楽譜の読み方Gリズム          

 おかりーな工房 律
   はじめての楽譜の読み方教室
 Gリズム


  

♪リズムってなんだろう?

リズムの定義を音楽的用途に限って簡潔に言うと、
『時間経過の刻みを感じさせる』
この刻みがリズムである。(音楽之友社:「楽典」より引用)

では、“時間経過の刻み”とはどういう事なのでしょうか?
私たちがリズムを感じるにはどんな要素が必要なのでしょうか?

サア、あなた自身が音を出して、リズムを感じる実験です。

もしあなたがオカリーナをお持ちなら、ちょっと以下の例を試してみてください。
(もちろん 他の楽器でもできるし、声でも構いません)

     
@まず、息をたっぷりと吸って、その息が無くなるまで
同じ音を同じ強さで吹き伸ばしてみてください。(吹きやすい音ならどの音でもかまいません)
A次は、「人間の足音」を表現してみましょう。
これも1つの音だけを使って。
よく解らない人は、声で足音を真似てください。それと同じように出した息を
楽器に吹き込めば・・・あなたの表現したかった足音が聞こえてくるはずです。
B同じように「スキップ」を表現してみましょう。
タッタ タッタ タッタ タッタ 繰り返して。
C手元に時計がありますか?(アナログの秒針があるタイプがいいですね)
その時計できっかり2秒間ずつ、息を途絶えさせる事無く下のように息を出してみてください。
強い息→弱い息→強い息→弱い息 
D今度は2秒間ずつ
息を出す→止める→息を出す→止める
これを繰り返します。
E今まで1つの音だけを使ってきましたが、
ここでは2つの音を使います。(何の音でも構いません)
2つの音を それぞれ2秒間ずつ 音の切れ目がないように注意して
くりかえして吹いてみます。

さあ、以上の課題であなたはどれに「リズム」を感じ、
どれに「リズム」を感じませんでしたか?

上手くいっていればA〜Eまでの課題で 「リズム」を感じられたはずです。

なぜ、これらの課題でリズムを感じられたのか、考えてみましょう。

Aは「足音」のリズム。同じ音で、一定の長さの音を繰り返しました。
単純ですが、確かに『時間の刻み:リズム』を感じる事ができますね。

Bは「スキップ」。聴こえる音は同じ音ですが、今度は「足音」と違って、
音の長さに変化がありましたね。

Cは2秒ごとに「強い→弱い」を繰り返しました。@と同じ絶え間ない同じ音の連続でも、
強弱によってリズムを感じる事ができます。

D2秒ごとに 「息を出す→止める」の繰り返し。
同じ音でも、音が無い時間を作る事によってリズムが感じられます。

E絶え間ない音でも、このように音の高低があればリズムを感じられます。

課題の@のように、絶え間ない一定の強さの音は 
その音によって時間の経過の刻みを感じる事はできません。




さて、私たちはどんな時にリズムを感じるのか、
なんとなく解ってきましたか?
時間が進んでいるのか、止まっているのか そこがポイントですね。

たとえ@のようにリズムを感じられない時間でも、前後に@と異なる時間があれば、
@のような時間にもリズムが生まれます。
そのように考えると、音楽にリズムが存在しない状況は・・・ありませんね!!

つまり、リズムは《音楽》の大事な要素なのです。



→ワーク8『リズムを見つけよう』へ(準備中)

→楽譜の読み方H拍子(準備中)


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