花組宝塚 「La Esperanza」−いつか叶う−「TAKARAZUKA舞夢!」  04/09/02

 

 お芝居、ショーともに、私は好きな作品でした。どちらも人の使われ方のバランスがよかった気がします。そしてこの日はレヴュー記念日。以前何かの公演でみたレヴュー記念日があまりよくなかった気がしていたので、期待していなかったのですが、短時間なのに、ゆみこちゃんやきりやんのソロ歌もあり、黒燕尾の大階段男役ダンスもありで、とてもみごたえがありお得な公演でした(*^^*)

 

 

La Esperanza」−いつか叶う−

  場所はブエノスアイレス。タンゴダンサーを目指すカルロスはフラスキータとペアを組み、コンテストでの優勝を目指している。 孤児のミルバは美術界でなだたるゴメスの家にひきとられ住み、絵を学びコンクールでの入選を目指していた。
 ある日、カルロスとミルバはクラブで知り合い、ペンギンを見に行くという共通の夢が元で仲良くなる。お互いに目的が果たせたら、長距離バスのターミナルで会おうと約束する。 しかし、カルロスはギャングの兄といたため、流れ弾がフラスキータにあたってしまい、夢を断念する。 また、ミルバはゴメスとその妻のせいで美術界を追われるはめに。窮地に追い込まれた二人の行く末は……。

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 前日は瞳子DSでしたし、その日は星組集合日(星組退団者が発表された日)でもあり、花組公演ぎりぎりまでお茶していて、今回のこの公演の予備知識はほとんど何ももたないままかけこみ席についた私でした。

 お芝居をみるうちに、そういえば、正塚作品だった、、、、途中、失敗した、、、ハンカチの用意をしておかなかったこと後悔しましたね〜、、。

 確かに主演者二人はかなりつらい状態で相当な窮地に立たされているはずなのに、とても前向きで、それもよいことがおこって、周りにいる人も皆応援してくれるいい人達ばかり、、、とややご都合主義的な話ではあるのですが、、やっぱり好きなんですよね、私、正塚作品。

 あの台詞「やり方しだいでどこにいても楽しくなる」とか、、間、かけあい、人の情とか男の友情とか、、、胸にぐっとくるんです。

 水ちゃん+一花ちゃんときりやんのかけあいの台詞とか、らんとむ君+華城季帆ちゃんとまやさんとのかけあいとか、、、くすくすっと笑えるところが好きなんですよね〜。

 きりやんとあすかちゃんの銀橋の愛の告白の場面は、、、なんだかあの台詞弱いですね〜、、、あんなこと言われたら泣いてしまいます。

 キッチンショー?も(海外ミュージカルのようでもあり、宝塚でも今までもあったような気もしますが)皆それぞれ楽しそうで素敵な場面でよかったですし、遊園地?のシーンも(衣装もかなりみたことがある衣装のオンパレードで、カエル、ゴリラ、ガウチョ、樹里ちゃんのミニスカートなどなど懐かしかったですし、、)ペンギンちゃんはとても可愛くて面白かったです。

 ちょっとだけラストのポーズが物足りないような気がしましたが、よかったです。この作品。ラスト雪(氷?)の世界の中、黒いコートで踊る二人はペンギンのイメージだったのでしょうか?

出演者の見せ場もそれぞれあり、バランスもよかった気がしました。


 ○特出組の二人もそれぞれの個性をだした役のように思え、水ちゃん(ベニート- おさちゃん演じる カルロスの親友でもあり、同じ一流のタンゴダンサーを目指す役)は、少し猪突猛進のところがあるような一生懸命さがありながらも、恋人でありダンスパートナーである一花ちゃん(イネス)には、ちょっと牛耳られている?ような役柄で、とてもあっていました。ダンスシーンもあり見ごたえがありました。

  ○ファビエル(霧矢大夢-)-クラブのオーナーでカルロス、ベニート、フラスキータ達をやとっている。

 舞台を引き締めていました、きりやん。ちょっと大人っぽい役でしたが、任にあっていて、さすがいい味だしていました。フラスキータに愛の告白をするシーンは、じーんときましたね〜、、。

 ○フラスキータ 遠野あすか -カルロスのダンスパートナーで彼を思っているけれど、事故で踊れなくなってしまう。

 衣装や髪型のせいもあるのかもしれませんが、姿勢やスタイルのよさや、ダンスシーンでもやはりぱっと目をひかれます。美しくて台詞もよかったです。

 ○フアン 彩吹真央- ホテルの使用人、カルロスからダンスを習いコンテストに出場する。

 さすがゆみこちゃん、あの倒れたシーンの台詞は胸にぐっとくるものがありました。ダンスシーンも素敵でした。

 ○トム 蘭寿とむ ドキュメンタリー映画のプロデューサー

  華城季帆ちゃんといつも一緒でまやさんとからむ役でしたが、ちょっとコミカルに見せる動作などもあり、面白かったです。

 ○トレーシー 華城季帆 レポーター

 スタイルもよくて可愛くてやはり目が奪われます。今回は固さもあまりみられずかわいらしくてよかったです。

 それに比べウエイトレス役の桜乃彩音ちゃんは、一言の台詞や動作でもまだまだ固いな〜という印象を受けました。

  ○ゴールドバーグ 未沙のえる -往年の映画俳優- は今回さほど場をさらうような出演ではなかったですが、ところどころ、笑わせてもらえました。

 

