* girls blue / HIROMIX (写真集/ロッキングオン社)
ヒロミックスの1st写真集。高円寺在住だそうで、中央線な感じが出てて良いのです。
なんかの解説で「僕らには世界はこういうふうに見える」みたいなコピーがあって、
そうそうそうなんだよなって思ったです。
ちょっと見たことが無い顔(というか目)をしている人。
* 夏のぬけがら/真島昌利 (CD/meldac)
もう、どれか一枚!って言われたら、これです。
そんなかでどれか一曲!って言われたら「花小金井ブレイクダウン」です。
ウォークマンで聞きながら、いろんな場所を歩いてきました。今でも泣きます。
うまく言葉で表現できません。聞いて下さい。
* おしゃれな気分できれいに歩こう/さねよしいさ子 (詩集/ベネッセ)
「マルコじいさん」のさねよしいさ子さん。
4枚出てるCDは全部いいです。
音楽は結構揺るぎない世界が完成しているのですが、
この詩集は、普通の「変わった女の子」のさねよしさんが、
楽しく孤独とつき合おうとしている感じが良いです。
* はじめの一歩/森川ジョージ (漫画/講談社)
「あしたのジョー」に並び立つボクシング漫画といっていいでしょう。
とにかく、教則本よりリアルな描写と、人物の描き込みが段違い。
初期こそ、オーソドックスなのに右足が前に出たりとか、初歩的なミスもあったが
中盤からは、手首の返し、重心の移動まで完璧に描き切るようになった。
これを見たら、他のボクシング漫画は粗が目立って読めない。(「太郎」のような道もあるが)
はじめて一歩が負けた時、悔しくなって思わず友人に電話してしまった。
* まるごと好きです/工藤直子 (エッセイ/ちくま文庫)
小学生の時から大好きな本。友だちの作り方を教えてくれる。
落ち込んだ時に読むと、ちょっとましになる。
(工藤直子さんの詩はこちら)
* Cross Breedpark /Newest Model (CD)
大学一年生の時に聞いて、頭をぶん殴られた。
傍観者的に楽しめない。「お前、それでいいんか」といちいち聞き手に迫る
非常に暑苦しいバンド。だけど、はまると病付きになる。僕はなった。
* 「反核」異論/吉本隆明 (評論/深夜叢書社)
ある種、ニューエストと同じ衝撃を受けた。
正しいとか、間違っているって事を、頭や理論から入るのではなくて、
「なんか変だぞ」っていう、
感性や身体感覚みたいなものから入って戦っている感じが凄いと思った。
「誰も反対できない正論の強制は、最終的に絶対に間違う」っていう論理は、
今も通用すると思う。
* 遠いリング/後藤正治 (ノンフィクション/講談社)
井岡弘樹が在籍している、大阪のグリーンツダジムの連作ドキュメント
この人の作品はどれも、対象への誠実な姿勢が気持ちよい。
青春群像という感じで、
たぶんボクシングに興味が無くても面白く読めるんじゃ無いかと思います。
* 夜空にYOU
KISS!/内田有紀 (アイドル本/ニッポン放送)
ウッキー!みんな待たせたね!内田有紀 待望のラジオ本!
あたしの素顔、ぜんぶさらけ出すからよ〜く受け止めてね。
.....だそうです。
いや、あの、好きだったんです。内田有紀。
ラジオも......ちょっと聞いてました。
映画とかドラマも見てたんすけど.....なんで消えつつあるのかな。
やっぱ演技が致命的にヘタだから? 悲しいなぁ?
