|
折々の文章 |
──────────────────────────── クリスマスの季節 −47− ──────────────────────────── 今日(十九日土曜日)は搬入日 昨日は終日、一息つくと再びオロオロ。 管理人の準備作業はほとんどありません。文章未着の学生さん は、題名と名前を名刺カードで仮表示。添付文章の届いた学生 さんは、昨年の雛型で表示カードを作成。サロンでは、展示す る順番に、壁面の下に作品を床置き、壁に止め金を打ちつけ、 作品を掛けるだけ、それも展示作業は、お店のMさんTさんが 代行してくれます。ところが 未だに連絡なしの学生さんが半数近く。間接的に確かめて見ま すと「大丈夫」らしい。そこで、印刷物は日曜日にまとめて作 成、壁に表示するのは開催日の朝に延期。それまで題名はなく、 名前だけ印刷した名刺カードで代用、できればよいほう。 B2のポスターは、学内では課題作品以外印刷禁止。つまりバ イト代から印刷代を捻出。しかも費用は高く、試し刷りする余 裕がないとか。お金を負担させてしまうだけでなく、出来映え に満足できない場合、どうするのでしょう? 「搬出日を日曜日と錯覚、まだ仕上がりません」には、ご希望 通り開催日朝の持ち込みをお願いしました。ところで、写真は 開催中に撮れますが、展示の配置をどうしましょう。 同様のご連絡はもう一件。他に、搬入が午後の六時を過ぎると いうご連絡(←やはり配置に影響)、あるいは、バイトのご都 合で、自分のバイクで早目に届けてもらえる学生さん(女性) も(←早目は歓迎ですが、事故が心配)。 事情は何であれ、ご連絡はあるだけで助かります。間接的に確 かめてみた学生さんの様子はもっと心配。 お手伝い生も同様なのでしょう。自分の作品の遅れは遅れとし まして、今日は、数人の作品を引き取りに行くという賢明な方 法を採択。こうなりますと、表示カードは名前だけ印刷できれ ばオンの字。 高校の卒業制作を、開催当日の朝に仕上げた子もおりますので、 美術制作の「正しい姿」は十分に理解しております。むしろ 制作には先立つモノも必要ですから、出品作は少しも描かず、 忙しいからと間際に解約する例(←今回経験、但し、ご参加を 表明された経緯から事態は予想)を別にしますと、表現に向か う学生さんの一途な姿勢に、長らく世の中を渡り、万事鈍感に なっていたオジサンの(←オジイサンの、つまり私の)、モノ 事に対する姿勢とヒト事に対する無神経さを、改めて恥ずかし く思う次第。 学生には、希望も、野心も、恋も、未来もあるのですね〜。 ※ 二十号二点を含む五点が、開催初日の持ち込みになりましたの で、飾りつけは空間を残したまま見切り発車。←展示する条件 としては少し、いえ、大いに困った事態。 作品に添える文章も、会場で渡された分が半数もあり、掲示は 月曜の朝まで持ち越し。 陳列の配置も昨日の様子から(一段で展示するには空間不足、 壁面の「避難器具」の扉が不細工)、展示済みの作品に影響し ない範囲で組み替えます。 残りの作品が月曜の朝一で間に合った場合、作業はお手伝い生 と二人で二十分程度。到着が遅れた場合は・・・作業時間はな んと短縮! 十数名もの美大生が集まったのですから、展示作業はとても速 く・・・には到底至らず、柱になってくれた学生さんも遠慮が あったのでしょう、閉店時刻(午後七時)の十分前でも、小品 数点と表示カードが床に散乱。←五分後に作業打ち切り。その 頃から作業の遅れが頭に こびりついて離れないのではなく消えてしまい、絵画について の、表現についての、大袈裟に言いますと暮らしについての想 いが幾重にも去来。 |