赤いパンツの頑固者


「理由はいろいろあるんです。話しているとキリがないほどなんですが、
その大部分を占めているのは、<競技が違うんだからやっても意味がない>ってことですね。
同じ食べ物でもうどん屋とラーメン屋の違いみたいなものですね。
 
ひとりの職人がうどんをこねて修行をしている。
彼に<うどんとラーメンのどっちがうまいか?>と問うことに意味があるでしょうか。
お客さんが両方の店に行って、おいしい、まずい、というのはいいんです。
僕がうどん屋の職人として育ったからには、おいしいうどんを作りたいという、
ただそれだけですから。
 
簡単に言えば、ああいうことやるのなら、タックルのひとつも覚えた方が僕の身になるんじゃないか、ということですね」

 

新日本との対抗戦に出場しなかったことについて「別冊宝島・プロレス読本3」より)


「自分が勝った場合、前田さんに対する自分のやってきた10年間分の恩返しになるし、
自分を追いつめることにもなるし......前田さんに勝つんですよ!まだまだ重いような気がしますよ。
ぼくはまだ甘いですから、まだ勝つ時期じゃないんじゃないかなって。
ここにうまい飯があるんですよ。でもそれを食べていいものなのかどうか。
食べなきゃ生きていけない、でも食べたらもっともっと大変なことが待っている。
そういう複雑さですかね...わかります?」

(週刊プロレス 1/9緊急増刊号より)


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