林道部訓練報告


2003年林道部拡大盆訓練 源流遡行編

実施日時:2003年8月13日〜15日
参加隊員:酒道楽殿水田、市原足軽、町娘ゆきゑ、赤鬼明和(極東漕艇倶楽部)、世話役宮本

林道部恒例の拡大盆訓練、本年は3日間の日程でいつもの熊野川川下りが計画された。
江戸の酒道楽氏より早々の参戦表明を受け着々と準備をすすめたが、今年の夏は超低温、以上冷夏となっていた。梅雨明けもおそく、7月最終あたりでようやく夏本番を迎えたかと思ったが、いきなりの台風パンチ。太平洋高気圧の勢力も弱く、きっちり日本列島を縦断し最後に北海道で大災害を起こして去っていった。

そんな中むかえた拡大訓練であったが、こちらも天候不順にやられ、期間中ずっと雨であった。
13日いつものペースで熊野川町ベースキャンプに到着。まだ雨は降っていないが、ずっと曇り空。気温はおそらく22〜24度くらいであっただろう。まったく泳ぐ気がしないほど涼しい。
気合で泳いでみたものの、やっぱり即断念。はるか江戸よりやってきた殿だけがしばらく泳いでいた。

夜になると雨が降り出し、タープの下での宴会となった。タープといっても小さなタープで、メンバー全員小さく輪になり、背中をぬらしながらの宴であった。降りしきる雨の中、僅かな屋根の下に身を寄せ合い、しみじみ酒を飲み語り合う宴はそれはそれでとても趣のあるものであった。

夜はひどく雨が降った。世話役宮本は、いつもはタープ寝であるが、宴会進行中だったためテントで就寝。女子部2名がタープ。酒道楽氏はなんとジムニーでの車中泊だったようである。
列車の旅だと思えば問題ないと言っていたが、私ならゴメンである。
タープ組は下にひいた銀マットに水がたまりシュラフをぬらしてしまったようである。
私一人、快適テント生活であった。雨さえなければ気温も涼しく快適であった。

2日目は朝からずっと雨だった。
隊員に進退を諮るが、誰一人撤退を申し出る者はなかった。すばらしき林道部。雨には雨の楽しみ方がある。
タープの下で雨をしのぎながら、のんびり過ごす。
雨音もそれなりに心地よい。
対岸で釣りをする地元のおじさんを観察する。サビキで小魚を釣っているようだ。ジェット線が通ったほうがよく釣れているようだった。
2日目の夜もタープ鍋となった。初登場豚バラブロック厚切り鍋はうまかった。

3日目はすこし雨は小降りとなり、ときどきあがった。一瞬の隙を突いてキャンプを撤収した。
昨日雨の中偵察に行った支流へ出発。
今年のメインテーマ滝ツボ泳ぎのできそうなところを見つけてあったのだ。
小さな支流は、透明度抜群。すばらしい水質であった。本流は十津川あたりから延々濁流となり、北山川ですら今年はにごっていたが、こちらはとてもきれい。


しばらくベースとなるポイントで遊び、殿・足軽・世話役の三人で遡行開始。
どんどんすすむ。
足元では魚が慌てて走り回り、緑はどんどん美しくなる。
そこはすばらしいポイントだった。
もっと奥まで行きたかったが、ベースで待機している隊員がいたため、ある程度で打ち切り引き返した。
かえりは、泳いで(流されて)かえる。かなり楽チン。とても楽しい。すばらしい。
あっというまにベース到着。

冷え切った身体で昼食を取った。こういうときは熱いラーメンなどがよいのだが、連夜のタープ鍋で燃料を使い果たしていたので、冷えた寿司をもぐもぐとむさぼった。

 

今期テーマの滝ツボ遊びは、予想を越え、源流遡行-遊泳還りに発展した。
これは、カヌーツーリングよりもっとダイレクトに川を体感することができた。
川の水の味まで感じることができる。すばらしい川を全身で感じるツアーとなった。
この訓練は林道部の新境地を切り開くだろう。
ただし今年は夏がショボいのが無念である。

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