というわけで帰り道。
(到着した名古屋駅で前編をアップしようとするが、まんまと接続に失敗し、
PC持ってきた意味はほとんど消滅してしまったのであった。)
名古屋駅から地下鉄を乗り換えて会場へ向かう。
名古屋城の中にある愛知県体育館。ちょっと散り気味だったけれど暖かい風と桜がいい感じでした。
到着したのは4時40分くらい。会場ではフューチャーファイトの2試合目が行われていた。
なんていうか、広めの横浜文体という感じの会場。
段差があまりないので、グラウンドなんかは1階の方が逆に見にくかった。
モニターも設置してあるが、引き目の絵ばかりなので、
双眼鏡でモニターを見るという訳わからない状態にもなったりして。
客の入りは、ぼちぼちって感じ。最終的には8割くらいには行っていたように思う。
会場の片隅では高阪や横井の姿があった。あと中日に就職した前田道場の小柄なトレーナーの人の姿もあった。
なんだかちょっと嬉しくなる。
アナウンスは地元FMのDJみたいな人が担当しているようで、
「みなさん、早めにトイレに行っておきましょうねー」
「試合開始は、進行通りなら、5時半からでーす」みたいな事をFMチックなしゃべりでアナウンスするので
かなり気が抜ける。デパートショーのようなムードを醸し出していた。
んで5時半。
過去の大会のVTRがダラダラっと流れた後に、
唐突に爆音で花火が鳴らされ(相当驚いた)、全12試合が始まった。
以下、簡単な感想ですが、
12試合もあると記憶はかなり曖昧なんで許してください。
第一試合はメインイベント(笑)、和田さんの試合だ。
アナウンスのコールと共に、鳴り響くUWFのテーマ。場内を暖かい驚きと歓声が包む。
そして和田さんに続いて、えらいたくさんのセコンドが続く。
金原、高山、滑川、高阪、横井もいたか、その他本当に大勢。
あんだけいるのなら、グレイシートレインで入場してほしかった。
試合は打撃の応酬からテイクダウンした和田さんが、サイドについてアームロックを狙う。
惜しくも逃げられるも、グラウンド打撃でも、ダメージを与えていく。
観客からは「和田さん、アクション!」などの、楽しいヤジも飛んでいた。
んで、試合はスタンドでのパンチがヒットして和田さん勝利。
セコンドと抱き合う和田さん。その瞬間、ちょっとほろっときてしまった。
すかさず伊藤(だったと思う)が、二人の子どもを抱えて和田さんに渡す。
軽々と二人の子どもを抱える和田さん。
いやVTでこんなに暖かい気持ちになったのは初めてでした。
2試合目はU−FILE佐々木恭介VS土井龍晴。
ハイロウズ「日曜日よりの使者」で入場する佐々木。
いいなぁ、僕も一生に一度でいいから、ハイロウズでどっかに入場してみたいっす。
佐々木は若干打撃では押されたが、テイクダウンしてからは危なげなくチキンウィングアームロックで勝利。
この日のU−FILE勢は本当に頼もしかった。
3試合目はランバーソムデートM16と砂辺選手。
ランバーは肩に厚くテービングを施していた。セコンドには修斗の植松がつく。
砂辺は男前。タックルもかなりキレが良い。
対するランバーは、グラウンドでもシャープな動きを見せる。
序盤にはネックロック。中盤にも下からの変則三角を狙っていた。
とにかく足の筋肉の付き方が異様に鋭い。そして寝技でも足が本当によくきく。
見ていて小気味良い。
村浜との対戦を見てみたいなーと思う感じ。
試合は拮抗したまま、判定に。
上のポジションをよく取っていた砂辺に軍配があがる。
体重差を考慮してもいいんじゃないかなとも、ちょっと思った。
んで4試合目。田村曰く「U−FILEの番長」長南亮と美濃輪・ヤマケンと渡り合った禅道会の秋山との顔合わせ。
体重では秋山が9キロ上回る。
U−FILEのジム大会での鋭い動きを見て、期待はしていたものの
やはり、これはチャレンジマッチかなーという認識だったんですけど、びっくりしました。
スタンドの打撃でも引けを取らず、グラウンドで下になっても、三角狙いの足でコントロールしまくり。
んで最後にはスイープしてバックマウントからの連打でKO!!!
