■海外研修日記


●イギリス

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#1241 海外研修日記(1)
新さん 1991/9/26 03:16
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9・22(日)ロンドン

ホテルのテラスレストランで、遅いブランチを取る。朝の散歩の折りに求めたSunday TimesTimeOutを小脇に抱え、日当たりの良いテーブルに陣取る。ブランチプレートを注文する。

本日のブランチは、ぐじゃぐじゃのスクランブエッグ、にちゃっとした英国ソーセージと(これについては後でじっくりと報告しよう)、とてつもなく塩辛い骨が入ってるベーコン、真っ黒焦げの椎茸、べちゃべちゃのベイクドトマト、それに冷えたトーストだった。くそっ。

今日はよく晴れた。秋晴れ。近くのハイドパークに散歩に出かけた。立派なツイードのジャケットを着たおじさんがしっかり傘を持っていた。折り畳み傘を持ってる人もいる。

私はTシャツなんだよ。いい加減にしてよ。もう。それに、ジーパンにしっかりプレスなんかするなよな。折り目が付いてるじゃないか、おじさん。もお。

新さん

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#1242 海外研修日記(2)
新さん 1991/9/26 03:18
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今日は朝からどんより曇って肌寒い。昨日はあんなにいい天気だったのに。風が急に冷たくなったようだ。

アリソンさんが窓の外を見ながら「夏は終わった。今日から秋です。これからもっと暗く、もっと寒く、もっと雨が降る。」とつぶやいた。雲が厚い。霧のような雨が体にまつわる。

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#1243 海外研修日記(3)
新さん 1991/9/26 03:19
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Savile Rowに背広を作りにいく事

ロンドンに来たからには一生物の背広を作りたい。せっかく4週間もいるのだからオーダーで作ってみたい。で、聞いてみたら一番はGieves & Hawkesだという。行ってみようではないか。

来ました、Savile Row。やや、この店はSavile Row1番地ではないか。さすが、英国王室ご用達。入りにくい扉を押して中にはいる。あー、背広を1着作りたいんだがね。勿論でございます。サー。

やおら2階の個室に連れて行かれた。で、背広でございますか。冬服を。色は。グレーを。よろしゅうございますね。どどっとサンプルが出てくる。ダークなグレーをと言うと、銀行関係の方でらっしゃいますか、とくる。いえ、大体銀行関係の方は黒か、ダークなグレーでございます。は、広告関係、も少しお派手なようでございますね、とこれは洋の東西を問わない。

これにしようかなあなんと言ってると、いきなりメジャーマンが出てきた。二つボタンですか、はい、ズボンはタックをいれて、裾はいかがいたします。カフを。はい、かしこまりまた。なんといっているうちに、あれよあれよという間に20カ所ほども採寸されてしまう。

で、値段は幾らなんだい、と尋ねてみる。はい、フォーフォーティでございます。440ポンド。11万円か。銀座で作るより安いじゃんか。いいとも。いってみよう。

詳細な採寸表とともに顧客カードが出来る。ここにお名前と住所を。ををっ。ちょっと待て。ここに値段は1440ポンドと書いてあるではないか。1440といえば、1ポンド240円として34万5千円ではないか。はい、フォーティーンフォーティでございます。14・40なのね。

ちょっと待って、奥さんに相談しなきゃ。あー、ギブミィサムデイズ、OK?ひえー、どーしよー。もう後はしどろもどろ。1歩下がり、2歩下がり、後ろも見ずに脱兎のごとく。もう、誰だよこんな所教えてくれたのは。あー、びっくりしたなあ。

汗かいちゃったよ。しかしたけーなあ。15%のタックスが還ってきても29万円だよ。誰が買うんだこんなもん。そりゃ、世紀を越えて着れるよな。着なきゃ元取れねーよ。

はは、また恥ずかしい日本人しちゃった。きっと日の丸に×つけて、これで今月は5人目だ、なんてやってんだろーなあ。しっかし、びっくりしたあ。背広は吊るしに限る。

新さん

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#1244 海外研修日記(4)
新さん 1991/9/26 03:21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9・25(水)ロンドン

現在、ロンドンではJAPAN FESTIVALをやっている。かなり大規模で、3カ月にわたり大小200以上のイベントが催される。そのお手伝いのために私はここにいるのです。

そういえば、フェスティバルのスタッフが着ているトレーナーには日本語で「お手伝い」と書いてあった。これ、欲しいなあ。

そのフェスティバルのメインイベントである「ヴィジョンオブジャパン」展を見に行く。なかなか盛況で日曜日には100mも行列が出たそうだ。今日も平日なのに混んでいた。

全体プロデュースが磯崎新。全体は3部構成で1コスモス;過去 2カオス;現在 3ドリーム;未来となっている。
1は浄土寺と、茶室のレプリカ。これは考え過ぎでつまらない。

2がすごい。現在の東京をそのまま濃縮して再現してある。ほんとに東京に居るみたい。部屋全体にディスプレイされているのが、大漁旗、ゴジラ、漫画、風車、自動販売機、雷門、ビデオゲーム、花輪、カラオケボックス、マッサージ機、音の神殿(東京の町の音)、木の紙、石の紙、風呂屋の富士山、香炉、鳥居、神社、絵馬、七福神、おみくじ(自動翻訳装置付き)、ご神木、工事現場警備人形。これらがぎっちりと詰まっている。そして全部触ることができる。一番人気がマッサージ、カラオケ、ビデオゲーム、おみくじだった。うーん、東京ってすごいと思った。

3はさまざまなメディアを部屋いっぱい、壁にも床にもスライドで映し出している。映像が今の日本の映像状況を具現していておもしろかった。床や壁の映像が常に流れているのでふっとめまいがする。その感じががよかった。

美術館の中庭では東屋で、自動販売機のカップラーメンを売っていた。私は小さな釜をアルコールで炊いて作る釜飯をいただきました。

新さん


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#1250 海外研修日記(6)
新さん 1991/10/2 17:47
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9・25(水)

ミュージカル「ブルース・ブラザース」を観る。 映画「ブルースブラザース」のリメイク版だが、映画を越えている。

ま、何が出てきても好きなもんは好きなんだけど。ややこしい話の部分はなしで、ひたすら歌と踊りだけ。満喫しました。

かっこいいの。客も途中から立ち上がって踊ってしまうし、後ろは完全にディスコと化していた。最後の3曲は全員立ち上がって踊りまくり。途中、定番のローハイドはあるし、MCハマーのラップも出てくる騒ぎ。

堪能した。



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#1252 海外研修日記(7)
新さん 1991/10/4 03:28
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10月2日(水)ロンドン

文楽一行と大阪ご一行がどっと入ってきて大騒ぎ。
一週間アクセスできなかった。

おまけにロンドンのアクセスポイントが調子悪くて
郊外のゲートを使っている。

早い者勝ちのプレゼントあり。

新さん

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