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宝塚花組 日生劇場公演 『Ernest in Love』アーネスト・イン・ラブ 05/09/09 オスカー・ワイルドの喜劇『まじめが肝心』が原作、アン・クロズウエル 脚本・作詞、リー・ポクリス 作曲 1960年にオフ・ブロードウエイで上演されたミュージカル。 日本語脚本・歌詞、演出 木村信司
舞台は19世紀のロンドン。田舎に住む貴族アーネストと、ロンドンに住む貴族令嬢グウェンドレンの恋物語。アーネストという名前に恋するグウェンドレン、しかし、アーネストはジャックの仮の名。 またアーネストの友人アルジャノンもアーネストと名乗り、アーネストが後見人となっているセシリィに近づいていく、、、。 娘グウェンドレンのためと思って、母親ブラックネル夫人に問いただされた、ジャックは正直に打ち明ける。自分は本当の親を知らない。手違いからミスター・カデューに手渡されたのハンドバッグのなかで発見された。この経歴に、ブラックネル夫人はハンドバックは母親ではない、両親をさがしなさいと怒ってしまい、婚約は破談、、。 それぞれの恋の行方は、、、、?。
オープニング、オーバーチェアから始まるミュージカルはやはりいいですね。 舞台1/4〜1/5くらいをしめる上手側の大きな鳥かごのようなオーケストラボックス? 電飾と照明の色が変化してとても綺麗で、まるで夜の遊園地のようです。 気持ちがなんだかわくわくします。
オープニングから前半は少し物足りないような、、盛り上がりにかけるような気がしました。 この作品はバウホールくらいの小劇場向けの作品だったら、もっと盛り上がったかもしれません。 (月組はさらに大きな箱だったので、どうだったのでしょうね〜?) 私が観劇したのが、2階席だったので、あまり表情とか細かいところがわからないためと、公演の前半だったので、今後またこなれて盛り上がってくることとは思いますが、、。 衣装代もあまりかかっていないみたいだし(^^; 本当に4人+1人(母親)+2人(牧師と家庭教師)だけのお話でした。
でもやはり喜劇って難しいな〜という印象でした。 ちょっと「キス・ミー・ケイト(東宝版)」を思い出したというか、一生懸命やっていても努力はわかるけれど、あまり笑えない、、みたいな、、、。 ファンの方は笑っていたと思うのですが、1階席と2階席の観劇に温度差が少しあったような気がします。
でも、ハンドバックの場面も迫力がありましたし、2幕はセットも綺麗で、牛とひつじがとっても可愛くて、泣き声にもほっこりさせられました(^^) 階段のじゅうたんがパタパタ自動でひかれていく様子も面白かったです。 テンポもよく女同士の熾烈な言い争いはかなり面白くて、笑わせていただきました(*^^*) 他にも笑わせてもらえるところが多々あり、ほっこりするミュージカルでした(^^)
この作品って、本当におかしなお話ですよね。 なんで、子供がハンドバックの中にいて、手荷物預かり所に預けられなきゃならないのか、、とか、家庭教師が子供がいなくなって、それで、そのままでいいのか?とか、、。 弟が死んでいるって言っているのに、突然現れた弟の出現をなんとも思わない人たちとか、、。 父親の名前を忘れてしまう息子、行方不明になった甥の名前を忘れてしまうおばとか、、、、。 う〜ん、不思議なお話だけれど、、、深く考えないほうがいいのですよね(^^;?
なんだか、主演の方に赤ちゃんの帽子やまいかけをつけさせるなんて、宝塚っぽくないな〜、一般のミュージカルみたい、、とい気がします。 だから日生での公演になったのかもしれませんが、、。
樹里ちゃんは曲調がおだやかというか、シンプル?な綺麗な曲調で、かえって難しいだろうな〜と思わされる歌でした。 どちらかというと、パンチのある曲、歌い上げる曲を得意とする樹里ちゃんのイメージがあるためか、最初聞いたときはちょっとあっていないのかな〜?という気もしましたが、さすがに歌いこなれていて、聞きやすくお上手でした。 少し貴族っぽくないというか、動きすぎ?のような気もしましたが、演出のせいなのでしょうね、、もう少し回数を重ねたら、見る方も楽にみることができるかもしれません。 2幕では、孤独を感じていたであろうジャックがよく表現されていましたし、あたたかな家族を作りたい気持ちや、人を愛する実直な気持ちをよく演じられていました。 樹里ちゃんは、そういえば、喜劇とかってあたったことはないのですよね、そして主演も「フリーダム」くらいしか思い浮かばないのですが、、、、ラスト、日生で主演することができるなんて、本当に、すごいことだな〜と思います。 あすかちゃんはやっぱりうまくて安心してみることができますね〜。 よく樹里ちゃんにあわせているし、綺麗でスタイルがよいので、目の保養になります。 「田舎の人は人の話が、、、」のところの言い回しとかは、さすがに、場をこなしているな〜というかんじです。 コメディ部門もよかったけれど、母親を制して、アーネストに近づくグゥエンドレン、母親のように包み込むようなやさしさと人を愛する一途な思いを垣間見せてくれました。
らんとむ君は、なんだか笑わされましたね〜。プレイボーイというのもよくでていたし、おっとりと物事に動じない貴族っぽさをだしていました。歌もよかったです。
一花ちゃんも歌声は大変そうなところもあったけれど、のびやかに歌われ、聞きやすかったです。 田舎の夢見る夢子さんらしさがよくでていました。 一花ちゃんは、オフは可愛いのに、メイクするとどちらかというとメイクダウンになりますよね〜、、、もう少しお化粧が自分のお顔にあって可愛く見えるといいのですが、、、。
たきちゃんの存在感、歌い始めると圧倒するかんじは、さすがです。 他の方も皆歌はうまいと思うのですが、たきちゃんが歌うと、真打登場、、というイメージになってしまいますね〜、、、。 歌だけではなく、言い回しやトーンとかも、先の月組を終えてきたということもあるのかもしれませんが、もう感服というかんじでした。
執事の高翔みず希さんは、歌ははじめて聞いたけれど、頑張っているようでした。オープニングから舞台を引っ張っていく役で、一人で踊るところもあり、組長で大変だと思いますが、それぞれ頑張っていられるようにみえました。 |