『犀の目工房』トップページへ戻る。
◎2011年のエロゲニュース集計結果(詳細)
(1/12午後 最終集計)
※( )のアルファベットは参加サイトさまの掲げられた重大ニュースのリスト紹介の各サイト様に振っているもの同様のものです。 集計作業の為に用いてます。
※基本的には掲げられた重大ニュース項目名で集計。必要な場合に限り、コメントから補足してます。
- 第1位【12サイト】 東日本大震災による様々な影響
※1件でも関連する記載のあるサイトを[1サイト]として集計してます。
(o) 東日本大震災による様々な影響がこの業界にも
(A) 東日本大地震
(B) チュアブルソフト新作『アステリズム』の開発が一時凍結、活動休止も視野に入れているらしい
(B) 美少女ゲームブランド『CLOVER、ROOT、ALMA』無期限開発休止のお知らせ
(C) 地震による影響
(E) 東日本大震災,エロゲ業界にも影響
(F) 東日本大震災による甚大な業界への影響
(G) 東日本大震災と,各メーカーへの影響
(H) 宮城県大洋沖地震に伴う発売延期と活動休止
(I) 震災の影響により3月発売のソフトが軒並み延期、4月下旬へ
(J) 東日本大震災による業界への影響
(K) 3・11東日本大震災(3月)
(L) 震災の影響(その1)「穢翼のユースティア」まさかの延期
(L) 震災の影響(その2)3月4月発売のゲームの延期続出
(L) 震災の影響(その3)「アステリズム」開発中止→再開
※挙げられたニュース項目及びコメントテキストからの分類
(コメントに付随するニュース記事を一部で記載してます)
[10サイト チュアブルソフト新作『アステリズム』の開発が一時凍結]
(A) 【エロゲ】チュアブルソフト新作『アステリズム』地震設定があり制作打ち切り、活動休止の可能性も
(B) チュアブルソフト新作『アステリズム』の開発が一時凍結、活動休止も視野に入れているらしい
(C) チュアブルソフトの新作の開発一時凍結
(E) chuablesoftのアステリズム制作凍結など
(F) チュアブルソフトのように直接被災したばかりか次期新作の設定が今回の被災と似ていたために決断を強いられたり
(G) チュアブルソフトではないでしょうか.
1.テックジャイアンの3月号(発売は1月)に初だしの情報が載ったアステリズムという作品が,架空の都市「仙石市」を舞台に地震直前,地震から数年経ち復興を遂げた町,現在を舞台としていること
2.チュアブルソフトがある水戸も震災の大きな影響を受けたこと
(H) チュアブルソフトは震災直後から6/11まで業務停止に追い込まれる異常事態に。
(K) チュアブルソフトの新作が一時凍結
(L) 「アステリズム」開発中止→再開
(o) チュアブルソフトさん、次回作『Astraythem』一時的に開発凍結発表
[8サイト 3月4月発売のゲームの延期続出]
(A) 発売延期
(E) 製造・流通の関係で春発売を予定していた多くの作品が延期
(E) ALcotも鬼ごっことアネイロを延期
(G) チュアブルソフト以外にも多くのメーカーが延期したり,あるいは開発が無期限休止となったところもありました.
