心せまかったり 広かったりの日々
リングスは終わってしまいました。前田社長は裁判で負けました。 でも希望はある!と信じたいんです。 本人が諦めてないのに、ファンが先に諦めてたまるかってんです。 というわけで、懲りない人々を追い続ける、懲りない日記です。
紙のプロレス「前田日明が選ぶリングス10周年記念大会観戦記」2位受賞文です。 10周年の時にはリングス応援Tシャツを作ったりもしました。 過去のリングス日記はこちらっす。 メインページはこちら 感想は掲示板へよろしくです!
<2008年>
0724 DREAM 5を見て、青木の事を考えた職場では、気合いで地上波を見ない努力の末に帰宅。 地上波を録画しつつ、PPVも購入という谷川の思うつぼというような視聴行動だ。 以下雑感。▼中村-オロゴン地上波でも中村大介の腕十字が映って嬉しいっす。盗撮男に感謝だな。▼宇野-青木いやぁ、宇野があそこまで一方的だとは思わなかったなぁ。 あのリーチ差があるから、打撃が得意な人でも自分から入っていかざるを得ず、そんでテイクダウンを防げないのね。 自分から攻めてかなければいいのになぁ、と思いました。 あるいは我らのブラック・マンバが、とにかくブンブン振り回していけばどうかなぁ、とか。 でも、あの三角からの逃げで、意地は見せたか>宇野。 ちなみにやたら煽りVが長かった。▼川尻-アルバレス殴り合い、面白かったっす。 あ、そういえば試合前に出されたTKチャート(選手の特徴をグラフ化)とか、 試合中にTKが書くチョークボード解説(画面に書き込むやつね)は、 いらないと思いました。 臨場感をそぐこと、この上なし。▼マンバーハンセンマンバ負けて残念。▼所ー山崎この試合って急に決まったんだっけ。 そうじゃなかったら、煽りVは質が低すぎだなぁと思いましたよ。 弟子にやらせたんじゃないかと邪推。 所の打撃が開眼しまくってて、びっくり。 これからは、打撃が当たった後に、寝技にいってしまう癖を我慢する必要があるんじゃないすかねぇ。 それほどの切れ味でした。 (まぁ山崎の打撃の腕は知りませんが)▼ハントーアリスタそんなに簡単にアリスタに負けると、かつて頑張って勝ったヒョードルの功績すらも、曖昧なものになってしまう気がしました。▼秋山ー柴田あれなら今の金奉泳は、秋山に勝てるんじゃないかと思いましたよ。 そんなに強さを感じませんでした。 右のガードが低いから、柴田の宝くじ的な一発が当たらないかと祈ってましたがそこまでではなかったすね。▼青木ーハンセンここらへんから地上波の録画で見ていて、残り時間が少ないから青木が一瞬で勝ったのかなぁと思ったらびっくり。 アンチ青木の僕ですが、やったー!って感じではなくて、あーーって感じでした。 青木、勝ち運の無い男だとは思ってましたが、ここまでとは。 ただこの敗北をどれだけ、自分の物語に出来るかですよね、青木。 ハンセンと再戦したらおそらく勝つかもしれないけど、でもそれが何かの盛り上がりを産むかと言うと微妙、だなぁと。 カルバンに3回目で勝ったのと同じように。 ハンセンと青木に、すでに物語はないもんね。 むしろ、ハンセンの優勝を試合直後にたたえたアルバレスとハンセンの再戦は強烈に匂いたつし、 川尻と宇野や、石田と宇野の物語の続きも、見たい。 じゃぁ、青木と対になる選手って誰なんだろうって話ですよ。 素晴らしい技術を持った青木のライバルとか名勝負は、どこにあるんだろうと。 どんな強い選手でも、寝技師の闘いにはある種の「人間味」があると思うんす。けど青木にはない。 それが青木の孤高の場所だ、と言われたらそうかもしれないけど。 アンバランスな手足の長さ。突出した技術。痛々しささえ感じる、試合前の虚勢まじりの言葉と入場。そして、試合後の赤子のような涙。 勝っても負けても、バラバラなものがバラバラに投げ出されている。 青木の試合には、いつもそんないびつさがあると思うんです。 どうすりゃいいのか、よくわかんないけど。 「DREAMを背負って立ちます」という意気込みにすら、何かの嘘(というか無理)があるように僕には思えます。 青木は桜庭にも五味にもKIDにも、なれない。悪い意味でも、いい意味でも。 そこらへんを青木自身が相対化できた時に、初めて青木の物語が始まるような気がするんですよ0711 なんで大阪なんだ DREAM5今日、秋山vs柴田が決まったみたいっすね。 ヤマヨシを沈めた、宝くじのような打撃が一発でも当たれば面白いのになぁとか、結構楽しめるカードだと思うんですが。 それよりもマンバvsハンセンが超楽しみっす。 手足の長ーい二人が長距離砲をぶつけ合う感じの試合になるんだろうなぁ。 久しぶりに純粋に両者を応援しあえるような気がしますよ。 いいマッチメイクだー。 秋山柴田も含めて、地上波があるからかもしれないけど 谷川テイストが高まってるような気がする大会っすね。 あとは今週末のK-1台湾大会のアターエフも楽しみだー0511 行けば良かったDREAM3PPVの録画を今、見終えたんですが、もんのすごく良かったっすよ。DREAM3。 なんたって、宇野が石田に一本勝ち! そしてそして、中村大介!! UWFネクストジェネレーション!!!!! 青木も石田も苦しめたチョン・ブギョンに対して あの、DEEPトーナメントでの中尾受太郎戦を彷彿するような腕十字三昧。 グラウンドでも完全に支配! そして須藤元気に「力石のようだ」と言わせたフリッカージャブから(どっちかと言うと間柴だ)ショートのストレートでKO!!!!!!!! そしてマイク!!!! 「U-FILE CAMPの、田村潔司の弟子の中村大介です」と語り出した中村。 おじさんは、感動しましたよ。 その後は、普通に2、3言感謝の言葉をしゃべってマイクを返した中村。 言いたい事はそれだけだったんすよ。 ねぇ、どう思いますか。 そういえば、試合前の煽りVでも言ってましたよ、中村。 「田村さんに教わった事だけで、世界レベルに通用する事を証明したい」って。 おいおい、それって田村が世界レベルに通用しなかった事、前提か?って 軽い突っ込みの気持ちもわいてきたんですが、まぁ許す(笑) 出稽古なんか関係ない。強くなるのに、方法は一つじゃない。 中村が対戦を渇望する、所英男にも通じる志ですよ。 そういえば、宇野薫も試合後のマイクをこう始めたんです。 「HERO'S代表の宇野薫です」と。 石田よ、川尻よ、お前は「チーム黒船の石田です」と挨拶できるのか? PRIDE や武士道を背負う事ができるのか? それも一人で。 スラムダンクの三井じゃないけれど、「お前は誰なんだ?」って事ですよ。 そういう事ですよ。 それにしたって、 石田のコーナーに挨拶にきた宇野に対した川尻の態度は、大人気なかった。 握手した手を強引に引きつけて、宇野の耳に何か良からぬ事を吹き込み、 その上で、その握った手を叩き付けるように振りほどいてましたよ! なんて失礼な! その上で、準決勝進出者のアピールでも、何か親の仇のように宇野へ対戦アピール。 宇野だって疲れてるんだって! しかし宇野が「疲れてるんで、帰って家で検討します」てのも妙に笑った。 対戦者同士に決定権があるのか? (あるのかもね) しかし、それにしても、中村大介ですよ。 田村のほぼ10歳年下の、中村。 田村が中村の年齢だった10年前、1998年、田村はメガバトルトーナメントを初優勝したのです。 僕がHPというのを始めた頃でした。 その時の田村のマイクアピールに、今日と同じように僕は感動したのでした。 http://homepage2.nifty.com/rings/414U-KING.html (田村の絵を描いたのは、僕の奥さん) Tシャツのままベルトを巻いて、照れていた田村。 田村がそこから歩んだ10年。 そして、中村がこれから歩む10年。 (そしてそして、そんな人達に励まされながらフラフラと歩んで来た自分の歳月) これからも、そんな物語の続きを楽しみにできるなら、 薄れかけてきた格闘技への情熱も、まだ消える事は無いのかなぁと、 そんな事を考えた酔っぱらいの夜でした。 格闘技を見て、こんな気持ちになれたのは、久しぶりでした。
0102 大晦日ザッピング日記
色々あった大晦日。 結局、誰が勝ったんでしょうかね。 秋山と三崎。 勝利の瞬間は興奮したけど、その後、高田に張り手を受けたり、 秋山を自分勝手に呼びつけてマイクアピールしたりする三崎に、急速に冷めていくのを感じました。 ただ強いだけじゃだめだ、ってのは秋山に対して語られる言葉でしたが、三崎も同じだなぁ。 「お前の事を許さない」なんて言葉を、マイクを使って言ってはいけないですよ。たった今、KOした相手に対して。 秋山を許したり、許さなかったりできるのは、唯一桜庭だけでしょう。 (亀田にしつこく謝罪会見を求めるマスコミに「僕はもう許したのに、誰に謝るの」と語った内藤の姿が思い出されます) まぁ秋山が勝ったら勝ったで、もの凄い傍若無人ワールドが展開されたでしょうけどねぇ。どっちもどっちすぎる。 「日本人は強いんです」発言については、三崎がどこまで考えての発言かは知らないけど、ある種の反則行為である事は間違いないです。 ヒョードルとホンマン。 試合中すぐにアザのできるヒョードルを見て、「あぁ本当に顔の皮膚が弱いんだなぁ」と高阪戦を思い出したり。 ホンマンは、パウンドを捨ててスタンド勝負に徹すれば勝てたんじゃないかとも思います。ユン・ドンシク一派に学んだりね。 ヒョードルのゴムまりのような腕十字はいつ見ても美しいですけどね。 腕十字と言えば、青木と韓国人柔道家。 左目が完全に潰れてるのに続行するドクターとセコンド陣と本人にびっくり。 でも、銀メダリストのあの腕十字には驚きました。 あと、前から思ってたんですが、青木って気持ちは決して強くないですよね。 弱いわけじゃないけど、繊細というかナイーブというか。 心の動揺が試合から伝わってくる感じは、悪く無かったですね(ひねくれ)。 田村と所。 TBSではカットされてましたが、試合後に前田ともめたらしいですね。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2007/2007123103/7.html もの凄く悲しい気持ちになりました。そんな正月はいやだ。 試合は、どうなんだろう。田村が判定でなく一本で勝った事に谷川が「さすがですね」と感嘆してたのが全てというか。 田村がこれからどうするべきなのか、なかなかいいアイデアがない。 しかし貯金はもう底を尽きかけているような気もする。 真剣に考えるべき時だと思うのだけど・・・ 船木と桜庭。 髪を下ろした船木は意外と若く見えたなぁ。 桜庭は、この一年でちょっとは休めたのかなぁ。 桜庭が勝って笑ってる所をみると、無条件に癒されるなぁ。 なーんて感想でした。 ある種、今年の桑田真澄のような境地に達してますね、桜庭。 あとは何だっけ。 KIDの試合はいつ見ても面白いなぁ、とか。 滝本はいい顔つきになってきたなぁ、とか。 「やれんのか」の実況が、妙に昔ながらのアナウンサーばかりで面白かったなぁとか。 「やれんのか」提供の試合がTBSで視聴率を取ったら、谷川は方向性を変えるのかなぁ、とか。 まぁ、そんな事を考えましたよ。 2008年は格闘技界はどこに向かうのでしょうかね。 とりあえずZSTの今後についてHPなどで全く告知されていないのが、心配でなりません。<2007年>
0604
dynamiteとイーグル まずはダイナマイト。 どこまで仕込みの客なのか(全部でも別にそれはそれでいい)は知りませんが、 TV格闘技の番組としては退屈はせずに見れましたね。(さすがにサップはどうかと思うが) ユン・ドンシクの試合で手に汗握るとは、 ソフトバンクプレゼンツだけに予想外でした。(マヌーフって実は名勝負製造機かも) 以下適当に ・所さんは勝てて良かったすねー ・田村の所英男評を聞きたかったっす。 ・船木よりは解説うまいな田村 ・前田と船木と桜庭と田村とグレーシーが同じ会場、 しかもロサンゼルスにいるなんて20世紀には誰も考えられなかったなー そしてボクシング。 八重樫は思ったより良かったです。パンチの回転とステップの速さは8戦目にしては出色。 もう少し正確性が身に付けばとは思いますが。本当にアゴを折って12R戦ったなら、その根性も信じられないな。 しかしイーグルが無闇にダウンにこだわらずに、あのスタイルで ボクシングしたら無敵ですね。アップライトの構えはリカルド・ロペスみたいでした。 以下雑感 ・大橋会長の秘策とは、何だったんだろー ・都合良く引退したり復帰したりさせられる、川嶋の人の良さには涙が出る。 (あと徐々にキャラ立ちしてきた奥さんも微妙) ・ボクシングと言えば、先週の深夜やってたSフライの王者河野公平はなかなか良かった。 ではまた
0325 亀田とかプライドとか
土曜の亀田の試合、自分的にはなかなか楽しめました。 一瞬、判定発表前に中継が終わるのかと思って驚愕しましたが、そんな事はありませんでした。 亀田の相手は、最初はパンチのあまりの遅さに腰を抜かしましたが、 メキシカンらしく終盤にかけてどんどん良くなっていきましたね。 いつも思うけど、ああいうのってどういう練習してるんだろうなぁ。 亀田がダウンを奪った次のラウンド、アッパーかフックかで亀田がダウン寸前にしたのを 全くスルーした実況(と我らがオニ)はいただけなかったです。 あのカウンターで倒せないとなると、KOのセットはなかなか回復しなさそうだなぁというのが実感。 連打になると、途端に精度が素人レベルに低下するのも問題ですね。 まともにジャブとフットワークの使える選手相手だとどうなるんだろうなぁ。 でも、なんか昨日の試合を見ていて「思わず指導したくなる」という亀田の新たな特徴を発見しました。 なんやかんや言っても練習量と素材の良さはあるもんね。 というか、それはオヤジの問題って事か。 3男のスパーも見たかったなぁ。 んでプライド。 ネットを見てると「煽りVが残れば売られてもいい」とか「生PPVあるならOK」とか 「逆にUFCといいカード組めるからいいんじゃないか」などなど意見は色々だけど、 プライドLOVE(笑)に満ちた意見がかなり少ない事がおかしい。 結局プライドって何だったんすかね。 「煽りV」+「ヒョードルを中心とした戦い」+「ストレスの無い進行+PPV」+「高田のふんどし」って感じ? 高田の統括本部長職はちゃんと売却契約に入っているのだろうか
0319 金原引退
お疲れさまという言葉しか浮かんでこない。 U.K.Rという所属名を付け、自分が所属して(消滅した) UWFインター、キングダム、リングスという名を残そうとした金原が、 最後をパンクラスで終えるというのも感慨深いですね。 前田日明は、その引退試合に顔を出すのでしょうか。 報われない格闘人生というくくりにされがちな金原なんで、 覚えてる限りの良い試合を思い出そうと思う。穴だらけの脳細胞で。(リングス以降だけどね) まず初めはリングスデビューのNKホール。 思いっきりミーシャ応援で見てましたね。 エスケープの多さに金原が途中からヘロヘロになっていったんだけど、勝ったんだっけ(最初からあやふや) ヤマケンが血みどろで負けたのは覚えているんだけど。 次は後楽園ホールでの坂田戦かな。坂田の闘争心を上回る技術でしとめていたのが印象的でした。 これも思いっきり坂田応援でしたね。 次はなんだろな。モラエスに必死にタックルしている映像が浮かびましたが、あれはいつのことか。 マリオスペーヒーのタックルから必死に足を抜いている映像も思い出されますが、 あれは船木ーヒクソン戦の前座だっけ? んで、彼のピークはやっぱり2回のKOKなんでしょうね。 1回目の予選ではヘンダーソン相手に互角以上の惜敗。 そして2回目の決勝トーナメントでのデイブ・メネー戦が彼の最高の戦いであり、最高の勝利であるような気がします。 ゴッツゴツの殴り合いを制しての勝利でしたね。 準決勝でさらしみたいなのを巻いてノゲイラと戦った時も 「ケガさえなければわからない」って本気で思えたんだよなぁ。 その後は田村後のリングスのエースとして、アローナに膝十字を決められたり、 10周年ではマットヒューズに持ち上げられながら、アームロックを狙ったりしていたな。 最終興行で誰と戦ったかは、なぜか思い出せません。 ++++++++++++++++++++++++++ 最近は負けても全然驚かないような存在になっていた金原が、 最後に与えた驚きは、自分で引退を決めたという事でした。 格闘家に引退できるタイプとできないタイプがあるとしたら、 金原は、桜庭や田村や辰吉なんかと同じで後者のタイプかと思っていたのです。 でもそれは悪い驚きではありませんでした。 いつだって、早すぎるか遅すぎるかしかない格闘家の引退。 でも金原がボロボロになるまで戦って、 本当にボロボロになる前に決断を下した事は、誰も否定できないと思う。 金原が「もう無理だ」と言うんなら、それは本当に無理なんだろうなと。 最後に浮かぶイメージ。 それはリングスのいつかの試合、TKが投入したタオルをKO寸前になりながら、 自分で奪いとって、リング外に投げ返そうとする金原の姿です。 金原弘光はそういう格闘家でした。
0310 もうすぐHEROS
ヤマヨシと船木と高橋ヨシキと前田日明と桜庭が集合する大会ってのも、よく考えると凄いですね。 でももうネット上では、吸引力のキュの字もないって感じですね、この手の話題。 かといって、ネットで何が盛り上がってるのかもよくわかんない感じですが。 今、面白いのは前田と田村のブログしかないっすね、格闘ネット界。 でも、所も宇野も(上山も)いるんだよなぁ、よく考えたら。 金原も呼べば即座に集まるだろうし。 UWF同窓会ってのも、やろうと思えばできるんでしょうね。 見たいのかどうかも、やる意味があるのかどーかも、よくわかんないですが。 あと2、3年したら金原とかヤマヨシとか引退のタイミングを失った人たちの、 合同引退興行ってのもいいかもね(よくないか)
0213
【格闘技】ZSTという思想 ZST12@ディファ有明 大晦日に所と勝村が出て、でもその後はさしたる話題もなく、 今回の大会も特段の目玉カードがあるわけでもなく、といった感じの大会。 でも、会場はかなり埋まっていた(ふだん客席を作ってる花道横を閉鎖してはいたが) 会場に到着したのは五時。もうジェネシスバウトの中盤だった。 そそくさと座って、サッポロのロング缶を開けて、唐揚げ君を頬張る。 ジェネシスバウトはもの凄く面白かった。ある意味、本戦以上と言ってもいいくらい。 特にヤノタク道場の佐藤恵選手は最高。 師匠以上の不思議ムーブで(ゴロゴロ横に転がってるうちに、なぜか相手を巻き込んでテイクダウン→一本) かなり盛り上がる。当然色白、虚弱系。すごい。 その他の選手も一様にアグレッシブで、目的が明確な動き。 「とりあえず上にのっておけ」みたいな選手は一人もいない。 なんというか、これまでの「修斗で練習してきました。ZSTもやってみます」って選手じゃなくて、 最初からZST的な戦い方を目指して積み上げてきたような選手ばかり。 これは、ある意味でZSTの思想的な勝利なんじゃないかなぁと思う。 ルールや、大会コンセプトが新たな技術体系を産みつつある事は間違いない。 まだ参加道場の幅は広くはないけれど。 大会は、アマの登竜門的な「ジェネシスバウト」の後に、前座的な3試合を組み、 その後、入場式的セレモニーをいっさい排して本戦へ、この流れは結構驚く。 前田日明が観戦してたり、所、勝村のタッグが急遽決まってるのに、全くスルーしてそのまま本戦へ。 当然ながら、そこに何かの意味は有るはずだ。 本戦では、新規抜擢組の活躍が目を引いた。佐東伸哉を破った金原正徳、 小谷兄を破ったU-FILEの竹田誠志、そして伊藤ちゃんを破った内村洋次郎。どれも圧倒的な強さを見せた。 逆に言うと、彼らを前に出して行こうとする意思も感じられたのだ。過渡期をあえて作り出そうとしているというか。 それでは、ZSTはどこに行くのか。 よくわからない、でも間違いなくZSTは次の大会で何かの手を打ってくるはずだ。 そう感じた。
0113 遅ればせながら秋山−桜庭
真相がどこにあるのかは、わからないけれど 思い出すのは、10月のスミルノヴァス戦後の谷川インタビューですね。「でも実際に僕が試合を操作していたなんてことは、これっぽっちもないですから。 なぜなら、僕は誰が勝ったとしても、上手くストーリーを転がせる自信があるから」 「桜庭選手だったらスミルノヴァス選手に負けるわけはないと思ってたけど、 負けてもいいと思ってましたもん。 桜庭選手は当然負けるのはイヤでしょうけど、そこからドラマを転がせる自信が僕にはあるので」谷川はまた物凄い勢いでドラマを転がし始めている。 確信犯という言葉では表現しきれない。 巨大な自作自演というか、ネタを自分で作成するワイドショーというか。
<2006年>
1231 大晦日の色々
【零細企業の意地/田村潔司】 いやぁ勝ちましたねぇ。ちょっと驚きました。 あのまま試合が続いてたら地力では下回ってた感もあっただけに、なおさら。 もはや貯金は底をついたかという時に出て来て、これだからなぁ。 いや、見直しました。さすがだ。 【TKのタオルが遅かった/吉田秀彦】 その田村が対戦要求した吉田。かなり危ない負け方でしたね。 レフリングも酷かった。もうヘビー級との試合は組めないんじゃないかな。 かといって田村とは絶対にやらないだろうしな。どうするんだろ。 【足関節が取れれば/勝村周一朗】 TBSが放送開始から延々、過去の試合を流してたから、 もう放送されないかと思ったら結構いい位置で登場した勝村さん。 これはもしかしたら勝ったのか?と邪推しましたが・・。 本人もコメントしてましたが、変に打撃が当たってしまったのが、結果的に災いしましたね。残念。 でも何かは残せた、と思います。 【グレイシーが拍手した/所英男】 その場ジャンプの膝蹴りには驚きました。1Rの腕ひしぎ?も、かなり決まってたように思うし、 一瞬でもホイラーからマウントを取った事もそうですが、 あのホイラーが判定に納得の拍手をした時に、なんか震えてしまいました。 相手を叩きのめす事よりも、相手を認めさせる事の方が何万倍も難しい事、ですよね。 あとはセコンドにいたであろう前田日明が一度も映らなかった事に、意味があるのかないのか。 【初めて応援した/五味隆典】 石田のいじめて君キャラが見いだされたような気もする。見いだしてどうなるもんでもないけど。 試合後のコメント見てると微妙に流出しそうな気もする五味さんでした。 あと、青木もそうだけど、五味ってあの色の白さに凄みがあるんだよなぁ。 【最後まで嘘くさい/須藤元気】 引退、ですか。どーぞどーぞ。 結局須藤に名勝負、いや本当の意味での戦いはあったのかな?強いて言えばヤマケン戦? 一瞬は、あの「WE ARE ALL ONE」のメッセージに騙されかけた時期もあったけどね。 今後も、スマートにさわやかに、生きていってください。 【底はまだ見えない/ヒョードル】 ハントの善戦ではあるんだろうけど、ハントに腕を取られながら全く防御をしないあたりから、背筋が寒くなっていった。 立ち上がって打撃の攻防になったら、なぜか押され気味のハント。んで、あの腕ねじきり固め(命名)。 ミルコ、ノゲイラ、ジョシュあたりと比べても、2枚は上なんじゃないかと思いました。 逆にハントが立ち技オンリーでやってたら、どうなってかな? 【醜悪だ/秋山成勲】 桜庭があんな風にアピールするのは初めてみた。 それにしても秋山、タイムストップを求めた選手に突っかけていくのはおかしい。 レフリーも最後のストップじゃなくて、あそこで言い分を聞かなかった事が変だ。 まぁ秋山はやったんだろう。 それが無くても桜庭に勝ち目は薄かった事を考えると、やるせない。 桜庭がまた死に場所を失って、さらに彷徨わなければいけない事も含めて。 再戦はたぶんないだろう。専門誌はどこまで検証できるか、だ。 アイブルに証言を求めるべきだ。 桜庭は前田リングスに来い。 【MVPは所英男】 で、いいんじゃないでしょうか?自分的には2年連続2度目の受賞だ。 宇野とか所の戦い方にのみ、テレビで流す総合格闘技の明るい未来があるような気がします。 賛否あったであろうTBSの延々過去VTRを流すやり方。(賛はないか) まぁ酷いなってのもあるんだけど、テレビの人としてはあれだけ徹底してると逆に興味もわいてきた。 あれは「あたかも生放送」のように試合を流すから詐欺になるんだけど、 ライブ中継を徹底してVTR構成的に作り上げるっていう手法は、洗練させていけば意外と可能性はあるんじゃないかとも思いましたよ。 今のままでは最悪なのは、そうですが。 という事で、今年もよろしくです!
1222 リングス復活!!!!!
いやはや、なんとも。嬉しいニュースです。 たとえ実現しなくたって、いいっすよ。その気なってくれただけで十分です。 もうね、ZSTでいいんですよ。ZSTで。 小さくても、なんでもいいっす。 身の丈にあったレベルで、リングスと名の付く大会をやってくれれば。 思えば、リングス解散のニュースも12月に舞い込んできたんだよな。 もう5年前になるんですね。 これ以上のお年玉は、ないなぁ。 まだ現実的な事は考えたくないです。 しばらくはリングスファン特有の素敵なファンタジーの中に閉じこもっていたいっす。
1221 亀田 弱くはないけど強くもない
というのが感想ですね。 僕判定は115?113で亀田でした。 アウトボクサーにスタイルチェンジした結果、 亀田の本質である生真面目さと、防衛本能(気の弱さ)がはっきりと見えた感じ。 自分の打たれ弱さへの恐怖は、かなり根強いんじゃないかなぁ。 今後1、2試合は楽な相手をインドネシアから呼んでくるとして、その先はどうするんだろうなぁ。 たぶん、そこそこ強いと感じた相手には、今回のスタイルを崩さないんじゃないかと思います。 「負けてもともと」のチャレンジマッチを経験できなかった不幸は、 この後じわじわと苦しめていくような気がします。 それは亀田自身の責任ではないにしろ、 20を超えた亀田がいつか自分を取り巻く環境に向き合う事ができるかどうかは、 注目したいところですね。 (弟は、それ以前の問題だ。なぜ世界ランカー?)