この試合で、一躍総合の第一線に躍り出たんじゃないでしょうか?
ある意味U−FILE生え抜きの初のスター候補が誕生した瞬間だと思いました。
んでこの試合の前か後に、特別ゲストとして破壊王登場。
「世の中不景気ですが、選手の闘いを見て憂さを晴らしてください」と非常に破壊王的な挨拶。
佐伯社長と並んで2Sでの写真撮影は、なかなか凄い光景だった。
(兄弟かと思いました)
いい感じの流れの中で、次は滑川VS渡辺大介の「リンパン対決」。
なんだか対抗意識も薄れてきた感もありますが
(片方が無いのだから当然か)でも、一応リングス者としては、負けるわけにはいきません。
別に僕が闘う訳ではないのですが、そーなんです。
再び大量セコンド軍団と共に滑川が入場する。
滑川はいつものように、気合いが入ってるのか泣きそうなのか全くわからない表情(笑)
メインのセコンドには高阪と金原が着く。考え得る限り日本最高のセコンド。
(この二人は対談あるいは共著で、技術本を出すべきだと思う)
会場からは「リングス〜」のかけ声多数。オッケーです。
試合はテイクダウンでは滑川。でも極めきれずという展開に終始する。
横井の試合でも感じたが、やはりグラウンド顔面パンチをなかなか有効に使えていない感じ。
さらにその事がグラウンドムーブにも思い切りを無くしているようにも思えた。
たまにマウントをスイープされる場面もあったが、
全般的にはポジションをキープし続けた滑川の判定勝ち。
滑川は申し訳なさそうな顔をしていた。
いいよ滑川。ここは勝つ事が大事な試合でもあったのだから。
そしてそしてシムVS佐々木。
ここら以降のパンクラVS外人の試合のばやい「どっち応援しようかマッチ」となる事が多かったわけですが、
佐々木に勝たれてしまうと、田村と坂田の立場が無いので、
この試合では4:6でシムを応援する事に決める。(ネガティブだ)
シムのセコンドには、さりげなくマルコファスがついていた。
打撃では当然シムかと思ったが、意外に佐々木もやるなという印象。(僕が無知なだけで、実は当然なの?)
互角以上にパンチで渡り合う。
さらにミドルで突き放す。これって田村がやろうとしてうまくいかなかった展開だよなーとか、
ふたたび遠い目になる男がひとり。
でも、佐々木は強いですね。確かに。
シムも察知したのか、途中からは無理しない闘い方に切り替えていたようにも思えた。
判定は1−0でドロー(1はシム)。妥当な所ですねー。
んで
次は村浜−ホーキ。村浜が打撃を出す間もなく、鋭いタックルが決まる。
必死にディフェンスするが、最後は腕十字に取られる。
まぁ2月にK−1やってたわけだし、仕方無い所っすかねー。
んで休憩。
感想書くのも、とても疲れてきました。
ほいほい。
休憩の後はルチャとの対抗戦。
まずは横井です。いつも通りボブ・マーリーで入場。
セコンドはおなじみ大軍団。もうこれは「和田軍団」結成で良いのでは無いのでしょうか。
明らかに最強軍団です。次回大会はグラバカとBTTと対抗戦やってほしいっす。
横井はヒゲが顎を一周している。だまし絵のようだ。かなり肉が付いた感じ。少し重そう。
対戦相手はメモ・ディアス。メキシカン特有のカニのような厚みのある身体。
レスリングの五輪代表の肩書きが、なんとなくリングスチック。
試合開始。
雑誌のインタビューで「柔道が組技最強」と語っていた横井、
その時は「リングスが最強の格闘技なんでです」とか言えば良いのにと思ってましたが、
試合では、組み合った体勢から足払い気味にテイクダウンしたりして、存分に柔道殺法を出していました。
でもそれからは、カメになるメモディアに対してロデオのような状態が続く。
スタンドの打撃が決まっても、突っ伏してしまうから、なかなか攻め手が無い。
