グループで旅をする
大勢で賑やかに行く旅も楽しい。しかし、三人、四人連れで旅行すると面倒ごともそれだけ多くなる。旅をすると楽しいことや見て回りたいものがいっぱいある。二人でさえその調整が大変なのに、大勢だともっと難しくなる。

●一緒財布と一部個人旅行

●ダナンの美術館で ベトナム
総勢9名のベトナム旅行。ワイワイと
大騒ぎの旅行であった。この時は山の
中のチャンパの遺跡まで行った。

グループ旅行では「一緒財布と一部個人旅行」路線でいくのがいいだろう。お金の払いは徹底して割り勘にする。

一日の行動は一部個人旅行。何時までは自由、その後みんなで会いましょう、という具合に決めておくのだ。例えば、夜ご飯までは自由行動にしようとか、午後のガイドが付く市内観光だけ一緒にしようとか、ホテルのチェックアウト時間に集合しましょうとか、一日のどこかで一緒の時間を作る。集まった時間はみんなの楽しかった一日の報告会になるだろう。

出張の時でも、例えば得意先への出発は朝の9時、などと決めておく。そうすれば寝たい人はぎりぎりまで寝ていられるし、早起きの人は散歩して朝ご飯を食べてから出発できる。なにも「では朝ご飯は8時半に一緒にね」などと決める必要はないのだ。

●一緒財布

連れとお金をうまくやっていくには「一緒財布」方式が有効だ。新しい国に入る度にいちいち全員がお金の両替をするなんて時間とお金の無駄だ。支払いの度に誰がいくらの定食を頼んだだの、誰がビールを飲んだだのと面倒くさい計算をする必要もない。

最初にまとまったお金を各自同じ額だけ「一緒財布」に入れておく。この一緒財布からは共同のホテル代、交通費、タクシー代、入場料、ピクニック代、食費など共同支出のすべてを支払う。絵はがきやジェラート代など細かい支払いもここに含めてしまおう。だから個人で使う金は、ほぼ自由時間に使うものに限られるだろう。

使ったお金は長い目で見れば旅行の終わりにはみんな均等になっている。たとえ誰かが2、3千円多く使ったところで、このやり方の便利さと費用節約を考えれば安いもんだ。個人のおみやげや買い物は別に自分で出せばよいのだ。「一緒財布」に残ったお金は「山分け」にしてもよいし、最後にぱーっと豪華に食事してしまってもいいし、帰りの空港でおみやげ代にしてしまってもいいのだ。
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