* ヨリが跳ぶ/ヒラマツミノル (マンガ/講談社)
女子バレーボール漫画です。面白いです。
この人、前は「REGGIE」って大リーグ漫画(おもしろい)を描いていた人です。
アメコミちっくな迫力のある絵と、とにかく豪快なキャラクター設定が良いです。
じめじめしたところが一つも無いのがすごい。元気になります。
* 実用青春俳句講座/小林恭二 (俳句本?/福武書店)
小説もほとんど外れが無い小林恭二。
東大の俳句会に入っていた過去の青春譜と、難しい現代俳句の解説を両立した本。
第1章が「青春はやるせない」ってぐらいだから、
そっちの路線でも十分読ませます。
わかりやすいけど、決してよくある恋愛系の俳句みたいに
下世話にレベルを落としていない所がよいです。
「恋人よ 草の沖には 草の鮫」「冷夏なり 人を数へて 寝る羊」(筆者の句)
そんな感じです。
* ゲイルズバーグの春を愛す/J.フィニィ (短編集/早川文庫)
すごいロマンチックな世界。タイムトラベルものを得意にする作家の短編。
特に一番最後に収録されている作品が、気が狂わんばかりに好きでした。
言葉にしてしまうと「時空を超えた恋愛」とか、
メチャクチャ陳腐になってしまうのですが....
ホントいいっすよ。
* チャンピオン伝説/NUMBER
編集部 (ビデオ/文芸春秋社)
モハメド.アリ、ジョージ.フォアマン、ラリーホームズ、ケンノートン、ジョーフレージャーが
集まって昔の名勝負を振り返る好企画。いまだにフレージャーをからかい続けるアリと、
その挑発にまじで切れてしまうフレージャー。2人の大人気ないやりとりが抜群に面白い。
ケンノートンは枯れていた。
* おかしな二人/井上夢人 (ノンフィクション/講談社)
推理小説の希代のヒットメーカー、共作コンビ岡嶋二人の片割れの井上夢人が書いた
コンビ結成から解散までのてんまつ。
このコンビの書く作品はどれでも抜群に面白かった。
バンドストーリーのように、<幸福な出会い>と<つかの間の蜜月期>と<ボロボロの結末>
しかし読後感がそれほど悪く無いのは、
筆者が過去をいい方向に消化して書いているからだろう。
* 茨木のりこ詩集/現代詩文庫20 (思潮社)
谷川俊太郎や川崎洋などと「櫂」という同人をやっていた詩人。
高校の時に、なんとなく開いたこの本で「汲む」という詩を読んで、
思いっきりしびれた。
傷付きやすい感性を恥じることは無くて、
むしろ鈍感にならずに、自分の感性をいかに守っていくか。
それこそが難しいことなのだと教えてくれた。
決して、弱い自分をそのまま肯定するのでは無く、
繊細な部分を守っていく、強さこそを身につけなければいけない。
そんな感じ方に出会えて本当に良かった。
「自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ」そんな名フレーズも、この人にはある。
(茨木のり子さんの作品はこちら)
* 魂の叫び/U2
(VIDEO/CIC VICTOR)
ゆぅーつぅー!!である。
これは名作!!マスト!!です。(ほめる語彙がとぼしい)
もう全編いいけど、特に最後の「SUNDAY BLOODY SUNDAY」
とにかく圧倒的なカタルシスです。思わずデモに行っちゃいそうな(違うか)
U2には、この先は無いかと思ったけど、
これからさらにZOO TVに進んでしまうが凄い(ほめすぎ?)