○ゴメス 夏美よう-画家とその妻アリーネ 梨花ますみ さんは、いつも通り手堅く演じられていました。

 遊園地のオーナー(矢吹 翔) ちはるさんは、今回いい人の役ですが、笑わせてもらえました。

 ゆみこちゃん演じるフアンの母 翔つかさ さんは、あの場面の最初(フアンが倒れる場)で笑いをとってもいいのかな〜と私にはちょっと疑問に思えましたが、、、どうなのでしょうね〜、、。

 カルロスの兄でギャングのボス-高翔みず希 - さおたさんは、とってもいいお兄さんにみえていたのに、、、ギャングのボスだなんて、、(^^;ちょっとそういう風にはみえませんでしたね。

 ドクター 未涼亜希- まっつもフアンの母が思いっきりおろおろする中いい味だしていました。

 フアンのダンスパートナーでコンテストの最終選考に残るダンサー 鈴懸三由岐 ダンスもわるくはないと思いますし、衣装も綺麗だとは思うのですが、黒だったからでしょうか?ちょっと地味な印象を受けました。

 真丘奈央- はっぱちゃんショーと少しごっちゃになっているのですが、おじいさんと警官役などされていましたよね、いい味だしていました。 みわっちも確か警官などでしたよね?(よく覚えていない(^^;)

 ○ カルロス 春野寿美礼

 華もあり、お芝居も悪くはないですしよいと思うのですが、たまに一瞬、自分に酔っている?と思えるところがあるんですよね〜、、私だけでしょうか?ね。

 ○ミルバ ふづき美世

 すみません、毎度辛口になってしまうのですが、、、やっぱり今回もちょっといただけない、、。しぐさなどがわざとらしく感じられるところが何箇所か。 最初の台詞回しが、クロスロードのあすかちゃんとそっくりだと思いました。

いくら正塚作品とはいえ、そう感じさせるなんて、、ちょっと。 どうしてこの人にカルロスが惹かれるのかわからないというかんじでしたね〜、、、可愛くないというか、、、彼女をみていると自然な演技というのも難しいんだな〜と感じました。(ちょっとあそこまでひどくはないけれどSAY IT AGEINのまひるちゃん(^^;を思い出しましたね)。 公演半ばなので、今後よくなっていくことと思いますが、、、。

 

 

レビューファンタジアTAKARAZUKA舞夢!」 

 

 元X JAPANのYOSHIKIさんがこの作品のために作った新曲とてもよかったです。 とても壮大で、素敵な曲で、おさちゃんの歌声もよかったし、セットがなくて、スモークがたかれた本舞台もとても素敵でその中で踊るヤンさん振り付けの4人のダンスもとてもよかったです。 ショーの素敵な場面マイベスト10にはいるかも(*^^*)  

うらやましいな〜こんな曲を瞳子ちゃんにも作っていただいて、歌ってほしい(^^;

 三井住友VISAシアターか〜、、、だからお衣装も豪華だったのね、ファンタジアな世界でとても綺麗でした。

 オープニングが終わって、次の場面あすかちゃんのせり上がりには驚きましたね〜、、、普通他の組ならここは2番手男役、、というような場面の気がするのですが、、ただ、歌える人にどうしてコミカルな歌い方をさせるのかな〜とちょっと不満は残りましたが、、。 いつもですが客席おりは2階席は寂しいものがありますね。

 でも人の使い方がとてもうまいな〜と思いました。

 きりやんの女役(これは斬新とはいえないかもしれませんが、、、きりやんは女役のお化粧とても綺麗ですよね(^^))、さおたさんのダンスシーン。はっぱさんやちはるさんの歌とかデュエットとか。 娘役ダンサーさんの使い方とか、水ちゃんもたくさん踊っていましたし、ゆみこちゃんもたくさん?歌っていましたし、、でもおさちゃんもたくさん場面や歌もありましたし、、よく人がいれかわり、転換もよかった気がしました。

 花ちゃんも肖像画に何回かなっていますが、今回もおさちゃんの肖像画がでてきてびっくりでした。 ラインダンスの頭のピンクのリボンも可愛かったですし、フィナーレ降りもよく考えたな〜というかんじでした。

 

 ショーはいいな〜、、ショーのある作品うらやましいぞ(^^; (何せ、2公演ショーがなかったのはつらかった(^^;)