(H) 発売延期
(I) 3月発売のソフトが軒並み延期
(K) 延期続出
(L) 「穢翼のユースティア」まさかの延期
(L) 3月4月発売のゲームの延期続出
(o) 3月末タイトル軒並み延期、被災店舗
[6サイト 美少女ゲームブランド『CLOVER、ROOT、ALMA』無期限開発休止]
(A) 美少女ゲームブランド『CLOVER、ROOT、ALMA』無期限開発休止のお知らせ
(B) 美少女ゲームブランド『CLOVER、ROOT、ALMA』無期限開発休止のお知らせ
(E) ROOT系列の休止
(H) ORBIT系のブランド各社は無期限、
(K) ORBIT社活動中止(5月)などの影響も
(o) ORBITがALMA『キミとボクとエデンの林檎』をもって成年向け美少女ゲームブランド無期限開発休止
(E) 寄付やチャリティー企画などが多く動いた
(o) 震災後は被災地の店舗をメーカーが応援する動きも
(C) ageの君がいた季節の内容の変更(ダウンロードで解決)。
(F) 経済的に危機的状況に追い込まれて消滅したり苦しむメーカーが現在もあるという事実、
(J) エロゲも経済活動の一環で、日本全体すべてが繋がってるってことだね」
(o) 仙台の製造ライン、流通が滞る
(o) 原画担当の方が被災された為に延期となったタイトルも。
- 第2位【9サイト】 メーカーやブランドの倒産解散相次ぐ (RococoWorks解散は8票)
※1件でも関連する記載のあるサイトを[1サイト]として集計してます。
(E) RococoWorks解散
(F) RococoWorksが年内を以て解散
(G) 今年もブランドが解散 (※しゃくなげ、あてゅ・わぁくす、RococoWorks)
(H) RococoWorks資金横領により解散へ
(I) RococoWorksの解散とその理由と(衝撃だった)
(K) RococoWorks解散(12月)
(L) RococoWorks解散の解散
(M) パープルソフトウェアクロニクルサウンドトラックにおける表記ミスにつきまして/RococoWorks解散のお知らせ
(E) しゃくなげ,あてゅ・わぁくすの相次ぐ休止
(J) メーカーやブランドの倒産解散相次ぐ
(K) 「しゃくなげ」解散・「あてゅ・わぁくす」休止(12月)
- 第3位【7サイト】 Aileがプレイ動画のアップロードについて「徹底交戦」を表明する
(B) エロゲメーカーのAile、ニコニコ動画での違法配信者に激怒
(D) Aileのみやび代表がプレー動画に激怒
(E) Aileの著作物のニコ動配信に対する訴えと結論
(H) 元PurpleSoftwareのみやびさんが新ブランド「Aile」設立(※著作権管理についての発言)
(I) Aileがプレイ動画のアップロードについて「徹底交戦」を表明する
(K) Aile社がニコニコ動画のプレイ動画に「徹底宣戦」の姿勢(5月)。
(M) Aileはなぜプレイ動画に「激怒」したのか? 「徹底交戦」ににじむゲームメーカーの怒り
- 第4位【6サイト】 虚淵玄さんとニトロプラスの活躍
(A) 「ニトロプラス(Nitroplus)」虚淵玄的活躍
(C) ニトロプラス(虚淵玄さん)の活躍
(E) ニトロプラス(というか虚淵玄)の躍進
(F) 虚淵玄さんとニトロプラスの活躍が目覚ましかった
(J) ニトロプラスが躍進
(o) 虚淵玄さんの活躍
- 第4位【6サイト】 ウィルプラスの離散】
(A) 大量に家出するのが湿っています(※退社された方が多い、との意味かな)
(D) どこへ行くのWillPlus
(E) willplus系列の離散
(F) 相変わらずのエロゲ業界の不協和音(※ウィルプラスの事業縮小とパープルソフトウェアの杜撰な事業運営でしょうか)
(K) WillPlus社が不安定の情報が続出(9月)
(M) 魔女たちの囁き ご報告(朱門 優さん)
- 第6位【5サイト】 菅野ひろゆきさんの死去
(C) この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』を製作した二人の死去
(F) 菅野ひろゆきさんが逝去
(J) 菅野ひろゆき氏が逝去
(M) (※梅本竜さん・菅野ひろゆきさん死去)
(o) 菅野ひろゆきさんの死去
- 第6位【5サイト】 今年10周年を迎えるエロゲブランド
() メーカーやブランドの誕生10周年が相次ぐ
(A) 美少女ゲームは多い間で社は10周年記念に迎えます
(H) オーガスト、PULLTOP、KLEINなど6社創立10周年
(I) オーガスト、CLOCKUP、PULLTOP、アトリエかぐやなどブランドが10周年を迎える
(M) 今年10周年を迎えるエロゲブランドまとめ
(o) メーカーやブランドの誕生10周年が相次ぐ
- 第6位【5サイト】 パープルソフトウェア
(F) 相変わらずのエロゲ業界の不協和音(※ウィルプラスの事業縮小とパープルソフトウェアの杜撰な事業運営でしょうか)
(G) パープルソフトウェアクロニクルサウンドトラックの騒動
(H) PurpleSoftwareの質低下(経営・作品共に)
(L) パープルソフトウェアの凋落(?)
