折々の文章


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クリスマスの季節 −73−
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↑↓ 足許の一所です。中一から結婚するまで、
馴染んだ緑は歩道の柳たったの一本。鉢花も雑
草もなかったです。結婚後も、通勤電車の東京
側は朝から晩まで無縁無緑。詰草(つめくさ)に
埋もれてお昼を食べたい……





 ※


上の写真の、タンポポの土地は荒れています。キノコ状に広が
ったフジは、枝の重みで幹が裂けてしまいました。一方、下の
写真の佐倉城址は、タンポポもツメクサもそれは見事。

毎年、ソメイヨシノは避け、八重ザクラを楽しみに出かけます。
楽しめない場所もあります。歴博の駐車場近くの、雰囲気のよ
い一角です。運動会の時、校庭に白線を引きますでしょう、同
じ要領で、芝生に引かれた臨時の区画跡。

歩けることは歓びです。周囲の誰にとっても歓びです。そのた
めに始めた週末の公園巡りが、関東平野を眺めるよい機会にな
っています。

私はデジカメだけでなくカーナビも使いません。知り合いの個
人タクシーでその便利さは承知。しかし、今の外出範囲ですと
(群馬と神奈川と東京の半分を除く「一都六県」ですと)勘が
働きますから、宝クジが当たるまでカーナビは御預け。

印旛沼のオランダ風車も布施のオランダ風車も、川越の蔵様式
も栃木の蔵様式も、足利の花園も野田の花園も似ています。針
先という点では、栃木の蔵様式も野田の花園もそっくりです。
浮世絵期は関東全域が「観光資源」でした。同時代のヒトの知
恵では、独創に値する景観を産み出すことは困難です。足許の
美を損なえば、観光資源も消えて行きます。


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観光風車の建設に興味が湧きます。六本木の専門店に出向いて
「風車を一つ!」とは行きません。先ずは国際親善が念頭に浮
かびます。次いで事務局による青写真と費用の見積もり、宣伝
と催事の企画、予算措置、議決、組織、発注・・・

布施(柏市)と印旛沼の観光風車は年に数度目にしています。
弁天様や印旛沼を眺める時に見えてしまいます。渋滞する時節
を除き侘(わ)びしい気配。視野を妨げ女性には不安。その建設
費は? その維持費は?

爪に火を灯(とも)す庶民の買い物ではありません。発案者が自
腹を切ったのでしょうか。私の感覚では、布施と印旛沼は目と
鼻の距離。関東県内(首都圏←×)一村の二ヶ所程度。二つ併
せてみますと、提案者と事務局の人件費総額も、商工者の感覚
からずれています。

ツメクサに寝転んで孫の這い這いを見ていたい。菜の花に埋も
れて曾孫とお昼を食べたいです。印旛沼に映える青空こそが関
東平野。今朝(二十三日)はヒバリの歌にライラックの香り。

二基の風車が関東の沃野二ヶ所を、借景ぐるみで踏み固めてし
まいました。


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佐倉城址公園










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