若干だれ気味な所もあったけど、体重差もあるし仕方の無い所でしょう。
判定で勝利。
次は鈴木みのるVSソラール。
みのるを生で観戦する日なんて一生無いと思っていたので、なんだか感慨深い。
この試合もどっちを応援すべきか非常に決めづらい。
去年メキシコで生ルチャも観た事だし当然ソラールかなぁとも思うのだけど
近くのルチャファンの騒々しい応援に、なんとなくルチャにも乗りづらい心持ち。
ゴング。
みのるのファイトが普段どんななのか知らないので、今日の調子がどーなのかは全くわからないが
サウスポーのボクシングスタイルでヒットアンドアウェイしていました。みのる君は。
まぁ動きは悪くないような。
ソラールの身体は、かなりパンプアップされていた。
組み合いから、いきなりネックロックを取った!と思ったら、
その前に蹴りがローブローになったようで、みのる苦しそう。
この時もルチャファンがやけに喜んでいるので、
なんだかさらにみのるに応援する方向に心が傾いてしまい、非常に困る。
で再開するが、再びローブロー。悶絶するみのる。
反則負けが宣告される。場内からブーイング。
そしてソラールが勝利の雄叫びを挙げる。盛り上がる観客。うむむむ。
どう受け止めていいのか全く分からないので、本当に困る。
場内からは「昭和プロレス万歳」なんて声も挙がっていた。
本当にそういう事なんだろうか。と思い悩んでると、
リング上が騒然としている。パンクラス勢がソラール達に突っかかって乱闘モードになっているのだ。
おおおお。
でも正しい態度だと思う。
もしあれがリングス選手だったら、僕も逆上しているだろう。
怒る美濃輪の表情が恰好いい。
塩崎さんも血相を変えてソラールをコーナーに押し込み激しく注意している。
もし少しでも反抗したら、ただじゃおかないという表情だった。
和田さんも出てこーひ。
しかしソラールは全く反省の表情を見せずに(マスクだから当たり前)退場していった。
なんだか、騒然とした雰囲気のなかで
出てくるは元リングスの鉄砲玉、坂田亘である。
地元という事で声援多し。
相手はトロイ・イリソン。B級映画の悪役のような面構え。
試合は坂田がテイクダウンを許すも、下からの十字で快勝。
かなり溜飲が下がりました。
コーナーでのナルシスティックな勝利ポーズも、まぁ許せました。
離脱以降は着実に勝ってるもんなー
その後のリング上では、両手で握手を求める敗者に片手で応えたり(仮にも年上なのに)、
勝利者トロフィーをセコンドに投げて渡したりと(非常にびっくりした)、
このまま強くなったら、彼の人生的には良くないのではと思う節も随所にありましたが、
まぁ良いでしょう。強ければ許されます。そんな選手が一人くらいいても良いでしょう。
本当に(今日だけは)そう許してやっても良いような試合内容でした。
次は金原との因縁対決というのはいかがでしょうか?
後は流します(笑)
そしてセミは近藤VSキックボクサー。
危なげなく、近藤の勝ち。
メインは謙吾とドスJR。
ジャーマンなんかを決めるなど、ドスの見せ場もふんだんにある良い試合でした。
謙吾が勝ちました。
と言うことで、5時半開始で9時終了。
僕は最終の1本前ののぞみに乗る事ができました。
なかなか良い興行だったと思います。
このレベルを東京で2ヶ月に1度やってくれたら・・・
頭に「リングス」の名前を付けて、前田さんを象徴天皇に仰いでやってくれたら・・・・・
ダメっすかねー
帰り道、名古屋駅のキップ売り場で紙プロ山口編集長を見かける。
結構ドキドキするミーハーな私。
「いつも読んでます」なんて当たり前の事しか言うのが精一杯でした。
新幹線が動き出してから、
観戦記大賞の3万円を請求するべきだった事に気付く。
あああ、奥さんに会わす顔が無い。