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サイト開設のすすめ
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おはようございます、今朝もすがすがしい・・・と「草原に
朝の食卓ML掲示板」に書き込んだ文章が気になって加筆、
改めてここに載せることにしました。気になった理由は、ウ
ェブ・サイトに載せた資料が膨らんでしまい、趣旨がわかり
にくくなったためです。もっとも怪しい文章力ですから、書
けば書くほど混乱を招くのは必定、その辺はご容赦下さい。
書物を著わすこと同様、あるいはそれ以上に、ウェブ・サイ
トを開設し継続することは充実を与えてくれます。私のサイ
トも次第に膨れ上がりました。その過程で「あなたのサイト
に宣伝掲載を望むお客さまがいらっしゃいます。あなたのご
返事がないのは単価にご不満があるのでしょう。ご希望の値
段を言って下さい」とか「大手の会社です。技術研究の言語
資料体としてあなたのサイトを使わせて下さい」などのメー
ルが舞い込み、密かに喜んでいる次第です。またMLで連載
して出版した本の書評が、新聞に載ったこともありました。
宣伝を掲載して収入を得る行為を、個人サイトに禁じている
プロバイダがあります。言語資料体の件は、「大切に扱いま
す」という言葉を質に即座に了解しました。新聞に載った書
評は、不思議なほど売り上げに響きませんでした。本の売れ
行きはともかく、多少とも外部からの働きかけを経験します
と、やはり表現における実生活の重みを、改めて認識させら
れます。それは例えば、個人名の電子メールで、投函者ご本
人の真摯な心情を目にするとき増幅されます。どうぞ皆さん
も実生活に軸足を置いたウェブ・サイトを開設して下さい。
サイトを開く場合、私は次の二点に留意しています。まず本
職を真似ないことです。行楽案内書はどれも似たもの、と言
える根拠があります。広大な森林を売り物にする公園を紹介
する際、限られた画像、限られた文章を、象徴としての森林
描写ではなく、公園の隅の水溜まりに出かけ、記者個人が執
着している水草一色で塗り潰した場合、その記者は先ず評価
されますまい。しかし、個人サイトでは、あえて本職の亜流
を選ぶ必然性はないですし、訪問者も、似たものに辟易する
より、市販の案内本では得られない情報が百通り、さらには
千通りある方を歓迎すると思います。今一つは実生活です。
やはり公園を紹介するとき、日々の生活と分離した公園です
と、それなりに下調べが必要で正確性も要求されます。とこ
ろがウェブ・サイトに限りませんが、紹介されている記事が
往々、研究者や主催者の「借り物」で、本人の身の丈の感想
や、足元の意見や、実生活の問題意識の見当らない例がある
のです。来訪者を意識する前に、先ず自己の総体の資料整理
から着手、本職の二番煎じにならないウェブ・サイトを、借
り物に埋没しない「表現」を試みられはいかがでしょうか。
――――――――――――――――――――2001-06-03――