1212 田村 大晦日出場
だ、そうです。「田村気まぐれ日記」が携帯に配信されてきました。 1年前だったら「大晦日出場!!!」って書いたんだろうけどなぁ。 うむ。燃え上がらない自分が痛いっす。 2ちゃんをチョコチョコ見てみたら、カシンとやるとか書いてあるのもありましたが、 どーなんでしょうか?HEROSって事? 明日会見だって言うから、それを待ちましょう。はい。 ・・・しかし、燃えないなぁ。どうしたんだろ、俺。 全てはフルヌードブログがいかん。名前から何からすべていただけない。 会見の言葉とか、今後の動きに、でもまだ期待はしてるんだけど、ね。 (田村がやるべき最後の仕事は、全力でU-STYLEをやる事だけだと思う)
1031 ボクシングが変わった日
大学時代の先輩からチケットをもらって、武道館へボクシングのWタイトルマッチへ。 イーグル京和と長谷川穂積。現役で最強、 というかここ5年くらいの日本ボクシングで最高の2人だ。(あとは徳山ですね) さらにこの日は採点を4回ごとに公開するという、歴史的な試みが行われるのだ。 なんでも、前に一度試験的に導入した事はあるそうだけど、本格導入の世界で最初の試合、らしい。 15回制が12回制に変わった時以来の大変化だと、僕は思う。 席はアリーナのいい席だった。 客層も良かったなぁ。なんか後楽園ホールのボクシング客がそのまま拡大して、 ちょっとスポンサー絡みが増えたくらい。 派手な応援は、長谷川応援のジェット風船くらいだったし、 選手のコールも起きなかったけど、いいパンチや攻防に素直に反応していく会場は心地よかった。 んで判定公開ですが、自分的にはすごく良かったと思いました。 4回ごとに公開される事で「はい、ここまでは、こっちの優勢ですよ」という共通理解ができる。 自分が付けていた判定とは、たいがい1ポイントくらいずれたりもしてたけれど、 そのずれが積み重なる前に、自分の中で修正される。 で、最後の4ラウンドの攻防が、ものすごくクリアに見る事ができた。 二人の試合については、それぞれマックスの強さが出たとは思えなかったけど、 それが逆に好勝負につながったし、二人の地力の強さを見せた感じ。 挑戦者が両方ともメキシコ人で、両方ともラバナレス的だったのも笑った。 スタイリッシュな二人の王者が、あの土木作業員のような斜め下からのフックに、 辰吉のようにやられてしまうんじゃないかと心配したけれど、それは杞憂でした。 (あるいはラバナレスほどではなかったという事か) あ、そういえば国歌斉唱でアカペラした大沢なにがしの、 破壊的な音痴っぷりは、武道館に波紋を広げていたな。 亀田戦のT-BOLAN(だったっけ)といい、君が代アカペラは、 歌手の実力査定の新たな方法になりうりますな。 聞いていると「きみがーよーは」と「いーわーおーとなーりて」が難しい?ようだ。
1031 サダハルンバ
久しぶりに格闘技雑誌を読みながら、居酒屋。代々木上原の焼き鳥屋。大生1杯と小生2杯。 大が500円で中が450円で小が200円。量的には「小」×2が「中」で、「中」の1、2倍が「大」。 どういう選択が最も得だったのかは、わからない。 読んでいたのはゴング格闘技。紙プロもあったけど、表紙の吸引力でゴン格。 谷川インタと、所のインタと、吉田豪の書評の星座が面白かった。 最近の格闘技雑誌だったら、3つ面白い記事があったら得した方のような気がする。 特に吉田豪のは鈴木みのる本の書評で、久しぶりにやっつけ仕事ではない本来の味。 (でも昔の内野安打くらいで、決してHRではない) 最高だったというか、ショックを受けたのは谷川インタ。 例の桜庭ルール問題を、クマクマンボが突っ込む内容なんだけど、 クマクマの愚直さ(愚鈍さかも)と、谷川の返す刀での現在の格闘雑誌批判がスイング(古いか)して、 両者の良さが出ていたと思う。 今の格闘技雑誌がネットに毛のはえた「つまらない正論」ばかりになっていると批判した上で、 試合を操作したのではという質問に対して答えた谷川の言葉に、すこし酔いがさめた。(あるいは回った) 「でも実際に僕が試合を操作していたなんてことは、これっぽっちもないですから。 なぜなら、僕は誰が勝ったとしても、上手くストーリーを転がせる自信があるから」 「桜庭選手だったらスミルノヴァス選手に負けるわけはないと思ってたけど、 負けてもいいと思ってましたもん。 桜庭選手は当然負けるのはイヤでしょうけど、そこからドラマを転がせる自信が僕にはあるので」 ぶっちゃけすぎだ。 真実を追い求めるジャーナリストの矜持や倫理はそこにはなく、 あるのは虚実の境目で物語を生み出し、大衆の欲望と勝負するテレビマンとしての自負である。 無条件に肯定されうるものではないが、熊久保の言葉より、谷川のそれが僕に届いたのは、 熊久保がある種の(退屈といってもいい)建前の域を超えていなかったのに対して、 谷川の言葉が本音、あるいは本音に近いものだと感じさせる説得力を持っていたからだと思う。 (それすらもコントロールされたもののようにも思わせるのだが) たとえばTBSのガチンコファイトクラブを考えてみる。 たぶん9割方がやらせであったとしても、あのプロテストはある種の真実だという考え方。 あるいは亀田劇場の中にも、何かのリアルがあるという事。 谷川がやろうとしている事は、それらよりはリアルな方向に針を振っていたとしても、 本質的には圧倒的な「虚」の、中心にだけ「真実」を置く方法のように思う。 誰もが否定できない正論が、マスヒステリー的に加速していく今のテレビやネットのジャーナリズム。 (高校の単位不足問題や、飲酒運転キャンペーンなどに象徴されると僕は感じる) 谷川の「偽悪」が、どこまで計算されたものなのかは分からないけれど、決して無関係ではないだろう。 前田日明ですら「谷川劇場に乗せられた」と脱帽させてしまう谷川の力。 それを肯定するか、否定するかは、彼の核にある方向性にあるのだが、 このストレートなインタビューでも、その根本のモチベーションだけは明かされなかった。 それにしても・・・。 人間的な大きさや、スケール感はいつまで経っても全く感じさせないのに、 「対人間力」とでも言うべき、人の心の動きに対する理解や、 それをコントロールする力と欲望だけが突出している。 本当に不思議で異様な存在だと思う。 (雑誌の編集者から、コメンテーターではないテレビの人間への移行というのも、希有な例ではないか)
0806 HEROS 天井桟敷の人々
当日券で行ってきましたHEROS。 一番安い6000円だったんだけど、これが見事に最後列。 天井から吊り下げたスクリーンのさらに後方なんで画面が左右逆。 赤コーナーが青コーナー。カタカナがハングルに見える。 試合は、たーくさんありましたね。 ザクっと言うと、前半おもろ、後半グダグダ(あるいは、すやすや)って感じ。 遠いし、左右逆だから、印象もあやふやが多いですが、 最後列まで届いたのは、文句なしに所の試合。そして宇野の試合。 特に所の頑張りは、ちょっと驚かされました。 ここ最近の試合の流れから落胆する展開も想定して臨んでいたんだけど「名勝負製造機」の本領を発揮してました。 相手がかみあう相手だったってのもあるけども、 5分×2の時間の中で、あれだけメッセージを発せられる選手、 単調な勝者しかいなくなった今の総合の中で「弱さの中の強さ」を試合で伝えられる選手は、 そうそういないんじゃないかと思いましたよ。 ある意味最近の高見盛に近い感じ。 夜中に公園に行って素振りをしたくなった青年も多いのではないでしょうか。 宇野も良かったですね。 かなり斜に構えた人間でも「あぁ勝てて良かったね」と素直に言わせてしまうひたむきさがありました。 マンバも魅力的ではありましたけど。 ここら辺の感じがHEROSが唯一武士道に勝てるラインなんじゃないかと。 えーとヤマヨシに関しては言う事はありません。 ここ10年くらいで、一番体は絞れてましたが、それが練習の成果なのか、体調が悪いのかも、よくわからなかったです。 ただ、滑川とかヤマヨシとかが、輝けるリングがないものかと思います。そしてそこに降りて行く勇気を持ってほしいと。 桜庭については、まぁ皆が言ってるのと変わらないですね。 試合後、ずっと前田が桜庭の横にいて、何かを言い続けていたのが、印象に残りました。前田は今後どうするでしょうか。 ちょっと気になります。 以上、6000円分は所・宇野で楽しめたと感じた興行でした。0803 「ボクシングって面白いな」と再確認したのも事実
一応、仕事で横浜アリーナに行って来た私。 バックステージをうろうろしてたら会場に戻れなくなり、 後輩が「こっちですよ前田さん」なんて連れて行くから着いて行ったら薄暗い楽屋裏みたいな所に迷い込み 「やっぱここから会場には入れないだろー」なんて言ってたら、後ろから気合い満点の亀田親子が入って来てびっくり。 会場には入れるけど、花道に登場する所だったよ。 つーかセキュリティが甘すぎる(責任転嫁)。 あやうく視聴率50%の番組に映ってしまう所でした。 自分判定は116−110でランダエダでした。 でも試合自体は気持ちの感じられる良い試合と感じました。 後楽園ホールの東洋太平洋タイトル戦って感じの根性ボクシングでしたが。 あれで正しく判定負けして、バッシングが起こってたら、亀田擁護に回ろうかなって考えてたんだけどな。 でも、スパさんも書いてたけど、これからの伸びしろはあんま感じなかったですね。 例えば辰吉の世界タイトルの時のような、無限の可能性がなかったなぁと。 減量苦の話も書いてあったけど、それがもし本当なら、まだ体の大きくなる年頃だから、ちょっと可哀想ですね。
0727 もうすぐHEROS
よく考えれば、旗揚げの前田コールの感動から1年半。 あの所vsペケーニョ戦の興奮の夜からも、まだ1年しか経ってないんだよなーと思うと時の流れの速さに愕然とする。 僕らの移り気の速さか。 あの頃の期待はどこで失われたんでしょうねぇ。 大晦日までは、そこそこのレベルだったような気がするから、その後の失速と言っても2、3大会の事だよなぁ。 そのなかにはKIDの飛び膝蹴りもあるのに。不思議だ。 リングスだったら1年に1回良い興行があれば、その他の事は全て許せたのにね。 この次もそんなに悪い興行では無い気がするんだけどね。 なんやかんや言っても、所と宇野と桜庭が見れる興行なんだからねぇ。 おまけで秋山とか高谷も(あと誰だっけ)付いてくるんだし。 しかしKIDの離脱はもの凄い惜しいすねぇ。 せめて総合との決別大会として8月大会に出場させられなかったのかって思うよなぁ。 なんかあるんだろうなぁ。
0706 VIVA BOXING
昨日は人に会う用事で後楽園ホールへ。 大阪のグリーンツダジムの興行「HONMAMON」がやっていた。 かつて井岡弘樹を産み、名作「遠いリング」の舞台にもなった老舗ジムだけど、 例の3兄弟以来個人的には「どうしちゃったのかな」という感じのあったジム。 でも興行は良かったです。4回戦から西vs東の対抗戦ムードのなかで、実直な戦いが展開していました。 いかにもな大阪ヤンキー軍団が仲間を応援している感じに、最初は「なんだかなぁ」と思っていても、 試合が終わると素直に勝った相手にも拍手してる姿にすっかり好感を持ったり。 そういや、昔好きだったセレス小林がジムの会長として選手を送り出していました。 ジムの選手、4回戦の三谷拓也選手はなかなか小気味よいファイトをしてTKO勝ち。 トランクスには「宇宙一」との刺繍されてましたが、今日が初勝利との事でした。 あとはセミファイナルの那須って選手の時「ビッグマウスラウド」の幟が出ていて、前田からも激励賞が出てたな。 大阪出身だからかな?観客席を探したけど、上井も前田もいませんでした。 ***** 仕事の用事をすませ、途中からは客が数人しかいないバルコニーから ビール片手に(ファイターチキンをもう片手に)見ていたんだけど、やっぱボクシングはいいっすね。 最初は久しぶりの3分1ラウンドの感覚に慣れなかったけど、 だんだん、あの40分くらいを共に歩んでいく時間の流れが快感になってきました。(酔ってきたという話もあり) K-1や総合的な闘鶏のような打撃ではなく、緊張感のなかに、 微妙な緩急や駆け引きのある戦いが経過していく感じは、やっぱ美しいっす。 そして突然訪れるダウンの瞬間。 一瞬のコンビネーションが当たって、半秒たってから倒れていくあのダウン。 丸太で倒すのではなく、居合い抜きのような交錯。 軽量級が多い興行だからかもしれませんが、 いくつかの「これぞボクシング」という一瞬が見れたのは思わぬ収穫でした。 その後はひとりで呑もうかと思ったけど、 いまいち心にふれる飲み屋が無く、立ち食いそばを食べて帰宅。
0616 U-zeal 観戦記
土曜日はU-FILEの新たな格闘技興行、U-ZEALを見にいってきました。ものすごーく良かったんですよ、これが。 U-FILEの興行っていうと「格闘テイストなプロレスか、学生プロレス的な格闘技なんじゃないの?」ってイメージがり、 実際U-FILEの名誉会員(要するに幽霊部員)である僕ですらも、どうかなぁって思ってたのですが、 いやいや、なかなか、どうしてどうして(説明になってない)。 メインの中村大介の試合が最高だったってのもあるんですが、 全8試合それぞれがなかなかのテンションでした。 なんだかアホみたいな表現ばかりですいませんが。 格闘技レベルで言えば、それはそれなりなのかもしれないですが、 エスケープ有り(5エスケープ)の総合格闘技(KOK直前のボディ打撃ありのリングスルール)を、 かみあったレベルの選手が愚直に真剣にやっている感じは、素直に興奮できたり、胸を打ったりするものでした。 当然の事ながら超至近距離だし、道場だからリングに段差がないので、もの凄く見やすく、もの凄く迫力があるという。 選手のレベルは色々でも、少なくとも参戦した16人の選手全員が15分一本勝負の中でグダグダな動きになる事がなかった事や、 いわゆる「U系エキシビジョン」みたいな、作られた見せ場は一つもなかった事は正直驚きました。 前半はパンクラスの佐藤光留の「光留塾」との対抗戦だったのですが、これも意外になめていない。 アドバイスは修斗的な「はい、そこで足抜いて」なんてのではなく 「てめぇー攻めろよ! 今いかなかったら許さねーぞ」みたいなものなんですが、 これが意外に(そればっかで失礼か)客の温度を上げていきました。 何にせよ真剣なんですよ。至近距離だから、逆にそこは誤摩化せない。 3試合目でようやく一勝をあげれた時は、素直に拍手でした。 あとは対戦カードの一つ一つについて選手の紹介や試合の見所を病的なまでに綿密に書いたパンフレット(というかレジュメ)は、 なかなかのものでした。 わかりやすいかどうかは別にして、「ああ、何かがやりたいんだな、伝えたいんだな」って事だけは強く伝わってくるという。 一緒にいった格闘技初心者、見た事あるのは全日と全女だけ、の後輩も 「あれがあったから楽しめた」と感心していたので、まぁそうなんでしょう。 そして何と言ってもメインの中村大介と松田英久の試合は凄かった! これ、田村ファンのひいき目でも何でも無く、そのままZSTメインでもおかしくないクオリティがありましたよ。 なんていうか、田村vsヤマヨシ3戦目の試合開始直後の動きを、さらにハイテンションに、さらに説得力を増して高速回転というか、D EEPトーナメントの中村大介vs中尾受太郎で中村が見せた「腕十字をカウンターで返して腕十字!」の世界が全面展開というか。 とにかく、これこそがリングスの続きであるU-STYLEの進化系だ!っと、興奮してしまいました。いや、今もしてます! ビデオが発売されたら、絶対に買います。私。デジカメ映像でも買いますよ。はい。0606 プライドの危機
いやいや。どう反応していいか、困る出来事ですねー さすがに喜ぶのも気が引けるし、今さらプライドを惜しむ気には当然なれないし、 今後の格闘技界を憂えるって感じにも、ならないなぁ。 思うのは「リングスが潰れた以上のショックは、何があってもない」って事だなぁ。 「まぁ、そういう事もあるわなぁ」って感じだ。 そういう意味では4年前の2月からずっと、半分死人なのかもね、僕ら。(「ら」って何だ) リングスの後にZSTがあり所英男があったように、 志があれば何かは残っていくだろうし、続いていくんだろう。 田村はどう動くだろうか? 佐伯さんは、高阪は、リングスロシアは、どう行動するだろうか? そして「天下三分の計」という言葉と共にHERO'Sに加わった前田は、谷川は、どう反応するだろうか? 死人としては、見つめ続けるだけだなぁ。
0604 PRIDE武士道
たまには、プライドへの敵意を抜いてニュートラルに見てみようと思ったのですが やっぱ悪意が抜けないっす。 以下、プライドの「いただけないポイント」を試合別に。 第1試合何がいただけないかって、 解説の高阪先生が色々とわかりやすい解説してるのに、 あからさまに生返事な実況アナ。 「俺の用意した原稿が読めないじゃないか」的な態度がありあり。 対戦相手も、試合内容もすでに記憶にないな。第2試合 フィリオとフランスの柔術家えーと、何がいただけないかって TKシザースを実況アナが知らないのがいただけない。 フランス柔術家のきれいなTKシザースを、思いっきりスルー。 いただけなさすぎる! そしてフランス柔術家、2回目のチャレンジ。 そこで高田総統。「うーん。あの逃げ方は・・・」 お、お前も知らないのか、TKシザースを。 僕が高阪だったら泣く。第3試合 長南の試合何がいただけないかって、 TKの存在で圧倒的に発言が少なくなっている高田総統はいただけない。 長南の相手もなかなか打撃が良く、 判定になったら微妙だなぁという感じのまま第2Rが終了。 これはどっちかなぁ・・と思ったら、高田総統が自信満々に一言。 「僅差だね!」 それは分かってるっちゅーに。 僅差でどっちなのよ。第4試合 瀧本とムサシ何がいただけないかって、瀧本の弱さはいだけない。 何よりも田村の勝利の意味が薄まりまくってるのがいただけない。 ていうか覚えてますか? 田村と瀧本の試合。 第5試合 アウレリオvs石田 何がいただけないかって、別にいただけないものは無かったな。 石田の独特の存在感を見て、茨城にはそれっぽい人がたくさんなのかなぁ、とは思いましたが。 あと試合後のマイクは、円谷幸吉的でしたね。 あと「石田なら勝てる」と、翻訳して伝えたのはDSEだよね。 主催者がマスコミも兼ねちゃいけないよ。場でもなんでもない。 ああそうだ。アウレリオに「小さなノゲイラ」というキャッチフレーズを多用してましたが それは普通にペケーニョの事だろう。第6試合 川尻vsベネット足関で負けたのに、全力で走り去るベネットに全部持っていかれた川尻はいただけない。第7試合 マッハと誰か明らかなミスマッチ。最近こういうマッチメークの含有率は増えてるな。 「強い体 強い頭 良い頭」ってキャッチフレーズはいいな第8試合 郷野vsロンバートグラバカvs吉田道場って、どっちも応援する気にならないな。 郷野はDJ OZMAで入場。 どんなに色々な事をやったり、色々な事を言っても 目が全てを裏切っている。 この人は、いい人で、真面目な人で、小さな人だ。 郷野は昔から痛々しい。 ロンバートは元気で良かったな。 判定は、ロンバートだろう。 面倒くさくなったんで、ここまで。
0524 最近の雑誌
ゴング格闘技はよかったな。編集陣が変わるとかなんとかあったみたいだけど、 何回かのスタッフ変更でも、一定のテイストは守ってきているように思う。 「respect yourself」というテーマの設定も良かった。 高阪や中井や宇野の歴史をたどる事によって、ある信念を継続する意義を伝えていく事は、 狂騒のただ中にある格闘技の現状に対する控えめな、でも説得力のあるメッセージになっていたような。 そしてその中心にあるのは、熊久保の愚直さと対象への距離感のように思う。 紙プロで良かったのはノゲイラの高阪へのメッセージ。 「どうしてコウサカは、ハントを相手に打ち合うようなマネをしたんだ?まったく理解に苦しむね」 「確かにあの試合は感動的だったよ。コウサカはスピリットを見せたと思う。でも・・・」 「感動的な負けより、僕はコウサカに勝ってほしかったんだよ」 全員が味方で、全員が理解者みたいになった気持ちの悪い状況の中、一番リアルに響いた言葉だった。 昔、田村が高阪との対談で、リングスから距離を取ってアメリカに行った時の事を指して 「高阪はハードルがある時に、乗り越えるのでなく、くぐっていくようなやり方をするのがずるい」 というような事を言っていたけど、 それと同じくらい、本当に人間高阪に向けて発せられた言葉のように思えた。 本当のライバルであり「敵」が、つまりは理解者が、それくらいしかいなかった事が、 高阪の不幸であったんだと思う。 まぁ必然かもしれないけれど。
0506 色々な雑感
田村は今、何を考えているだろうか。 HERO'Sに行く事も、武士道でウェルターGPに出る事も、まぁあり得なくはない。 でも、一番の予想は、双方からのアプローチのまん中で動かないって選択だ。 でもでも、少なくとも田村の現在の総合へのモチベーションとして、 桜庭戦以外のものは(金以外には)あまりないと思う。 だから、もしかしてHEROSに行くかもね。 そんな事も含めて、谷川氏の「人たらし」としての能力がフル回転してるんだろう、今頃。 桜庭の懐に入って口説き落としたってのは、やっぱ驚愕の能力だと僕は思う。 +++++++ そして桜庭だ。 たぶんウェルターGPへの出場の強要が、離脱の要因になったんじゃないかっていうのは言われてますね。 それは何かと言うと、僕の想像はこうだ。 PRIDE的な多神教的、あるいは「お前がダメになったら、いつでも代わりはいるんだぞ」主義が 最終的に馴染まなかったんじゃないか、と。 サバイバルという言葉や「過酷なリング」という言葉に隠された、主催者/榊原サイドのごう慢さ。 それは五味戦前にアウレリオに「寝技はやめて、立ち技で堂々と戦え」的な事を言った高田の態度と根を一にする。 物語の強制。 闘う者にはそこに機能的である事を求め、受け手にはその受容能力を求める。 それは、あのとても秀逸な煽りVTRも含めての構造だ。 最近のVTRにアニメが多用されている事も象徴的だ。 そして今、それが最も優れているファイターが美濃輪だ。 もちろん制作者にクリエーターとしての偏差値が物凄く高い事や、美濃輪の絶対的な面白さは認めた上で でも、美濃輪の好きだったパンクの精神はどこに言ったのかと、言いたい。 格闘家は神だったはずなのに、いつのまにか神事に供される奴隷となってしまった。 たぶんそういう事だ。今の時代は。神は必要とされていないのだ。 神事を取り仕切る神官が、存在しない御託宣をねつ造する。大衆が最も求める気持ちの良い御託宣を。 ******** あと一点。 桜庭が言っていた「谷川さんに好き好き好きと言われたんで、好きになっちゃった」ってのは 冗談では無いと思う。桜庭はこういう言葉で本音を言う人間だ。 本気で求められたと、少なくとも桜庭は感じた。 そしてその事によって満たされるだけの「欠落」が、今の桜庭にあった。 そういう事なんだと、僕は思う。0505-2 醜悪だ
榊原代表の会見
----桜庭選手の件に関してなんですが。 「話すと長いんですが 試合を見るまでいろいろ考えていましたが、喋るのがバカらしくなっちゃったなと。 今回の試合に上がるための選手の生き様を見ても、PRIDEのリングに上がるためには準備をしなければいけない、 そのためにいろんなものを諦めなければいけない過酷なリングなんです。そういう覚悟を持った男たちでなければ、 このリングには上がれないんです。それを今日は痛感しました。 桜庭選手への想いは僕にもスタッフにもいろいろあります。例えば僕自身がHERO'Sに行くという選択肢はないんです。 桜庭選手もそういう人だと思っていました。家族を愛する、兄弟を愛する気持ちっていうものがあって、 そういう風に生まれてくる事は自分では決められないんですね。そういう家族だと思っていました。 僕らの気持ちと桜庭選手の気持ちに溝があったという事ですね。愛する気持ちは上手くいってる時はいいけれども、 時には憎しみになったり、エネルギーになったりするんです。僕個人は裏切られたという気持ちです。 桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか、という感じですね。僕らが一方的に家族みたいに思っていただけなんだ、と。 それは契約云々ではなく、信頼関係があれば契約は必要ないと思っていましたから。 いろんな事がありますが、今日の試合を見てその試合がすべて現実です。 命を賭けて闘っている選手たちが、今の家族・兄弟なんだと。そういう人たちと世界最高の舞台を創り上げていきたい。 藤田選手や高阪選手の生き様を見ていただければ、そこでしか真のヒーローは生まれない事が分かってもらえると思います。 裸一貫で殴り合うという原始的なものが格闘技なんです。そこで勝ち続け、闘い続けなければ真のヒーローは生まれない。 我々は今まで以上に頑張りますので、よろしくお願いします」 特に意味がわからない部分をあげる。例えば僕自身がHERO'Sに行くという選択肢はないんです。→当たり前だ。会社の代表が敵会社に行く訳が無い。桜庭選手もそういう人だと思っていました。家族を愛する、兄弟を愛する気持ちっていうものがあって、 そういう風に生まれてくる事は自分では決められないんですね。そういう家族だと思っていました。→ 家族という、口当たりのいい言葉を使う所が腹が立つ。 わずかな歳月の中で、己の肉体を削って表現しているファイターと、 金儲け人である自分とを同じフィールドで語る事だけで犯罪的だ。僕らの気持ちと桜庭選手の気持ちに溝があったという事ですね。愛する気持ちは上手くいってる時はいいけれども、 時には憎しみになったり、エネルギーになったりするんです。僕個人は裏切られたという気持ちです。→ 気持ちに溝があった。と言いながら、一方的に「裏切られた」と言う感性がこの人のすべてだ。 桜庭があえて「きれい事」だけで会見を終えた意味を全く理解していない。桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか、という感じですね。僕らが一方的に家族みたいに思っていただけなんだ、と。 それは契約云々ではなく、信頼関係があれば契約は必要ないと思っていましたから。→ ここまで金で物事を進めてきておいて、他人の団体を引き抜きで潰しておいて 今、この言葉を吐けるってのは、ある意味バカ負けする。 日本の精神的退廃の最前線だ。0505 HEROS,亀田、PRIDE
GWの興行ラッシュは、HEROS→生観戦。亀田→地上派録画。PRIDE→PPVのシフト放送で鑑賞。 悔しいが総合評価ではPRIDEかなぁ。 逆境の時の神風っぷりは前社長自殺後のREBORN(ヒョードルーノゲイラの第1戦)以来の感じ。 まぁ、今回は多分に計算されたもののような気もするが。 TKは最後にベストファイトが出来たんじゃないかな。 「総合でのどつき合い」というリングス(というかヤマヨシの)夢が叶いましたね。 どこまで行っても、自分のクレバーさから逃げられなかったTKが、 ハントという存在に巡り会えた事で最後に心を打つ戦いをする事ができたのは、まぁ良かった事なんだろう。 体は本当に絞れていた。 無理矢理自分に課していた「日本人のヘビー級」という呪縛(ケビン山崎の呪縛か)からも自由になれたのでしょうね。 でも本当はモハメッドアリのように「引退? ありゃ嘘だ」とばかりに戦い続ける事ができたら、 もっと好きになれたのになとも思います。まだわかんないけど。 あと、ジョシュは凄かったですね。藤田はどうでもいいや。 美濃輪ーミルコの煽りVTRは良かった。でもあれは「ミスマッチ」だと思う。 すでに桜庭の道を少し歩み始めているな。 アイブルが下から十字にトライしてるのにも、微妙に心打たれる。 吉田もどうでもいいっす。秋山もそうだけど、あそこらへんの柔道家に、 「強さ」にも美しいものとそうでないものがあるという事を教わりました。 HEROSは桜庭と所と宇野とKIDですね。心に残っているのは。 宇野の戦いは特に良かった。なんていうか、寒い地方の地道な手工芸の職人を見るような感じでした(意味不明)。 明日も働こうかなぁって。 桜庭はまだ心にうまく収まらない。長年田村側から桜庭を見た立場で言うと、 桜庭は嫌な性格を全開にした時ほど、魅力的に映ると思っていた。底意地の悪さが桜庭の誠実さだと。 なんで、今後に期待する。「両方の舞台に上がりたい」と言っているうちは駄目だ。何かを誤摩化している。 高田という傘が無くなった剥き身の桜庭がどんな表現をするのかは、楽しみではあるけれど。 えーと。あとは。 KIDは凄いねぇ。所は残念だったねぇ。 でもこの宇野、所、須藤、KID。という同階級4人のスターを持ってる豊かさを生かす為の仕掛けは、 もしかしたらトーナメントじゃないかもな、と思いました。 少なくとも、サバイバルで序列を付けてしまうのは惜しい。 たとえばリーグ戦だって出来るはずだしね。 この豊かさがもう少し保ってほしいと思ったな。 そんで亀田祭りか・・・。 こんだけ弱い相手は、なかなかいないだろうってくらいでしたね。 ボクシング界のかませ犬史上でもかなりの部類に入るよなぁ・・・。 この次が世界戦だったら、逆に亀田がかわいそうだ。 というわけで雑感終わり。 あとはイーグルとデラホーヤか。
0417 亀田大毅の試合
を途中まで見る。 ・まぁ17歳で、デビュー2戦目で、6回戦ならこんなものか。 ・しかしジャブは出した方がいいよなぁ。双方とも。 ・そんな強打者には見えなかったすね。攻めは相当に単調な 印象。相手が防御一辺倒で助かったって感じも。 ・しかし自分で弱い相手を連れてきて、その相手を非難する金平会長もいかがなもんか。 ・大阪のヤンキーキャラって、よくよく考えるとアナクロ。最近は、意外と面白く感じられてきた。 てな感じでしょうか。0408
