花組バウホール公演 「NAKED CITY」  04/06/01 
 

  作・演出 小柳菜穂子

 1950年代のニューヨーク。警察無線を傍受し、事件の現場に急行、そのスクープ写真を売りつけて暮らしているカメラマンビリー。 ある日大物マフィア、ウィリアムとハリウッド女優のデイジー・ミラーの写真をとったことからお話が展開する。 ビリーの許に、デイジーが訪れ、自分の過去に関係するある人物を探してほしいと言い一枚の写真と多額の報酬をおいていく。ビリーは彼女の依頼を受けるが、それはアンダー・グラウンドに渦巻くトラブルに一歩足を踏み入れることでもあった。

NAKED CITY」- 裸の町 。

 

ちょっと人にはいえないような(^^;みかたをしたので、かなり怪しい感想です(^^;。

 でも、この作品好きですね。ちょっと正塚作品をソフトにしたような印象があり、装置、照明、雰囲気が素敵でした。

 何より、出演者の歌、芝居、ダンスも安定しており、作品の内容に破綻したところがないので、安心してみることができました。 音楽も1950年代のジャズが流れていて、又ダンスもスーツ物でかっこいいものが多く、見ごたえがあります、またところどころくすくすっと笑えるところもあるのが好きでした。

 

そしてそれぞれにあった役柄のように思えました。 特に主演のビリー・フォッグ (彩吹真央) ゆみこちゃんは、自分の好きな写真を題材に、ニューヨークも何度も行かれているようですし、ロビーに彼女の撮影したニューヨークの街の写真も展示され、影がありながらも熱い役で、素敵でした。歌声も申し分なく、彼女の力量が発揮される曲でもありましたし、ダンスも素敵でした。

 

 女優デイジー・ミラー(遠野あすか) あすかちゃんもよかったです。 何しろ美しかったし、凛として女優にみえたところがよかったです。また、過去を背負っていきている悲しさと言うか、若いながらも美しく哀愁を漂わせていたのもみごたえがありました。歌もダンスも安定して聞いていられますし、フィナーレの男役を引き連れて踊るセンターの姿もとてもかっこよくて見ごたえがありました。 

 もうね〜いつものことながら、宝塚歌劇団何か間違っているよ、、、この人はもう、トップにしても完成されている、、とつくづく思いながらみていましたね〜、、、。

 

 ニコラ・ダッヂ(愛音羽麗) みわっちの印象とは違ったマフィアで元ウィリアムの手下、罪をきせられ、追われている役。 イメージとは違いましたが、髪形もパーマがかかり、なかなかよかったです。

 バーナード・スタイン(未涼亜希) ビリーが記事(写真)を売っているタブロイド誌新米記者でビリーと一緒にデイジーから渡された写真の人をさがすことになる。 -  いい間や台詞で笑いをくすくすかう役でしたね〜。いいところのおぼっちゃん的役をいい味だしていました。

 キャシー・レアマン(華城季帆) ダンサーでビリーの目下居候先。 少しいかがわしい?ところのダンサーにはちょっと雰囲気が綺麗すぎるかな?という気がしますし、まだまだ硬いかなとも思えますが、可愛いし、スタイルもよくてみばえがいいので、今後も頑張っていただきたい一人です。

 マイク・バインダー(一樹千尋) ニューヨーク市警副長官 マフィアとつながりがある- 手堅く、どうにもならない立場、状況を醸し出して舞台を締めていましたね。


 デーニア・ローザ(五峰亜季) タブロイド誌の編集長 歌もあり、私についておいでみたいな姉後肌的なところ、お笑いもありましたし、いい味だしていました。


 アレサ(梨花ますみ) ビリーの育ての母。 ウィリアム・ウィルソン(矢吹 翔) 大物マフィアでデイジーのパトロン。この二人はいかにもというかんじで、安心してみていられました。

 
 マダム・パラダイス (幸美杏奈) 人生はパラダイスだと思うのさ、、というような台詞が心に残りまして、懐のやさしいダンスクラブのマダム役を演じられていました。

 
 アイク 高翔みず希  この方のなんというか人がいいけれどひょうひょうとしたようなお芝居が好きなんですよね。今回もいい味だしていました。


 ジム(悠真 倫) サム(望月理世) のニューヨーク警官もしがない公務員さといいながら、コメディ部門担当で、笑わせてもらえました。



 機会があれば、何回かみたいような作品でした(*^^*)  単独初主演作、相手役も申し分なく、作品にも恵まれ、見せ場もありよかったね、ゆみこちゃん(*^^*)