* 太郎物語/曾野綾子 (新潮文庫)
高校時代に繰り返し繰り返し読んだ本。
百回は読んだ気がする。
太郎の考え方や、生き方にすごく影響を受けた。
とにかく、一人暮らしがしたくて仕方が無かった。
* レベル7/宮部みゆき (新潮文庫)
この人の書くものはほぼ全て良い(って何回目だ)
なんというか、日常感覚に基づいた感じがあるので、
どんな犯罪でもリアリティを失わない。
そんで、根っこのところで人間性を信じているという感じがあるので、泥沼にはならない。
この人が、昔、岡嶋二人の解説で
「殺人を犯すと犯人が、ちゃんと“疲れる”ところが良い」と書いてたけど
宮部さんの小説も、そういったリアリティがある。
犯罪者も普通の人間っていうか、人間的な行為としての犯罪っていうか。
僕はこの人の書く少年の主人公がすごく好きです。
* ガダラの豚/中島らも
劇団主宰だけあってというか、読者を引き込んでいく語りの力はすごい。
この本も、そのぶ厚さを全く感じさせません。
うさんくさい世界を書かせたら、天下一品です。
アル中小説「今夜すべてのバーで」もおすすめです。
* バイトくんブックス/いしいひさいち (マンガ/ビレッジプレス)
今や大朝日新聞で連載し、ジブリで映画化されてしまうという
わけのわからない巨匠モードに入ってる、いしいひさいちですが、
このシリーズが本人は一番愛おしいと思っているはずです。
もう、なんていうことない世界ですが、変わらぬ大学生の怠惰な気分をとらえていて
微笑ましくも、ちょっとせつなく胸に来るものがあります。
そういや舞台になっている東淀川って、よく考えると近くだなぁ。
* ロックはどうして時代から逃げられないのか/渋谷陽一 (評論/ロッキングオン)
うむむむ、すごいタイトルだ。
熱いというか、暑苦しいというか、
燃えてるというか、いらぬところに火をつけて回っているというか。
ここ10年間ぐらいの渋谷の原稿をまとめたものなのですが、
生来の好戦的な性格と、鋭い問題意識が必然的に起こす論争や、
単なるいちゃもん付けなど、ハイテンションの原稿が並びます。
他誌とのトラブルの数々や、永年にわたるジミーペイジ擁護の軌跡など、
あますことなく収録されていて読ませます。
タイトル負けはしてません。
* 新宿鮫シリーズ/大沢在昌 (小説/カッパノベルズ)
今まで6作を発表している。
映画やドラマにもなっている。
これがあったから不夜城も生まれたような気がします。
恋人の女ロッカーの存在が、物語に希望を持たせている。
(同時に劇画チックにしてるとも言えるけどね)
毎回、おもしろいアクション映画を見終えたような読後感が心地よいです。
* LIVE ALL SOLD OUT !!/THE BLUE HEARTS (CD)
ブルーハーツ解散後に出された唯一のライブ版
全編テンションが高くておすすめです。とりあえず有名な曲はほぼ入っているしね。
個人的にはマーシーの「ブルースをけとばせ」がベストテイクだと思います。
* SOMEDAY / 原秀則 (マンガ/小学館)
昔からサンデーで、「ジャストミート」なんか書いてたラブコメ作家。
最近はストーリーテリングが上達し、作家性が強くなってきた。
「部屋においでよ」とか「いつでも夢を」とか「やったろうじゃん」とか
みんな面白いんだけど、
なぜか後半に行くにつれて、救いの無い展開になっていく傾向が強い。
そして、どれも「自分の夢」と「恋人」のどっちを選ぶかみたいな話になって
絶対、自分の夢を選んで別れて終わるというパターンに陥るのは、
本人のトラウマなのだろうか。
この作品は就職活動の話で、今のところは就職うまくいかないなかで
恋人から離れて、ふたまたかけて、どっちにもふられ....という純粋ラブコメ路線なのだが
また暗黒モードに入らないかと心配でもあるのです。
* 夢のつづき/尾鷲義人 (演歌/日本クラウン)
♪ 好きだよなんて〜言えるかよ〜 ♪ む〜か〜し〜堅気が売り物の〜 ♪
と、いういい歌です(マジ)。
僕が去年やった「新日本探訪」という番組の主人公のデビュー作です。
みなさん、有線にリクエストをぜひお願いいたします!!
* 妙な塩梅/えのきどいちろう (エッセイ/実業之日本社)
物を見る角度とか、文体とかで椎名誠の次に影響を受けた人。
出てる本はほとんどすべて面白い(またかい)。
個人的に会う機会が何回かあったんですが、すごくどっしりとした人です。
この本は、軽い中になんかこう感傷的な感じや、私小説的な感じを加えた新境地。
妻の兄が亡くなった時の文章が、すごく読ませる。
* 青い車/よしもとよしとも (マンガ/イーストプレス)
なんちゅうか、都会の青春って感じです(悪い意味では無く)
江口寿史の影響を強く受けた絵柄ですが、中身の方はオリジナルです。
タイトルはスピッツですが、
全編音楽(日本のロック)が聞こえてくる感じです。
感傷的な気分を描いているのですが、
甘いところに流れてしまうギリギリのところで
踏み止まっています。
全然こんな過去は無いのですが、
なんか自分の思い出のように切ない気分になります。
* ULTRA RELAX /篠原ともえ (アイドル本/TOKYO
FM出版)
シノラー.......好きなんです。
なんちゅうか、愛しいのですが......だめですか?