ゴングの前田インタビューは良かったっすね。 何より写真の前田の顔が良かった。ああいう顔をしてるって事はいい状態です。 「船木にリアルパンクラスをいつかやれって言った」って発言が面白かったな。 パンクラスに対しての<リアル>って言葉は「全ガチ」を意味するわけはなく、 つまり「理想のパンクラス」を意味する訳だから、えーとつまり、 前田と船木はお互いの旗揚げの理想について話し合ったんじゃないかな(少なくとも前田の意識の中では)と。 そう思うと、それだけで救われた気分になりました。 あと上井を批判しながら、最後のくだりまで、 ずっと「上井さん」と語ってたのも印象的でした。 このインタビューが謳い文句通りに「無削除・無修正」だったとしたら、 前田は相当に成長したんだなと思いました。 自らをコントロールする術を身につけたというか。 もしかしたらそれは衰えなのかもしれないけれど。 抑制されたトーンだからこそ 最後の上井へのメッセージが心を打った。 再録する。 「上井文彦、もっとしっかりせい、全責任は自分で負え、逃げるな、 選手に責任を負わせるんじゃない、お前はいつからそんなヘタレになった? ガッカリさせやがって!歳取ったらもっとカッコつけんかい!! このボケ!!」 たぶん、いや間違い無く、この発言は上井本人に直接伝えてない、いや言えなかった事なのではないか。 人を過剰に信用して、過剰に期待して、 そしてその思いが報わずに、過剰に人を傷つけてる事を繰り返してきた前田。 おそらく、リングス崩壊以後、前田はそんな自分の半生と向き合ってきたはずなのだ。 そして、その大きな理由が自分自身にもある事に気付いたのではないか。 だからこその、このインタビューの抑制されたトーンだったのではないか。 でも、それでも、最後にまた人を信じたくて、その為に刺のある檄を吐くのだ。 なんというか、リアル「ハリネズミのジレンマ」というか。 これこそが前田日明だ。0101 大晦日
大晦日の試合をよーやく、おーむね視聴終了。 ベストは所だよなぁ、やっぱ。 「マッチメイクの勝利」と、その意図を100%以上に具現化できる所英男の「ポテンシャルの勝利」って感じですね。 格闘技の持つ「遠心力」、一見の人でも感動させ、何かのパワーを与えてしまう 最良の部分を抽出したような闘いでした。 五味の試合も良かった。 あれとKID−元気の試合で、2つのイベントの優劣をつけろと言われたら それは五味かなぁと言う気もした。 でも、僕らには所がいる。 プライドが、頭脳明晰にその魅力を分析して、同じ種類のチャレンジマッチ的な意味合いで 金子某の試合を組んだとしても、それは所の素晴らしさを伝える逆説にしかならなかった。 プライドに所英男は作れない。 ぎりぎりボビーオロゴンもどきは作れるかもしれないけれど。 出来るのは、須藤元気を引き抜くくらいの事だろう。(わかんないけど) プライドにもいい試合がたくさんあったけど うさんくさいけど、はげしく人間的なHERO'S/K1の方が、今の自分の気分にあっている。 というわけで、今年もよろしくです。 (しかし、近藤とアローナは勝ってただろう)
<2005年>
1221 桜庭−美濃輪
だ、そうです。 DSEも保険のかけ方がうまくなってきましたね。 夏に向けては、日本人選手をわずかに絡めた最強路線のトーナメントで盛り上げ (実力主義の看板を守り) その他の季節は、リベンジの物語と、日本人の「因縁」対決で食いつなぐ。 K−1の作ったビジネスモデルって奴ですか? たぶん再来年には、ブラジル予選が開かれる事でしょう。 でも、美濃輪は田村じゃないし 桜庭−美濃輪は、桜庭−田村の代替品には決してなりえない。 なぜならば、「田村ファン」のような「美濃輪ファン」など、存在しないからだ。 美濃輪が面白い存在である事を知っている人は多いだろう。 でも、美濃輪の今年の戦績を正確に語れる人間がどれだけいるだろうか。 確かに桜庭−美濃輪戦はそこそこ盛り上がるだろう。 でもそれは次の五味−マッハ戦の興奮に取って変わられるだろう そしてそれは吉田−小川戦への興味に。 ビデオ録画されたとしても、繰り返し見られる事はないだろう。 そんな気がする 少なくとも僕は、去年の大晦日の事なんてまともに思い出す事ができない。 桜庭−田村はもう実現はしないだろう。 今年田村が断った事は正しかった。 しかし、その事がある種の「折り込みずみ」の世界になっていたのだから もう田村がそれを受ける意味は完全に消滅したのだ。 実力主義的に言えば、すでにオンリーワンな存在では無くなっている田村。 存在論的にも交換可能な存在になってしまったら それは完全な死だ。 それが分らない程、自分を見失ってはいなかったということか。 もっとうがった見方をすれば、田村はAXISでの失敗を、AXISでDSEに乗ってしまった失敗を 大晦日を蹴る事で取り戻そうとしているようにも見える かなり難しい闘いではあると思うけど そこにはまだ希望はあると思いたい 田村ファンが田村に描いていた幻想。 田村がここまで貫いてきた「田村的」な生き方。 コミュニケーション能力だったり、情報網だったり 物事をスムースに進ませる力ばかりが最高のものとされる世の中で 「空気を読めない」事が、最低な事とされる風潮の中で 僕はまだ「田村的なもの」を必要としている それは「反骨の剣」と、かつての紙プロが名付けた何か。1123 U-STYLE AXIS
直前まで、行けなかったら行けないでいいかなぁと思ってたけど 思いがけず、奥さんに「行けば」と言われて、行く。 着いたのはタッグマッチの終わり頃。第4試合だったかな。 滑川が松田か誰かに勝っていた。 客席の入りは、限り無くリングス末期という感じ。 リングスと違うのは、冷たい笑いが絶えない雰囲気だ。でもまぁ、そうだよな。 僕が見た試合は、 ヒカルド・モラエスVSジェームス・トンプソン フランク・シャムロックVS中村大介 川田利明VSミーシャ そして田村とジョシュという感じ。 モラエスの試合は言及に値しなかった。 シャムロックは中村の攻撃を全く受けなかった。 あるいは中村が持ち味を出せなかったか。 とにかく会場が広くて、全てが拡散していく感じだった。 川田とミーシャの試合は面白かった。 ミーシャの小手返しも良かったし、川田の「今日は本当に怖かった」というマイクも良かった。 しっかりとしたプロフェッショナルの仕事は、安心できるなぁと思った。 田村の試合は・・・ どうなんだろう。U-STYLEのこれまでの中では、いい部類には入らないのではないかなぁ。 序盤、全く見せ場を作れない田村に、初めてこのスタイルでの衰えを感じた。 もちろん、体重が30キロ重くて、しかも技術もあり、動ける相手を前に どういう試合を作るかは難しい事ではあるけれど。 試合を通じて、田村の巧さや強さが感じられなかった事は、ある種のショックではあった。 でも、その事も、田村のこれからについても、あまり煮詰める気にはならない。 終了後、何のマイクもなく田村は去った。 そんな所だけ、昔の田村だった。 入場料の4000円を損したとは、思わなかった。
1114 吉田−小川戦決定
大晦日に元柔道家同士のキックボクシング大会が開かれる事が決まったようだ。 夢のカード、ではあるだろう。 しかしDSEは誤った、と思う。 必然性のない夢のカード。 大衆の欲望を自分達がリードできると考えた奢り。 それしか見えない。 もし、本当に、小川が吉田と、吉田が小川と闘いたいと思っていたのならば 何かの発言がここに至るまでにあったはずだ。しかし、それは全く無かった。 小川や吉田がかろうじて維持してきた、ファイターとしての矜持。 それを今回の事は根こそぎ奪い去ったと思う。だからこその会見の無言なのだ。 たぶん彼らは、何も発言する言葉を持たなかったのではないか。 憎くない、自分にとっての「敵」ですら無い相手を目の前にして。 それはあまりにも空疎な風景だ。 闘いがそこに生まれるわけがない。 あるのは、僕らの周りにあるような「あの人に頼まれたら断れないよなぁ」的な風景だ。 日本人の二人のトップファイターが、である。 悪夢のような風景だ。 つまり、DSEは、小川や吉田という存在を操作可能な「駒」としてみなし、 さらに言えば、観客という存在さえも、操作可能な存在とみなしたのだ。 五味−川尻の奇跡を、再生産可能なものだと思っているのだ。あいつらは。 たぶん、それなりの盛り上がりは見せるかも知れない。 煽りのVTRは、麻薬的に美しいものになるのだろう。 でも1週間が過ぎたら、誰も思い出しもしない、その場限りの闘いにしかなる事も確かだ。 大晦日にフジテレビで僕らが見るのは、 ボーボーと野原が燃えていく風景だけだ。 (田村は参戦しないだろう)0923 格通
ボクシングの歴史を説明した記事は面白かった。 なんか今はボクシングにとってはチャンスな時期な気もする。 亀田でもいい。頑張ってほしいと思う。 良心的に、でも魅力的に伝えるメディアが必要だなぁ。 ナンバーあたりに頑張ってほしいと思う。0921 今週末は武士道
しかし異様な試合数だなぁ。KOK並みじゃないすかね。 何年かかけてプライドがミドル級でじっくりとやってきた「焼畑農業」を、1日でやってしまう感じ。 ほんとカトリ−ナ並みです。0913 船木がビッグマウスに登場
現役復帰するかもしれん、とのこと。 これは・・・田村、でしょう。 つーか、田村の輝ける最後のタイミングだなぁ。 ビッグマウスにはプロレス/格闘技界における 正しい意味でのインディペンデントな存在でいてほしい。 なんかマスターリーグっぽいって話もあるが、それはそれ。 なんかバンドの再結成みたいな感じでもいいんじゃないって思います。
0908 HERO'S
まぁ期待が大きすぎたというのか、7月みたいな奇跡はそうは起こりませんよね。 そうですよね。 それでも所の試合は良かったな。遠くからでも気持ちが伝わった。 逆に言うと、そういう試合が少なかったな。 ポイント計算しながらの闘いなら、修斗や武士道でやればええやんけ。 前田にも怒られた元気の闘い方は確かに微妙だけど、一本取った以上何も言えないな。 大したもんだと思いましたよ。 あとは善人パフォーマンスをやめて、計算高い本性を全面に出してくれれば言う事なしです。 大体、あのファイトスタイルで善人なわけがないよ。 最高視聴率は所の顔だったそうな。 嬉しいような、たまたまなような。
0824 いい仕事
紙プロを買う。 もう最近ではあまり期待もしないで惰性で買っている(創刊から買ってる唯一の雑誌だから)んだけど 今月は良かった。何が良かったって、吉田豪の橋本前夫人へのインタビューだ。 ただただ破壊王のバカ話しを何ページにもわたって、聞き続けるだけのインタビューなんだけど それが、ほんっとうに良かった。 ちょっと前の「アッパー」での座談会で吉田は「プロレスがジャンルとして人を救う力がなくなってきた」と嘆いていた。 「(橋本を)なんとか救いたかった」とまで言っていたのだけど その思いを、ちゃんと行動に移しているのが、すごい。 プロレスに人を救う力が無くても、プロレス雑誌にはまだあるはずだ。 そして確かに、橋本前夫人へのインタビューで吉田は何かを救い出していた。 少なくとも僕は救われた。 まだまだ捨てたもんではない。0801 一週間前の徳山−川嶋の時になぜか付けていたメモ(しかも途中から)
3R:徐々に体を振り出す川嶋。右の2連打、徳山。 倒すためではなく、前進を止める為の右。前に出るのも徳山。 毎回R終了後に手を合わす二人。徳山から手を出している感じも。 二人の無言の会話のようにも思える。 ※徳山の左のボデイフックも効果的。強打の右を持つ相手には結構勇気がいる。 (顔のガードが空くから) 4R:川嶋の策は何だったのか。それがわからないほどの徳山の攻勢。 明らかに防衛を重ねていた時のスタイルとは違う徳山。 5R:川嶋の打ち終わりを狙っての徳山の右、あるいはワンツーが当たる。 徳山は完全に「アウトボクサー」から「ボクサーファイター」へ変わっている。 それは危険な賭け。後半には若干のパンチももらう。 6R:最後に川嶋のパンチが当たる。まだ川嶋のパンチが生きている事がわかる。 7R:川嶋のいいパンチが当たり始める。 ここまで徳山がいいパンチを当ててるだけに、川嶋の逆襲は怖いはず。 川嶋としては真骨頂。練習量の多さと気持の強さを感じる。 踏ん張れるか徳山。 8R:徳山の「クリンチ」が増える。ある意味、いつもの徳山。 ポイントリードは認識しているはず、逃げようと思ったか、どうか。 9R:ほぼ8Rと変わらず。徳山の攻める気は感じるが。 逆に川嶋はあせっているはず。 10R:ほぼ変わらず。川嶋のパンチも当たっている気はするが、どれほどのダメージか。 徳山のスタミナと集中力もすごいな。 11R:ほぼ変わらず。無策ながら、愚直に前に出る川嶋の姿もまぁ良い。 12R:笑顔でグラブを合わせる川嶋。満足の笑みなのか、何か。 ここで笑っていていいのか、とも思う。 と、徳山がダウン。スリップを主張する徳山。 川嶋が追い打ちをかけるが、足がついていかない。 終了後、笑顔の川嶋。川嶋の人の良さと、弱さ。 王者になった事で、川嶋も何かを失っていたのではないか。 判定はほぼフルマーク。これは凄い事。
0717 武士道
夜中に帰って来て録画したPPVを見る。 いやぁ良かったねぇ大久保ちゃん。 「やったー!」じゃなくて「うわっはっは! まじすかー」って 深夜に大爆笑。いい意味で(?) 癒されたっていうか、勇気づけられたっていうか。 田村もDSEに試合をねじ込んだだけで、そこそこ勝ったと思ってたろうに、 まさか結果まで付いてくるとは思ってなかったでしょう。でも、大久保を称える笑顔は純粋に良かったなぁ。 U-FILEは格闘技の町道場なんすね。そこの師範代が、代表レベルの選手に勝つってのがいいよなぁ。 負けた村田君は本当にお気の毒だけど。 吉田道場は今頃、会議を開いている事でしょう まぁ、あいつらに敗因なんてわかるわけないけどな。0714 「今日の一曲」に書いた文章
プロレスラーって何かって言えば 「死んじゃう! でも死なない!」って事だと思うんですよね。 死んじゃいそうなのに、死なない。 橋本って「これは死んだだろう」って状態まで何度も行ったのに 死ななかった人だと思うんすよね。試合的な意味でも、社会的な意味でも。 小川戦があんなに良かったのは、プロレスで表現できる「死」の最大なものを表現して さらに、そこからの「再生」までも表現したってのが凄かったと思うんすよね。 でも死んじゃった、本当に。 それはなんつーか。ジョン・レノンが死んだくらいな事だよなぁって思います。 プロレスラーとして生きて、プロレスラーとして死んだ人ってはじめてだよなぁと。 前田日明が安生に殴られた時の事を思い出しました。なぜか。 桜庭のボコボコな顔とか、さ。 プロレスや、格闘技に、スターがいないってなげいても仕方がないよなぁって。 スターになったら、勝ち続けるか、死ぬしかないんだもの。 ふと、そんな事を思いました。
0707 HERO'S
一夜明けても、幸せ続行中ですよ。 何かって、もちろん所VSペケーニョですわ。 所が一躍スターダムに上がった事ももちろんだけど、 もっと大きいのは「強くなる道は一つじゃない」って事を証明できた事だと思う。 格闘技がチャート式みたいなセオリーばかりの奴らに蹂躙されてきた何年かを 取り戻す事が出来たのではないか。 きのう、宇野や須藤ですら「旧タイプ」に見えた。 格闘技は自由で、うさん臭くて、人間的なものだと、思い出させてくれた。 人間の可能性をなめるな。 また前田の言葉が蘇る。 人間を、あろうことかファイターを、物語やシステムに従属させようとしてきたどっかの会社の人は慌てればいいのだ。 そんなもんじゃない。
0626 プライドPPV
どう見ても当たっているキックを「見切ってます」と断言する実況。 その誤りを小池栄子しか気付いていない愚。 桜庭が文字どおり死にそうになっているのに「大丈夫」を繰り返し、全く選手生命を考えない高田。 醜いとしかいいようがない中継だった。 選手は悪く無いと言ってもいいけれど やっぱ最低だよ。プライド。 田村。 この世界に何を求めるんだ。 本当にわからないよ。
0619
田村VS滝本戦を前にしても、全く心が騒がない。 田村のファンになってから、こんな事はかつて一度たりとも無かった。ちょっと驚く。 賛否両論こそが田村だったはずなのに、浮かぶのは「まぁどっちでもいいか」それくらいの思いだ。 田村は負けてもそれほど多くのものを失わないだろう。プライドという場において。 本当は、それが田村の敗北なのだ。 プライドの多人数エース主義に取り込まれようとしているのだ。 プライドの本質は、一部の人間以外は「負けても、そこそこキャラが立っていれば、何回かは使用可能」という価値観だ。 美濃輪がその象徴だ。 三島の場所にいるのは、TAISHOであってもいいし、今成であっても構わない。 ホジェリオがいなくなれば、アローナがいるし、ショーグンであったって全く問題は無い。 そこでは「誰もが、交換可能な存在であるべき」という社会の要求に忠実である事が求められる。 もっと突き詰めれば何か。 自己プロデュースという名の、大衆の求める物語への服従だ。 1年後にはきっと、メインの試合以外誰も覚えてはいない。 「プライド? あぁ知ってる知ってる。なんか6月くらいの大会に行ったよ」 榊原と高田が目指した世界はもうすぐに完成するのだろう。 めでたい事だ。 時代の終わりってのは、まぁこんなものなのだろう。 全てが焦土となったって、それはそれで構わない気持ちがする。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ あなたが絶対に必要だ。 もうそんな事は誰も言ってくれないのに。 だったら自分だけは、自分である事にこだわり通さなければいけないのに、 みな尻尾を振る。 どんな私だったら、あなたは必要としてくれるのですか? ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ しかし、だ。 田村がいかに敗れたのか。 それはいつか絶対に明らかにする。
0618 囲め囲め
前田のマネージャーのHPを見る 船木の知り合いの結婚式にいったらしい。それは良い。 しかしそこには、この人も。 ここまで雪解けが進んでいるとしたら、すごいねー (そもそも社長は来なかったのか)
0531 前田vsニールセン
雑誌「アッパー」の付録のDVDで前田VSニールセンを見る。 初見では無いはずだけど、最初に見たのがどういうタイミングか思い出せない リアルタイムでは無い事は確か。 でも、やっぱすごいわ。 永田は絶対見て無いように思う。見た上で批判してるんなら節穴以下だなぁ。 ++++++++++++++++++++ 人間には根本的に「闘いを見る目」はあるような気がする。 「見る目」という言い方は、本当は不遜なのだ。 辰吉−薬師寺の試合を見ればいい。 あれはボクシング通が何度見たって、あらゆる解釈を産む闘いでありながら 一見の客にさえ、何かを刻み込む闘いだった。 柔道だって、相撲だって、レスリングだってそうだ。 「本当の闘い」は、見るものにダイレクトに何かを伝えるのだ。 ++++++++++++++++++++++ 闘いがわからない人はつまらない人生を送ってるんだなぁ、と思う。 逆に言えば、そう思っていればいいんじゃないかと思う。 疑うとか、考えるとか、抗うとか、敗れるとか。 そういう事を回避して生きていきたいのならば、こっちの世界に顔を突っ込んでこなければいいのだ。
0521 胸くそ悪い
「査定試合」という言葉が嫌いだ。 なんだよ、それ。 誰が、誰を査定するんだ。 高田か、榊原か、それとも顔の見えない「観客」か、「視聴者」か。 わかりやすい選民思想か、あるいは日本的なファシズムだよ。 アメリカ的な弱肉強食の思想が日本に輸入されたら、 その思想が持っていた、風通しの良さやある種の潔さすらなくなって 単なる弱い者いじめの肯定に帰着した、のか。 嘘くさい事とか、本当でない事を いつから見抜けなくなったんだろうか。この国の人たちは。
0513 たかが30年かそこら生きたくらいで知ったような顔をするな
ネットでよく出会う「前田はただのお飾りで、実質は・・と・・が動かしてるんだ」みたいな話を えっらそうに語ってる輩。 それがどうしたんだっつーの。
0506 ゴングの対談
北斗が頭がいいのは気付いていたけれど、あれほどまでとはねぇ。 本当に面白い対談だったなぁ。 前田が受けた逆行催眠ってのが、とっても気になったけど。 ゴングの金沢編集長はいい仕事をしたと思う。 熊久保につぐ功労者かもしれない。前田の復帰に関しては。 人間を光らせるのは、人間の仕事でしかないんだよ。 それも生身の。 シナリオの善し悪しとかじゃないんだ。 何かをプロデュースしてやろうなんて、なんて不遜な考えなんだ。 人の影に隠れて、人を動かそうとした時に 全てが腐りはじめるんだ。
0505 ZST
おとといは久しぶりにZSTに行きました。ZEPP TOKYO。 最初に驚いたのは客層の若さでした。 「リングスの延長」という捉え方のままでいた僕が取り残されていたのかもしれないけれど 客層の多くは必ずしもやる側では無い20代って感じでした。 へぇと思いましたよ。 試合はそこそこ、ていうか、なかなかっていうか面白かったです。 客席の位置が悪くて(安い席なんだけど)モニターをずっと見る感じだったんですが それでもメインを含む何試合かは引き込まれました。 一番意外だったのは、メインの後、勝村(修斗の人?)のアピールで前田日明が登場した時の事。 僕なんかの感覚で言うと、前田の登場を目当てに来場した人もいるのかなぁなんて思ってたんだけど 驚く程、歓声が少なかったんですよね。 いや、前田がこういう場に出てくる時に、 「地面を揺らす大歓声」以外の反応に遭遇した事が無いわけですよ。僕なんか、歴史上。 でも、普通の「前田ーー」って感じでした。 ほんと、びっくりしたな。 前田を知らない世代、前田の存在に(プラスでもマイナスでも)引っ掛からない層ってのが もう結構いるんだ。 それが本当にショックでした。
0328 さめない夢
ほんと、素晴らしい興業でした。 最後の自然発生「前田コール」に涙が出ました。前田もそうだったらしい。 前田と僕らへの御褒美ですね。 長州じゃないけど、僕らの人生にもひとつくらいいい事があってもいいだろうって。そんな感じ。 最大の功労者は宇野君だろうなぁ。 技術を競う事と、人間そのものを競う事が、同時に行われるような闘い。 対戦相手に真剣に対峙する事が、観客と真剣に向かい合う事にダイレクトにつながる闘い。 ああいう闘いを提示する事が出来るなら、それはリングスの懐古ではなく、 途切れた夢の進化型だと胸を張れる。
0326 いよいよ当日
仕事用の携帯を切って、さいたまアリーナに向かいますよ。 ADIOS AMIGOSのTシャツを着て。 あれから3年と1ヵ月と13日くらい。 リングス復活の日。まだ、そうではなくても。 前田日明復活の日、なのであります。
0321 今週末には前田日明に会える
本当に望外の幸せだなぁと思います。 前田コールが、あの敵地であるさいたまアリーナに鳴り響くわけですよ。 もう失神してしまうかもしれません。私は。 人間はやり直す事ができる。 何度でも何度でもやり直す事ができる。 人間の価値は、テレビ局でも株式市場でも無くて、人間そのものが決める。0312 田村は
どう動いてくるかな。こういう乱世に反応できる感性を田村が保っているか。 楽しみでもあり、不安でもあるな。 しかし、今は何か「前田と和解したい人にとって最大のチャンス!」っていう期間な気がするね。 みんな上井さんに電話だ。 ターザン以外。
0311
リングスUSA復活かぁ。いいねぇ。 たぶん谷川と前田と上井の歯車が合ってるんだろうなぁ、今。 不安を探そうと思えば、いくらでも探せるけれど、今はあんま考えずにこの状況を楽しんでいたい。 今日の前田日明の写真。本当に良かったなぁ。 あれは体も動かしてるんじゃないかなぁ、道場で。0309 佐伯さん
DEEPの佐伯さんが、DSEの広報に就任したという。 何を思うかというと、田村VS美濃輪のDEEP有明コロシアム大会のことだ。 あの最高の興業だ。でも客は全く入らなかった。 その時に僕は文章を書いた。あの時リングスを忘れられなかった僕達にとって、DEEPは希望だった。 僕達はDEEPにリングスの不在の間の「つなぎ」としての期待しか持っておらず 佐伯さんはファンが抱えていた、心の隙間を埋めようとした。 そのいくつかは成功したけれど、本質的な解決にはなっていなかった。 たぶんそういう事なのだろう。 だから、佐伯さんはDSEの資本には勝てなかったし、 僕らも本質的にDEEPと心中する覚悟は持てなかった。 本当は、あの時32才だった佐伯さんが僕達と同じ目線で何かを築いていく姿を求めていたし あの興業には、それを期待させる何かがあった。 今の変節によってさえ、あの頃の佐伯さんの功績は消える事はない。 だけど、やっぱり悲しい。0303 過ぎ去らないもの
前田日明復帰。 ただ単純に、その事をまず喜ぼうと思う。 職場のテレビで宇野なんかの肩を抱いて笑う前田の姿を見た。 なんていうか、にわかには信じられない感じがした。 でも物事は動き始めているようだ。それも信じられないスピードで。 前田という存在が持つインパクト、そして破壊力。そして圧倒的な信頼感。 それは「自分の道を貫く事」の力だ。 週刊プロレスが、紙のプロレスが、アントニオ猪木が、高田延彦が、失ったものだ。 今の時代が無意識に求めていて、 しかし小説や漫画が描く物語にしか存在しないものだ。 自分を曲げないものは、決して負けない。たとえ挫けたとしても、敗れ去ることはない。 その単純な事実を証明する事が、果てしなく困難な時代に、 前田日明が帰ってきたのだ。相変わらずの無防備な姿で。 何人かの志のある人のサポートに支えられて。 それが希望でなくて、何だ。 人間の可能性をなめるな。 前田の言葉を思い出す。 グローバルスタンダードとか そんな顔をして安心していた人々は、ビジネス的に怯えればいいのだ。 おそらく自分達の敗北の意味すら、彼らにはわからないだろう。 これから勝負が始まるんじゃない。 前田が帰ってきた。 その事実だけで、前田はもう半分以上勝っている。 僕らは間違っていなかった、と 僕には言う権利がある。
0301 汚い手でさわるな
紙プロ最新号を買って、モスバーガーで読む。 前田の復帰に紙プロがあせりを感じている事がよくわかる感じ。 ガンツの田村インタビューはいまいち。 聞きたい事が無いのか、まとまっていないのかわからないけど。とにかくいまいち。 上井プロレスについての 「(前田のこだわりに応えられる選手が)出てくればいいけど、まず出て来ないと思う」 って所だけは、田村の屈折した誇りが感じられたけれど、そこだってもっとひっかかってほしかった。 ターザンに関しては、本当に、田村にさわってほしくない。 チョロの坂田インタビューは良かったな。 自分の言葉を持っている坂田の良さを引き出していたし、殴打事件の事を酔った勢いで聞くのも素晴らしい。 「田村はリングスや、前田に対しても、全てに対してプロレスをしていた」 こういっったプロレス観を持った現役選手は、なかなかいないと思う。 ハッスルをやらせているのは、あまりにももったいない。 巻末の前田批判座談会については、あまりに醜すぎてなにも言う気にならない。
0221 時間との闘い
桜庭のマイクアピールは、何か物悲しかった。 決してああいう事をしないのが桜庭だったんじゃないか。あれじゃ中村と変わりがしない。 桜庭はあの瞬間、桜庭ではなくなったような気がした。 もしかしたら、大晦日に田村が対戦を回避したのは間違いだったのかもしれない。 もう、時は過ぎてしまったんじゃないか。 田村はGPに出ないかもしれない。出ても吉田や滝本との闘いを選ぶんじゃないか。 プライドは、GPという劇薬を使い続ける事でしか自らを保つ事が出来ない巨人になってしまった。 田村や日本人が、そこに意味を持って存在できる時間は限られている、ような気がする。
0219 元気玉は送る
今日、田村日記が送付されてくる。 しかしなぜかジム生の大会に対するメッセージ。しかも同じ日曜日に行われる大会。 それも含めて、田村は田村だ。安心する。
0212 天秤に乗れ
田村、急きょプライド参戦。 いつものように嬉しさと不安が相半ばする気持ち。 これが田村の嗅覚による行動であるならば そこには上井/前田日明の新団体が視野に入っているような気がする。 全くの当てずっぽうだけど、そんな気がする。 もちろん田村は自分を高く売ろうとしているのだ。 そしてそれは正当な行為だ。 自分が乗るべき天秤を正確に選び取る事。それが才能だ。 プライドの筋書きにのって宣戦布告をして しかもその試合が押し退けられてしまった中村君には悪いけど まぁ次元が違うということだ。0101 新年
アマレス軍団がプライドに来襲すれば、田村のニーズも増えていいことですな。 しかし何してたんだろうなぁ。大晦日の田村。 吉田VSガードナーの時 「金メダリスト同士が真っ向から殴り合い! こんなの普通見れないですよ」 みたいな事言ってるテレビに向かって 「んなもん見たく無いっす」と突っ込みを入れる年末でした。 なんか久しぶりにちゃんとしたボクシングを見たくなった。<2004年>
1226 桜庭欠場
アンチプライド派としては、笑っていればいいのかもしれないですが。 桜庭の怪我から発表までの間に何が起こったのか。その物語を知りたいと思った。 (それは紙プロ山口の最低限のつとめだ) 桜庭にとって、今回が仮面を脱ぐ最後の(そしてベストの)チャンスな気がする。 桜庭は何を背負ってきたのか。それは何の為なのか。 桜庭にとってプライドとは何なのか。ヴァーリトゥードとは何なのか。そして高田とは何なのか。 それを明らかにした上で、等身大の姿で向かう闘いが、たぶん桜庭の最後の闘いなのだと思う。 桜庭のプライドは大会のレベルを下げて生き長らえていく道を選ばせないだろう。1218 DEEP
上山は負けてしまったみたいねぇ なんか「実力差は元から歴然」みたいな見方に腹が立つ。 そんな見方を上山がくつがえせなかった事に腹が立つ。 僕の応援している側が、イヤな負け方をしてきているような気がする。 負けるというか、崩れてきているというか。 グレイの世界に取り込まれてきているというか。1207 U-STYLE12
