を防いでくれますが(←危険
を感じないで進んでしまう)、先は柵ですから、猛烈な風に、
車道側へ飛ばされるのを防ごうと踏ん張りますと、欄干側へふ
らついて落ちる恐怖。引っ返すときも、歩道を右へ左へヨロヨ
ロしました。自転車はもっと危険。島嶼を隈(くま)なく、高校
生の誰もが、自転車で旅する環境にはほど遠いです。


 ※


 春節にはお客さまをご案内するのでしょう。
 今回は何人ですか?
 そう。で、何処がよいの?

 昔は銀座や新宿でしたが
 今は○市も変わりました……
 富士山です。富士山の見える場所!
 それと温泉。温泉なら何処でもよいです。


 ※


もう二十一日です。一月の三分の二が消えてしまった。

千葉県から埼玉の県央や北西部へ出かける際は、岩槻を抜ける
道を頻繁に利用します。直接岩槻へ出かける用事もここ十年で
何度か。

岩槻は人形の町ですから、公園巡りを始めてからも節句の人形
を見に出かけています。

幼い子連れの家族全員で、美術館の雛人形展に出かけたのが人
形を意識した最初……、ではなかったです。

娘が生まれるまで、身近で雛人形を見た記憶がありません。母
の雛人形は戦中に焼失、その後の母は、伝統的な人形への関心
が低いとは思いませんが、自宅に雛人形を飾る気持ちは、父が
死ぬまでなかったようです。父が死んだ翌春か翌々春、母を励
ますため浅草橋へ出かけ、内裏雛(だいりびな)一対を買った際、
お孫さんの名前は?と聞かれうろたえました。

菅野時代、五月人形の、刀を抜いて振りまわしたのが人形との
最初の出合い。

店(両親の繊維問屋)の招待旅行は熱海を筆頭に九州から北海
道まで。旅行社は神田のN社のNさん限定。

父と母がもてなしました。生徒は留守番が自然の理(ことわり)。
合格発表の時節は観光旅行の好期ですから、帰着した東京駅か
ら、発表会場に駆けつけた招待旅行もあったそうです。

遠方の招待旅行の立ち寄り先に、参加したお客さまのお店があ
りますと、参加者全員で訪問するのが慣例でした。

招待旅行の人形の土産は木彫りか小芥子(こけし)。木彫りは風
合いを味わい、小芥子は首が抜けるか確かめてから、本棚に置
いてそれっきり。

両親の海外旅行の土産には、木製や陶製の小さな人形もありま
す。訪ねた土地の記念として買ったようです。

数年前、三人で出かけたスペイン旅行では、娘が探している間
に私も店内を見てまわり、探し当てた人形が同じでした。少年
の兄と幼い妹の寄り添う姿。

稲取からの帰り、立ち寄った館内に数通りの人形がありました。
一つは個人の表現活動、一つは絵本の世界の延長、一つは……

工房や会社が製作する同じ雰囲気の人形にも、二通りの表情が
あるのですね。

入口の長椅子に置かれた「一緒に写真をどうぞ」の人形と、売
り物の隅で発見した男と子の人形の二通りです。前者は女の子
の人形。どちらも洋風。

スペイン旅行の人形売り場もそうでしたが、同じ工房の同じ様
式なのに、貰っても持て余す人形と、見るだけでも満たされる
人形があります。それは自己実現の国際貢献意識と、外を見つ
める赤ん坊の瞳の違い。


 ※


今朝(二十二日)は風と月はなかったです。靄(もや)には煤煙
の息苦しさも。

点滅する二個の赤色燈。団地内を徐行する車の影。団地の奥に
も赤色燈。年末年始、相次いで空き巣に入られた団地には、日
中、警備員が巡回していると聞いていますので、最初は盗難と
思いました。

走路には消防署が二つと消防団の車庫が二つあります。その一
つへ、半鐘を鳴らしながら戻る車両。

走路の終盤、公園の外周を抜け、田畑へ下る高台で、団地のは
ずれに赤色燈六つ七つを確認しました。

団地の横へ、北東から入る十字路の角の隣りに、四、五人の立
ち姿。道路は凍結。エンジンをかけた乗用車が奥まで停車。消
防車の小型が三台。赤いワゴンが一台。赤色燈の点滅と低い声
のほかはいつもの闇。

