●初めて行った海外出張がドイツだった。
1980年、ドイツのカッセルまで車で行った。車を
借りるのも、海外で運転するのも初めてだった。初めての
アウトバーンを走って、カッセルの小さな館のホテルを
探し当てたときはうれしかった。この旅が私の「路地裏
旅行」の始まりだった、と今にして思う。
ドイツでの仕事は、それまで日本では知られていなかった
「メルヘン街道」を紹介するキャンペーンの打ち合わせ
だった。「ロマンティック街道」はもう有名だった。
ドイツ観光協会は新しくできた「メルヘン街道」を日本に
売り込みたがっていた。そこでチョコレート会社と女性誌
を組んだキャンペーンを企画したのだった。
この企画で、「ドイツ古城ホテル」を併せて紹介した。
その古城ホテル、トレンデルブルグ城の城主、フォン・
シュトックハウゼン男爵も日本に連れてきた。日本に
「古城ホテル」と「メルヘン街道」が紹介されたのが
この時だった。
だから今でもルフトハンザ航空は懐かしい。
この絵葉書はそのときのもの。