■復活祭のギリシアへ

先日、妻と二人でギリシアに旅行した。私たちの旅がどんなものかちょっとご紹介しよう。いつもこんな旅をしているんだ。
連休が続き、中三日休むと10日間連続休暇が取れることが解った。そこで急遽ギリシアに行くことにした。決めたのは出発2週間前。切符は格安航空券で取った。後ろの席が空いていたので横になって寝て行った。アテネの飛行場から朝一番のバスで街に出る。TI(ツーリスト・インフォーメーション・センタが開くまで、近所の飯屋で地元の人と同じミルクコーヒーと揚げパンの朝食を取った。TIで只の地図とフェリーの時間表、今月の催し物のパンフレットを貰う。
ホテル探しのために荷物一時預かり所にカバンを預ける。持っている荷物は機内持ち込みサイズのボストンバックひとつだけ。ついでに隣の良さそうな旅行代理店で相談して、サントリーニ島へのフェリーと、ペロポネス半島一周のためのレンタカーを予約する。帰りの飛行機もそこでリコンファームしておいた。


●サントリーニ島の「火の復活祭」

本当は今回はクレタ島に行く予定だったのだが、変更してサントリーニ島にした。今月の催し物を見ると、その週の金曜日から日曜日に掛けて「復活祭」(イースター)でサントリーニ島では特に盛大なお祭りがあるという。そのため、ペロポネス半島を先にしてサントリーニ島を復活祭にあわせて後にした。

島にはどうしても船で行きたかったので、行きを船、帰りを飛行機にした。ここまでは旅行代理店のおばさんとやりとりしながら相談して決めた。おばさんは自分がサントリーニ島のイースターに行けないので随分残念がっていた。おばさん知り合いのペンションを紹介してくれて、イースターの深夜のミサに連れてってくれるよう電話で親切に頼んでくれた。


●アテネの☆☆ 清潔なホテル

ホテルを探しに行く。大体の目星はガイドブックで付けてある。☆☆二つから☆一つが目安である。一泊ツインで朝食付きシャワー付きで二人分で5000円から7000円ぐらいである。これで充分。必ず部屋を見せて貰う。どこでもいやがらずに見せてくれる。内装、ベッド、お湯の出、トイレの流れ具合、窓の外(景色でなく、静かさの確認)をざっと見る。

3軒目に見たホテルにする。☆☆で清潔で気持ちがよい。部屋は簡素でさっぱりしている。TVもミニバーもバスタブもないけど、旅行中のわずかの間だけのことだ、そんなものはいらない。チップを待っているベルボーイもいないし、ドアマンもいない。いるのは気のいいホテルの親父とおかみさんだけ。もう地元の家族の一員になったようだ。


荷物を取ってきて、チェエックイン。近所のお店で簡単に昼食を取ってから、バスで市内観光に出る。貰ってきた地図とバスルートマップが役に立つ。街を見るにはバスと地下鉄で自分の足で歩くのが一番だ。アクロポリス目指して路地裏を歩いていくと裏から登る道がある。家並みの軒をかすめながら山を登る。そこからは町の生活がよく見える。こういうのが良いなあ。


●ギリシアの焼きイカ屋の夫婦

夜はホテルのおやじに聞いたレストランに行く。どこか近所でローカルなレストランはあるかと尋ねると「アー・ユー・ロマンティック・トゥナイト?」と聞かれた。おお、おおワシらは今夜ロマンティックだよ。

教えて貰ったのは路地を奥深く行った変哲もない塀とドアだけの所。ところが塀の中はきれいな中庭と普通の家を改装したブルーのしゃれたレストランだった。中ではギターの流しが恋歌を奏でて唄ってくれる。食事も安くておいしかった。ロマンティックな一夜でありました。


●イカ焼き屋の看板
と、こんな旅をしているのであります。これが自由な路地裏の旅なんだ。

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