折々の文章


────────────────────────────
クリスマスの季節 −20−
────────────────────────────






渡良瀬第一貯水池を谷中ブロックへ向けて歩き始めますと、南
ブロックに噴水が上がりました。爽やかですね〜。

噴水を後にして散歩続行。岸辺の釣り人を眺め、○町から一時
間半かけて歩いて来た「四人の子と六人の孫を持つ還暦を過ぎ
たご婦人」と世間話を交わし、ふと振り返りますと、南プロッ
クの噴水、ヘンなんじゃなかろうか? まさか!

再び前へ。湖面の微風が心地よい。広いですから飲み物必携。
日陰はないですから、これからの季節、直射に弱い人は散歩回
避が無難。今度は意識して振り返りますと、やはりオカシイ! 
噴水が俺をつけてる!

固定した噴水ではなかったのですね。酸素の補給? 攪拌によ
る水温調節? 私は船を観察。船の小父さんは私を観察。お相
子(あいこ)でした。





渡良瀬第一貯水池 谷中プロック



 ※



田中正造(1841-1913)旧宅の母家(復元)
栃木県佐野市小中町





飢に泣く民のなミたの露ほとも
 実りもやらす秋ハいぬめり 
 明治三十五年十月初旬 正造



 ※



渡良瀬遊水地にて








次頁へ
前頁へ
クリスマスの季節1へ
折々の文章、始まりへ
折々の文章、下書きへ