折々の文章


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クリスマスの季節 −314−
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特産 東京都江戸川区

 池から離れた地域には

 僅かですが古風な家も







 新川





 池に近づくと

 今様の家が並びます

 養魚場の施設





































今はAさんとBとCさんの三軒だけです
嫁いできた時は十七、八軒、いえ、二十軒もありましたが
今この地区で養殖しているのはウチだけです
当時は見渡す限り田圃(たんぼ)でした
それと、ほら、あの学校は蓮田、あのお寺は金魚池

ウチは小売はしていません
六月頃、メダカの研究にと
学校の先生が卵をもらいに来ます
顕微鏡で観察するそうです

Aさんは先代が亡くなってから
養殖を埼玉に移転
Cさんは小売だけ ←Cさんの話では産地は茨城
Cさんの池は駐車場とスーパーに変わっています



学校の行事でした
小六か中学時代(昭和三十年代前半)
俺は知ってるぞ!なんて得意な気持ちで出かけました

小五までは折々
市川〜神田を自転車で往復
市川橋を渡って左折
千葉街道の
向きが再び変わるまでの印象から
江戸川区は埃(ほこり)っぽく殺風景
それが知っている中身でした

思い込みとの落差が大きかった
二十三区内で
最も魅せられたのが池と金魚と田圃の緑

今回も最大級の落差でした
出かける前から気落ち状態の予見が的中

新線沿いの農家や市街の養魚者に
事業の縮小・田畑の閉鎖を条件づけ
緑を根こそぎにする関東ムラの町づくり



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