目の前のビールを飲み干す事が、苦痛な時がある。 大好きなビールでさえ、缶を開けたら「最後まで飲まなければいけないもの」に変わる。 自分の「好き」が、義務に変わる時。 それが一番手に負えない。 自分の「好き」の脆弱さに気づかされる時。 それが一番打ちのめされる。 中途半端に終わった 幼い頃の習い事や 中学の部活や 高校の趣味や 大学の研究や ふられる事もなかった女の子達が もう、何を始めたって無駄じゃないのかと忠告しにやってくる。 いっその事何もしないで 自分の最後に何が残るか試してみたくなるけれど、 大体その結果もわかっているから、試してみるまでもない。
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