(M) パープルソフトウェアクロニクルサウンドトラックにおける表記ミスにつきまして/RococoWorks解散のお知らせ
- 第6位【5サイト】 『Sisters〜夏の最後の日〜』発売
(A) 長期にわたり延期する美少女ゲームの作品次々と発売(『sisters』、『STARLESS』、『ワルキューレロマンツェ』)
(C) Jelyfishからsistersの発売
(D) 『Sisters〜夏の最後の日〜』発売
(G) sistersついに発売.無くならない業界の延期癖
(K) Jelyfish社「sisters」ようやく発売(5月)
- 第10位【4サイト】 『さくらさくらFESITVAL!』発売延期
(A) TYPE-MOONは『魔法使いの夜』は依然として依然として発売されずて、『さくらさくら』のFDとても安定する延期
(J) さくらさくらFD貫禄の延期
(L) 「さくらさくらFESITVAL!」発売無期延期、2011年中に発売時期のめど立たず
(o) 『さくらさくらFD』がまだ発売されてない
- 第10位【4サイト】 PS3『フォーチュンアテリアル』の開発中止
(H) PS3版「FORTUNE ARTERIAL」発売中止
(K) PS3/PSP版FAの開発中止(8月)
(M) PS3用ソフト『フォーチュンアテリアル−赤い約束−』PSP用ソフト『FORTUNE ARTERIAL 伊織の野望』開発中止のお知らせ
(o) PS3『フォーチュンアテリアル』・PSP『伊織の野望』の開発中止
- 第10位【4サイト】 松永雪希さん声優引退
(B) 松永雪希さんが声優業を引退するらしい
(H) 松永雪希さん声優引退
(J) 松永雪希さんが声優業を引退
(K) 松永雪希の引退
- 第13位【3サイト】 『君がいた季節』回収騒動
(B) 【エロゲ】age『君がいた季節』ニコ生で回収のお詫びと現状報告、トレスの件はトレス元からお許しを貰った模様
(F) age「君がいた季節」製品回収の件
(J) 君がいた季節回収騒動
- 第13位【3サイト】 エロゲ雑誌の変化
(C) エロゲの宣伝方法がより変態チックに
(I) エロゲ雑誌の変化(というか不安)電撃姫のリニューアルとか
(o) 雑誌『電撃姫』が誌面サイズなどリニューアル
- 第15位【2サイト】 『萌えろ!!草野球』
(B) Fortuna Rhapsody発売前イベント『萌えろ!!草野球』
(J) Fortuna Rhapsody発売前イベント『萌えろ!!草野球』開催
- 第15位【2サイト】 エロゲ音楽イベントの開催
(C) エロゲ音楽イベントの開催
(M) B.G.M Festival P.C.M.Live! (※合同音楽ライブイベントが公的に開催)
- 第15位【2サイト】 USBオナホ付きエロゲ
(C) USBオナホ付きエロゲの発売
(J) USBオナホ付きエロゲが発売
- 第15位【2サイト】 『つよきす3学期』
(D) 続編商法の明暗 (※『つよきす3学期』)
(J) つよきすをさかき傘が蘇らせる
- 第15位【2サイト】 『女装山脈』
(C) 女装山脈の発売
(H) 話題になったゲーム (※女装山脈など)
- 第15位【2サイト】 不正アクセス事件
(H) ひよこソフト及びECオーダーHP不正アクセス事件
(M) CLUBHOBi 不正アクセスによる外部からのお客様個人情報閲覧に関するお詫びとご報告
- 第15位【2サイト】 エロゲのTVアニメ化
(A) 美少女ゲームとアニメーション化 (o) エロゲのTVアニメ化も手伝って関連作が好調
- 第15位【2サイト】 『魔法使いの夜』
(A) TYPE-MOONは『魔法使いの夜』は依然として依然として発売されずて、『さくらさくら』のFDとても安定する延期
(B) TYPE-MOON『魔法使いの夜』発売日が2012年4月12日に決定!
- 第15位【2サイト】 『STARLESS』発売
(A) 長期にわたり延期する美少女ゲームの作品次々と発売(『sisters』、『STARLESS』、『ワルキューレロマンツェ』)
(J) STARLESS発売
- その他
(A) 乃来亜の顔芸はとても衝撃性wwwがあります
(A) 『プリンセスX』は意外にもFD.を出します.....
(B) 『マブラヴ オルタネイティブ トータル・イクリプス』TVアニメ化決定
(B) 声優の友永朱音さん、所属事務所をアクセルワンに移籍
(B) 抜きゲーブランド大手のアトリエかぐや、最新作の『禁断の病棟』でHシーンのテキスト使い回し発覚
(B) 【曲芸商法】「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 4月27日発売!+キャスト発表 杉並は当然出てくるよな?
