このたび支部長の大役を引き受けさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。振り返りますと私と診断との出会いは随分と古く、昭和38年埼玉県商工部で診断を担当する経営課(後、中小企業総合指導所)がそのスタートです。
当時は、個別の診断のほかに産地診断、系列診断など集団診断やグループ指導などがあり、とりわけグループ指導(中小企業モデル工場・標準工場・知識集約化推進工場グループ)は指定期間が長期にあり、この間中小企業のトップとの交流により、私自身が育てていただきました。お蔭様で今日まで多くの方々と交流が続いています。
歴史の中で、これまでもいくつか転換点と言える大きな変化がありましたが、現在の変化はグローバル化、IT化、技術革新、人口の急増に伴う環境の問題など、これまでの変化と比べスピードが大変速く、そのため対応に苦慮している企業も多いと思います。
一人ひとりが常に感度の良いアンテナを張り巡らして、一歩早い情報を収集、対応策を企業と一緒にとることが必要になっています。そこで、一人ひとりが感度の精度を磨き上げることが求められていると思います。
そこで中小企業診断士にとって、キーワードは連携とスピードです。診断士の業務は仕事柄一人が多いのですが、最近は一人ですべての課題に対応することは難しく、複雑多岐にわたるケースも多くなっています。
まずは、埼玉県支部の活発化はもとより、本部との交流を含め診断士同士の交流・連携を図ることが必要であります。
また、事業承継や事業再生などについては、他の士業との連携が不可欠ですので、今後、積極的に進めたいと考えています。
さらに、行政との連携も重要であると思います。我々は、中小企業の変化を毎日把握できる立場にあります。中小企業を取り巻く変化やニーズを的確に把握し、対策などの提案ができれば大変すばらしいことだと思います。
支部役員をはじめ会員一丸となって、中小企業の振興のために尽くすことが診断士の大きな役割だと思いますので、よろしくご指導をお願い申し上げます。
社団法人 中小企業診断協会
埼玉県支部長
江田 元之
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