思えば生観戦は2月の高阪の時以来。 あの時は満員でチケットなかなか買えなかったよなぁと思いながら後楽園ホールへ。 開場10分後、しかーし会場にはわずか20人ほど(まじ) うぉぉぉ、まずいー でも、よう考えるとこんだけ話題なし、宣伝無しの平日興業ならこんなもんかなぁとか思いながら 観客ひとりひとりの顔を確認する。君たちは偉い。 それでも開演が近付くに連れて、徐々に客は増えて最終的には5割くらいまでは埋まる。 試合はねぇ、どうだったかなぁ 僕はリングサイドにかなり近い位置だったから結構面白かったけどねぇ なかなか遠くに届くかどうかいうと疑問、って感じかなぁ 第1試合 原学 VS 森山大 一生懸命さは伝わってきました。 第2試合 三島 VS クラフターM 先にスケープを連取したクラフターの嬉しそうな感じが良かったな。 第3試合 中村大介 VS 大久保一樹 DEEPウェルタ−級準優勝の中村の動きにはやはり説得力があった。 大久保ちゃんの先輩としての意地も感じたんだけど、 それはやっぱ開場10分後に集まった20人にしか伝わらないなぁ。 次回は必ず池本か三島と当てるべし。 第4試合 伊藤 VS アレク 伊藤の試合は正直辛い。相手がアレクだとなおさらだなぁ 全6試合のプロレスならば、後半にこういう試合を組んではいけません。 第5試合 佐々木 VS 滑川 滑川に見合う相手を見つけないとなぁ。ここら辺で一人くらい外人を呼ぶとかねぇ 第6試合 田村・ふけ VS 上山・池本 この試合に関しては色々言いたい事がある。 でも会社に行かなければいけないので、一つだけ。 「タッグと言えども田村が初めて負ける」という事なら、 勝利の後、上山はマイクアピールをしなければならない。 これはマスト。というか基本。段取りとして決まって無くても、それくらいは判断しようよ。 とにかく全てにおいて、工夫が無さ過ぎる。客を喜ばせてもう一度来てもらおうという努力のかけらもない。 田村がそういう議論に参加してこないのであっても(それは許す。田村だから) 周囲までそれで言いわけがない。 今日の興業では、動いている田村が見えたというだけで3500円は払う価値があるけれど それだけだなぁ こんなに色々な可能性があるのに、本当に惜しい。 「赤字が出ない範囲でやる興業」の悪い面が出てきたなぁと。
1201 久しぶりの道場
「前田さん、久しぶりですねー」 誰の言葉だと思いますか? 師匠ですよ。田村潔司、その人ですよ!! 今年数回目の道場。久しぶりだけど、行って良かったなぁ! まさか名前を覚えてもらってるとは思わなかったよ。 田村−シウバ戦の時に入会して、早3年。最長会話時間でした。 (もっと道場に行けばいいという噂もあり) 自分の仕事の事を初めて話したら、驚いていたな。 「でも、仕事面白いでしょう」みたいな話から 「仕事が面白いってのはいいよね、結構我慢して仕事してる人も多いわけだから」みたいな話になっていきました。 僕は、今抱えている仕事への不満はどこかにおいといて、 「そうです。そうです」みたいな、仕事に燃えている人みたいなモードになっていました。 「仕事も大変だけど、こっちも頑張ってね」と2分あまりの会談の最後に師匠は言われました。 いや、本当嬉しかったなぁ。 頑張って出来るだけ道場に行こうっと。 ************************** (第2部 桜庭−シウバ戦に思う事) シウバ戦を組んで、あえて「桜庭の猛アピール」や遅刻アングルなんかで「桜庭のわがまま」を強調するって事は DSEは、ある意味桜庭を引退に追い込もうと考えてるんでしょうね。 来年のミドル級GP1回戦で田村戦。 で、GP後の10月くらいの大会で引退試合をしたりするんじゃないでしょうか? なんかDSEの変質を感じます。 んで、その感じ自体が田村の対戦拒否にも関係しているんじゃないかと、僕は考えます。 (もちろん深読みですが) プライドは外人と五輪引退後のアスリートの場に変わっていくんでしょうね。 大晦日はその転換点として記憶される大会になるように思います。 そして、この間の田村の立ち居ぶるまいを批判する声も多いですが、 全くわかってないですね。 田村は己の身体一つでDSEという組織と戦ってるんですよ。 田村ー桜庭戦が、既定路線のように、語られ始めた瞬間に、それを自ら拒否する。 その事に何も感じられないなら、もう話す言葉は無いなぁと。 金に汚い? 狡猾? いいじゃないすか。 なんですか? 高校野球が好きなんすか? なんかもう、かなりの人たちが「プライドの論理」に毒されてるんだなぁとネットを見てて思いました。 色々な事の答えはまだ出てないっすよ。 (とりあえず来週のU-STYLEでDICKさん飲もうねー)
1123 U-STYLE カード発表
12月7日後楽園ホール大会、ですよ! 中村大介、U-STYLEに初参戦、なんですね。 この前のDEEPのウェルター級トーナメント決勝の中尾受太郎戦は相当良かったので 結構期待したいのですが、 対戦相手が同門の大久保一樹ってのがいただけないっすね。 三島が参戦するんだから迷わず当てないとなぁ。せめて池本とか。 ゆうちょうな事してる暇無いと思うんだけどなぁ そしてメインはクロスバウトだそうです。うむむむ。1114 久しぶり
田村−桜庭戦はどうなってるのでしょうか? ゼロワンが迷走してる感じは結構悲しいなぁ 坂田と横井を擁するプロレス団体が、なぜ新日に助けを求めなければいけないのでしょうか? 小川も、今の自分があるのはゼロワンがあったからである事を、考えた方がいいのではないか。 「プロレス復興の為に」ハッスルをやる? その影でゼロワンが潰れたら、それはただのお題目にしか過ぎないんじゃないか。 目の前にある(あった)良質なプロレス団体が消えていくのをとどめられないのなら 何の意味も無い。 高田と二人で廃れゆくプロレスを玩具にしたと言われても仕方がないのではないか。0920 南千住の焼き肉屋にヤマケンがいた。
裸になって若い姉ちゃんを抱きしめていた。 住宅街のショッピングモールの中の焼き肉屋で、 なんか格闘技系の話をしている奴らがいるなぁと思ったら、まさにその人だった。 うーむ。微妙だ。 そして今日は、友達の山本君から電話があり、JTC東関東大会で優勝し たとのこと。 3試合全てを足関で一本勝ちだって。おめでとー!! 「なんで試合ある事教えてくれないの?」と言ったら 「8月に言いましたよ!」と逆に怒られる。 そーいやHPでプリントアウトする参加申し込み用紙を送るように頼まれてたっけ。 いや、すまない。 でも、おめでとー!! 決勝大会は絶対応援にいくからねー0817 小川
明日も結局U-STYLEに行けない田村ファン失格のまえだです。 いやPPVで貢献するから許してくれい でも小川はこれからどうするべきなんだろうな プライドに出て、勝った負けたの世界にさらに足を突っ込むのか あるいは、尊敬するモハメッドアリのような切れのいい捨て台詞と共に ハッスルの世界に戻るのか どっちにしても なんか不安なのは、手術する橋本とゼロワンの行方だなぁ そこがあまりに落ちて行くと、小川の活動にも微妙に影響を与えていくような気がする。 ヒクソンに負けた高田と、ヒョードルに負けた小川が 奇妙な相似形を描き始めてるような気がする。共生関係というか。 うまくは説明できないけれど。 「プロレスの復建に失敗した者」という十字架と 「プロレスに殉じた者」という特権性を持つ矛盾した存在であり さらに「総合の優位性」を肉体に刻み込まれた者として、 小川がどう歩むのかに興味がある。純粋に興味がある。
0809 クリス・ドールマン
話題になっているムック「ガチ!」のドールマンインタビューを読む。 噂に違わぬ内容。 こんなに強く美しく切ない言葉を久しぶりに読んだ。 前田から「活動を停止する」と連絡があった。あれから2年半、何も連絡がない。 こちらからコンタクトを試みても、何も返答がないんだ。 私は終始、リングスという名の下に活動してきた。 前田が活動再開する際には、いつでも協力できるようにしてきた。 (略) 私はリングスを守り、発展させ、今後も選手を育ててゆく。それが私の仕事なんだ。 これはファンだけじゃない。前田に言いたい事なんだ。 私はずっと待っている。 前田が活動再開を断念すると言わない限り、 私は前田の連絡を待っている。 何も付け加える事は無いように思う。 「時間が経っても、変わらないものがある」 そうじゃない。移ろい、変化し、消えていってしまうものを、押しとどめるものは人間の意思だ。 何度でも僕はこの言葉を読み返すだろう。 なんで前田はドールマンに連絡をしないのか。 活動再開を諦めておらず、しかしその目処が立たないから、なのだろう。 前田は今、ドールマンの前に立てる前田日明ではないのかもしれない。 そしてそういった事を、ドールマンは理解しているのだ。 その上で、連絡を待つと言っているのだ。 金は重要だ。ただそれだけに捉われてしまって、 人として大切な事を忘れてしまった人間の結末は悲惨なものになると思わないか? 今はいいだろう。だが、恥を忘れた人間の最後は悲しいものになる。 最も大切なことは、人間としての誠実さであり、信義だ。 (略) 私はリングスを背負っている。 前田との心のつながりがある。 いや、心のつながりがあると私が信じている。 自分の信じていることを自分から裏切るようなことはできない。 こういった言葉を語れる人間に、僕はなりたいと思う。 ドールマンのこの場所にたどりつけるように、歩んで行きたいと思う。 ムックの編集者でも金原でも高阪でも誰でもいい。 ドールマンの言葉を前田日明に届けてほしい。0808 リングスロシア特集
ラーメン屋で今日も読書タイム。お腹がもたれるったら無い。 ハンが来るのなら、10月のU-STYLEに参戦してほしいなぁ ミーシャも来るだろうし それに高阪と坂田とヤマヨシと滑川を呼べば 上山もいるし、普通にリングスだよ! 有明を押さえるんだぁぁぁああ つーか、その為の佐伯さんでしょう!0807 紙プロ 発売
今月は田村のインタビューと、リングスロシア特集。 こうなると当然、飲み屋でビールと共に読書タイム。 最近は批判ばっかしててごめんね。掌を即座に返す私。 懐かしいハンのインタビューや、久しぶりの田村の言葉を読んでいて思ったこと。 試合前の煽りのビデオは、いつから当たり前になったんだっけ、と。 選手に付ける、大仰だったりコミカルだったりするキャッチフレーズは 本当に必要不可欠なものなんだろうか? それはハリトーノフの記事を読んでいて、思ったのですよ。 僕は今月の記事を読むまで、彼に感情移入する事が出来ていなかったなぁと。 ヘビー級GPを想像して、ドキドキしたりしなくなっていたなぁと なんか彼の事を「冷徹な殺りくマシーン」みたいな額面通りにしか、受け取れてなかったなぁと。 実際の試合を見れば、その時はドキドキするだろうけど それは、それだけのものになってしまっていて その原因をプライドやDSEのせいのように思っていたけれど もしかしたら、自分の感性の衰えもあったのかなぁ、などと。 (うまく表現する力も衰えているな)0806 スマックガール
思い立って後楽園ホールにスマックガールを見に行く。 初めての女子総合だったのですが、なかなか面白かった。 プロレスラーAKINOの意地をむき出しにした闘い。(セコンドは佐々木恭介) 藤井恵の鮮やかな勝ちっぷり、メインの辻の根性の勝利。 前半は相当だるかったけど、後半はほとんど完璧な展開。 あんまり深く知らない世界でも、強い選手や何かを持っている選手は、明らかに何かを発していて 後楽園ホールの最後尾の席でも、それは強烈に伝わってきた。 逆に、何も無い選手に「・・のシンデレラ」みたいなニックネームをつけても、 ただただ上滑りするだけのように思えた。 あと、あんだけの内容なのに、客の盛り上がりはイマイチだった気もしたなぁ。 試合時間が押したせいかもしれないが、何かボルテージが一ケ所に集中していかない感じもした。 でも辻はすごいなぁ。 あの展開で一本で勝つってのは、ある意味全盛期の桜庭を越えていると思いましたよ。 次回も平日だと嬉しい
0627 プライド2回戦
よーやく見る。やっぱ結果知ってると面白くないなぁ。 でもヒョードルの試合は別格ですね。何かノゲイラとは違った美しさを感じる。 でも高田の解説はいまいちだったなぁ。 ハントの頑張りは切り捨てて、吉田が何もさせなかった事にしておいて ヒョードルの試合直後にランデルマンを必要以上に持ち上げる感じが、何か引っ掛かりました。 実況については、何も言う気がしません。ハリトーノフのセコンドについたミーシャは、禿げが進んでドリーファンクみたいになってた。 んで、決勝はどうかなぁ 小川はハリトーノフには勝ちそうだけど、 ノゲイラにはどうかな。判定で勝てるかどーかって感じでしょうか。結構スタンド勝負になりそうな気がする。 ノゲイラはローキックを磨くべきでしょう。 そしてヒョードルには勝てないんじゃないかなぁと、僕は思います。 ヒョードルの一発が当たったら、小川は下を向いてしまう気がします。 何回かは小川がテイクダウンするかもしれないけど、 倒された瞬間の反応でヒョードルは立ち上がるか、逆に殴りにいくんじゃないかと。 つーかまぁ、ヒョ−ドル贔屓なだけなんすけどね。 あ、そうだ。「ナンバー」で前田日明の特集を読みました。 なかなか良い記事(前田がほめてあるから)だと思ったけど かつて前田リングスを思いっきり持ち上げて、ディック・フライを表紙にしたり 椎名誠にリングス観戦記を書かせていた雑誌なんだという事を踏まえると、なんか変な感じもしましたねぇ。 同窓会で昔の彼女に久しぶりに会ってみたら、 付き合っていた時の事を全く無かった事のように接してきた、みたいな。0610紙プロ購入。 ほとんど全てのページをガンツが書いているような気がする。 しかも隔週発行になるのか? もう大判じゃなくて普通のサイズにしてもいいんじゃないでしょうか? 飲み屋で一時間くらいで、ほぼ読み終えてしまった。 そんな事これまでは無かったすよ。 格闘技界は本当に盛り上がっているのか? こんな時代を待ち望んでいたのか? どーなんすか? なんつーか、ボーボーと畑が盛大に燃えている姿が目に浮かぶのですが・・・・・0525美濃輪のセコンドは滑川と伊藤ちゃんでしたね。軽く驚きました。 それとも僕が情報に疎いだけでしょうか? つーか、即刻U-STYLEに誘うべし。 それをきっかけにU-STYLEの事を色々と考えていた。 あるいは、格闘技からプロレスへの逆流の現象の事なんかを。 昔、僕らの主な関心は「プロレス技は格闘技において通用するのか」だった。 今、新しいテーマはこうだ 「プロレスにおいて説得力を持つ、格闘技の技術(格闘家の強さ)とは何か」 うまく言えてないな。でもそんな感じ。 大切な事は何だ? それはオリジナルである、と言う事のような気がする。 プロレスを「闘いによる自己表現」と定義するなら、 自己とは何かを明確に確立し、把握できていなければ、出発点にも立てない。 今のプロレスの迷走は、ただそれだけの話であるような気がする。 田村にあしらわれて、ヘロヘロになっていった大久保ちゃん。 闘いの中で、突き付けられていたのは「お前は何者なんだ」という問いであり、 その答えを持たず、あるいは闘いの中で見つける事ができなかった無惨が、あの日の大久保だったように思う。 (それが逆説的なメッセージとして響いていたという皮肉な現実もあるが) ********** 金原やヤマヨシのミルコとの試合が「良かった」のは偶然ではないのだと思う。 総合の技術がある程度あるからでもない。 借り物ではない何かを、彼らが身にまとっているからなのだ。 いつでも「しばき合いをしたい」と語るヤマヨシを笑っていた時期もあった。 でも、あいつらは貫いたのだ。 相手がバカ負けするまで、バカを貫き通す事が出来たのだ。 次第にヒットし出す金ちゃんのミドルを見ながら ドロドロの闘いも悪くないなぁと思いました。 *********** 長南が最近、紙プロの携帯サイトで 「田村さんは凄い。出稽古に行くわけでもないのに、あの強さを維持しているなんて」と語っていた。 「出稽古が選手を強くする」誰もそれを否定はできない。 でも本当の強さは、たぶんその先にあるものなのだ。 アルメイダに負けても、どこか満足そうだった長南。 僕は長南のこの先に、若干の不安を感じている。0429田村インタビューの掲載されたプライドオフィシャルブックを読む。 吉田に対する挑発はどうかなぁと思ったけど (「吉田選手は(自分と)やりたくないでしょう」とかね) 面白かったのは武士道に対する発言だ。 「武士道は桜庭のような選手が出てこないとヤバい。無駄に潰しあっている気がする」 「派手な見栄えのある選手に、格下の相手を当てて印象づけていかないと」 非常にシンプルな興業論なんだけど、プライド武士道に対して言ってる所に微妙な味があるなぁと。 吉田に対する挑発も含めて、なんか考えてるような感じがする。 まぁ、ただの佐伯さんに対するエールなのかもしれませんが。0427 U-STYLE行けず思わず仕事を優先してしまい、明日は90%行けません。 田村フォロワーとしては面目ないとしか言い様がないのですが、 田村ならわかってくれるはずこの状況、と言う事で欠席です。 理解しがたい文章かもしれませんが、 私にとってメガバトルトーナメント優勝時の田村のマイクは心の座標軸です。 それぞれの現場で頑張るぞと、そういう事です。0414 珍しく毎日スポルトに小川が出ていたね。プロレスラーはったりモードという感じでしょうか。 「ハッスルの為に」と繰り返し語っていた所に、ちょっと感じるものはあった。 小川は田村と同じ、「動かない事」で自分を表現する人だと思っていた。 望まれながらも、VTに出ない。金を積まれても、期待通りには動かない。 それによって、自分の理想に向かう姿勢を訴える。 そういう人だと思っていた。 だから今回の参戦は本当に意外だったし 参戦以降、小川がどう自分を保って行くのか。 小川のいう「アマに毛の生えた世界」とどう付き合って行くのか。 結構、心配のような、楽しみのような、そんな感じだ。 何よりも 小川はなぜそれほどまでに、ハッスルという場にこだわるのか そこを、はっきりとした言葉で語ってほしい。 というか、誰かが真剣に聞くべきだと思う。 小川の本音を聞いたインタビューは、実はまだどこにも無いような気もする。 小川がなぜプロレスに、そんなに入れ込んでいるのか。 本当は誰も知らないんじゃないか。0413 小川 プライドGP出場かなり楽しみである事は間違い無い。 対戦相手も緊張感のある相手である事を望む。 でもネットでみる限り、小川の会見には違和感を覚える。 聞きたいのは小川の「生の感情」であるのに、それが見えてこない。見せようとしてないというか。 普通に考えれば、小川と高田は結託してるんだなぁとしか見えない。 それならそれで良いのだけれど、 一応小川と橋本のやる事には真剣に付き合おうと思っている立場としては、心にどう落として良いのかわからない。 プロレスでも格闘技でもいいので とにかく、人間のリアルな何かを見たいと思っているのです。 期待しているのですよ。0323 長南離脱紙プロ携帯サイトのコラムでU-FILE離脱のニュースを知る。 いつかはあるだろうとは思ってたけど。やっぱり若干寂しい。 「いまの自分がいるのは田村さんのおかげ」 「実力的にも(田村さんには)今の自分では勝てないです」 「あまり出稽古しないのに実力を保てているのか不思議」など 微妙な表現で、微妙な距離感を感じさせていました。 まぁ長南みたい選手は、結局どういう道場にいても どんな状況にいたとしても頭角を表してくる選手だとは思いますが U-FILEと田村とDEEPが産み出した最大の才能が他の場所に行くのは惜しいっすね。 というか、ずいぶん前からの長南はU-FILEの若手を挑発するような事を言っていたのに それに反発するような選手が出てこないのがさびしいなぁと。 STYLE-Eの世界まで行かなくてもいいのになぁとは思います。 そして田村日記では、田村の実兄が岡山に割烹屋をオープンしたとのニュースが。 むむむ 訪問好きの血が騒ぐ。0313 スカパ−導入というわけで我が家にもスカパーがやってきたのですよ。 これで、夢の自宅PPV生活ですよ。 まだアンテナも立てて無いけどさ。 楽しみだなぁ。そのうちホームシアター計画も実現したいなぁ。 そんで、あれだ。 「我が家プロレスバー」計画を着実に進めて行くのだ。0309 全然書く事が無い土日に仕事だと、主な大会に全然行けずに書く事がないっす。 雑誌もあんま真剣に読んで無いしなぁ 今日は暇にまかせて昔のビデオをHDに落としていました。 前田のリングスラストマッチとか。 高阪とタリエルがタイトルマッチをやって、高阪が負けていた。 リングスがブレンドだったとしたら(知らないけど) あそこらへんのタリエルの勝利には(札幌での田村戦とか) どういう意味があったんだろう。 なんて 現在に付いて行けずに、過去に逃避してお酒を飲んでいる人がひとり。0215 格闘技部設立業務終了後、深夜0時から六本木のプロレスバー「BRAIN BUSTER」で武士道観戦。 職場での格闘技部、設立集会を兼ねる。 朝5時までやってるこの店、客は僕らだけだったので 「あ、そこは早送りで」など、かなり自由が利くビデオ観戦でご満悦。 なんと言っても滑川だよなぁ、良かったよー あの秒殺は、滑川の人生の最初のピークだと言えるでしょう。 そしてあのマイク。 「前田日明さんを目標に」「リングスの強さを伝える為に」 一つ一つの言葉にしびれる。 高阪の笑顔、金原の笑顔にも癒された。 滑川がリングスにこだわり続けるのは、 田村がUWFにこだわり続けるのと同じ構図なのかなぁと思ったですよ。 自分自身が産まれた場所であり、自分が一人前になる前に終わってしまったリング。 美しい目標のままで終わる事が出来たというか。 たぶん、滑川がもう3、4年の成長を重ねた段階でリングスが終わっていたら、 色々な人々と出会い、色々な経験をする中で 純粋にリングスだけが自分のアイデンティテイと言う事にはならなかったんじゃないかと思う。 だからどうと言う事は無いのだけれど。ヤマヨシの試合も良かったな。 久しぶりに「とんぱち」であるヤマヨシの表情を見た感じ。 ローキック蹴られて、笑って足を叩いたとこなんかは 藤原道場の誇りを見ましたね。 その後、顔色がみるみる変わっていったのも笑えた。(笑っちゃだめ?) でも動きは良かったなぁ やっぱ190センチの体は大きいっすよ。 ヘビー級グランプリで、シウバあたりとやらせたら面白いんじゃないかって思いました。 上山も頑張ったと思います。 ショーンシャークは、あれは絶対バネかゴムで動いてるな。 あるいはチョロQか。 でなきゃ、あんなタックルは出来ません。0210 自由な闘い去年の紙プロに書いた田村文への原稿料1万8千円(税引き後)の入金報せが来た。 いやーうれしい+助かる。 入金されたら、ぱぁっと飲んでしまおう。 あぶく銭だからじゃないよ。 ビールと格闘技から生まれた純粋なお金。 ビールと格闘技に費やすのが本望というべきでしょう。 経済効果はゼロだ。 田村と高阪戦の事を考えていた。 印象に残っているのは、序盤に出したジャンピングキック。あの技が僕は一番好きだ。 初めて出したのはタリエル戦だっただろうか。山本との第3戦でも印象的に使われていた。 冷静に考えると、ダメージがどれだけあるのかよくわからない。 ただ飛んで、蹴る。それだけだ。異様なスピードではあるけれど。 当たってる場所も、ミドルキックのちょっと上くらい。 飛ぶ必然性も、よくよく考えるとわからない。フェイントの効果があるとも思えないし。 でもそれが出ると会場は沸く。僕の胸も高揚する。 躍動と解放。抑えられてきた感情が、あるいは肉体そのものが解き放たれる。 田村自身の意思すら越えて。 そんな印象を受ける。 何を書きたいのか、うまくまとまらないけれど 格闘技がセオリーと技術研究で手詰まりになり、 プロレスが冷笑と開き直りの泥沼にいる今の感じの中で、 「闘いはもっと自由であるべきだ」と言っているように、僕には思える。 (10分して読み返してみたら、考えすぎなようにも思える)0205 そして一日後後楽園ホールは本当に満員だったなぁ 全員が全員「田村と高阪の試合を見たい」という人達。それが2000人。 僕は本当に驚いた。見くびっていたと言ってもいい。 あの人達より僕は期待していなかった。一番のファンだったつもりなのにな。 でもあれだ。田村にとっても意外な集客だったんじゃないかと、僕は思う。 あるいは途中からチケットの売れ行きを聞き、ギアが切り替わったか。 あの試合のただ事ではない濃度は、あの観客がいなかったらできなかったと思う。 一番に感じたのは二人の集中力だ。 手の内を知り合った職人同士、ではもちろんあるのだけど その職人は、自分の感性を最大限に研ぎすまして向かい合っていた。 それは闘いであり、共同作業であり、会話であるように思えた。 ジャズのインプロビゼーションという例えは陳腐かな。 じゃなかったら台本の無い漫才だ。良かった頃のダウンタウンのような。 三島の試合も良かったな。 三島は田村になれるよ、本気になれば。 三島と須藤元気のU-STYLEが見たいなぁ。いつか。0203 いつの間にか前日うむむ。盛り上がってるのか、何なのか。いまいちよくわかりませーん。 リング上の二人を見て、何を感じるのか。 それを楽しみにするって感じかな。 高阪にとって、田村ってのは唯一「屈辱感を与えられた日本人」であるはずなんすよね、過去において。 田村が揺さぶっていけば、高阪は余裕な受けはできないはず、と思うんすよ。 果たして田村は高阪に、驚きと切迫感を与えられるか。 最初の何分間の攻防が緊張感を決めるだろうなぁと思います。 リングス時代のセルフカバーみたいな世界に、なるのかならないのか。 そこら辺が焦点でしょうかね。0121 久しぶりの道場通いはじめてもう2年になるんだなぁ でも行った回数は恥ずかしくて言えません。 今日は立ち技クラス。足でも吊ってしまうんじゃないかって心配だったけど まぁ大丈夫でした。やっぱ楽しいなぁ。 手の長さを利用したロングアッパーも当たったし。 初級クラスの途中、ふいに顔を出した田村さん(親しげ)と目が合ってら、軽く挨拶してくれたよ! 幸せだー そして練習後のビールもうまい。 最高!0120 高阪戦のことたいした事ではないのかもしれないけど 今回の決定のニュースが日刊スポーツの、HPではなく本紙に写真入りで載ったんすよね。 僕は結構驚きました。 地味な事だけど、これが田村がプライドとU-STYLEにおいてやってきた事の わずかな成果だと思いました。 **************************************** 昔、高阪と田村の対談をした時に、田村が「こいつはうまいというか、ずるいんですよ」みたいな事を しきりと言っていた事が印象に残っている。 「ハードルを越えたり、倒さないでくぐっていくタイプ」みたいな感じで。 ハードルとは何だったのか。 それは前田日明であり、前田たちが築き上げてきたプロ格闘技の歴史であり その築き上げてきたプロ格闘技が、VTという波の前に全否定されつつある現状だったんじゃないかと思う。 リングスの後期、VTの進化が脅威となりつつあった時。 高阪は「格闘技の進化の速度についていけない人は置いて行かれる」といつも警鐘を鳴らしていた。 田村は「いつかUWFスタイルが見直される日がくる」と語っていた。 たぶん現状認識は同じだったんじゃ無いかと思うんですよ。でもその現実に対する行動の仕方が異なっていた。 というか、高阪は他人とうまくやっていく事ができ、真っ当な社会感覚を持っていて 田村にはそれが著しく不足していて、 だけどその逆の功罪もあって、みたいな感じでしょうか。 うーむ。話がまとまらないのでお風呂に入ってきます。0119 田村−高阪 決定日本に帰国して、旅行記の続きを書くの面倒臭いなぁと思っていたら 紙プロメールが届く。2月のU-STYLEで実現とのこと。 いやぁ、微妙だ。 ちょっとねぇ。なんつーかねぇ。 流れが出来ないんじゃないの? とか 高阪は妙に大人ぶるから、なんか素直に見れないんだよなぁとか、 色々考えてしまうんだよなぁ・・・ 坂田−高阪とか、滑川−高阪の方がいいんだけどなぁ・・・ 高阪−ヤマヨシとか・・・・・ 昔、U-STYLEの解説に高阪来た時に「僕なら、うまくやる自信があります」みたいな事言っててさぁ そうじゃないのよ!と思ったんすよ。 なんかねぇ、村浜に通じるようなズレを感じるんすよー これは、あれだな いつかの初対決のように、足首を破壊するしかないな。田村。 ある意味、藤井戦より大変ですよ。 今さら、旗揚げ戦に戻る訳にはいかないしね。 と、思いながら紙プロサイト見てみたら、田村は「高阪は数少ない、このスタイルに順応できる選手」と。 あら、かなり乗り気なのね。じゃぁいいのかな? でも、なんか違うんだよぉ よぉ ょぉ・・・・0102 ホイスに思う事ホイスは自分を「弱者」と位置付けて闘いに挑んでいたのだと思う。 なんというか、体育会と文科系の闘いというか、そんな感じ。 足を袖口に絡ませて動きを制したりするのは、「技術」というより「工夫」という感じですよね。 落とし穴を掘って大男を罠にかけるというか、そんな類いのものだと思う。 それもこれも、自分に対する自信から出発するものではなくて 自分は非力で、真っ向勝負では敵わないとクールに認識した所からしか出てこない闘い方だと思ったんです。 いや結構魅力的な姿だったなぁ、ホイス。 これまでのホイスvs日本人の時は、 どっちが強者なのかわからなくて曖昧だったホイスの本質が 憎たらしい吉田の存在ではっきりしたというか。 そして田村がホイス戦に興味を示したそうだけど うーん。 それは若干違うような気もする。<2004年> 1229 ロニー・セフォ−っすか。なんかなー イヤな予感がするんだよなー こういう時って。 サップ戦の前のような、そんな感じがするんすよー ちゃんと勝ってくれよぉ1223 同時進行ドキュメント寅板に田村−桜庭スレッドが立っているので、何か書こうと思ったけど うまく書けなくて途中でやめる。 どーにも掲示板には気の利いた事が書けない。 