■海外研修日記


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#1359 海外研修日記(36)
1991/12/22 01:54
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12月4日 ロスアンジェルス

珍事続発。

NYのホテルを出る際、パスポート、切符が入ったデイパックをロビーに置いてきてしまった。飛行場で気がついた。あわてて電話すると「はい、預かってます。」 

やれやれ。とりあえず予定のLA直行便をキャンセル。シカゴ経由の便を予約してからNYにとって帰す。そのままとんぼ帰りして、予定通り13時、シカゴに発つ。

シカゴ着。吹雪。飛行場につけず1時間上空で旋回。ようやく着いてみると乗り継ぎの便はキャンセルになっていた。やっと取れた次の便は3時間後。やれやれ。

18時、ようやく機上の人となる。吹雪のため滑走路上で2時間待機。食事が出る。映画もやる。でもまだ出ない。ぐっすり寝込んだ頃ようやく離陸。やれやれ。

LAに22時着。よろよろとバッゲージクレームにたどり着く。あらら。いつまでたっても荷物が出ないぞ。2つ預けて1つも来ない。文句言いに行くとコンピューターですぐ調べてくれる。今やバーコードで一発。で、一つはもうとっくに着いているという。なんでなんだよう。俺はこんなに苦労して来てるのに。1つは最終便でNYから来るから、待てという。

ええ、待ちましょ。でもって、NY最終直行便が着いたのが夜の11時半。ない。来ない。どこいったんだよ、ドイツで買ったばっかりのリモワ。また文句いいに行くと、明朝7時半着の荷物便に乗って来るという。こういう時だけはいやにハッキリしてるなあ。まあいいや。しょうがない。じゃ、明日の朝ついたらすぐホテルに配達してよ。ええ、そりゃもうすぐに。やれやれ。長い1日だったなあ。


朝確認の電話を入れてみると、すぐコンピューターでチェックしてくれて、確かに着いている、ホテルにすぐ送る、住所と部屋番号を確認。ハイヤット・ウイルシャーですね。しょうがない、今日は寝て待とう。どうせ、着替えも歯ブラシもないし。会社も今日は休みだ。

あれ、もう昼過ぎなのにまだこない。おかしいぞ。どうしたの。はい、もうとっくに届けました。ダウンタウン・ハイヤットですね。違うって。ウイルシャーBLVDだって。もう何回も、住所、電話、部屋番号を確認してるぞ。はい、すぐ送りなおします。今すぐにデリバリーを出しますから。

で、夕方になってもまだこない。もう、どうなってんだよう。私は電話で、せめて歯ブラシだけでも送って貰えないかと頼んでみた。すぐ調べるという。その晩は夕食の予約があった。昨日NYを出たときのまま、着のみ着のままで食事にでる。勿論電話ですぐ配達しておくように言っておく。もう、1時間おきに電話してるぞ。

食事から帰ってみると、まだ来てない。俺は怒ったぞ。電話してがんがん怒鳴ったら、もう届けました、ホテルに着いてますという。配達伝票もある。ちゃんとエアーポート・ハイヤットに送った。ああ、ああ。飛行場にまた戻っちゃったの。はは、はは。もう、怒る元気もなくなって、今晩中に届けといてね、と電話を切った。やれやれ。

そしたら朝の3時に電話がかかった。荷物が着いた。今部屋に届けるって。ええ、ええ。もうどうにでもして。おお、ようやくついた。立派に傷だらけ、凸凹。ああ、なんと荷物を預けてから46時間後のことであった。

アメリカのコンピューターシステムはすばらしい。800番の無料電話にいつ電話しても、名前と最終到着地をいうだけで、オペレーターが誰であろうと今その荷物がどこにあるのか、たちどころにわかる。

(教訓)しかし、どこにあるかがわかっても、いつ手元に帰ってくるかはわからない。やれやれ。

珍事はまだまだ続く。

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