ええっと、まぁいわゆるアイドル本なんですが、
写真がHIROMIXでじっつに良いです。
あと、見どころは巻末の石野卓球(昔、プロデュースしていた)との対談
ナゴム魂(!)を全開にして「初潮はいつ?」などと突っ込みまくる卓球。
素晴らしすぎます。
その他では、親心を出してアドバイスなどしてみたりもするのですが、
まったく帳消しです。(その対談はこちら)
* 猛き箱船/船戸与一 (小説/どこだっけ)
渾身の大作です。
とにかく巨大なスケールに圧倒されます。
日本のハードボイルドの金字塔でしょう。
「悪」や「闇」をいかにリアルに描けるかが
日本のハードボイルドの命題だと思うのですが、
この頃のこの人の作品(伝説なき地もGOOD!)は
そこらへんを楽々クリアしてました。
二日間ぐらいの暇な日を作って、体力を整えて一気にチャレンジ!!
というのが正しい姿勢だと思います。
上下巻のハードカバーは、凶器として使用できそうなボリュームです。
* 沈黙のセールスマン/マイクル.Z.リューイン (小説/早川文庫)
「ネオ.ハードボイルド」の一派として分類される、M.Z.リューインの
代表シリーズ、アルバート.サムスンものの第4作。
現在7作まで出ていて、どれも佳作だが、強いてあげればこれか5作目か。
等身大の私立探偵.っていうのも変な言葉だが、
決してスーパーマンでないところが、リアリティと親近感を生んでいる。
たとえ、社会と相容れないものであっても、
自分の価値観に従って行動する。というのがハードボイルドの基本原理なのですが、
このシリーズでは、社会に負けそうになりながら
格好悪く、自分のやり方を守り抜く、
あるいは、守ろうとする故に、トホホな状況に追い込まれてゆく。
そんな姿が共感を呼びます。
脇役が活躍する別シリーズも出されていて、そちらもおすすめです。
* 紙のプロレスRADICAL(雑誌/ワニマガジン)
今、間違い無く一番おもしろいプロレス雑誌。
「世の中とプロレスする雑誌」というキャッチフレーズのもとに
UWF系の団体を中心に展開している。特に前田や高田のインタビューは
どれも対象との信頼関係が、しっかりと出来上がっている事を感じさせるもので、
ほとんど外れが無い。
しかし、パンクラスや格闘技通信のファンにはカチンとくるものも多いかも。
(マニア以外理解不能な文章になってしまいました)
もしかすると、プロレス知らなくても、インタビューは面白く読めるかも知れません。
自信ないすけど......
* ドキュメンタリーとは何か テレビディレクターの仕事(ブロンズ出版)
わが上司、河村雅隆氏の著作です。
ディレクターという仕事はどういうものなのか。
ドキュメンタリーとは何か、やらせとは何かという問題を
わかりやすく書いておられます。
業界の人間でなくても、読める内容です。
テレビを見る目が深まることでしょう。
僕はまだ半分しか読んでませんが....(爆)
* Holidays in the SUN / THE HIGH-LOWS (ビデオ)
ハイロウズが、自らのルーツも言える往年のパンクロッカー
トム.ロビンソンと共演したイベントのビデオです。
もうヒロトがめちゃめちゃ良いです!!必見です。
なぜか日本語ペラペラのトム、ほとんどファンに戻って喜ぶヒロト
イベントを盛り上げるために、サービス精神旺盛に客をあおるヒロト
共演の若手バンドcascadeに小さく怒りを表すヒロト
(収録されてないが、前座で「人にやさしく」をやるという暴挙に出ていた)
など、色々見どころはあるのですが、
しかし、何と言ってもラストの「I shall be released」でのヒロトの姿が感動的です。
ここまで感情を無防備に表すヒロトって、実はなかなか無いのでは。
* 赤いパンツの頑固者/田村潔司(格闘技/スキージャーナル)
リングスで活躍する挌闘家、田村潔司の自伝なんですが.....