気の利いた事を書こうと思うからいけないような気もする。 どうしようもないなぁ。 今日はプライドの会見で田村へオファーを出している事が発表された。 これは田村の勝利だ。 もしかしたら、今回は受ける必要さえないのかもしれない気がしてきた。 こうなった以上、いつの日か必ずこのカードは組まれるだろう。 ならば、田村側の戦略として、今回はじらすという手は「あり」だ。 今回の試合は徹底して「田村の物語」だ。 UWFストーリーでも、「田村と桜庭の物語」でもない。 シウバ戦の時から続く「田村VSプライド」の物語だ。 そしてその最終章だ。 田村は何が何でも勝たなくてはいけない。 桜庭には桜庭の物語があるのだろう。 しかし、今度の試合は桜庭の物語のクライマックスではない。 桜庭は田村の物語を徹底的に拒否するだろう。 そのズレこそが、今度の試合のテーマだ。 己のマックスで挑む田村を、 桜庭は普段着で潰しにかかるだろう。 田村の武器は、己の物語を身にまとった時の神憑かり的な力であり、 桜庭の武器は、相手の思いや、観客の期待を意地悪く転調させるアイデアと技術だ。 試合はスイングはしないように思う。 握手なんかしなくてもいい。 試合前も、試合の後も。 ひとつひとつの動き。それが会話だ。 それに僕らは目を凝らす。耳をすます。 己の力と技術の全てを傾けて、探るのは相手の強さじゃない。 お互いの人間性、その奥の方にある核のようなものだ。 福本伸行が「カイジ」の中で、1対1のギャンブルこそが最も濃密なコミニュケーションだと語った。 お前らはそれほど真剣に、誰かの内面を知ろうと努力して生きているのかと。 田村と桜庭の試合もそういう類いのものだと思う。 なんだか支離滅裂だな。 まぁそのうちまとめますわ。1222 冷静になって考えてみると田村にとっての最終到達点が、こんなドタバタで決まっていいのかという気もしてきた。 双方の色々なインタビューでの挑発や、会見でのすれちがいや ファンやマスコミの賛否両論なんかの、そういううねりの経過の後に訪れるべき闘いなのではと。 中途半端な形で実現したら、田村は自分を出し切れないような恐れもあるなぁ。 そんな事はないだろうとは思うけれど、若干不安。 逆に桜庭を普通じゃない心境にさせる、状況と時間があった上での試合の方が嬉しい。 田村の側の人間としては。 でも、このタイミングを逃したら、二度とない試合のような気もするし 複雑だ。1221 田村vs桜庭??それは本当なんですか? 2003年で世界は終わってしまうのですか? それとも全部夢なんですか? すべて僕の妄想なんですか? 田村・・・1218 坂田VSハイアン?坂田がヘンゾに負けた10月の事を、久しぶりに思い出しました。 あの時のヘンゾは強かったな。モーリスの苦笑いも懐かしく思い出される。 まぁ坂田はハイアンに勝てるでしょう。 「プロレスとは何か」を考えても、もう仕方が無いのではないのか? 最近、そんな事を考えます。 もっと考えなければいけないのは「プロレスラーとは何か」という事じゃないのか? プロレスをする人が、プロレスラーなのではない。 プロレスラーがする、全ての闘いの事をプロレスと言うのである。 そしてプロレスラーとは何か? 僕が考えるその答えはこうだ。 闘う事に、人格を奪われている存在。 闘う事と、それ以外の生活との間に、境界線を引けない人格。 約束なんか守れない 殴られたら、怒ったら、全ては吹っ飛んでしまう 義理も格も人間関係も関係ない。後も先も、覚えてはいない。 社会には当然、適合できない メキシコや、日本の、古の伝説のように かぶった仮面が顔にへばりついて、剥がす事ができなくなってしまった者。 そんな奴がやる闘いを僕は見たい。 別にケツが決まってようが、VTだろうがどうだっていい。 試合の中にある、意図的なハプニング。 どんなに決めごとがあっても、浮かんでしまう本当の怒りと恐怖の感情。 それは、脚本家には決して書けやしない。1217気が付けば激しくごぶさたなリングス日記。 忙しくて大会が見れないし、なかなか考える時間も少なくなっていました。道場については言うに及ばず。 男祭りへの田村の参加が決まったら、燃えてくる事でしょう。でしょう。 とりあえず、書く習慣を絶やさないようにしなくては。0926 紙プロ発売我が社の本屋では紙プロが発売日より早く、表紙を目立つように売られていました。 でも、今月はいまいちでしたね。(まだ全部読んで無いけど) 自分にとって読みごたえがあるのは、長南のインタビューくらいのように思います。 やっぱ、山口編集長の文章やインタビューがないと 紙プロも、質の良いSRS-DXになってしまいますね。 そして長南のU-FILEに対する警鐘は、非常に面白いと思います。 「自分にプレッシャーをかけられるのは田村さんだけ」という発言に、 大久保、佐々木あたりは噛み付いていくべきだと思います。 その為の発言なんだと思います。 そして、田村に対するわずかな敬意があってホッとしました。 あ、そうそう。 25日に配信された田村日記は、あたりさわりなかったすね。 安心したような、物足りないような(笑)0924 田村日記U-FILEのサイトに明日配信の田村日記の画像だけ載っていた。 「宝物+財産」というタイトルで リングス無差別級ベルトと、あのロレックスの写真が!!! うーむ めちゃめちゃ楽しみではあるが、若干の不安もあるぞ ナチュラルに無自覚に、他人をヒートさせる事に関しては天才的だからなぁ。田村は。 いい話を期待しています。0918 長南 勝利!印象に残っているシーンは、レフリーがブレイクがかけた瞬間の長南。 長南は、まだドクターのチェックが行われる前に、もうガッツポーズをしていた。 僕は少し驚いた。 2回目のチェックならストップの可能性もあるけど、1回目なら続行の可能性の方が強い。 そのなかでのガッツポーズ。あれは、TKOとかは考えずに 「俺は、こいつに勝てる」あるいは 「俺はこの闘いにおいて、こいつを上回った」という確信を持った瞬間だったように思う。 あの動物的な感性が、長南の最大の長所だなぁと、思った。 思い返せば試合前のVTRで、かみつく長南に対して マッハは「俺はもうそういうのはいいから」みたいな事を言っていた。 制作者はおそらく、田村−吉田戦のVTRような作りを意図していたのだと思うのだけど、 図らずもマッハの闘いにおける感性の衰えを表していたようにも思う。0914 もうすぐDEEP長南の闘いに、何かを感じたい。 うまく言葉にできないけれど、 長南の事を考えると、なんか心がザワザワする。 DEEPでしか表現できない闘い。 DEEPでしか感じる事ができないリアリティ。 そんなものが、確かにあるように僕には思う。 格闘技を見て、心を動かされる。その理由。 わかっているようで、実はわかっていない。 あるいは わかったような顔をした答えの もっと奥の方に、僕は行きたい。0903何ヶ月ぶりかの道場。すごい暑かったっす。体力もなかったっす。 でも、楽しいなぁ。 その後のビールもおいしいなぁ。 何よりも楽しい時間っす。 中学の頃にハンドボールをやって、団体競技になじめず、 高校はその反動で山登りをやって、楽しいけれど物足りないものを感じた私。 大学の時にボクシングが自分に馴染んだのは 対人競技でありながら(ながらってのは変か)、個人主義的な所でした。 柔道的な世界は、たぶんダメだったろうと思います。 距離が近すぎるから。 ひとりでシャドーをしたり ひとりでサンドバッグを殴ったりして でも となりに人がいて、たまに殴り合ったりする。 そんな関係性が自分には合っていました。 今もあんま変わりません。 登戸の飲み屋には、長南の色紙が飾られていました。 ドクロマークと共に「殺す」とマジックで書いてありました。0902U-STYLE、10月大会は田村への挑戦権を賭けたトーナメントだそうです。 えー これは田村がリングス時代から言い続けてきた構想ですね。 それがスケールダウンして実現した、 ような気もしますがそんな事を言ってはいけません。 僕はもちろん楽しみです。 そして、他人に対しても説得力を持つ この大会の意義を見つけていこうと思います。 まだ1ヶ月あります。大丈夫です。 しかし、武士道の翌日なんすね。 なんつーか微妙だ。 どーせなら当日にぶつけるくらいでも良いのにねぇ。 そして高田道場の道場マッチの話。 これも、なんというか受け止めに困る。 そもそも武士道そのものが、何を目的にしたものなのかよくわかってないのに、 その為の道場マッチをやられても、謎が謎を呼ぶだけです。 高田が妙に「仕掛け」的な事に理解を示していく現状は、結構危険だと思う。 桜庭が沈んだ今、どんどん猪木の縮小コピーになってしまうような予感がある。0822 田村のメール吉田選手は素晴らしい選手でした。 世界を取った人と試合が出来て本当に光栄です。 (試合前の感情ではなく、試合を終わえた僕の感情です)。 「終わえた」って何だよ?っていう突っ込みはおいといて。 試合前ではないよ、と前置きしてしまうのは、田村らしいっすね。 でも、田村の精神状態が悪くない事を、よく表しているメールだなと思いました。 シウバ戦の時も感じた事だけど、 田村は試合後の消化の仕方がとても健康的になったなと思います。 すごく真直ぐな印象を受けます。 自分がやってきた事、自分が信念を持って行った事とその結果に対して、 曇りのない誇りを持っている感じ。 この風通しの良い感じの佇まいを、田村がつかんだという事に 素直に感動を覚えます。0818 勝負のあやTKのセコンドが勝負を別けたって意見もあるんですが 僕は宮戸だったような気もするんすよね。 田村にとっては。 あのテーマ曲を指示したのも彼だったような気が、ちょっとします。 試合後の高阪と金原の日記。 高阪 「今日はプライドGPに秀彦のセコンドをやりに行ってきました。 結果は秀彦がまた袖車で勝ちましたけど、いやー、仲間同士の試合はもう見たくないです。 正直、せっかく勝ったのに秀彦が鬼に見えてしまった。 でも、自分は秀彦が今回GPに出るって決めたとき、優勝のために出来る限りのヘルプをするって決めたんです。 そしてこの結果が勝負の世界なんです。こうなったらもう、何が何でも優勝しかない。 自分も秀彦やみんな以上に頑張らないとって気になった一日でした。 次の試合に向けて一分一秒たりとも無駄にしないで頑張ります!」 金原 「今日、プライドをテレビでみて思ったことは、すごく悔しい。いろんなことで本当に悔しいよ。 早く復帰して腹が立つ奴を倒したいよ」 田村日記は21日に配信されるよーだ。 全く試合にふれてない可能性も高いすけど。0811 あいまいな敗北田村にはテーマが無かった。あるいはテーマを自分自身のものとする事ができなかった。 つまりそういう事だったんだろう。 誰もが違和感を抱いた田村の入場。 「FLAME OF MIND」でもない、Uのテーマでもない曲がかかる中、田村は入場した。 そう、それは田村のテーマでもなければ、UWFのテーマでもない、本当に「何のテーマでもない曲」だったのだ。 伸ばした髭、手には小太刀もない。 誰かがその髭面を見て「ヤマケンみたいだった」と語ったけれど、本当にそうだった。 敗戦という結果がそう思わせるのかもしれないけれど、 何もテーマを持たず、いたずらに追い詰められた表情は、本当にダメな時のヤマケンのようだった。 一日経って思う事は色々ある。 試合後にも浮かんだ後悔。 最初のダウンの時に、もっと突っ込んでいければ、 バックマウントの時に、落ち着いて効果ある打撃を入れる事が出来たら、 そして終盤。ミドルで欲を出さずに、ローとパンチで距離をキープする事が出来たら、 色々な分かれ道が目の前に浮かぶ。 田村にも勝機はあった。かなりあったのだ。 テレビの中継を見返しても、緊張感のある戦いであった事は再確認できた。 すくなくとも「田村は弱くはない」という事を示す事ができたように思う。 だけど、そんなの事は大した事ではない。 田村が評価されるのは嬉しいけれど、それは本質的な喜びではない。 「銀メダルだったけど、次はがんばります」的な世界。 それこそ、吉田の生きてきた世界じゃないか。 田村は、そういう勝ち負けだけの為に戦ってきた選手ではないはずだ。 目の前を離れないのが、試合直後の田村の姿だ。 マットをドンドンと叩きながら、悔しがっていた田村。そんな田村を見るのは初めての事だった。 田村は何を悔しがっていたのだろうか? 勝てる試合をみすみす落としてしまったから? それもあるとは思う。 負けて初めて、敗北の持つ意味の大きさを実感したのか? それもある。だけどシウバ戦の後の打ちひしがれ方 「犯罪者になってしまったような」と語ったそれとは、異なっていたように思う。 ここからは推測だ。 田村はあの試合で、100%の田村ではなかった。 敗北の瞬間、その事に気付き我に返ったのではないか。 そう。いつでもメッセージの固まりであり、 勝とうが負けようが、何かを確実に客席に届けていた田村は、あの日どこにもいなかった。 余計なものを背負いこんだり、勝手な思い込みで自分以外のものを代表したりして、 それによって自分の力以上ものを発揮したり、全く発揮できなかったりする、 だからこそ、勝とうが負けようが、観るものに何かを刻み込む。 それこそが<田村の戦い>であったはずなのに、 あの試合は、そうではなかった。その事に気付いたんじゃないか。 VS柔道でもいい。VSプライドでもいい。桜庭への嫌味な対抗心でもいい、何だってよかったのだ。 田村が自分で何かにフォーカスを絞り、テーマを自分の物にする事が出来ていたならば、 敗北にも意味は生まれる。 しかし、あの試合にはそれは無かった。 田村は殺しも、殺されもしなかった。 本当に悔しい。 試合後には吉田がうそ臭い顔で、うそ臭いマイクアピールをかましていた。 別に話すべき事が無いのなら、何も話さなければいいじゃないか。 負けた腹いせじゃないけれど、吉田のマイクはいつだって全く無意味だ。 僕には、いまだに吉田が何の為にあのリングで戦っているのかわからない。 結局田村は、吉田のあのノッペリとした世界に巻き込まれてしまったという事なんだろう。 ハラハラドキドキの試合? 鮮やかな決着にスッキリ? あの試合が残したものは「吉田は胴衣を着たら強いなぁ」とか 「やっぱ競技人口の多い世界でトップに立つアスリートの身体能力は凄いなぁ」とか ただ、それだけの感想だけだ。 僕らが明日生きていく事に、この世知辛い世の中を生き抜いていく事には、全く関係しない。 ああ、イヤだ。 田村は花道を引き上げる時、客に手を上げて答えていた。 そんな田村の姿を見るのも初めての事だった。 ひねくれ者の僕は、試合中の大観衆の田村コールも、何かを狂わせていたのかもしれないなと思った。 これから田村がどう歩んで行くのか、まだわからないけれど。 田村よ、もう一度焦点を絞ってくれ。 もう一度、激しく何かと敵対してくれ。 激しく戦って、激しく負けてくれ。 (勝ってくれればなお良い)0808いよいよあさってだなぁ。 なんか不思議にドキドキはしない。 なんていうか、シウバ戦の時に感じた「最終章」という匂いがない。 むしろ、何かの始まりのような予感がする。 あるいは何かの途中という感じ。 問題は「吉田という存在」にフォーカスが合っているかという問題ではなく その先の桜庭戦というテーマが、田村にとってどこまで現実性を持っているかのような気もする。 あるいは プライドで田村が何かをやろうとしているのか、否か。 僕のなかでも、桜庭戦というテーマは今は現実感がない。 あったとしても、それを実現する器は本当にプライドなのかなと。 豪華な大会ではあるのだけれど、 微妙にとっちらかった感のある大会でもあるなぁと そんな気もする。0804 サンデースポーツという番組の担当なのに日曜日に休みを取る事は、 ほとんど 「仕事なんかしたくねーんです」と言っている事と 等価ですね。 でも、今年の夏はフェスにも行けないし これしか楽しみないすもんねー まぁ許して下さい。(誰と話してる?) いや繰り返し言いますけれど 田村は勝ちますよ。 しかもローキックだけで。 吉田の油断が怖いんじゃないんです。 田村が油断しなければ、勝ちます。 ただ、そんだけの事だと思います。 オリンピック、関係ないっすよ。 そんな事はリングスの歴史が証明しています。 (ほんとか?)0730 田村インタビュー各雑誌の田村インタビューを読みくらべの日。 こういう、ここぞって時はやっぱ紙プロっすねー なんというかゴン格クマクマンボはなめられ過ぎというか、遠慮し過ぎというか。 お互い仕事なんだから、もうちょっと頑張ろうよ! 田村の状態は悪く無い感じですね。 「U-FILEとU-STYLEとか、何に軸足を置くべきなのか悩んでいた」という発言は たぶん本音なんでしょう。 考えるまでもなくプライドだろう!って気もしますが 何か、それも今の田村の充実を表しているような気もします。 ある意味、これだけ乞われて出場という構図を作れただけで 「プライドとの闘い」は勝っているように思います。 これは日本人としては誰もなし得なかった形です。 と まぁ伏線を張るような文章は終わります。0729 PRIDEとかDEEPとか9月DEEPでマッハVS長南戦が決定。 上山VS須田がメインで、これがセミである。 どういう事かというと、 これは<U-STYLEネオ>と銘打っても良い大会であるという事です。 ブラッド・コ−ラ−も来日するそうです。 という事は、 パラレルワールドの中の<リングス2003>という事でもあるんでしょう。 そうだ、坂田も参加するべきだな。 それで完成する、ような気がする。 近藤もジョシュとやった後には、こっちに来なよ。 みのるは来なくていいけど。 そして高阪か。 実は一番心配なのが、高阪かも知れないなぁ。0702 徐々に進化するU-STYLE観戦記「線はのびていく事ができるが、点は、のびようがない。 しかし、点は爆発する。」(早川義夫) まさに電光石火。それは一瞬の出来事だった。 試合開始直後、大振りで飛びかかって来た冨宅をいなした田村が、 左右の掌底連打からの左ミドルを入れた。 崩れ落ちる冨宅。鳥肌が立った。 田村はまたギアを上げて、突き放しにかかった。 冨宅を、じゃない。U-STYLEの後輩や、僕達のような客を、そしてもっと大きなものを。 田村は何年ぶりかに取り戻した体のキレとスピードで、全てを一瞬で蹴散らして彼方に置き去りにした。 U-STYLE大阪大会。セミファイナルまでに会場は出来上がっていた。 田村の大阪での試合は、2000年8月のミレティッチ戦以来の3年ぶりの事。 Uのテーマに素直にどよめき上がるような、そういった観客の熱気が梅田ステラホールを開演前から包んでいた。 入場セレモニーは冨宅。「次回の大阪大会に来てもらえるようなファイトをしたい」みたいな事を言う。 ん? 君に次があると誰が保証したの?微妙な違和感が走る。 冨宅の大会前からの発言の微妙なズレのようなものは、一つの伏線になっていたように思う。 大会は第1試合からテンションの高い試合が続く。 越後と木村の試合からは、前座にふさわしいひた向きさが伝わって来たし、 藤井克久はU-FILEの吉田を完膚無きまでに叩き潰し、田村への挑戦を無骨にアピールした。 大久保一樹と原学の試合は、ちょっと試合を作る事を意識しすぎている感もあったが、 「段取りがあっても、絶対に覚えきれないだろうな」と感じさせる天然・大久保ちゃんのおかげで(?) 違う意味で、興味を途切れさせない。 そして第4試合。三島☆ド根性の助VS佐々木恭介。ここからもう一つレベルが上がる。 リングに上がった佇まいだけで、空気を作る事ができる男たちの試合。 三島の握手を不機嫌そうにいなした佐々木は、 田村ばりのキレのあるムーブと、TKのような球体の身のこなしで三島を追いつめていく。 三島ももちろん負けてはいない。 足をねじりきるような関節や、全身これバネといった感の打撃で佐々木を振り切ろうとする。 田村戦で見せたスタミナ切れは見せない。 特に、高速かつ低空で叩き付けるジャーマンの説得力は並大抵ではなかった。 殺気の込められた技術の攻防。ロストポイント1を争う展開になっても、予定調和を感じさせる事のない展開。 田村が前二回の大会で見せた試合のレベルに田村以外の選手が到達した、初めての試合だったと思う。 そして第5試合は、坂田の伊藤へのしごきマッチ。 声を上げながらがむしゃらに突っ込む伊藤を、坂田が意地悪くハードヒットで返していく展開は もちろん予想通りのものなんだけど、 二人のたどってきた歴史と、伊藤の必死さが、予想を越えるリアリティを試合に作り出していた。 そう、実は第5試合の時点で僕はかなり満足していた。 そして前の2試合によって、尻上がりに上げていった会場のテンションの中で、田村はどういう試合をするのか。 不安に似た気持ちさえあったのだ。 その中でのあの電光石火だ。 田村は後輩たちがようやく追い付いて来たU-STYLEを、一瞬で過去のものへと変えた。 試合は完全な田村の独壇場。左ミドルで、膝蹴りで次々にダウンを奪う。 冨宅の攻撃は全く受けない。必死の掌底もダッキングで完全にかわしてみせる。 息を乱し、肩で呼吸しながら連続してポイントを奪って行く田村。試合を188秒の完封劇で終わらせた。 なぜそうする必要があったのか。よくよく考えるとわからない。 相手の意地の攻撃も1ポイントくらいは受けてやるんじゃないか、そんな予想も最後まであったのだ。 でも、そうしなかった。冨宅にしてみても、呆気に取られるうちに嵐が通り過ぎた、そんな感じだったんじゃないか。 理不尽のようでいて、完全な説得力。物語や理屈が追い付く前に、感覚が納得する。 恐らく田村の中では、Uの同期生という大前提のストーリーと、 冨宅の試合前のピントのずれた言動(「田村をロープに振る」)への違和感、 そしてこの大会のセミまでの流れが、複雑に醸成されていたのではないか。 それが試合開始直後、冨宅の特攻的な攻撃をかわし、そのレベルを見切った瞬間に 全ての焦点が合ったのだと思う。 あの瞬間の完璧な答えは、これだと。 ********************** 田村というのは、一つの点である。 いくらジムや後進の為の道筋作りに尽力していようと、 田村の本質は「線」ではないのだ。 一つの行動、一つの試合、そして一つのムーブによって、 本能的に「今、求められているもの」を見抜き、提示する。その感受性と表現力が全てなのだ。 もっと言えば、「線」としての物語やアングルを積み重ねていく事。それはレスラーのなすべき事ではない。 硬化した世界のありよう、誰かが敷いた道筋、そういったものの土俵を、一瞬で異化する「点」としてのアクション。 それこそが表現者としてのレスラーが示すべきものなのじゃないか。 そういった意味では、田村の言動が解読困難である事は、むしろ絶対条件なのである。 今回の試合だって、意味は完全にはわからない。 だけど、だからこそ、僕らは考えるのだ。 そしてそれこそが喜びなのである。 田村は今、過去3年間でも最高のコンディションである。 肉体だけではない、精神面でもかなり高い状態を保っている。 間違いなく田村は今、何かに焦点があっているのだ。 そしてそれが何かは、まだはっきりとはわからない。 だけど、これだけは言える。 今の田村から目を離してはいけない。 今の田村は、何か大切な問題へのヒントの固まりのように見える。 その答えを、僕は考えていたい。0628 明日はU-STYLEもしかして、全く盛り上がってないんじゃないのかと不安にもなる前日なのですが・・ 個人的には結構気持ちの焦点が合ってきてる感じもあって、 楽しい観戦になるんじゃないかと期待しています。 悪く無い感じ。 今日は、友達に借りたDEEPのビデオを見ていました。 実況は高柳、解説はクマクマンボ。そしてゲストに田村。 もう高柳さんには、マンボさんへの尊敬の念は欠片も感じられないなぁ 全く気にして無いマンボさんも凄いが。 そして、田村のゲストもいい感じでした。 なんていうか、選手に対する素直な敬意が感じられるんですよね。 なめきった態度の鬼木選手なんかも、決して表面だけで切り捨てないし、 MAX宮沢や、一宮章一なんかの闘いにおいても、 上から見下ろす態度を決して取らない感じ。 闘っている田村の次に、ゲストとして話す田村の姿は好きかもしれないっす。 (最低ランクは、適当にインタビューに答えている田村) えー なんだっけ。そう明日の話だ。 なんか、最初は秒殺みたいな感じでなければ嘘だとも思ってましたが 今はそういう気持ちだけでも無くなってきましたね。 どういう方法かはわからないけれど「時間」を表現してほしい、と。 田村とフケの、それぞれに流れた10年という時間。 プロレス/格闘技という世界に流れた10年と言う時間。 そして、 それを見続けてきた者に流れてきた10年と言う時間。 その差異と同一性についてが、今回のテーマなのではないか、と。 二人が過ごしてきた時間の濃度は、全く比較にならないものだろう。 それは自明の事として、 フケがその事についてどれほど自覚的であるかが、試合のテンションを決めるような気がする。 田村という存在は、無数のフケのような存在の上にある。 その事を自覚した上で、何をするのか。 おそらく第一戦のヤマノリは、その事を本能的に感知したから、潰しにかかったのだ。 あのような闘いを望むわけではないが、 フケも、何かをしなければならない。 最近考える。 格闘技で輝く事ができなかった者が、プロレスならば輝ける。 そんな事は全く無いんじゃないか。 フケが、何かをする為に、リングに上がるのであれば 恐らく田村はそれを受け止めるだろう。 もし、フケに何も無かった時にどうするか。 試合はとてもつもなく盛り上がらない可能性もあるけれど、 その時に田村がどう振る舞うのかにも、実は興味がある。0620 僕は田村を考える事で、全ての事を考える事ができる。まぁ 正直言って、U-STYLE大阪大会にそんなに興味が湧かなくても仕方ないかと思っていた。 メインの田村VSフケがどんな物語を作って行くのかと、 考えてみても実際そんなに魅力的な展開は思い付かない。 それがVSパンクラスだったり、VSみのるであっても、 なんだか狭い袋小路に向かっていくような感じは否めなかった。 田村の試合を見る事は喜びではあるけれど、それ以上ではない。 わかりにくい例えをすると、ブルーハーツではなくてハイロウズという感じ。 いいライブは見せてくれるだろうけど、 世界がガラガラと変わってしまうような衝撃はないだろうなぁと、そんな感じだった。 しかし、そこにPRIDEミドル級GP出場の噂だ。これは燃える。 しかも吉田出場の注目の中での参戦。 もしかしたら、去年からの田村バブル(失礼!)の最終章かもしれない。 そんな気持ちになった。 間違ってはいけない。「やっぱプロレスより、ガチンコだよ」とかそういう問題ではないのだ。 U-STYLEを築いた田村がプライドに打って出る。それこそが重要な事なのだ。 U-STYLEはおそらく、それ単体では完結しないものなのだと思う。 あくまで、総合との補完関係の中で成立するし、そうでなければいけないのだと思う。 田村は、おそらく身体感覚のなかで、その事を理解しているはずだ、と信じる。 (いや、まぁPRIDE参戦決まってないんですけどね) 妄想は加速する。 おそらく、U-STYLEの次回大会が決まっていないのは、PRIDE参戦があるからなのだろう。 そして、大阪大会のメインの後に田村は宣言するのだろう。 「次回のU-STYLEはさいたまアリーナです。PRIDE-GPにU-STYLEを描きます」と。 いや、するべきだ。(グビグビ) リングス勢が、PRIDEへの参戦を始めた頃から薄々感じていた事。 それは、リングス的世界が輝くためにPRIDE的な世界が必要であるし、 PRIDEが輝くためには、リングス=U-STYLE的な世界が必要なのだと言う事だ。 でも、それはどういう事なんだろう。 何回も見て来た。 理想をひたすらに追求するものが、袋小路に迷い込み、狭いサークルの中に自ら閉じていく様を。 そして 現実の世界の変革を求めるものが、現実の禍々しい力学のなかで消費し尽くされ、あるいは自らが怪物となっていく様を。 たぶん、僕らが見たいものは、その中間にあるものなのだ。 理想と現実の、その世界の両方に足を突っ込んで、そこでもがきながら何かを獲得しようとする姿なのだ。 その為に、自らを中心とした小さな核に閉じこもる事は絶対に必要なのだと思う。 だけどそれは、そこを拠点にして大きな世界に対峙する事と、常に対になってなければならない。 逆に言えば、 自分の核を作り、そこに閉じこもる事をせずに、ただ混じりあう事を求めるから 世界は規範を失い、グズグズになっていくのだ。 DEEPに修斗勢が出たっていい。 選手には食い扶持が必要だ。それもそうだ。 しかし、それだけでいいのか。それはただの現実じゃないのか。 その論理に選手と受け手が安住しているから もっと高いレベルの表現へと昇華しないんじゃないのか。 修斗には理想があったんじゃないのか。 それとも、それは選手とは無関係のものだったのか。 そこが僕にはどうにも納得がいかない。 アマとプロの技術レベルに差がない、のではない。 表現者としての意識において、プロとアマのレベル差が無いだけじゃないのか。 格闘技における自己表現がいつまでたっても「プロレス技」だけというのは何なんだ。 なんでフケは「田村さんをロープに振りたい」んだ。アホじゃないのか。 なんだかわからないけれど、 無闇にケチを付けたい心持ちになってきたので、許して下さい。 U-STYLEの話にとりあえず戻ろう。 田村にとって、おそらくU-STYLEは終着点ではないし、そうであってはいけないのだ。 PRIDEに出て行く田村にとって、「U-STYLEの田村」がアイデンティティであり、帰り着く場所であるように、 U-STYLEの田村にとって、「PRIDEの一線に立てる田村」が欠く事のできない説得力であるはずなのだ。 そして 僕はそのようにして前に進んで行く田村を見続けたい。 おそらくこの秋に、 8月のPRIDE-GPと対になる、U-STYLEの大会があるはずだし、あるべきだと僕は信じる。 そういう豊かさをこの時代に描く事ができる田村だから、僕は見つめ続けてきたし これからも見続けていきたいのだ。 