(C) さよならを教えての復刻
(E) 絵師とブランドの乖離
(F) 人気webラジオ「ナツメブラザース!(21)」終了
(G) チュアブルソフトの「取り組み」と,それに関する賛否両論
(H) いろセカヨドバシ特典テレカのメーカーロゴを誤ってALcotに
(H) 冷やしエロゲ
(H) ゆずソフトHPリニューアル
(H) ヨドバシカメラ店頭におけるゲーム予約に関する注意掲示
(I) オーガスト、新作「穢翼のユースティア」発売
(I) ラブラブル発売で身も心もいちゃいちゃモードに(苦笑)
(J) 鷹月さくらさん仕事しすぎる
(J) propeller・東出祐一郎最新作が非18禁
(J) JRAがウマドンナ制作
(M) Blasterhead Official Website、top of MoonBase.jp (※頓挫しつつあった企画の復活)
(M) FLATオフィシャルダウンロードストアなど (※全体的にダウンロードストアを構えるところが増えた年でした)
(M) (※通年でスタッフ募集が過剰に目立った)
(M) 株式会社トレーダー、株式会社メッセサンオーを吸収合併
(M) WHITESOFT 猫撫ディストーション
(M) シオンの血族
(M) 緒方 剛志氏、4/28発売のゲーム「手毬花」の仕事が無報酬の可能性について
(M) 京都大学アニメーション同好会主催 また奥深い講演が生まれちまったな… 2011
(M) やたら冬コミで個人的に携わった作品の画集を出すのが目立った
(M) tororo団長復帰
(o)広島市内のエロゲショップで棚展開が縮小する傾向に
(o)南向春風さんが描く雑誌『PUSH』の「裏表紙」が1冊のムック本に
(o)オーバーフローさんが流通を変更
※2011年の、14の個人サイトの方々が挙げられました「重大ニュース」を集計しました「十大エロゲニュース」は、上記の結果の通りです。
第10位【4サイト】 PS3『フォーチュンアテリアル』の開発中止■PS3『フォーチュンアテリアル』の開発中止については、その経緯も新ヒロイン「東儀観夜」についても謎だけが残り、 仕事で告知POPを発表直後にウチも作ってたくらい期待していただけにファンとしても(一応その二次創作を書いてる身としても) 残念でなりません。というかいつか企画が復活して欲しいです。
第10位【4サイト】 松永雪希さん声優引退
第10位【4サイト】 『さくらさくらFESITVAL!』発売延期
■松永雪希さん声優引退についても経歴が長い分、支持する方も多くあった為、惜しむ声が多かったですね。
■『さくらさくらFESITVAL!』は……公式ページを見る限り年末も活動されてるし、絵師の方もグッズを出されてるようなんだけど、 「発売日正式発表は、マスターアップ後のご報告となる予定です」だそうで。早く発売日「決定」をお願いします。
第6位【5サイト】 菅野ひろゆきさんの死去■RococoWorks解散告知と同じ日に飛び込んできました「菅野ひろゆきさんの死去」 の一報が話題性に僅かに劣ったのはやはり最も注目を集めたのが過去の名作であった事も響いたのかもしれません。 設立10周年を迎えるメーカーがあり、加えて21世紀にはいって11年も経過すれば、 かつての名作というのも通じにくくなるくらい世代差が生じてしまうのですね。
第6位【5サイト】 今年10周年を迎えるエロゲブランド
第6位【5サイト】 パープルソフトウェア
第6位【5サイト】 『Sisters〜夏の最後の日〜』発売
■今年10周年を迎えるエロゲブランドが多かった事も、特に2011年後半に入って話題になってました。 その発足時期という2001年とその前後にに何があったのかみてみますと、
◇2000年12月、『月姫』が冬コミで初頒布などの動きがあったみたいです。
◇同人サークル「王宮魔法劇団」が2001年に有限会社葉月を設立
◇ちよれんや埼玉連合といった当時の人気メーカーの集りが2001年後半に結成
◇椎原旬を中心としたPULLTOPが『とらかぷっ!』を2002年6月に発売
当時はまだLeafやKey、エルフやF&Cといった大手メーカーに対して、 まだ若い中堅メーカー(ちよれんや埼玉連合など)が支持を集めるようになった頃ですね。 そして同人サークルTYPE-MOONの『月姫』が話題となった時期でもあります。