一軒の二階から、鉄の構造がはみ出ていました。

過日の土曜は道が空(す)いていましたので早く着き、地下街の
珈琲店で待ちました。お手洗いは珈琲店と改札の間で済ますこ
とになり私は待機。

中華麺のお店が並ぶ一角。時刻が早く、どの店内にも人影はな
かったですが、赤いお店の外壁に、祖父と家族、父と家族、本
人と家族三点の写真が貼ってあり、脇に説明文がありました。

今のご主人は、中国より日本の血が濃いそうです。祖父の代か
ら中華麺の店を始め、戦争を乗り越え、家族と一緒に、中華麺
を調理する誇りを告げていました。

現場をよく観察することです。我々一人一人が、どのような気
持ちで暮らしているか、その深い所が見えてきますと、社会全
体の透明度も高まります。

無菌状態は脆(もろ)いです。闘いを好む資質も少なくないです。
素手の弱者が、武力の強者を抑えることは現実的ではありませ
ん。闘いの強者の多さも前提に含めませんと、自立した社会を
維持することは困難です。ところが、はじめは性急さが気にな
りました。

修辞を用い、最も基本的な取り決めも反故(ほご)にして、

組織を着せ替え、名前を変えることで約束を果たしたと告げ、
改変が結果する近未来の懸案は棚上げにして、庶民からは搾れ
るだけ搾る一方、内外の、特に外(そと)の目立つ場所には巨億
を投じて貢献を誇示、

加えて、参拝にも、街頭の告知にも、芸能の席にも運動競技に
も観光の宣伝にも顔を出して自己を印象づける振る舞いも、仮
に一つことを基本に据えますと、信念が一貫しており、効率も
よいことに気づきます。

行為の基本、あるいは本人の眼前の目標に、例えば権威ある平
和賞受賞を据えていたなら

誰にも齢の壁があります。各自の活躍する期間と範囲は限られ
ます。その限られた時間内に、基幹の制度変更や根本の法改正
など重要課題と大規模な懸案に片端から手を染めること自体、
考えられないほど拙速ですが、今も標語が踊り着せ替えが進む
中、全体方針も、優先順位も、相互関係も、説明らしい言葉は
ほんの僅(わず)かも欠いたまま

芸能や運動競技の最高賞を獲得する努力と同じ気持ちで、議場、
提携団体、参謀、黒衣、有識者、報道媒体、そして国民を動員
して実績づくりに励んだ場合、

国際社会には、極東の庶民の暮らしを見通せる力はないでしょ
うから、権威ある平和賞受賞を意図したパフォーマンスも、高
く評されるかも知れません。

宴の後はどうなるのです? 職務も未来も、受賞後は関係ない
のですね。

涙国にも、権威ある平和賞に相応(ふさわ)しい存在があります。
先進社会では勿論のこと、辺境でも僻地でも国際社会で、家族
と一緒に、あるいは家族の犠牲の上に、黙々と働き、誠実に暮
らし続ける企業戦士一人一人とその家族です。


 ※


蒲団は気持ちいいですが、畳が合いません。冷たさが背中に染
みるようで、起きたとき体が痛いのです。旅館の蒲団だけでな
く、ホテルのベッドも小さいですね。

魚介類に恵まれている○市からのお客さまも、刺身は苦手です。
それと納豆。ほかはほとんど食べますが、三日経つと、中国料
理が食べたくなります。

 中国料理と言うべきなの? それとも中華料理?

どちらも使いません。北京料理、海鮮料理、上海料理、四川料
理、広東料理……

日本の中国料理は、見かけは立派ですが、都内の一流店でも何
かが足りません。○市では、優れた料理人は、給料がとてもよ
いです。○市に、日本の中国料理を持ち込んだ場合、最も安い
食堂より下に扱われても驚きません。大きな違いは

○市では、店内に、炒める、蒸す、焼くなどそれぞれ料理人の
写真が貼ってあります。出されたお皿にも、料理人を識別する
番号がついていて、お客は「この皿はうまい! この皿はまず
い!」と自由に言えますから、腕も上がる訳です。



  
保育園児

 脇には園児


 上には青空


 下にはマリ


入園は有料ですが、
小学生や園児などは無料で入れます。
そこで近くの保育園児も。

旧岩崎邸庭園で遭遇した
最高に値する風景です。







旧岩崎邸庭園(東京都台東区)




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