田村を見て、田村の事を考える事は、 僕にとっては夢想であり、同時に全く現実的な事だ。 僕は田村を考える事で、自分に必要な全ての事を考える事ができる。0615 大阪で考えた事青エスさんと行ったbar brody で、「前田、坂田をボコボコ」のビデオを見た。 噂とか紙面ではよく聞いたけれど、実際に見るのは初めてだった。 いや、積極的に見るのを避けていた部分もあった。 これ以上、前田のイヤな面を見るのは避けたいなぁと思っていた。 映像はほぼ想像通りだった。 坂田のインタビュー中に現れた前田が坂田をボコボコにする。 素手で殴り、蹴り、最後にはパイプ椅子も振り下ろす、 坂田は足で必死にガードしていた。 確かに洒落にならない映像だ。 しかし不思議な事に、それほど凄惨な印象は受けなかった。 なぜだろうと考えた。 ひとつはカメラだ。カメラに全く動揺が見られない。 ある種、プロレスの場外乱闘を撮るように、普通にカメラを回していた。 そして前田自身も撮られている事を気にしたり カメラを止めるようともしない。 えーそれはどういう事かと考えたのだけど 「この時期、こういう状況は普通に起こっていた」という事でしょうか。 いや、全然いい結論に導かれませんでした。 前田と坂田の間には信頼感があったからだという結論に導こうとも思いましたが やっぱ無理、ありますかね。 でも、そんな気もちょっとしましたねぇ。 少なくとも現在の坂田の根性を築き上げる土壌にはなっているでしょう、というのが精一杯です。 そして、御堂筋線で覗き込んだ東スポ(大スポか)には 高山が「挑戦者には田村さんでも良いかも」と言ってました(ように見えた)。 これはちょっと反応しましたね。 U-STYLEの旗揚げ時に「まだ高山は呼べない」と田村が発言した事と、多分呼応していると思うのです。 UWFという過去をないがしろにする事なく、UWFを越えた存在になったのは 実は高山なんじゃないか。ふとそんな事を考えました。 今、田村がメジャーに出る価値があるとすれば、 プライドのミドル級トーナメントか、高山戦だと思います。 成瀬とみのるの試合については、あんまコメントする気になりません。 見てないすけど。0610 U-STYLE大阪カードが発表されましたね。 第1試合 越後隆(U-FILE CAMP.com)×木村直生(EVOLUTION) 第2試合 藤井克久(UFO)×吉田智彦(U-FILE CAMP.com) 第3試合 大久保一樹(U-FILE CAMP.com)×原学(格闘探偵団バトラーツ) 第4試合 三島☆ド根性ノ助(総合格闘技道場コブラ会)×佐々木恭介(U-FILE CAMP.com) 第5試合 坂田亘(EVOLUTION)×伊藤博之(フリー) 第6試合 田村潔司(U-FILE CAMP)×冨宅飛駈(パンクラスMISSION) うん。悪くないと思います。 三島VS佐々木がいいです。佐々木はこの試合、正念場でしょう。 クレバーさを感じる佐々木のこと、 村浜戦の様なお付き合いをしていたら、表現者としての先はないと言うことは分かっているでしょう。 佐々木が闘いのなかで何を表現するのか。かなり楽しみです。 そして田村VSフケ。 僕はフケの事はよく知らないのですが、発言を聞くと若干不安になります。 「関節技で勝ちたいが、プロレス技も出したい。田村さんをロープに振ってみたい」 ちょっと根本的な所で勘違いがあるような気もする。 つーか パンクラスで培った歴史をぶつけてくれ。 道を別にしたその後、どれだけ差は開いたのか。 その差を産んだものは、何だったのか。 それを確かめに、来るんじゃ無いのか。 (ないのかなぁ) もしかしたら、そんな事何も考えて無いのかもしれないが そうだとしたら、田村が思い知らせてやるべきだ。 それは才能だけではなく、 人生に対する態度とか、そういった類いの もっと根本的な問題であったことを。 いやマジで、今度の大会の前には「言葉」が必要だ。 決して同窓会ではないのだ、という事をはっきりさせなければいけない。 僕には「パンクラスMISSION」という試みを、本当に選手が主体的に望んでやっているとは思えない。 尾崎のリストラ救済策でしかないものを、 田村が自らの夢の終着点として立ち上げた「U-STYLE」と、同列に語られるのは絶対に許せない。 こちらにも、少しでも人材が欲しい事情があるのかもしれないけれど、 安易にやると、U-STYLEまでもズルズルになってしまうような気がする。 もし本格的に参戦させるつもりがあるのなら、 本当にきっちりと、対立してほしい。 こういう時こそ、田村の底意地の悪さを全開にしてほしいと、心底思う。 (続きます)0608 ほわーんぼちぼちと起きたらWOWOWでUFCをやっていた。 明日はプライドだなぁ。 なんだか、格闘技から心が離れているような気もする。 でも、そんな事に関わらず延々と闘い続けているクートゥアは凄いと思う0601 U-FILE 4ぼちぼちと起きて、大森に行く。 ゴールドジムは本当に駅前。こっちのU-FILE大久保の方が、通いやすいかなぁなどと考えながら。 開始時間は午後2時。 ちょうどの時間に着くと、ビルの前には佐伯社長がいる。 相変わらず普通な感じの人だなぁと思いながらマックでハンバーガーを買いに行って戻ってきたら、 今度は同じ場所に田村がいた。 携帯をかけているのを聞いていると、エレベーターの位置が判らない様子。 「この前は案内をちゃんと貼ってたよね。今日はなんで貼って無いの」みたいな事を言っていた。 声を掛けようかなぁと思いながらも、勇気が出ずにエレベーターに乗る。 こういう事においては、中学生の頃から僕は勇気が無い。 ゴールドジムはビルの6、7階にあり、格闘技のフロアは7階にあるらしい。 僕は普通のトレーニング機器が並ぶ6階に降りてしまい、もう一度エレベーターに乗ったら、田村が乗っていた。 目があうと「ああ、どうも」と挨拶される。 いや書き間違えた。挨拶される!!!!!!!である。 そして「何、ジムを見学してたの?」なんて声を掛けられる。 僕の頭の中には、様々な言葉が瞬時に渦巻いた。紙プロの事なんかも話したかった。 しかし、言葉に出てきたのは「あう。あう。あう。いえ、間違えて・・・」とか、なんとか。 こういう時に気の利く言葉が出てくるような人だったら、僕はもう少し幸せな青春を送れたような気がする。 つーかジムに通い始めてもう1年半にもなるのに、僕はどーしてこんな事で喜んでいるのだろうか。 (まぁ最近全然通っていないからって話もあるけれど) 大会のプロデュースは上山。第一部はジム生のワンマッチ+トーナメント。 第2部は、他道場との対抗戦+佐々木恭介扮するマスクマンのプロレス。 まぁ身内の発表会的ノリはバリバリあるんだけれども、それでも、楽しめる大会にはなっていたように思う。 上山にプロデュースを任せる所から含めて 「プロ意識を養成する為の場」としての役割を田村は考えているんだろうな。 ちょっと中途半端な所はあるけれど、悪い試みではないと思った。 あくまでも「競技会」ではなくて「発表会」であると言うこと。 おそらく、出場者から参加費を取る形でも成立する大会を有料の大会にしている意味はそういう事なんだろう。 上山の町田道場が形になってくれば、もっと面白くなっていくだろうと思う。 しかし、ジャッジに参加して、プロレスのセコンドも勤めていた伊藤君。 なんというか、人格の良さで生き残ろうとしていないか? 大丈夫か? TKから学ぶのは、まず技術だぞ。0518 はじめてのパンクラススパさんの一言が決め手になって、初めてパンクラスの大会に行こうかと考えた。 シャワーを浴びて、Tシャツを着替える。別に身を浄めようというわけではない。 引っ越しの後片付けで汗をかいただけだ。 物置きからTシャツを取り出すと、「Adios Amigo」Tシャツが出てくる。 やはり、着る気になれなくて、色々考えた末にU-STYLEシャツにした。 そもそもこのTシャツは大会以外の日常に着るにはかなり勇気のいるデザインだ。 南千住から関内は遠い。iPODでレッチリなんかを聞きながらマンガを読んでやりすごす。 今日はメイン以外はどんなカードがあるんだろうか。よく知らない。だから、メインの事以外は考えられない。 僕はたぶん近藤が勝つんじゃないかと考えていた。勝ってほしいなぁと思っていた。 何か菊田が勝ったとしても、何も新たな物は生まれてこないんじゃないかという気がしていた。 パンクラスに新たな展開が生まれないのは別に構わないんだけど、近藤が産み出して行く「何か」があるのなら、それには興味があった。 菊田の強さの中身は成分表示として、かなり詳細に分析できるのだと思うのだけど、 近藤の強さの中身は、突き詰めて行くと、よくわからない部分があるように思う。 そんなに試合を見た事があるわけではないけれど、そんな気がする。 そこに何かの可能性を感じる。それが今日の観戦の唯一の理由だった。 今、そういう風な希望を託して見る事ができる格闘家はそんなに多くはないように思える。 関内の駅に着くと、改札口にターザンがいた。 駅を出ると、小走りになって文体への道を急ぐ人もいた。なんだか胸がちくりとする。 今の僕には、そんな感じで急ぐ団体や興行は少ない。 チケットは持っていなかった。売り切れならそれはそれでいいや、と思っていた。 1万円以上のダフ屋ならいやだなぁと思っていたが、一番安い席を5千円で買った。 会場に入り、缶ビールと柿ピーを買って、席に座る。ほどなく試合が始まる。 客席は結構いい入り。まぁパンクラス最高のカードなんだから、当たり前か。 開始前に唐突に美濃輪の挨拶。海外へ修行に行くのだと言う。 言葉に詰まりながら「変身してきます」と絞り出し、無理矢理な気合いを入れる。なんだか違和感を覚える。 美濃輪に海外修行というのも、その発表の仕方も、なんとなくしっくりこない。 美濃輪はパンクラスを代表する選手ではなかったのか。 少なくとも近藤と美濃輪というのが、本隊ではマニア以上に飛距離を持つ存在をもった格闘家ではなかったのか。 その発表がこれなのか。パンクラスの内情は全然知らないけれど、よくわかんないな。 そこら辺のところ、パンクラスファンはどう捉えているんだろうか。 弱いからいいのか。グラバカが強いからいいのか。 僕は誰に向かって話をしているんだ? 興行はテンポ良く進んで行く。 実力の拮抗した同士の、いい試合が続いていたように思う。 記憶に残っているのは、渋谷の動きがその前までの試合とはやはり一線を画していた事と、 それを倒したエヴァンゲリスタ・サイボーグのフックは凄かった。 あと郷野のボクシングはちょっとしたもんではあったな。 確かにロイ・ジョーンズスタイルではありました。あいつは、どうにも面構えが気に食わないけれど。 んでメイン。意外に菊田コールが多かったのが不思議だった。やっぱやる側の客が多いと、そういう事になるのだろうか。 1、2R押しぎみで進められた近藤だったけど、3Rにパンチで大攻勢に出る。 やはり根性とか練習量では片付けられない強さが感じられた。 判定は三者三様でドロー。まぁ1、2Rをどう取るかで、分かれる所ではあるんだろう。 ダメージには至らないマウントとかテイクダウンを10ー9にした時、 3Rの明らかなダメージを与えるラウンドを同じ10ー9にするべきか。 そこら辺の解釈がパンクラスでどうなっているのかは知らないけれど、 そもそも3Rだったら、DEEPのように、総合的にどっちかっていう判定でも良いようにも思った。 しかし近藤は、これから先のラウンドがあれば絶対勝っていたと思わせる手応えがあったんじゃないか。 逆に菊田には、この試合では判定勝ち以上に、近藤に勝つイメージは持てなかったんじゃないか。そんな気がした。 菊田にはテイクダウン、パスガードの先の「相手を仕留める」武器が無いように思うのだ。 闘う者としてそれは決定的な欠陥のように思う。 もしかしてそんな事、たくさんの人が指摘しているのかもしれないけれど、僕はそう思った。 なんだか長く想像以上に長くなってしまったな。 そうだ、インタビューの時に(変なインタビュアーだったな) 菊田が「こんな雰囲気の中での闘いは初めてだったんで」みたいな事を言ったのに驚いた。 どっちかと言うと、これだけのカードなのにわりと大人しいんだなぁって感じだったのになぁ。 そして、ベルト授与の時に、観客席から「菊田、こんな防衛で恥ずかしくないのか?」みたいな事を女の人が大声で叫んだ。 初めて立派なヤジを聞いたように思った。 というわけで若干の悪意に満ちた観戦記はおしまい。 今度、二人のの再戦があったらまたいくかもしれないし、いかないかもしれません。0517 国技は潰れないからいいな。昨日は仕事がお休みだったんで、夕方思い付いて両国へ相撲を見に行った。 向こう正面一番安い席で3500円くらい。 かなり空いていると聞いていたのだけれど、まぁ言う程では無かった。 2001のKOKくらいだったかな、とお約束の比較をしてみたりして。 高見盛と朝青龍の試合(じゃないって)は面白かったな。 でもキャラが立っている力士が少ないのは厳しいかもしれない。 そんな事を考えた。 隣の席が若い女の子の相撲ファンだったのは驚いた。 しかし明日のパンクラスはどうしようかな。 横浜は遠いしなぁ。 メインだけは見たいけれど、 その他は色々な理由で気が進まない。 0513 相当久しぶり U-FILEのページによると、6月の大阪大会はVIP席と共に B席も売り切れたそーだ。良い事だ。 カードが一つも発表されていないのは、いかがなものかと思うけど。0428 橋本と冬木の事12月の後楽園ホールのゼロワンに冬木がやってきた時、僕はそこにいた。 バルコニーで眺めていて、僕も失笑してしまったくちなんだけど 橋本の受け答えだけが、妙に心に残っていた。 あれは何だったのかなと、ずっと考えていた。 「あと何ヶ月しか生きられないなら、最後までプロレスラーで死んで下さいよ。 もう一回タイツ履いてくださいよ」 それは、たぶん橋本の「敬語」だったんだと思う。 アングルとして盛り上げる為なら、こんな丁寧な言い方はしない。 観客に伝える為のメッセージではなくて 純粋に冬木に伝える為の言葉を、橋本は言ったのだろう。 だからこそ、観客に対しても「何か違うもの」として、あのマイクは届いた。 冬木の死という、想像を越える現実があった結果もあるとしても それは橋本のプロレスの一つの本質を伝えていたように思う。 あの時、橋本はおそらく 冬木の人生そのものを受け止める覚悟を持ってリングに立っていた。 観客論という言葉が、当たり前のように使われるようになって久しい。 だけど一番大切なものは、本当に観客論なのか。 一人のファイターとして、対戦相手とどういうレベルで対峙する事ができるのか。 それこそが問題なんじゃないか。 その熱が高ければ、観客に届くなんていう事は、当たり前にできるのではないか。 ファイター同士が向かい合うのでなくて、 演劇の舞台ように、共に客席の方を向いて芝居をしているような状態。 それこそが今のプロレスをダメにしているんじゃないか。 そんな事を考えた。0425というわけで、今月号の紙プロには僕の文章が載っています。 10日くらい前に、そんなメールをもらい いつもここに書いているような事を書きました。 会社の本屋で確認して、いつかの観戦記が載った時のように なんだか駆け出してしまいたくなるほど、恥ずかしくなりました。 まぁ読んで下さい。0422 モツ8という飲み屋でひとりビールを飲みながら、発売されたゴン格を読む。 このひとときは本当に至福の時間だ。 僕には、とりあえず自分の飲みたいだけのビールを買うお金と 読みたい格闘技雑誌と、それを買うお金がある。 それは本当に幸せな事だと思うっす。 今月のゴン格は結構良かったな。 ZST勢のリトアニア旅行記は、なんか青春を感じさせたし、 ノゲイラのインタビューは対象との信頼関係が伝わってくる感じが素敵だった。 いい時のゴン格は表紙からも勢いが伝わってきますね。 でも、ノゲイラの 「ヒョードルの作戦が理解できたんだ。サブミッションを避けてグランドでパンチだけを狙うっていうね」 って言葉には相当笑った。 ほぼ全員理解してるだろー んで 今晩YAHOOのトップページには「元レスラー前田被告に罰金刑」の文字が踊っていた。 読んではみたけれど、やっぱ殴ってはいないんじゃん、と思った私は間違っているのでしょうか? 鈴木みのるはMISSION所属になってプロレスと総合を平行して闘うんだってさ。 ああ、そうですか。0408 それが田村まぁ、田村のやる事に裏切られる、というのは普通の事なんですよ。 他人の意見に素直に耳を傾ける柔軟性があったら ケビンさんの所で増量もしてるだろうし、ブラジルに修行に行ってるだろうって話です。 それをしないから田村なんですよ。 僕らが望んでいる物を、一歩先取りして提示してくれる時もあれば 全く望んでいない方向に、勝手にまっしぐらに突き進んでいく時もある。 最近はいい方向に転がる確率が高かったけど、油断は禁物って事です。 一筋縄で行く男では無いんです。 村浜は去って行くかもしれないし、 三島の次はあるのか無いのかわかんない。 でも、いいでしょう 田村が本気でありさえすれば、それで良いんです。 田村は何かを考えている、はずです。 いやきっと、そうです。 それを読み解くのもまた喜び。0407 不覚いやー ズバリ言って、飲み過ぎました。 試合前にDickさん、青エスさん、クロさん、地獄さん、メモ8さんで集まって飲んだのですが それが楽しすぎましたね。ビールジョッキ3、4杯くらいでしょうか。 それすら不確かです。 なので前半戦は結構記憶が無いのですが 今回のU-STYLEについて言えば 全体的な印象としては「こんなもんじゃないだろう」という感じですね。 いや メインは圧倒的なレベルをクリアしていたと思います。 試合の感じとしてはKOK直前の後楽園ホールのヤマノリ戦な感じ。 試合中は至福の時間でした。 今、現在、この闘いをできるのは、U-STYLEの田村しかいない。 そしてその相手として三島もふさわしいレベルの持ち主である事を証明していました。 それは確かです。 でも、そこに感情のぶつかりがあったかと言えば、それは見えなかった。 三島という異物を前にした緊張感はあったけれど 果たして三島は異なる価値観を持つ敵なのか、そしてそれが闘いを通じてどう変わったのか。 そこらへんのストーリーは、あえて捨てられていたように感じた。 それは意外だった。 三島というのは重要な駒になりうる事は、試合を見ていて十分に伝わってきただけに。 やっぱ、いきなり田村戦というのはもったいなかったんじゃないかと 僕はそう思いました。 他の試合も、ちょっとおとなしすぎる印象だったなぁ プロレスであっても格闘技であっても良いんだけど このメンバーでやっていくのであれば もっと強烈な個性がほしい。 リングス時代のキャラや、すでに出来上がった選手を持ってくるだけでなく 自分のリングで、応援したくなる選手を作り出す姿勢を見せてほしいと思う。 いや 田村のメインだけでも、僕は会場に足を運ぶし、 その姿と試合を見るだけでも、十分満足ではあるのだけどね。 という事で次は大阪だ! (あんなにたくさん赤い帽子を被っている人を見たのは初めてだったなぁ)0406 もう当日新居で引っ越しの荷物の狭間でビールを飲みながら、幸せな感じ。 色々な事に思いを致す。 ブレンドって言葉は面白く、深いと思う。ふと、そんな事を思う。 U-STYLEは何と何のブレンドか。 格闘技とプロレスの、 ノスタルジーと最先端の、 異端と正統の、 良心による真っ向勝負とあざとい企画ものの 微妙なブレンドだ。 そして僕は調合師としての田村を信頼している。 その調合の具合と、それによって目指そうとする地点を信頼している。 田村は去年、なぜ生き残る為に綱渡りのロープの上を走ったのか。 それはU-STYLE これをやるためなのだ。 いつか田村は前田と話が出来る日が来るんじゃないか 僕にはそんな気がする。 少なくとも今 前田が目指した場所へと向かおうと志している格闘家は、田村しかいない。0405 田村の器明日はU-STYLE2。何か新たな展開を産み出す事ができるのか。 かなり楽しみだ。 DEEPオフィシャルに出ていた三島のインタビューを読むと 三島は格闘技の技術で闘おうとしているようだ。 あるいは三島という存在をぶつかようとしているというか。 少なくとも、そういう態度を打ち出している所に 「プロレスラー」としてのセンスを感じる。 U-STYLEで求められているのは、おそらくこの前の村浜のような闘いではないのだ。 修斗にはもう戻れない、戻るつもりないという覚悟の中での参戦だ。 その覚悟を田村がどのように受け止める闘いをするのか。 勝敗以上の喜びを三島に与える事ができるのか。 そして 勝敗以上の興奮を観客に与える事ができるのか。 試されているのは、田村の器だ。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「高山はまだ呼べない」という発言。 とりあえずはディファにこだわっていく姿勢。 これらは かつての「リングスの田村じゃなくて、田村のリングスにしていきたい」という発言の延長だと思う。 田村は自らの器/存在の大きさを常に意識して、 少しずつの背伸びをしながら しかし決して梯子から落ちてしまうヘマを避けて それを着実に大きくする道を選び続けてきた。 そして格闘家としての自らのステータスをMAXに近い所でキープする事に成功した今 自分の団体に対しても同じ事をしようとしているように思う。 ん? もったいぶって書いた割に だからどうと言う事も無いんですが 意外に堅実な男だよなぁと再認識した次第であります。 レッツ中間管理職!0328 紙プロ今月号は面白かった。なんと言っても田代まさしのインタビューが秀逸。 今月のテーマ「再生」を最もよく体現していたように思う。 吉田豪のインタビューの人選のセンスというか時代感覚は、ある意味初期の沢木耕太郎のような鋭さがある。 全てが白日の元にさらされているような現代の中で それでも手の届いていない「タブー」の存在、そこにポップに切り込んで行く姿はすごい。 そしてもう一つはノアとの緊張関係が、対談にも鋭さをもたらしているように思う。 パンクラスも新日も対立概念として成立して無い状況の中で 新たな敵を確実に作り上げていく所に 紙プロ自身の延命の可能性を感じた。 まだ再生とまでは言えないけれど。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ なんて文章を書いていたら、紙プロのガンツさんからメールが届き、 「前田日明が選ぶリングス10周年記念大会観戦記」の賞金が振り込まれる事に!!!! このHPもたまに見てくれているようで、 もう、なんていうか、 紙プロ最高!!(よいしょ)0320U-STYLEのカードが発表。いい感じと思う。 何がいいって、全く金がかかって無さそうな所が良い。 これでそこそこのレベルがクリアできれば まぁ最低ラインは確保ってもんです。 (志が低い?) 何気に伊藤ちゃんの初勝利を仕込んでたり 全体を通してチャレンジマッチの方向性で固まっているのが良いと思う。 坂田−大久保も面白い。坂田のハードアタックと、糠に釘な大久保の組み合わせの妙。 そして身長もつり合ってる、佐々木恭介−村浜も良しだ。 田村を知らない人間が来るとは思えないマッチメイクだけど たぶん一見でも、かなり満足度はあるんじゃないかと思う ビギナー向けだけど、実は深い そんな世界をぜひよろしく。0318 高柳+熊久保+前田借りたZSTのビデオをちょっと見る。上記の3人の解説。 ズバリ言って何も聞き取れません! しかもPPV前に高柳は「私達のおしゃべりがもっと聞きたかったら購入してください」とかのたまう始末。 お前のおしゃべりを聞く為じゃなくて、試合を見る為に買うに決まってるだろー まぁいいすけど。 とりあえず松本−所の試合だけ見る。 いい試合だったなぁ! 1R終盤の不思議な膝関節は、サンボの神髄だったなぁ このカードは何度でも見たい感じ 判定は松本じゃないかなぁと思ったな 前田さんも「自分は松本ですけど」と、これまた掟破りな事を断言してました。0316 ヒョードル!!明大前の梵婆家で奥さんとプライドを見る。 立ち見が出るほどの客入り。何度もここでプライド見てるけど、初めてだ。 指揮者の小澤に似た店長も、てんてこまいでした。 客の回転率はほぼゼロだしねぇ 僕の隣はグレイシージャパン(アクシス)の方々らしく、ことごとく応援する方が違って困る。 メインは、だけど本当にすごい試合だった。 あんなにドキドキしながら試合を見たのは、本当に久しぶりだ。 圧倒的にヒョードル応援だったんだけど、ノゲイラのひたむきな姿勢にも心を打たれたな。 最後まで本当にわからなかった。 試合後、膝をついた姿には、ちょっとじーんとしてしまった。 さらに練習するんだろうな。 んでもっと強くなるんだろうなぁ。 でも、なんといってもヒョードルだ。 試合前、いつもの無表情だけど、ちょっとナーバスな目つきになっていたようにも思えた。 試合運びも、相当に慎重で、スタミナも増していたように感じた。 ナチュラルパワー、ナチュラルバランスみたいな言われ方をされるけれど あれは相当な練習と研究の成果だったように思う あの、スタンドでもグラウンドでも無い 第3の空間みたいなものを発明したのがヒョードルとリングスロシアの勝利なんだろう。 常に立ち上がる可能性を残しながらのガード、そしてそこからのパンチ。 必ずしもパスガードを最善のゴールとはしない戦略。 それはつまりVTの世界のスタンダードとなっていた、柔術の世界観への挑戦である。 (まぁ昔のアマレス系選手の戦法とも言えるけどね) 関節技は全て引っこ抜いて立ち上がって逃げるけれど 猪木・アリからすぐにインサイドガードへと自ら飛び込んでくるヒョードルの姿勢はノゲイラにとってのプレッシャーだったんじゃないか。 技術で上回られた、パワーで上を行かれたというよりも 違う体系の技術に、自分の柔術を否定された。 あの絶望的な表情は、そういう意味の表情のように思えた。 試合直後はあの闘いの後に「リングスの勝利」とか言うのも、ちょっと大人気ないような気がしたんだけれど 考え直してみると、やっぱそうだ。 あいつらが「にせのトップチーム」と呼んだ、リングスロシアの勝利だ!0308 U-FILE町田U-FILEのジム生掲示板に上山の書き込みがあった。 [562] 最初で最後の上山日記!! 上山龍紀 2003/03/07(金)03:04 まず始めに、会場に来ていただいた方、テレビで観ていただいた方、上山龍紀を少しでも応援していただいた方! そして…セコンドについていただいた田村さんを始め、U-FILEの選手達…よい結果が出せなく 期待に答えられず大変申し訳ございませんでしたm(__)m試合内容を振り返りたかったのですが…記憶がありません。 最初の反則の膝蹴りで、記憶がなくなり、それから控え室に帰るまで記憶がないので これからビデオでじっくり見たいと思います。多分、無意識に試合していたと思います。 だからなんと言ったらいいのか分かりませんが、とにかく負けてしまったので、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです! 試合前からの拳の骨折、風邪のため高熱などで関係者にはご迷惑をおかけしておりますが、 コンディション作りも実力の内だと思います!まだまだ心技体と、いっばい勉強する事もあり、 今後も一生懸命頑張りたいと思いますので応援宜しくお願い致します! 重い内容を顔文字入りで綴ってしまう所が全くもって田村イズムだ。 やっぱパンチは打てなかったんだなぁ。記憶が飛んだ状態のファイトだったというのも、わかる気がする。 続いての書き込み。 [563] ↓続きです 上山龍紀 2003/03/07(金)03:05 話しは変わりますが5月にU-FILE CAMPが町田にオープンします!ここから上山龍紀は新たなスタートをきります! 一緒にUスタイル、DEEP、プライド、パンクラス、その他の大会に少しでも出場を目指して行こうと思う方、 格闘技を少しでも知りたい方、やってみたい方、シェイプアップ・ダイエット、ストレス解消などで頑張ろうと思う方、 入会お待ちしております!もし、U-FILF CAMP町田がうまくいかなくなった場合わたくし上山龍紀はU-FILEを辞める覚悟です! ただ辞めれば済む事とは思っていませんが、そのくらい気合いを入れてU-FILE CAMP町田を盛り上げていきたいと思います! 必ず素晴らしいジムにします!もちろんU-FILE CAMP登戸の方も共に盛り上げていきたいと思っていますので 宜しくお願い致します!ハハハハハ 上山龍紀 えー いきなり感嘆符付きで辞める覚悟を明るく表明されてもという気もするが、でも良い事だなぁ 去年くらいから、そんな噂はあったのですが、この展開は素晴らしいと思います。 選手としての勝負の時期と重なる心配はあるのだが、 田村はあえてそうする事でプロ意識みたいな物を植え付けようとしているんだと思う。 大久保に付き人をさせたりする事も含めて 「プロの格闘家」を育てる事に一番意識的であるのは、田村なのでは無いか と、今日も贔屓を引き倒しておしまい。 でも町田じゃなくて、もっと都心か東だったら良かったなぁ0304 DEEP2001上山とマッハの試合、僕はセコンドの田村の存在に全く気が付かなかった。 試合後にその事を聞いて、かなりショックだった。 確かに生ビール、その時点で3杯目と盛り上がってはいたけれど、 それだけが理由とも思えない。 やはり、尋常ではなく気合いが入っていたのだ、僕も。(いや、そういう事にさせてくれ) だから、試合中の膝の反則もどうだったのかは、よく判定がつかない。 ただただ上山頑張れと応援していた。 そして上山はよく頑張ったと思う。 マッハはそれを上回って強かったけれど、全く敵わないといレベルではなかった。 そんな事で喜んでいいのかは、よくわからぬが。 あの愚直に足をたぐり寄せていくタックルには心を打たれた。 でもどうだったんだろうなぁ 試合前のインタビューでマッハの試合は見ていないと言っていた上山。 そして2月からの3連戦。自然体で大一番を迎えたいという気持ちはわかったけれど 明らかに動きのキレは悪かったように思える。 