中堅メーカーが話題を集めるようになった事から、その波に乗ろうと、 同人ゲームサークル内外(や出資企業)で商業化やチーム化の動きが起こり、 製作経験者が新規にブランドを立ち上げたりといったように、 2001年は業界が内部で活性化した時期のようですね(で、合ってるのかな)。
あ……ちょうど『月陽炎』を購入するなど目新しいメーカーを模索してた頃だ、2001年って。
(※《話題となったメーカー・タイトルなどなど》では、『パープルソフトウェアクロニクルサウンドトラック』 も10周年事業である事から「設立10周年」関連としても集計してます)
■パープルソフトウェアについては11年夏の『未来ノスタルジア』が好評だった事(売切れたりした)がかき消されたかのように、 話題のほとんどが『パープルソフトウェアクロニクルサウンドトラック』での表記ミス等の問題についてでした。
■『Sisters〜夏の最後の日〜』についてはウチの印象だと流通が急に変わった為に途中から予約取りやめになった、 という印象が強くて。ともかく延期の常連作が発売となった事もですけど、 2011年春に発売となってかなり時間が経ったにも拘らず、 年末までその事が記憶にとどめられていた事にも驚かされました。
第4位【6サイト】 虚淵玄さんとニトロプラスの活躍■虚淵玄さんとニトロプラスの活躍も、 『魔法少女まどか☆マギカ』や『STEINS;GATE』『Fate/Zero』と2011年の話題作が集中した事から注目を集めたと思いますが、 個人的にはもう少し上の順位行くんじゃないかなって思ってましたよ。 これは直接的にエロゲ関連での話題ではなかったからかもしれません。
第4位【6サイト】 ウィルプラスの離散
■ウイルプラス関連の話題も、まとめてその動きが見てとれてしまうと思った以上に大きな穴が空いてしまったなって思ってしまいますね。 系列メーカー作に関わったスタッフでPULLTOPの次回作が製作中ですし、 propeller退社後に東出祐一郎さんが同社の次回作(全年齢向け)『東京バベル』に企画シナリオで関わっているとの発表もあることから、 今年もしかすると新しい動きを見せるのかもしれません。
第3位【7サイト】■2011年にデビューしましたAile(エール)は、 スタッフブログ11年5/10付に「ニコニコ動画への「relations sister×sister.」製品版のプレイ動画アップについて」 を記載し、プレイ動画アップ問題の報告と対応について公表し、 その後、11/25付で“投稿者が示談金を支払うということで決着”と報告されてます。
Aileがプレイ動画のアップロードについて「徹底交戦」を表明する
(関連 Aileはなぜプレイ動画に「激怒」したのか? 「徹底交戦」ににじむゲームメーカーの怒り)
プレイ動画の問題は他にもKeyの『Rewrite』でもありましたが、最終的に示談となったとは言え、 訴訟に踏み込む寸前にまで至ることはこの業界では滅多にない為、その行方に注目が集ったのでは。
示談と共に内容詳細は守秘義務として公表されませんでしたが、 Aileの著作権に関するガイドラインでこの件が反映されるみたいです(現時点では未だ)。
第2位【9サイト】■震災関連以外で注目を集めましたのは「しゃくなげ」「あてゅ・わぁくす」といったブランドの解散ですが、 中でも「RococoWorks解散」の一報は多くの方が挙げられてました。
メーカーやブランドの倒産解散相次ぐ (RococoWorks解散は8サイト)
原画の笛さんへの人気からメーカー名などはよく見ておりましたが、 仲介グループによる開発資金の横領による資金繰りの悪化という結構生々しい事情が明らかにされ、 加えて笛さんにとって2007年に解散したTarteの次のメーカーでの解散だという事もあって、 発表がクリスマス後という時期にも拘らず多くのサイトの方々が挙げられてました。 それだけ衝撃的だったし、再起が望まれているのでしょう。
第1位【12サイト】■2011年で注目となったのはやはり、3月に発生しました東日本大震災でしょう。 今はまず、被災された方々の早い復興を願うばかりです。
東日本大震災による様々な影響
震災に関連しての注目は、3月タイトルなどの発売延期もですが、中でも大きかったのは、 茨城・水戸に拠点を置くチュアブルソフトさんと、 その次回作『アステリズム -Astraythem-』でしょう。