なんといっても、このタイトルは無いだろうと、一部で物議をかもした。(そりゃそうだ)
僕が持っている本のなかでは、
野球の宇野勝の「ヘデイング宇野の、はちゃめちゃ人生」と、
タメをはるアグレッシブさだと思いました。
このタイトルが決まった会議風景とか、
それを田村に伝えた時の田村のリアクションとか、ちゃんと撮影してほしかったです。
あっ内容は、前田との対談や、トレーニング方法なんかも載ってて結構楽しめます。
* とどめをハデにくれ/the
ピーズ(CD)
B'Zではありません「ピーズ」です。
なんというか、22歳くらいまでの男子だったら聞いてみてほしいと思います。
必要でない人には全然必要無いのかもしれないのですが、
もしはまる人がいたら.....飲みましょう!!
* オーケンのほほん日記1992-1995 /大槻ケンヂ (エッセイ/ぴあ)
自殺と神経症とUFOと、たまーに(笑)ロックのことなんかが書いてある日記
80%くらいは、どーでもいい阿呆な話なのですが、
文章はおもろい人なので、読ませます。
ラストの方、身内の死が重なった時の文章はすごいです。震えます。
(抄録はこちら)
* WELCOME HOME!/ 麗蘭(ビデオ)
RCの仲井戸“チャボ”麗市とスライダースの土屋“蘭丸”公平のユニット。
僕のマックは「れいらん」で一発変換します。(自慢)
ギタリスト2人のユニットというと、なんだか自己満足な「ギターバトル」
なんかが展開してしまいそうな気もしますが、全然違うのです。
蘭丸の「引き出し役」としての資質によって、それまで清志郎の影に回っていた
チャボの「歌い手」としての魅力が初めて十分に引き出されたユニットなのです。
ここからソロアーティストとしてのチャボのキャリアが始まったといっても
いいと思います。(誰が許すの?)
伝説となっている3時間以上の長丁場ライブ。
「もうすこしやっていい?」って感じで、ひたすらアンコールを重ねるチャボは
本当に嬉しそうです。アルバム未収録の名曲も多数。
しかし、今売っているのだろうか.....?
* 世間知ラズ/谷川俊太郎 (思潮社)
第1回萩原朔太郎賞受賞とかなんとか、色々修飾語はあるのですが
ズバリ言って「谷川俊太郎 最強の詩集!」なんじゃないでしょうか!
「2億4千万光年の孤独」とこの詩集の間に40年の歳月が流れたことが
全く信じられない。
それほど瑞々しい感性と、さらに研ぎすまされた「孤独」。
ある意味、RCの「シングルマン」のような境地です。
私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの
世間知らずの子ども
その三つ児の魂は
人を傷つけたことにも気づかぬほど無邪気なまま
百へと向かう
詩は
滑稽だ
(世間知ラズ)
--------------------
彼女の不安がぼくは好きだ
いつもそこからふたりの会話が始まるから
そして話は必ず行き詰まるけれどそのころにはぼくらは笑っている
(午前二時のサイレント映画)
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どうですか、お客さん!(猪木風)
ちなみに僕は二冊もってます。
* 百時間連続/カステラ(CD)
現トモフスキーの大木知之がボーカルを、現エレファントラブの福地がベースを
やっていたバンド。
アルバムはメジャーで5枚出してますが、全部いいです(笑)。
ドラム以外はみんな作詞作曲が出来、それがバラッバラの方向に走り出す勢い
にはすごいものがあります。
メッセージなんかない、っていう時代のムードの先端を走っていて
確かに歌詞は吉田戦車的な感性なんだけど、なぜか聞き込んでいくと
同世代の心意気みたいなものが伝わって来る、不思議なバンドでした。
この手の路線って、その後出てきているけど(CASCADEとか)
カステラの到達地点を越えてない、と思います。
なにより大きいのは、その当時は選択する「スタイル」ではなくて
彼らの「発明」だったからだと思います。
その頃海外では、レッドホットやピクシーズなんかが同じ闘いを始めていた、
そんな時代でした。
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