「自然体の自分」本当にそれで良かったのか。 全ては結果論でしか無いけれど 昨日の試合は何が何でも勝たなければいけない試合だったんじゃないか。 その敗北の重みを今、上山は噛み締めているんだろう。 でもまだ次は、ある。たぶん。 DEEPという場が恒常的な場として成立した今、 上山はまだ商品価値を上げて行く事は可能だろう。 たぶん次はグラバカあたりとのサバイバルマッチになっていくんじゃないか。 そして滑川との決着戦というテーマもある。 この時期に大きな敗北を喫する事ができた事を、プラスに変えていけるか。 上山の次に注目したい。 (しかし、やっぱ悔しいな)0209つーわけで、U-STYLEの事を考える間も無いほど忙しい日々なんです。 明日はアメリカに立ちます。 遠い空から田村の事を考えながら、僕も頑張ります。 あまり生産的では無い事に煩わされる日々ではあるのですが いい報せがありました。 僕が2年前に アニマル浜口道場の取材をした時からの友達の山本裕次郎君が ノアのプロテストを受ける事が決まったのです。 テストだけでなぜ喜んでいるかと言うと 山本君はアマリンで大久保一樹に勝って優勝するほどの実力者でありながら 167センチという身長が災いして、これまで書類審査で落とされ続けてきたのです。 同期だった友達はガルーダとして活躍したり 後輩が全日入りしたりするなかで たぶん悔しい思いをしていたのだと思うんですが なぜか少し引っ込みがちな所もあり、 チャンスをつかめずにいたのです。 その山本君が、自分から積極的に動いてテストにまでこぎつけたんです。 道場に通って6年目。 18歳から24歳まで。 新聞配達で田舎に仕送りまでしながらの6年間です。 がんばってほしいっす。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 目的や夢や動機は、できるだけシンプルであるべきなんだろう。 一言で語れないような夢は、たぶんどこかに嘘があるんだろう。 自分の思いの核を、しっかりとつかめていなければ 何も始まりはしないんだろう。 僕は何がしたい?0122 あっという間か 長かったのか珍しく早々に仕事から解放されたので、そそくさと道場へ そーいえば道場に通い始めて一年なんだなぁ シウバ戦決定の報に心をざわつかせて、入門したんだよなぁ 今の部署になってからは、全然通えてないから いまだにミドルのカットも出来ないし、アームロックも極められないけれど それなりに 感慨は深いなぁ U-FILE・を控えているせいか、練習は軽めでした。0118 U-STYLEは団体ですつー事はです。 田村潔司 vs 坂田亘 村浜武洋 vs 大久保一樹 上山龍紀 vs 伊藤博之 滑川康仁 vs 佐々木恭介 原学 vs 木村直生 藤井克久 vs 越後隆 の12人の方々は旗揚げメンバーなのです。 今回は出たけれど、次回はどーか。とかそういう問題では無いのです。 うん。素晴らしい。 共に手を取り合って進もうではないか! しかし良いカードだなぁ。 おそらく、上山と滑川の物語が始まるんだろうなぁ。 佐々木に勝った滑川が田村に対戦要求! しかし次の試合で伊藤ちゃんを下した上山が 「俺に勝ってからにしろ」と立ちはだかる。 そーなるとメインはどうなるのが良いのかなぁ 田村には勝ってほしいけど、坂田の物語も絡んでほしいしなぁ ビール、飲みたくなってきちゃったなぁ 昼間だけど0115上山vsマッハは楽しみだ。 U-STYLEは仕事で行けないかもしれないなぁ。0109 森下社長まさかリングス日記で、森下社長の事を悼む日が来るなんて思いもしなかった。 本当におかしな心持ちでいる。 のび太のような顔をして、誰よりもそろばん勘定に長けた、クールな男。 格闘技が本当に好きかは甚だ怪しく、 もし業界が下火になったら、一足先に逃げ出してしまうような男。 そんな勝手なイメージで、僕は森下社長を見ていた。 それが合っていたのか、違っていたのかも、もう判らない。 彼のモチベーションがどこにあったのか プライドをこの先、どうやって転がして行くつもりだったのか おいしい商品に成長した所で、猪木や百瀬にいい様に持ってかれた事について どう感じていたのか。 一度も、本音を聞かないままで、姿を消してしまった。 情け容赦のないやり方に、死ぬ程腹が立った事もあったけれど 結局僕は24回のプライド、全てを何らかの形で見てきた。 興奮して落胆して感動して、色々なものをもらった。 そして知っている。 プライドは森下社長が作り上げたものだ。 この後、誰かが、我が物顔でプライドを仕切りはじめるんだろうけれど、 それだけは忘れずに覚えていようと思う。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 自殺の本当の理由なんてわからないけれど たぶん 高田の引退試合の達成感というのは、何かの遠因にあったんじゃないかなと想像する。 全ての出発点だった高田の素晴らしい引退試合を作り終えた後、 心に空白が産まれたんじゃないかと 本当に一方的な想像でしかないけれど。 そしてその先のプライドを明確にイメージできなかったんじゃないか。 あの日の満面の笑みの森下社長が頭を何回も去来する。 安らかに眠ってほしい。 そしてどこかから見ていてほしい。 格闘技はまだまだ先へ進むはずだから。<2003年> 1229−30 ゼロワンで感じた事忘年会も連日続いて、胃腸も悲鳴をあげている師走ではある。 起きたのは昼過ぎ。年賀状を書こうと思いながらも エアコンを全開にして漫画を読む。 日記にも書いたけど、最近燃えているのが「クローズ」って漫画 一言で言ってしまえば不良漫画であって、 ただただ喧嘩してるだけの漫画なんだけど、これがとてもつもなく良い。 印象的なのは、喧嘩の描写、そして喧嘩に敗れたものの描写だ。 自分より強いものを認める時に、敗者が輝く。 そして支配ー被支配ではない関係がそこに芽生える。 頻出する単語は「五分の兄弟分」 戦いを通じて認めあう事が何よりのテーマとなる。 果てしなく敵がインフレしていく、 ジャンプ的な物語と正反対の所で展開する、秋田書店の世界、なのだ。 ロック好きの作者だけあって、横道坊主やストリートビーツなんかの単語が頻出するのは当然としても 驚いたのは、登場人物の読む漫画として「BECK」が描かれていた事だ。 他社で連載中(しかも、同じ月刊誌という全くのライバル誌である)漫画をあえて描いたのは、 ほぼ同世代であるハロルド作石に対するリスペクトであり、宣戦布告でもあるのだろう。 つまり作者が考える「喧嘩」というのは、そういう美学に貫かれているのだ。 読んでいる勇気付けられる。 僕らはなぜ「闘い」に心惹かれるのか。 そのヒントに溢れている。 ///////////////////// というわけでゼロワン。 五時半に後楽園ホールに着くと、もう立ち見以外が売り切れていた。 ありゃーと思ってるとdickさんから電話、んで青エスさんとも合流、立ち見でバルコニーに陣取る。 見下ろすと、新人(わかんないけど)が練習をしていた。 プロレス的なグランドワークを一通りこなすような感じ。 青エスさんの再就職話を聞いたり、横断幕を精力的に張る女の子を見たりしているうちに 試合開始時間。 まずは小笠原とエンブレムのプロレス賞受賞の挨拶から始まった。 小笠原は、本当にそこらへんのオヤジっぽいたたずまい。 地方都市の駅前の居酒屋に必ずいるような感じ。 たぶん面倒見がよくて、 僕が一人で飲んでいると「兄ちゃん、何飲んでるの」なんて話し掛けてくるんだろう。 試合開始前まででビールを2杯。 いい感じで心は泳いでいく。 第一試合。 黒のタイツとシューズで、まさに「ザ・前座」という試合をこなす二人。好感が持てました。 線の細いジェット信介(だったけかな)が、押されながら逆転勝利で勝った。 本当に嬉しそうだったのが、なんだか新鮮だった。 そうだよな、勝てば嬉しいよな。 第二試合。 6人タッグ。日高と浪速の動きが切れていた。 ドン荒川はいつものドン荒川。でもあの身体の厚みはたいしたもんだ。 後に出てきたノア勢を見た時にも思ったんだけど、あの厚みって 筋トレでできる類いの厚さじゃないよなぁと思う。 なんというかBBキングのお腹のような、人生の厚みとしか言い様の無い感じ。 一度さわってみたい。 試合はどーやって終わったのかは、記憶の彼方。 第三試合。 坂田−佐々木義人。 坂田の怖さが全開の試合。 力を抜きながら放つキックと膝蹴りがメチャメチャ重い。 本当におっかない感じで入る。 相手の苦し紛れの張り手さえも受けずにタックルに入る。 全くもって大人気ない。 本当に坂田は相手の良さを引き出そうなんて1ミリたりとも考えて無い。 昔、俳優をテーマにした漫画があって、 主人公がライバルと演技の勝負(まぁ漫画ですから)をしようという時に、 「立ち回りのシーンの撮影を、本当の刃物を使ってやる」という話があった。 相手が事故を装って、本当に刺してくるかもしれない。 そんな状況で演技を続けられるか、どうか。 あるいは相手が演技をしているか、本当に刺そうとしてきているのかを見分けられるかどうか。 そんな虚実入り交じる感じがテーマになってるんだけど、 この試合はそんな話を思い出した。 坂田は刃物を持ってリングに上がっていた。 いや、もう少し噛み砕くと「刃物を持っている」という事をリング上で表現できていた。 本当に恐ろしくスリリングな試合だった。 恐らく坂田は来年ゼロワンの一つの中心となるだろう。 後は前田にとっての藤波のように、 誰が坂田を真っ向から受け止められるか。 大谷か高岩かDICKさんに似た田中か。 本当に楽しみだ、 で、ビンゴ大会。今回も当たらず。 ビールは3杯目。 こぼして1階の人にかけないようにと、そればかり気にしていました。 第4試合。 タッグマッチ。 佐藤耕平が、みなさんにいじめられるみたいな展開。 佐藤にはヤマノリに通じる、「身体に恵まれた人の努力不足」みたいなものを感じてしまう。 いやたぶんねー、あいつ根っこの所で、根拠の無い自身を持ってるはずだなぁ。 アマ修斗とかなんとか、知らないけれど。 「まだまだ昔の貯金、少しは残ってるよねー」とか 「俺が本気で1ヶ月練習すればさぁ」って思ってるタイプだ。 僕も似たような性質があるから、よーくわかる(笑) まだちゃんと蹴飛ばしてくれる人がいる時に、 その事に本気で気付けるかが 彼自身の分かれ道になるでしょう。 いや 書いていて、なんか耕平が好きになってきたぞ (試合結果は、どっか他で探してくれ) 第五試合。 われらが横井と、大谷の試合。 しかし全編にわたって、 観客「大谷! プロレスを教えてやれー」 大谷「おう! 教えてやるぜ」 そんで顔面ウォッシュみたいな展開。 FUCK!!!!! 横井!!! お前何しとるんじゃ!! つーか、何がしたいんだ!!! 何を見せたいんだ!!! あんな阿呆みたいな関節の取り合いに付き合って(しかも取り負けて)何が楽しいんじゃ!! プロレスを教えてやるとか言われて悔しくないんか。 一発でいいから、半失神くらいする奴をぶちこんで、 一回でいいから、極める寸前のヒールでも取ってやって、 後で適当に謝っとけば、いいじゃないか。 後楽園の距離で凄みを見せられなかったら、どこに出たって何も伝わらないぞ!! もしかして、あれか。 「大谷さんはいい人だから」みたいに思ってるんじゃないだろーなー あー 本当にむかつくなぁ(グビグビ) 結局あれなんだな。 横井は大谷の事が本気で嫌いじゃ無いんだな。 そして本気で好きでも無い。 んでもって、本気で認めてもいないんだろーな。 なぜなら本気でぶつかっていないから。 7月のあの激しい闘い。 あの後、横井はなぜ、その先に進めなかったのか。 横井が「たかがプロレス」と思っているのなら、事態は相当深刻だ。 格闘技で坂田と横井がやったら、横井が勝つだろうけど 「闘い」に対する感性という面では、全く横井は負けている。 「強い」事と、「強さを伝える」事は全く別物であって、 それは格闘技のフィールドとも無縁なものではない。 いやマジで考えてほしいっす。 横井、頑張れよー んで メインイベント ブリブラダンスで登場の金村。この踊りは見てると楽しくなってくるなぁ。 なんて思ってると橋本を急襲!! マジで襲いかかる。 んで3倍返しのような凄惨なお返しを食らう金村。 いや、久しぶりに橋本の迫力を感じた気がした。 信頼関係という言葉では収まらない、容赦の無い攻め。 本当に完ぷ無きまでに叩き潰すような闘い。 いや、本当にびっくりしました。 たぶん、あれが橋本なりのプロレスへの誇りであり、 そして危機感の表れでもあったのだと思う。 ともすれば アットホームな「橋本の人間力」みたいな言葉だけで語られてしまいがちなゼロワンだけど その根底を貫いているのは 今、この時代のなかで「プロレスこそが最高だ」と言う為には、 これくらいのレベルのものを提示しないと不可能だ、という 厳しい現状認識であるように思う。 最後の挨拶で 「K-1もプライドも素晴らしいが、自分はプロレスが一番だと思う」というような事を語った橋本。 素晴らしいと思った。 プライドやK-1とプロレスが競り合う事は恐らく可能なのだ。 もちろんそれは 「真剣勝負だったら、どっちが強いか」なんていう座標軸ではない。 プロレスを演劇的な形に特化していって、 エンターテイメントとしての優劣を競う道でもない。 橋本にはその闘うべき土俵が見えていて、それを明確な言葉として認識できている。 僕にはまだ言葉にできない。 おそらく「闘い」という事の根源的な意味にまで、突き進まないといけないんだと思う。 それはぼんやりとわかる。 「闘い」とは一対一のコミュニケーションの手段であり、 同時に、そのコミニュケーションの過程が、他に対する表現手段となり得る活動である。 そこから「闘いに勝つ為の技」だけを特化して抽出したのが、格闘技であるならば 格闘技からはこぼれ落ちる「闘い」も確かに存在するはずなのだ。 坂田の見せた凄みと 横井が表現できなかった強さ そこらへんにヒントはあるように思う。 ゼロワンは決して昭和プロレスの懐メロではない。 21世紀のプロレスの最前線だ。1211昨日は久しぶりの道場。 小武さんが何やら指に包帯をしながら、スパーの相手をしてくれた。 1分半でヘロヘロになった。 今日はイトーヨーカドーでバランスボールを買ってくる。2200円。 膨らまして、座ってみたり、足をのっけてみたりして ひとしきりポヨンポヨンしてみるが これが何かの役に立っているとは思い難し。 楽しいは楽しいが。1209 黒い帽子の田村田村 きっかけは先ほど言ったように、自分が生まれ育った団体で、 今はU−FILEとして活動しているスタイルが寝技限定のルールと、打撃限定のルールと、総合の、 これはOFGをつけたうえでの戦いをやっていまして、 また「UWF」は別枠で、プロレス界や格闘技界の中間だと思います。 そういった意味では、夢や感動を与える試合ができる自負がありますので、そういった経緯です。 ――9月のDEEPの試合(田村vs美濃輪戦)後に田村さんが「来年は大きなことを考えている」と言っていたんですが、 このことだったのですか 田村 そうですね。大きなこと…… ちっちゃなことと言えばちっちゃなことなんですけど(笑)。 うーん、まぁ、そうですね。その辺では「大きなことをやる」と見栄を張った部分はあるんですが(苦笑)、 ちっちゃくても続けていくという……。(発言の)本質はこれです。ただ大きいことなのかなって(笑)。 佐伯 ちょっと会場が小さくなったので(笑)。 いや、でも実際は大きなことだと思うし。このことを指していると思います。 素敵なインタビューだなぁ。まずはそう思った。 田村と佐伯さんは、何かを積み重ねて行こうとしている。 自分達の現在の力と位置を正確に把握して、ディファから出発して、それを地道に続けて行こうとしている。 その姿にとても勇気づけられた。 そこにはアンチテーゼの塊だった田村はいない。 愚直に、自分の信じる道を、自分の歩む速度で切り開いていこうとする姿がある。 いつも時代の逆を取ってきた男が、 逆の逆か、あるいは、その意識すらも消して、真直ぐに時代の懐に切り込もうとしている。 なぜか僕の頭の中には、2年前のノゲイラ戦後の田村が浮かぶ。 あまりに圧倒的な敗北の後のさばさばとした表情。 あるいはその翌年のアブダビ。 一本負けの後、活き活きとした表情でセコンドに走る姿。 なぜかわからないけれど、そんな田村の姿がよみがえる。 夢を追い続け、虚勢と背伸びを自らに強いてきた田村だから、僕はその姿に共感し、微笑んだ。 格闘技とプロレスの中間。 格闘技の中でプロレス技を行う事ではない、 格闘家がプロレスにチャレンジする事でもない。 それは今の現役選手のなかで、田村にだけ言う事が許される言葉のような気がする。 今年しっかりと勝ち、しっかりと負けてきた田村だから、できる事があるのだと思う。 さらに 「プロレスか格闘技か」と聞かれた時に即座に「プロレス」と答える事で 再び田村は何かを投げかけようとしている。 プロレスと格闘技の中間って何? と田村にインタビューしたとする。 田村は「うーん」と頭を抱えて、またわけの分からない、たとえ話をすると思う。 田村さんの「プロレス」の定義は? なんて突っ込んでも同じ事。 逆に、「あなたはどう思いますか?」なんて逆質問してきたりする事も大いに考えられる。 そして、僕らは二人で頭を抱えるのだ。 うむむむむむ、なんて。 今の僕らのように。 でも そういう事でしか、ありえないじゃないか、とも思う。 同時代っていう事はそういう事じゃないのか? もしかしたら、勘違いなものを生み出すかもしれない。 でも、やってみなければ、わからないじゃないか。 全ての答えを、やる前から判定したがっているような人たちのなかで、 新しいものを造り出そうとしているのだから。 とりあえず明日は道場だ!1208DEEPに行ってきました。 何か偉そうな事を書こうと思っても、 会場でビール4杯飲んで(五杯かもしれじ) 挙げ句に財布無くしてる男が言っても全てが空しいだけっすね。 でも良い大会でしたよ。僕はそう思いました。 それも「博打が当たった」結果としての、たまたま良い大会ではなくて 計算された打率のなかでの良い大会という感じ。 正直、長南の体調が完璧だったら番狂わせが起きて、さらに爆発してたんじゃないかなー(願望) あのパンチが序盤に入ってればなー でも 滑川−石川のマッチメイクの時に語っていた「気持ちが伝わるファイト」っていうのは 総じてクリアされていたように思います。 ディファで興業を打ち続けるだけの団体としての地力は身につけてきたんじゃないでしょーか。 (それじゃダメ?) 明日はUWF-JAPANの会見なのだろうか? 期待と不安だ。1207 頼むぜ 佐伯さん!明日はDEEPに行く。 長南が勝つといいなと思う。 彼のたたずまいと試合には、何か溢れ出るものを感じる。 単純な言葉で言うと不良性みたいなものなんだけど、 何かに対して強烈に満足してない、満足できないんだろうなと感じさせる佇まいがある。 田村が彼にほとんど直接関わっていないというのも ただの偶然では無いような気がする。 ++++++++++++++++++++++++++++ 田村と佐伯さんは、二人で色々な事を話し合ってほしい。 そして、色々な人の所で頭を下げて 誠実に、でも色々な虚勢を張って、 もう少しだけ借金を重ねて、 そして 精一杯なものを作り上げてほしい。 田村がなりふり構わずに、本気で何かを作り上げようという姿が見れれば 僕は半分くらい満足だ。 後は、前田日明が関わってくれれば・・・・・・・1201ヒョードルはノゲイラに勝てるかな それを考えると、いつでもドキドキできる。 次の試合にはハンがセコンドに来てほしい。 「狼の伝言」が1年と10ヶ月で成就する瞬間かもしれないんだから。 ********************************** プロレスに見たいのは、ファンタジーじゃなくて、ロマンだと思う。 みのるは自分より弱い奴に勝って嬉しいのだろうか。 パンクラスの中にいる自分より強い人間と戦いたくはないのだろうか。 美濃輪が田村との再戦を口にしてくれた事は素直に嬉しい それこそネオUWFでやってほしい ********************************** 現実的に考えると、田村が掌底ルールでネオUWFをやるとなると やっぱり現状VT格闘技との距離感をどう取るのかという事が、問題になると思うんですよ。 この前の高田戦も、たぶん今年の1勝2敗の田村が無かったらありえなかった、事を思うと 田村か上山か長南か 誰かが、その最前線で傷付きながらじゃ無いと、たぶんマニアの慰みもので終わってしまう。 プロレスの復権と言うのはたぶん、 物語の主導権を奪いかえすと言う事だと思うんです。 サップやノゲイラは見る者の想像を越えた技術や存在によって 物語の主導権を奪いかえした。 田村は、自らの単独のストーリーにおいては その頑すぎる程のこだわりにおいて、観るものを越えてきた。 しかし、興業の世界で、 しかもUWFという、ともすればレトロで終わってしまいがちな物語において、 どういう新たな世界観を提示する事ができるのか。 好き者のアジールじゃなくて 触れたら血が流れ出すような、ヒリヒリしたような世界であってほしい。 とりあえずの希望は、そんな感じっす (いや全くのガセである可能性も含みつつですが)1130 新UWFなんて言ってる間にすごいニュースが入る 田村「新UWF旗揚げ」! うーん。凄すぎて逆にリアリティがわかないっす。 場、ではなくて、団体を作るのか。 本当に掌底ルールにするのか。 不明な点は多い。 もしかしたら、勘違い平行棒かもしれない。 (その可能性は強い) でも、当たり前の事ながら 田村が何かをやるのならば、それは死ぬ気で追いかける。 肯定も否定も含めて。 それが田村ファンっす。 ちなみに 自称でリンオタ、タムオタ、みたいな表現をするのは 僕は美しくないと思います。 自虐はいらないっす。言い訳もいらない。 批評はあくまでもファンの立場から行いたいと 僕は思います。1128 透明な存在各種プロレス雑誌を購入+立ち読み。 あのパンチの瞬間を捕らえたカメラマンはいなかったのだろうか? 金的の後の長い休憩の間に何を考えていたのかと言う質問に対する 田村の「何も考えていなかった」という答えが一番印象に残った。 あの時、コーナーポストに顔を埋めた田村の姿。 あの「無意識に作り上げた絵になるポーズ」が 田村の深みであり、本質であるような気がする。 あの時の田村の透徹した表情。 自分の師匠との叶うはずもなかった試合。それも引退試合という舞台への抜てき。 そのなかでの、自らの引き起こしたアクシデント。 動揺しない方がおかしい状況ではある。 だけど田村は、本当に何も考えていなかったのだと思う。 うまく言えないけれど、 自分をここまで運んできた運命みたいなものの、 その怒濤に身を委ねながら、その荒波自身を観察しているような、 何か制御できない大きな意志みたいなものと対話しているような、 そんな表情であったように僕には思えた。 「そう来るか」と。 ギリシア神話の時代から変わらない、運命とどう対峙するのかというテーマ。 田村は常にそれを意識しながら 時に大きな流れに棹をさし、 時に追い風を受けて大きく羽ばたき、 そして時には、抗する事のできない逆風に翼を傷めてきた。 そしてあのKOだ。 もう「運の強さ」なんて言葉で片付けられるものではない。 僕はそう思う。1125 明日へ向かって丸坊主の田村のカウンターパンチは僕には見えなかった。 打ち合いの中で突然崩れた高田を見て「あちゃーまた金的か?」と 的外れな心配を僕はしていた。 でも あの状況であのパンチを打てるんだから、田村にはまだ明日があるんだろう。 そして、リングにかつての仲間が全員集合する中、 躊躇するヤマケンと、それを誘い上げた田村の姿。そしてあの握手。 躊躇していたヤマケンも泣かせるし、誘い上げた田村も泣かせる。 いや あの場で何が氷解したのかは、正直僕にはわからない。 もしヤマケンが勝ってたら、全く違った状況になっていたのかもしれない。 そういう意味では、昨日はすべてが奇跡のように運んだ一日だったように思う。 「よし、俺は辞めるけど、お前ら一緒にもう一度やってみるか?あの続きを」 そう高田がぶち上げても不思議ではないような、そんなマジックがあの場所を包んでいた。 バラバラになったのは、ただのボタンの掛け違いで、 いつかあったはずの完全な絆は、 お互い顔を突き合わせれば、すぐにでも取り戻せるはずなんだ。 形を変えてとしても 誰の心にもある、遠い幻想の風景。 そんな風景があの日は、現実にあった。 幸せなお葬式だった。という事なんだろう。 ああ、あいつは大変そうだったけど、いい人生を送ったんだなと。 酒を飲みながら語られているような世界。 高田は高田としての人生を、よく成し遂げたのだ。 まだ死ぬ事が出来ていない猪木が羨んだのは当たり前の話だ。 死ぬ事ができた高田と、死ぬ事ができず、そして許されない猪木や前田。 そのどちらが幸せなのかはわからない。 だけど 高田には「第2の人生」というものがあるのだと思う。 そこらへんの事を考えるのは面白い。 そして残された者達の明日はもう始まっている。 田村が進むべき方向はどこなのか。 高田に謝り、ヤマケンを許した事で、 田村の背負ってきた「屈折」の大きな要素が解消された(気がする)。 田村は次のモードに切り替わるのではないか。 そんな予感がする。 いいインターバルで試合も出来ている。 美農輪戦と高田戦で、再び田村はマウンドに立つ権利を手に入れた。 そして何に向けて、どんな球を投げるのか。 桜庭戦と言う簡単な予想はあるけれど、 それだけでは無い絵を田村は描き始めているように思う。 そして、その責任を田村は受け取ったのだ、桜庭と共に。 交わるのはまだ早い。 記念撮影に引き出そうとした百瀬の手を、綱引きのように全力で拒否した姿も印象的だった。 そうだ 田村にしか撃てない相手は、まだたくさんいるのだ。 高田とはまた違う一生を走り続けなければいけないのだ。 おそらく田村も幸せには死ねないタイプの人間だ。 でも、それぞれの道を貫く事の意味を、師匠が身を持って示したのだから、 田村は田村としての道を貫いていくだろう。 今まで以上に。1121 そりゃぁもう3日前ですからえー 辛い仕事があると 「田村も頑張ってるんだ。俺も頑張ろう」と思ってしまう 特殊な31歳、それが私です。 今日もちょっと、その合い言葉で壁を乗り越えました。 届け 元気玉!(何が何やら) 紙プロ 面白かったけど 「蒼い」って表現がなんか嫌だったな 「青い」でいいじゃん と思いました。 週プロ・週ゴンを仮想敵にする所とか どーにも志が低いというか フェアウェイを狙ってる感じがするんだよなー もっともっと ぶっ飛ばしていって欲しいっす! で 高田戦ですが チョークスリーパーで 勝ってほしいっすね 田村には 急にそんな事を思いました まぁ普通に考えれば 判定か、一瞬の腕十字なんだろうけど うまく言えないけれど ここまでの物語を終わらせるためには それくらいの強さが必要なのかもしれないと 思い付いた 秋の夜長であります ビールは3杯目1117 せめぎあう物語いよいよ一週間前だ。 テンションを上げていかねばだ。 しかし田村ファンとしてはなかなかに、難しい状況である。 当たり前の事ではあるのだが 現状では、高田側の物語が主流になっているからだ。 高田は「Uインターの物語」を打ち出している事。 それは微妙に田村が生きてきた物語と位相を異にしていると僕は思う。 「UWF」では無く「Uインター」に高田がテーマを設定した事 あまり語られていないが、この事の意味は実は大きいと思う。 桜庭をメインに据えた事も、実はその文脈なんじゃないか。 酔っぱらった僕の深読み脳は、そんな事を考えはじめている。 Uインターを継ぐ存在としての桜庭と UWFを継ぐ存在としての田村。 つまりこれは 前田日明と高田延彦の遠い闘いなんじゃないか。 高田にとってのあの「真剣勝負」発言とは何であったのか。 ずっと 何がひっかかっていったのか。 たった一言で 再生の可能性のあったUWFを水泡に消えさせてしまった前田と 下の選手の為に新日との業務提携を選ばざるを得なかった高田。 もっと言うならば 前田は田村との初対決で、田村を病院送りにしているが、 高田にはそれはできなかったのだ。色々な意味で。 前田も田村も、強烈な「毒」だ。 残酷でもあり、孤独でもあり、無惨でもあり、そして圧倒的な高揚を与える事もできる。 そういう、とにかく特異な存在、だ。 その前で、人は何らかの立場を表明する事を迫られる。 「お前は何者であるのか」を、否応なく見せつけられてしまう。 鏡のような異化作用を、ファンに対してより、まず同業者に対して突き付けてしまう 強烈な個性だ。 そしてたぶん 高田は真っ当な人間だ。 田村と前田の異端ゆえの極端な鋭さは、高田にとって 意識の外に置きたくても、目に入ってしまう何かだったのだろう。 妄想のようだけど、僕はそう思う。 結論はよくわからないけれど 僕にとっての今度の戦いの意味は そこにある 「赤いパンツの頑固者」で 田村が「高田さんは、頑張って僕に挑戦してほしい存在」と語ったのも そういう意味だと僕は思う。 高田は田村を超える事ができるのか。 今度の試合は そういう類いの闘いだ。1110ヤマケンの参戦に田村が文句を付けたそうな。 まぁ色々な見方があるかもしれないが、 私の見方としては えーと 色々とえげつない事をしながら 自分がやられた事は、決して水に流さないという 田村イズムを改めて感じた次第であります。 いや 田村というのはそういう人です。 全ての形容に「良くも悪くも」という前置きを必要とするような人なんです。 いや いいす 色々と複雑な物語は、複雑なままで 様々にもつれた糸はもつれたままに 当日にのぞみましょう。 大団円なんて くそくらえですよ。1102 とりあえず3万円を僕が創刊号から買ってる雑誌なんて、「紙プロラジカル」くらいなもんなんですが、 最近、そんなに熱心に読み返す事が少なくなりました。 昔は、ほとんど1ヶ月どこに行くにしても持ち歩いて 翌月号が出るころには、ビールや唐揚げの油でヨレヨレになるまで 読み込んでいたのに、最近はわりと淡白で、下手すると読んでない部分すらあります。 