■旅の始まり

アメリカのツアーに申し込む

3週間、妻とヨーロッパを旅行してきた。アメリカ人のツアーに参加しての旅行。今回はアメリカ・シアトルの旅行会社「Europe Through the Back Door」社のツアー「Best of Europe」に参加した。今までずっと個人旅行しか行ったことがなくて、今回は初めてのツアー旅行だった。ツアーの連れはもちろんアメリカ人だけ。でも、このツアー、とってもおもしろかった。いろいろ楽しい経験をしました。これは新しい形の「個人旅行のツアー」だと思う。


(この旅行は1998年6月実施)


●Europe Thru the Back Door Tour

【参加条件】
このツアー、参加条件がきつい。持っていける荷物はバッグ一つだけ、その荷物を担いでホテルの階段を登れること、一日5マイル(8km)は歩けること。その代わりこの条件をみたせば、泊まる処は可愛いくて古くてローカルで家族的なホテル、行くのは観光客があまり行かないところ、歴史と美術史の解説は学術的に詳しい、というまるで「個人旅行」がそのままツアーになったような旅行である。

【旅行】
Best of Europe in Three Weeks・アメリカ式ツアー体験・集中英会話教室・六カ国ツアー

【目的】
 ●新しいコンセプトのツアーに参加してみる
 ●定番未観光地踏破
 (アンネの家、ライン下り、新白鳥城、アルプス)
 ●今まで行ったことがない都市を制覇(ベニス、ローマ)
 ●日ごろ置き去りのカミさん孝行
 ●アメリカ人の生態観測
 ●3週間連続集中英会話教室(笑)
 ●ついでにフランスでW杯観戦(1998)

【参加者】
参加しているのは私たち夫婦も含めて26人。ツアコンはガイドが2人とバスのドライバー。全米の各地から、大学教授一家、引退した空軍軍人夫婦、大学生、コンピュータ会社副社長夫婦、医科技師夫婦、OL、福祉職員、タイ駐在のオイル技師など多彩。

●キャサリン、フェルディ、リコ
【ガイド】
ガイドは西洋史専攻で建築史の大学院を卒業、博士課程にいるといういかにもおりこうさんの美人の女の子、キャサリン。まあ、解説が詳しくって本格的。これがこのツアーの売り物である。たしかにガイドは楽しく有益で面白かった。

アシスタントは、父がイタリア、母がドイツ、八か国語が話せるという博識なベルギー人のおじさん、フェルディ。バスも運転できる。携帯片手にツアーを手配したり、ホテルの部屋割りをしたり、各国語講座の講師も務める。

バスの運転手は陽気で明るいイタリア人みたいなオランダ人、
リコ
【バス】
バスは50席ある大型。だから全員が楽に2席づつ使える。これはずいぶんありがたい。クーラーにはもちろんビールとオレンジジュースが満載で飲み放題。各自持ち寄ったクラシックやらフリートウッドマックやらのCDがかかっている。ゆったりと旅行が出来た。
【集合場所】
全米、世界中から参加しているので集合場所はオランダ・アムステルダムの近郊、ハーレムのホテル。ここにみんなが集まってくる。アメリカ人ツアーだからまあにぎやかでおもしろい。でもこのツアーは条件が条件なので、やっぱりややスノッブで知的な人が多くて、さすがにNFLの野球帽をかぶっているような田舎者はいないな。しかし見事にみんな短パンをはいているのには笑った。アメリカ人だなあ。

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