“架空の街「仙石市」(せんせきし)を舞台とする本作品では、『1996年の震災直前の街と、 それから数年経ち震災から復興をとげた街、そして現在』で物語が進みます。 本作品の企画は昨年夏にまとまり、本年1月発売の雑誌にて製作発表を行っておりました。 そして東日本大震災後の今、『復興した「仙石市」でハッピーエンドを迎える物語を変えるわけにはいかない』 との思いから、地震設定及び場所設定は変更致しません”『アステリズム -Astraythem-』は物語の設定と震災との近似というのは偶然とは言えやはり驚きでした。 しかしながら、3/31に製作中止と発表され、チュアブルソフトさん自体の存続も危うくなった際には 多くの惜しむ声があがってます(6/11に製作再開告知)。
(公式ページ更新履歴11年6/11付)
舞台背景的な部分では被災された事も受けて製作者の方々も懸念を抱かれたかもしれませんが、 災害を乗り越えて前向きに歩もうとする姿を描かれる物語として製作されていたのですから、 (慎重を期す事は必要だったかもしれませんが)結果的にはそこまで心配される事がなかったかもしれません。
懸念の声よりも応援の声が多かったのも、チュアブルソフトさんがこれまでにも水戸コミケに協力されたり、 震災の際に地元・水戸や東北被災地などの支援に積極的に動かれていた事があったからでしょう。
『アステリズム -Astraythem-』は2012年夏の発売予定だそうですので、今年の注目作となるでしょうね。
■茨城県牛久市を拠点とされたORBITも同じく被災し、 成年向け美少女ゲームブランド無期限開発休止(CLOVER、ROOT、ALMAブランド) を告知されてました(女性向けブランドとBLブランドについては含まれてないみたいです)。
それらブランドのメインのシナリオライター2名が震災に伴う事情で製作から離れる事となった為に苦渋の決断をされたようですが、 こちらについても落ち着いた辺りで再開される望みがまだあると信じてます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
2011年は震災の衝撃が一番大きかっただけに、それ抜きに語ることはできない年でした。
また、その年の話題作も今回の結果からは、大々的な話題作よりも延期されていたタイトルばかりしかみられませんでした。
業界的にも今年は「売れるタイトルと売れないタイトルの二極化」がより一層鮮明になり、 大作揃うも全体的にセールス数減少だそうです(現場的にもそう実感してます)。
そんな最中でヒット作・大きな話題作として挙げられたのは、 ニトロプラスさんと虚淵玄さんの関わったり手掛けた作品でしたが、いずれも一般アニメ作や一般向けソフトでした。
ここ数年と続いている閉塞状況、しかし、2011年は翌年以降に向けての動きも少しずつ見られてます。 それは「一般向けPCタイトル」による新たな市場開拓の動きです。
2011年だとニトロプラスの『STEINS;GATE』(リピート販売)やKeyの『Rewrite』、『ポリフォニカプラス』といったタイトルがありましたが、 2012年以降もpropellerの『東京バベル』、minori『すぴぱら』、フェアリス『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』、 サーカス『D.C.III』、TYPE-MOON『魔法使いの夜』、『Rewrite』ファンディスクと、 一般向けタイトルの発売予定が既に挙げられてます。
こうしたメーカーのエロゲ業界以外への進出の動きについては、 企業として成り立つ為に色々と模索されているのでしょうから一概に否定的に受け止めるべきではないです。
それに全年齢向けへの進出という新たな市場開拓は、 ある意味新たなエロゲのユーザー層を生み出す下地になるかもしれません。
2012年はこの動きに業界的にもユーザー的にも注目が集るのではないでしょうか。
エロゲ業界といえばスタッフの流動や再編のような動きといった変化が2011年に見られましたが、 2012年はその流れが新しい動きに結び付くかもしれませんし、その成果も少しずつ見えてくるかもしれません。
(ユーザーとの直接の窓口ともなるショップへの販促支援の方も忘れないで欲しいものです)
ともかく、2012年はエロゲ業界が新しい動きを見せる予感がします。 それがユーザーやショップ、メーカーにとっても前向きでよい結果をもたらすようなものである事が望まれますね。
2012年がよい年でありますように!!
(2012年1月13日)
2011年の10大エロゲニュース トップページへ戻る
『犀の目工房』トップページへ戻る。