なんなんですかねー 寅板でも話されてましたが、座談会という手法がSRSDXなんかで安く使い古された事とか そもそものテンションが落ちている事なんか、色々あるとは思うのですが たぶん根本的な問題は月刊化だったんじゃないかなぁと僕は思います。 あの頃から「語りたい事を好きなように語っていた」面々が、 「語る事を探して語る」、あるいは「紙面を埋めるために語る」ように変わってきたように思うんす。 リングスが終わる前後から急に闘龍門をプッシュしたりとかねぇ まぁ そのおかげで紙プロは全国どこでも買えるようになったんですが・・ (我が社の書店でも平積みだ) なかなかに複雑です。 ダイナマイトやサップを絶賛しても良いのですが、 その前に、前田日明と心中する覚悟(を持っていたように見えた)は どこに行ったのか。 そこらへんをちゃんと見据えてほしいなぁと、僕は思います。 なんやかんや言って、 自分は、紙プロによってプロレス/格闘技への興味を取り戻したし、 本の雑誌や、ロッキングオンのように、 新しい価値観を与えてくれた雑誌なんで 高阪や田村が表紙で、青空紙プロ道場なんかを毎月やっていた頃の熱を もう一度取り戻してほしいと思います。 1022 正式決定 田村の「僕と真剣勝負してください」というのは、すごく不思議な日本語だと僕は思う。 なんというか ブルーハーツの「キスしてほしい」を最初に聞いた時のような、違和感を僕は感じた。 外国人の使う日本語のような、異質なストレートさ。 ヤオ/ガチ論的な意味で、田村は使っていなかったと僕は思う。 当時の状況は知らないけれど田村の性格的にそう思う。 「本当は俺の方が強いんだ」的な意味を伝えたいのならば こういう言葉使いはしない。 なんだろう。 感じられるのは、二人の間にある圧倒的な距離と、 それを埋めたいという恋愛的でもあるプリミティブな衝動だ。 ねぇ 誰かを超えたい、誰かを抜かしたいという欲求はわかるけど 誰かと真剣に闘いたいという欲求は、考えてみると不思議だ。 あの時 本当に田村は高田と闘いたかったのだ。 でも何で? そこに込められた意味は何だったのか。 それを高田はどう受け止めたのか。 その思いは今も田村の内にあるのか。 そして 闘いの果てにどこにたどりつくのか。1020 連鎖反応そーいや昔、 池袋の「青空紙プロ道場」で高田のトークショーを聞いた時、 高田は、はっきりと 「もう、田村には(悪い感情は)何もないです」って言ってたんだよなー (きっぱり)っていう文字が見えるような言い方に 高田の男っぷりが見えた感じがしたんすよね。 それからまた、色々あったけど。 そんで、今、高田のなかで、田村って何なんだろう。 前田と田村ってのは、何か相通じる所があるような気がする。 二人の持っている本質的な「暗さ」(うまく言えないけど)は、 高田には無いもののような気がする。 んで それは高田としては一つの魅力として映っていたのではないか。 なんか、そんな気もする。 ほとんど勘だけど ************************************* 会社なんかで 格闘好き(比較的だけどね)な人でも 「なんか、ぬるい試合して、最後にUのテーマなんでしょ?」みたいな人がいて、 ちょっと驚く。 高田の引退後のプロレス入りってのも無いような気がするなぁ この試合は たぶん 格闘技の可能性を右側に開く試みだ (左側は修斗とかJTCに任せる) 当たり前なんだけど 格闘技は対人競技なんすよね 一人じゃできないんすよ それは、もう一度ちゃんと見つめ直すべきだと思う ボクシングでも思うけど 「自分が最高の時に、最高の相手と出会う才能」 っていうのが、あると思うんすよね もちろん、二人とも最高の時ではないけれど 高田はやっぱり田村を欲したんだと思う そして (論理の展開はぐちゃぐちゃだけど) たぶん、田村にとってシウバ戦は必要だったのだと思う あの時に、田村は悲しいけれど、最強サバイバルゲームからは脱落した。 しかし、だからこそもう一つの道を提示する事ができたんだと。 田村−高田は、最高峰の闘いでは無いかも知れないけれど 意味はある。 その存在意義を示す事が、今度の戦いの裏テーマだと思う 総合格闘技には可能性がある。 僕はそう思っている。 ドラマとドキュメンタリーの違いのように 総合格闘技の武器は「真剣勝負」であるという重い枷だ それは 逆にとんでもない飛翔力を与える武器なんだと思う。 紙切れが空を飛んでも何とも思わない でも 空母が1ミリでも空に浮かべば、それは物凄い事だ。 僕らが求めているのは、そのたぐいの解放だ。 で プロレスに可能性があるとするならば 飛翔するために一度、重い荷物を背負って身を屈めるべきなんだ。 それは別に格闘技的現実じゃなくたっていい。 「何でもあり」「誰にでもできる」じゃなくて それぞれにとっての重い荷物を、しっかりと表現して そして、それを持ってもジャンプする事ができる者だけが プロレスを名乗るべきだと、僕は思う。 *********************************** ここからはもう妄想だ 坂田がゼロワンでやろうとしている事 高阪が高山戦でやろうとしている事 そして田村が高田戦で提示しようとしている事 それは、どこかで一つになってくるような気がする。 1019 何かの続き そうだなー 高田は何がしたいんだろうか。 なぜ引退を決意して なぜそれが田村なのか、 微妙に謎だ。 田村と闘う事が、彼にとってどういう意味を持つのか 継承ではないだろう、 じゃ、何なんだろう。 そもそも 高田にとって「リアルファイト」とは何だったのか 「強さ」とは何だったのか 「闘い」とは何だったのか 猪木に憧れた青年にとって。 +++++++++++++++++++++++++++++++++ しかし今回の戦いは、面白い。 高田と田村の言葉を、もっと聞きたいけれど あまり語らなくても それはそれで良いような気がする。 美濃輪戦の時にも感じたけれど、 田村の目指す試合は、 多面体のような試合じゃないかと思う。 表から、裏から読める、そんな一冊の本のような試合。 「プロレスラーVS柔術家」とか「ルチャVSなんとか」みたいな、 一方からの角度しか付いてないような試合ではなく、 個人が背負ってきた重層的な物語を、ぶつけあうような試合。 一つ一つの発言や、リング上でのわずかな仕種にも 深い意味を汲み取る事ができる。 そして二つの物語が混じりあって、一つの物語が立ち上る。 全ての反目の歴史が、一瞬にして反転して 大きな興奮と喜びに変わる。 それは 田村が意識的に目指してきた「プロレス」の完成系なんじゃないか。1018 田村は勝ったのだ睡眠5時間で起き出した朝9時半。そのニュースに出会う。 田村vs高田! (いや、順番はあくまで田村−高田ですからね、青エスさん。) なんだかよくわかんないけど興奮する。 2月のあの敗北から10ヶ月。ここまで取り戻したのだ。 あの時の言葉 「シウバに負けて、築いてきた物が無くなるなら、それだけのものだったんだ」 いや、もう自分の中での記憶だけれども、 そういう類いの言葉を田村は言ったんですよ。 で それを実証してみせたのだ。 Uインターの仲間のほぼ全員から冷笑されていたような状況から、取り戻したのだ。 ざまーみろ、である。 僕は忘れてない。 シウバ戦が決まった時の高田の「桜庭銀行」発言を 本当に自分の手で貯金を貯え続けてきたのは誰だったのか。 高田が何を言うのか、楽しみだ。 そして空想は、すでにリング上に飛ぶ。 田村が独特のサウスポーで構えたら、 高田は、その周りを回ることなく、対峙する事ができるか。 ヒクソン戦でとった、あの構え。 ミルコ戦での、あの構え。 どれも高田本来の構え方ではなかった。 VTの戦いの中で、失っていった「高田の構え」を取り戻す事ができるのか。 あるいは何年かのプライドの中で、高田は自分の構えを築き上げる事ができたのか。 <赤いパンツの頑固者>での言葉を思い出す。 「高田さんは、がんばって僕に挑戦してほしい存在」 問われるのは、あの分かれ道から二人が歩いてきた時間の密度と意味だ。 決して ただの引退試合に、田村がするわけがない。 そして 前田日明と高田延彦の二人から勝利を得るその時、 田村は完全に UWFを自らの手に入れるのだろう。 そして、対等以上の立場で口にするのは「桜庭戦」なんじゃないか。 それは 田村の最終章の始まりだ。 そう 田村はもう一度、夢へと駆けのぼるチャンスを手に入れたんだ。 行こうぜ、田村! 自分の目指す頂上まで!! (出勤前の30分で書き上げる)0907 観客実数を公表せよDEEPに行って来ました。 本当にここ数年無かった、いい興行でした。 これでペイするのか、しないのか僕にはわからないけれど、 この興行をもって、総合格闘技の未来があるとか無いとか語るべき興行では無いのだと、僕は思いました。 もしかしたら「UWFやリングスの未来形」という表現も、正確ではないのかもしれない。 そう思いました。 これは「現在地」です。 考え得る最善のカードを用意して、その結果有明コロシアムに集まった、何千人かの人々。 これが、現在あのカードを金を払って見たいと思う人々のかなり正確な「実数」であり、 それは UWFやリングスが築き上げてきた事の最終結果と見れば敗北かもしれないけれど、 あの会場で感じた確かな「熱」と手応えを思えば、 ここから反攻を始める為の 豊かで確かな地盤とも言えるんじゃないかと、僕はそう思います。 「マスに届かせるには、一見の客を満足させるには「ダイナマイト」のようにやるしかないのか」 何回も繰りかえされた議論。 でも、それは多分問題の立て方が誤っているのだと、僕は最近思うようになりました。 「じゃぁ修斗のように、わかる人だけの小さなサークルで自足するのか」 たぶんこの二元論からどこまで遠くにいけるかが、これからの闘いなんだと思います。 オルタナティブ。もう一つの選択肢。それが格闘技に僕が望む物なんです。 メインストリームである事は、ゴールでは無いんだという事を思い出すべきなんです。 こっちから大衆に媚びを売っていくほど、 格闘技は安っぽい物だったのかって感じるんですよ、最近。 そもそもメインイベントの入場を思い起こせばわかるってもんです。 美濃輪は変な紅白の装束で、田村はTシャツを腰で結んでいるんですよ(笑) んなもんが、いきなりマスに届いたら、その方が奇跡ですわ。 でも、いいでしょ。届かなくて。 むしろ「バカだなオメーラ。こんなスゴイもの知らなくて」って嘘ぶいてる方が健康だと思います。 さらに逆に言えば、 たぶんあの会場で初めて格闘技を見た人であっても 三島やヤノタクの異様な存在感や、上山のひたむきさや、 あのメインイベントが持っていた熱には、何かひっかかりを感じるんだと、思うのですよ。 それは 10人のうち2,3人ってレベルかもしれないけれど、 でも、そうやっていくしかないんだと思うんすよ。 門は閉ざさないけど、迎えに行くほど親切になるこたぁないっつーか。 本当に好きな人以上に、バブルな客を入れようとするから訳がわかんなくなるんです。 昨日の実数としての格闘技ファンに、地道に上積みをしていく努力。 必要な物はそれだけです。 (僕は最近「ブレイク」っていう言葉も嫌いです。あれも得体の知れないトリックのひとつのように思う) ルールの整備はもちろん必要だと思います。 具体的にはメインを含む、勝敗の行方だけで引っ張れるカードだけをVTにして、 それ以外はKOKやジャケットマッチなんかの、それぞれの選手の特性に合わせてカスタマイズされたルールで良いのだと思います。 でも、何よりも 今のディープが持つ、はぐれ者達の梁山泊のような雰囲気。 これを何よりも大事にした方がいいと思います。 三島のあの異様な強さと、延々と続くパフォーマンス。 天然とか悪意とかを越えて放っていた、何か異様な生々しさ。 初期のヒロトのような、アンバランスな美しさと危うさ。 あれを受け止められる場であってほしいと思うのです。 なんか収拾つかなくなってますが・・・・ たぶん次の大会は、 ムエタイ対抗戦よりも、 坂田や長南や上山や、出来ることならば三島なんかが 思い切り暴れたり、拮抗したりする事ができる大会としてプロデュースするべきだと、僕は思います。 特に坂田はディープの今後の鍵を握るような気がします。 (田村については、また明日)0906 DEEPに期待するものリングス日記も久しぶりになっていました。 結構掲示板に思いを書いてしまってるって事もあるけれど、微妙な心理的な距離ももしかしたらあるのかもしれないっす。 どっかで書いたかもしれないけれど、シウバ戦の敗北はやっぱり相当ショックだったのです。 応援するものが負けていく風景を何度も何度も、本当に何度も見るのは、やっぱ辛い。 そーゆー意味では、 僕は明日の大会では、なにか「つながっていくもの」を見たいと思います。 それは田村の物語なのか、高阪の物語なのか、あるいはDEEPの物語なのかもしれないんだけど、 何か、一緒に歩んでいけるようなものが、芽生えてほしいと思うのです。 佐伯社長32歳。 ぜひマイクで「お客さんは神様です!」とやってほしいです。 欲を言えば、坂田の試合も組めれば たぶんこの大会は完璧だったのになーとも思います。 田村には、田村には・・・・ 本気で闘って欲しいと思います。 勝つにしても、負けるにしても。 IT'S BETTER TO BURN OUT THAN FADE AWAY. 田村が再生するにしても、燃え尽きるにしても、もうそんなに何度も田村の為の場は用意されないだろうと思うのです。 鬼塚のように終われるほど、格闘技の世界は整っていないし。 そういう意味で 僕の中ではファイナルカウントダウンです。 それくらいの気持ちで臨みます。 もちろん ドラゴン社長のように、数が増えていってもオッケーです。 えー ちょっと忘れている人のために、プチ知識ですが・・・ 田村が日本人に負けるというのは、相当無い事なんですね。 リングス時代では、高阪と前田に一回ずつやられているだけ。 明日の試合。 美濃輪に地力で圧倒された時(僕はたぶん、そうなると思う) 試合中、田村のモードが切り替わるんじゃないか。 今、酔っぱらって久しぶりに真剣に考えて そんな事を僕は思っています。 何でもいいや。ちょっとよくわからなくなってきた。 やっぱり田村の生き様を、また明日感じる事ができれば、僕はそれでいい。 つーか感じたい。やっぱそれは強く思う。 (ごめんね隊長。無酸素ラッシュに書こうとも思ったけど、整合性に自信が無いのでこっちにしときます)0814 DEEP2001!掲示板にも書いたけど、本当に楽しみになってきました。DEEP。 最初はパンクラスの出張所のようで、そうじゃなかったらルチャを呼ぶ所ってな感じだったDEEPが、 なんで、ここまでヘソのような存在になれたのか・・・ それも6回目にして。 結構気になるなぁ0810 小川は次 誰とやるべきなんだろう・・・というのは、なかなかに難しいテーマのよーな気がします。 断続的にずーと考えてきたのですが・・・・ 当たり前の事なんだけど、 小川が本当に戦いたいと思う相手、か 小川と、本当に心の底から戦いたいと思っている相手、なんだろうなぁと思いました。 小川がすねてしまったのは、前者の要求(ヒクソン)がすかされて、 後者からの対戦要求(ヤマノリ・高田)も、売名行為的に中途半端に終わってしまったからなんじゃないかなぁと思うのですよ。 小川が橋本を信用しているのも、 プロレスであったにせよ、真正面から小川と対戦を求めていった姿勢があったからなんじゃないかなぁと。 ある意味、小川の名前にぶらがろうとしたり、小川を踏み台にしようとしたりせずに 純粋に「小川と戦う事」を目的とするヘビー級が現れた時に、小川は実はそんなにイヤな気持ちはしないんじゃないか なんかふと、そんな気がしました。 レジェンドの最後のマイクアピールあたりで 小川が全身で発していた、言いようの無いさびしさ、が なんだかとても気になり始めています。 (いつもの強引な深読み) と、いうわけで 行ったれ、横井!!0808 職場でレジェンドを見る(横目で)あれ 意外に久しぶりのリングス日記だ。 いやー坂田が日テレのゴールデンで放送されるなんて 人生わかんないもんですねー 赤い帽子の人は、ヒゲくらいそってくるべきです(笑) でも坂田 良かったぞ マリオが衰えたという感もあるけれど 1ラウンドなんかは出色の出来だったな プライドからオファー あるかもね その他はよくわからじ 小川の微妙な感じは なかなか味わい深かったし 菊田の寝技は大したもんだなぁとか、ね あと小川を肩車できるのは橋本くらいだ というのは奥さんの感想でした 現場ではどーだったのか、は 青エスさんのリポートを待ちましょう!0723 DEEPの意味というわけで小川問題が紛糾するなか、田村−美濃輪戦が決まりましたねー いや、いいことだと思います。 なんか、気張った文を書こうかとも思ったのですが、 異動で心が落ち着かない事もあり、今思う事を書きとめておきまっす。 先月の紙プロで田村がW杯に盛り上がる若者にいちゃもんを付けていました。 で「格闘技とかプロレスがスポーツで一番だと思うでしょ?」って感じでガンツに同意を求めていたんですけど 僕はそれを読んで、へぇーと思ったのでした。 なんか昔TKが「ほんとに寝技でゴロゴロやってるのが好きなんですよ」って言ってて いかにもTKらしくて笑ったんだけど、それに似た印象を受けたんです。 で何かっていうと、 そこに共通するのは「アンチプロレスではない格闘技LOVE」だと思うんですよ。 これまで格闘技を肯定する事というのは、旧来のプロレスを否定する事とセットになっていたと思うんです。 それは過剰な勝負論の追求につながり つまり少年ジャンプ的な「強者のインフレ」みたいな状況を生みだしていたんじゃないかなぁと。 で そうじゃない格闘技のあり方っていうのが、求められてるよーな気がして その答えの一つが、今度の美濃輪戦なんじゃないかなぁと。 いや 相当言葉足らずな気もしますが、たぶんそーだと思うんですよ。 一時期U系の格闘家に踏み絵のように投げかけられた質問 「あなたは格闘家ですか?それともプロレスラーですか?」 田村は確か「時と場合に応じて、格闘家とも答えるし、プロレスラーとも答える」なんて言ってたと思う。 問題はいつだってそこにしかないのだと思うんすよ。 もう、すっごい飛びますけどね。 つまり「現実」か「それ以外のもの」かって事ですよね。格闘技かプロレスか、という二元論が指し示す物は。 で これまでは 「それ以外のもの」が、単純に「ウソっぱちのもの」とされてきたような気がするんです。 だけどそれは「現実を超えた圧倒的な何か」である可能性もあるんだと思うのですよ。 たぶんそれに挑むのが今度の試合なんだ、ってのはダメですか? 格闘技でありながら、単なる格闘技では無いもの。 いや たとえばシウバに勝って感動っていうのは、ある意味実力さえあればたやすいのですが 今度の田村−美濃輪戦で、予定調和で無い感動を与えるのは、そんなに簡単な事では無いと思うんですよ。 ある種「いい試合だー」的な世界だけじゃ 満足しないっすからね。少なくとも僕は。 というわけで 田村には死ぬ気で練習してきてほしいと、僕は思います。 人間性を剥き出しにするようなファイト、それが出来るようなコンディションを作り上げてほしい、と 切に思います。0713 調子に乗ってレイアウトを変えてみた・・・「政治力」について、色々と考える毎日。 ウォッカをトマトジュースで割って、考えを深めようとしている。 今は午後10時、奥さんはいない。ちょっとやってみようと思う。 政治力を求める心とは何か。 乱暴に定義してみると、 世界を思う通りに動かしたい、世界を手中に収めたいという欲望、とかそんな感じだろうか。 世界の仕組みをこの手で把握したいという思い。 自分がこうあるべきだと思う、その形に世界を変えようという思い、 それ自体は否定されるべきものではないようにも思う。 むしろ現在の世界の形が、誤ったものであるのであれば、それは正義だ。 だけど、 表現者が政治家へと変質していく、そんな過程をたくさん見てきたように思う。 徒手空拳であったはずの青臭い人間が、 いつの間にか正論にまみれた胡散臭い存在に変わっていく。それは何なんだろうと思うのですよ。 そこには「マスに届かせる」という罠があるように思う。 そんなやり方では内輪で終わってしまう。 ただの自己満足だ。 あなたが素晴らしいと思っている物を一人でも多くの人に届ける為には、そんなやり方ではダメだ。 とても正論のように見える罠。 最初はシングル・マンであったはずの表現者が、 優秀であればあるほど、多くのしがらみや、人間関係に絡まれて身動きがとれなくなっていく。 表現の核が失われ、過剰な欲望だけがベクトルを失ったまま、残る。 そんな過程をたくさん見てきた。 ちょっと前、ハイロウズが「リラクシン」を出した時、 マーシーは「全体性を取り返したかった」と語っていた。 おお!と僕は思ったのだ。 ブルーハーツの1stアルバム。 最もシンプルな形で「つまり、こういうことだろ!」と世界を切り取っていた。 マーシーが取り戻そうとした<全体性>とは、そういう事だろうと思う。 ピーズのはるが、昔インタビューで語っていた言葉。 「酔っぱらってるとさぁ、なんか答えが見えたって気がする事ない? ああ、こういう事だったんだぁって」(あやふや記憶) 政治とは全く反対のやり方で、世界を手の中につかむ事は可能だ。 それはとても奇跡的な確率ではあるけれど。 そして表現者が現在、表現すべきテーマは、 「それは可能なのだ」という事を身をもって示す事、それだけなのだと思う。 いくらかの才能と、柔らかな知恵と、一つの意志があれば 世界と一人で対峙する事は可能であるのだ。 そんなメッセージを、少なくとも僕は欲している。今。 本当に、人の一生を変えてしまうようなメッセージは 例えマスコミを媒介にしようとも、結局のところ、「ひとり」から「ひとり」へとしか手渡されない。 だとしたら、そもそも陣取りゲームのような駆け引きなんか、 適当にお茶を濁していればいいんじゃないか、と思う。 本当に大切な事は、たぶんそこには無い。 というわけで、 僕は小川の行動と言葉に期待する。 彼が何に対して戦っているのか。そしてどこに向かおうとしているのか。 それを明快な形で指し示す事が出来たならば、 それが例え、どんな結果に彼を導こうとも、 その行動に勇気づけられる人はいるはずだ。 そしてその人たちは、ちょっとやそっとで 小川の事を忘れたりしないだろうと思う。 (11時20分。ウォッカ3杯くらいで書き終える)0708 ZERO−ONEの心地よい余韻(ただの二日酔いか?)昨日の久しぶりの運動の反動+二日酔い+異様な暑さで、ダラダラっと過ごした一日。 しかしディック東郷のセントーンは凄かったなぁ。0707 ZERO−ONE初体験!!久しぶりの道場で気持ちよくヨレヨレになった後、ZERO−ONEを見に両国国技館へ。 第二回KOK以来だなぁ・・・ と10秒くらい複雑な気持ちになったりもする。 客はかなり入ってました。なにより当日券への行列が、熱を感じさせました。 試合もなかなか良かったっす。 単純に「強さと芸のある選手が、変な思惑無しにテンション高くぶつかる素晴らしさ」(単純じゃないな)を、感じました。 なんていうか、自由な風が吹いている感じ。 まぁ枡席でビール飲みながら、相当いい気分で見ているというのも影響してた気もするけど、 非常にすがすがしかったっす。 特に横井+坂田のプロレスが良かったなぁ。 「暴れる」というのが、ぴったり来る感じの戦いぶり。 正直坂田の打撃があんなに説得力があるとは思わなかったっす。すげー切れてた。 側転パスガードなんかを使うセンスも良かったし。 いや久しぶりに坂田を見直しました。 (前に一度あった気もするんだけど、思い出せない) 横井も凄かった。「たこ殴り」とはまさにあの事。 手加減とか出来てるのか、心配してしまいました。 スポナビのインタビュー見てたら、大谷+田中も好評価だったし 「火祭り」に出るかもしれないって話も書いてあり、結構楽しみになってきました。 全体的に、そんな大した演出も無かったんですけれど、 風通しが良い感じ。それに尽きますね。 なんだろうなー それぞれが自分の看板を背負って戦ってる感じが良いんだけど それを保証してるのは 橋本の懐の深さなのかな、とか。色々考えました。 なんか変な制約や、気遣いを感じさせないんです。 最後に小川がマイクで「ZERO−ONEは僕と橋本さんがいる限り潰れません」ってアピールしてたけど この二人が最後を締めてくれるのなら その前は、相当自由にさせる事は可能だろうし、それが良い構造になってるんすかね。 でも 満員の両国のマイクで「潰れません」とアピールする所に なんか凄いリアリティを感じてしまいました。 そう 昔、田村の時に書いた事と重なるけど この場所には、最近蔓延してる「・・・・プロデュース」の香りがしないんですよね 戦う者が、自分の体を張って何かを作り出しているっていう、その手触りがいいなと思いました。 んで 終了後は青エスさんと合流して、ちゃんこ屋へ。 新日時代からの筋金入りのファンの青エスさんの話は、筋道だっていて説得力がありました。 っていうか、この文章は青エスさんの話に触発されて書いてます。 さらにピーズ話からパンク話まで、色々話したなー 格闘系ネットでの知り合いに直接会うのは初めてだったんですが、 とっても楽しい時間でした。 僕は途中から、ふわふわ酔ってましたけど・・・0622 <U−FILE興行 プチ観戦記>微妙と言えば、これほど微妙な時期もなかなか無いぞ、という時期のU−FILE興行「STYLE−U」 直前までなんとなく「絶対行くぞ」って気分になれなかったんだけど、 当日になって急速に意欲が湧いてくる。んで仕事をほっぽり出して大田区体育館へ行く。 4時過ぎに到着するともう第一試合は始まっていた。 コンバットレスリングなんかと同じようなレスリングマットを、何十人かの観客が取り囲む。 村祭り的な空間が形成されていました。 STYLE−UのルールはほぼKOK。わりに厚めのオープンフィンガーにレガースをして戦う。 本部席には田村の姿は無し。 その代わり、野呂田さんやDEEP佐伯社長の姿と共にTKの姿がありました。 上山と談笑しながら見つめる感じは悪くなかったな。 第1試合は U−FILE松田英久と慧舟会の秋本駿一選手。 秋本選手は背中を入れ墨が縦断していました。 なんとなく周りを観察しているうちに試合は終了してしまう。 判定で秋本選手の勝利。 第2試合はU−FILE吉田智久とこちらも慧舟会、近藤隆行選手。 慧舟会のセコンドはなんか的確。な感じがした。 対する吉田選手は田村直伝の赤いパンツ。とても良い身体をしていた。 近藤選手は寝技主体のようで、立ち技には付き合わず。 打撃に秀でている吉田選手は、正確が良いのかその寝技に付き合っていく。 で結構ピンチに立ったりもしていた。 でも徐々にペースを奪っていき、判定でU−FILEの勝利。 第3試合はU−FILE白井裕一郎選手とP’SLAB植村龍介選手。 セコンドには謙吾の姿もありました。 白井選手も打撃が良く。ハイキックでぐらつかせたり 片足を取られながらもう一方の足で膝を打ち込むなど、U系ムーブを見せたりして。 んで試合は タックルに合わせた膝で白井選手の勝利。 ここで10分休憩。 第4試合は小林悟朗選手。 コンバットレスリングで見てキビキビした動きと愛嬌のある顔で気になっていた。 相手はP’SLAB志田幹選手。 なんとなく聞いた事があるような名前。でもどこで活躍した選手かはわからず。 試合開始すぐに志田選手、フロントチョークで小林をとらえる。 おおおお 小ノゲイラみたいだ、とは思わずに これは田村−ヘンゾ戦へのリスペクトか!と思っていたら、そのまま小林選手タップしてしまいました。 あれれれ。意外+残念!! 敗れた小林選手を指さして笑う、残酷な長南選手が面白かった。 その次はその長南選手と松田恵理也選手のエキシビジョン。 っていうか上山と長南のメインのはずだったのになー DEEPのダメージなのか、あるいはリングスイズムの継承なのか。 試合開始前には、お約束のメンチ合戦で、 まぁそんな感じだろうなーと思っていたが 始まってすぐの長南の蹴りで空気が変わる。 かなりの鋭さ。 途中、ドロップキックやニールキックなんかの、いかーにもな展開はあったけど、 長南はなんか視線を引きつけてしまう吸引力がある。 本気の試合がもっと見たい選手だなー んで セミファイナルは西内太志朗 VS KIBAの太田英夫選手。 どこから見ても格闘技選手とは思えない良い人的風貌の西内選手。 どっちかと言うと「大阪のボン」って感じ。 しかし、そんな西内選手は寝技クラス土曜日担当の猛者。 太田選手の洗濯バサミを楽々とかわして、桜庭的アームロックでレフリストップ勝ち 太田選手は、ホイラーへのリスペクトとして(?)、判定に不服な様子を示していました。 そしてメインイベント! 「カト・クン・リーに勝った男、あるいは美濃輪に負けた男」大久保一樹と パンクラスismの中台宣選手。 「大久保ちゃーん」の声援多数。遠くからでも人の良さが伝わる存在感。 試合は大久保がグラウンドで優位に立ちながらもなかなか極めきれない感じで進む。 マウントをブリッジで返したりとか、若干大味な攻防もあったりして。 でも最後はバックを取ってチョーク狙いかなと思わせて ぱっと切り返して、膝固めで大久保ちゃんの勝利! まさに田村ムーブでした。 そしてこれも田村伝承の四方に礼でしめる。 会場、メチャメチャ盛り上がりました。 最後は上山の挨拶。 「明日はうちの大将が試合しますので、応援よろしくお願いします」 <うちの大将>という言い方がなんか良かったなー 応援、しますとも!! というわけで 推敲する元気が無いので、終わり! 2000円は高い気もしたけれど、まぁいいや。 第2回シリーズは9月から始まるよーです。 良いことだ。 明日の田村の試合の事を考えながら眠ろうっと。 シウバ戦とは違う微妙な心持ちの私であります。 <div align="center"> </div> <div align="center"> back </div>