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折々の文章 |
──────────────────────────── クリスマスの季節 −340− ──────────────────────────── 映画の紹介です。記述してすぐ、 このサイトの表紙冒頭部分のリンクに加えておいた 19 Mar 2003 から 17 Apr 2003 に関して、私自身に必要なので書き留めました。 題名 :華氏 911 監督・脚本 :マイケル・ムーア 製作年 :2004年 製作国 :アメリカ メインキャスト:ジョージ・ブッシュ 第43代アメリカ合衆国大統領 提供: ギャガ・コミュニケーションズ 博報堂DYメディアパートナーズ 日本ヘラルド映画 ※ 今年のお盆の酒宴で、映画産業に携わる子らに「華氏 911」に ついてあれこれ尋ねました。お酒を楽しんでいた二人から「自 分で観たら!」と往(い)なされ不満でしたが、 彼らの受け答えは適切でした。その折、話題に上った「ボウリ ング・フォー・コロンバイン」は、DVD を事前に二晩、観てお きました。視力と判断力が低下、一晩では、変化の速い画面に ついて行けなかったからです。 評するのも大切ですが、自ら表わすほうが自由です。そして楽 しい。生きる勇気も湧いてきます。「お手本」が、我々の社会 に見当らない悲しさもあります。一人では何もできません。組 まないと。 文体、作風、あるいは表現様式を変えてみません?報道に携わ る涙国のヒトも。机上から卓見を披露するだけで、自分を満足 させられるのかな〜。 ※ 山本宣治は昭和四年、神田区表神保町の旅館で暗殺されたそう です。私が山本宣治の名前を知ったのは社会に出てから、義務 の労働組合に入った時です。学生時代までは家業一筋で、労働 組合には嫌悪感を抱いていました。 どの社会でも、現実批判は容易ではありますまい。政権を批判 する記録映画の制作も同じでしょう。お手本の意味は別所にあ ります。 棄負加の分離?」と書いて「随想 青い闇」を中断したのは01 年06月でした。世の中の絶対多数が、支持した航路に愕然とし たのです。 溜め息は一昨晩(九日)も。涙国(るいこく)は歪(いびつ)な大 統領制に変わっていたのですね。過程の議論は懸案も反論もよ く分からず、上意が直接下達される政を理解するには、報道関 係者の質疑に待つしかありませんが、本当に哀しかったのは、 濃色限りが隊列を組んで固まってしまい、譴責処分を受けた一 隊が、連隊長から絞り上げられる風情にです。 と書いたのは03年12月。濃色限りとは報道関係者を指してい ます。報壇が主体的になびいたのは、そのさらに二年も三年も 前、いえ、泡が弾ける前の、盛んに自助を唱えていた時代から だったかも知れません。 島嶼内千キロ離れた市街にトラックで出かけ、自ら工業用重機 を積み込み、眉一つ動かさず全員解雇、産業空洞化に「寄与」 する現場は、立派か粗末かは知りませんが、どこから見ても国 際社会の一員であり、どう控え目に見ても国際社会に貢献して いると思いますよ。政壇や論壇で、もし国際貢献が足りないと 思われるのでしたら、各大陸の僻地事業所に単身赴任、長期駐 在員として末永くお働き下さい。 上は03年05月の書き込みです。戦前の歴史の「なぜ」の再現は 簡単なんだ、という趣旨もこの連載の何処かに。 今度は「華氏 911」になびくほど政壇も報壇も無節操ではない と思います。ところが、必要なら情報を操作してなびかせてし まうのが、戦前の「なぜ」の答えだったのです。過去の責任は、 誰かや何かに転嫁するほうがラクです。しかし実際には、操作 された情報を鵜呑みにして、絶対多数の一人一人が、主体的に 一つ方向になびいたということ。 マイケル・ムーア監督は54年04月生まれだそうです。ミシガン 州フリントの出身。 お手本とは、 若くはない年齢ナノニ 足許への眼差(まなざ)し ユーモア 戯画化する自在な発想 銃の腕と「ボウリング・フォー・コロンバイン」 惨めさも泣き寝入りも寄せつけない強烈な音と曲 自らの脚で現場から現場へ 普段着 そして包容力。 真似る必要はないと思います。自然に身につければよいのです から。以下の抜粋は「旅」から。 娘は、日本にもコーナーのある百貨店のお土産売り場で、兄や 従姉妹にと、熊のキーホルダーを五個選び、支払いを済ませ、 母の手をとって私の元に歩き出したその直後、ダークスーツの 店員が小走りに歩み寄り、母に話しかけていましたが、二人の 驚きはもっともです。娘が買ったキーホルダーとは別にもう一 個、免税店の小さな袋に入れ、若い紳士が母に手渡してくれた のです。………………………パリの飛行場のお酒の免税店では、 黒人の女性がレジのカウンターから身を乗り出して、母の両手 をとり、満面の笑みと、祝福の言葉をかけてくれました。 外国語に堪能で、淀みない説明と、一歩も譲らない交渉力は、 閉鎖社会の立身出世には役立つでしょうが、………必要だった のは、特別やら格別やらが横行する我々の社会に最も欠けてい る----と私が勝手に思っている----感性の表現力だったと思い ます。 ※ 路地 東京都千代田区と中央区 須田町から両国橋までの靖国通り南側と北側 |