●旅行に必要な書類

旅行に必要な書類は

 ・パスポート
 ・ビザ
 ・クレジットカード

の三種類だけだ。旅行をしようと思い立ったらなにがなんでも先ずこの三つを申請してしまおう。どれも取得するのに思わぬ時間がかかる。どれも一週間から10日以上かかると思っていた方がいい。

クレジットカードも1枚は持っていたい。今や航空券やホテルを予約するにはカード番号が欠かせない。また世界中どこでもキャッシングが出来るのでいざという時にも役に立つ。私は世界中どこでも使えるVISAをおすすめする。申し込み時に旅行の出発日を言うとエクスプレスで作ってくれる。これも意外に時間がかかるのですぐ申し込んでおこう。

●パスポート

日本人がヨーロッパを旅するのに必要な書類はパスポートだけである。皮肉なことに最も真剣にパスポートをチェックされ、税関で厳しく持ち物を検査されるのは成田に帰ってからだろう。今やほとんどのヨーロッパの国境ではただ手を振るだけ。簡単なもんである。頼まないとハンコも押してもらえない。

しかしパスポートだけは何よりも大事だ。荷物全部を失っても、パスポートと現金$100が手元にあればどこでもまず何とかなるだろう。パスポートと現金だけはしっかり管理しておこう。

パスポートは都道府県庁旅券課で発行する。パスポートまで代理店に頼む人はいないだろうが、手続きは単なる書類仕事だから自分でやってしまおう。どっちにせよ、受け取りは本人が行かねばならないので代理店に頼んでも同じことだ。発行には一週間かかる。前もって余裕を見て申請しておくこと。ヴィザを取る場合は更に一週間掛かると見て準備すること。旅の支度はパスポートの申請から始まる。

■パスポートの申請 お役たちサイト

なお、パスポートの期限切れにも気をつけたい。航空券を手配したら念のためパスポートの期限もチェックしておこう。成田のチェックインカウンターでパスポートの期限切れを発見し、泣く泣くハワイ行きを断念した人もいることだし(誰、とは言いませんけどね)。

ただし、彼女の名誉のために申し添えると彼女はちゃんとパスポートを確認したのである。ただ、JuneをJulyと見間違えたのだね。しかし普通パスポートの残りが3ヶ月以上(国によっては6ヶ月以上)ないと入国を拒否されることがある。なので、まあどっちにしてもあぶなかったんだけどね。

●パスポートの紛失

旅行中二番目に最悪のトラブルがパスポートの紛失である。紛失したらすぐ最寄りの大使館か領事館に届け出ること。警察への届け出も忘れずに。パスポートを紛失するときはいくつかのパターンがある。

ホテルの部屋に出しっぱなし:出かけるときに部屋の中にパスポートをそのまま出しておくとまず盗られるだろう。これは外に出しっぱなしにしておいた方が悪い。

パスポートを見せる時:入国審査やチケットカウンター、切符売り場、ホテルのチェックインなどでパスポートを見せたとき、そのまま手に持っていてどこかに置き忘れることもある。たいがい切符やチェックインなどに気を取られているのでパスポートのことまで気が回らない。ちょっとポケットにつっこんでおいたりバッグに放り込んでそのまま忘れてしまうこともある。パスポートが入っていることを忘れているから紛失してもすぐ気が付かない。パスポートを見せたらすぐいつも仕舞っているところに戻しておくこと。パスポートは取り出して見せるだけのもの、と心得よう。いつまでも手に持っていないことが肝心である。

盗まれる:一番多いのはこれかもしれない。スリ、ひったくり、置き引き、など枚挙にいとまがない。これは遭わないようにするしかないのだが対処する方法はある。

パスポートは普段持ち歩かない。持っていないものは盗られない。ホテルにチェックインしたらパスポートや免許証、航空会社やホテルのカードなどはすべてカバンの底にしまって鍵をかけておく。出かけるときはパスポートのコピーだけ財布に入れておく。パスポートはカバンの底にしまってカバンに鍵をかけて忘れてしまう。これが一番だ。


パスポートと現金は腹巻きに入れて常に携行せよと、どのガイドブックにも書いてある。だがよっぽど治安が良くないところを除けば、無くしたくないものはなるべく持ち歩かない方が安全だと思う。パスポートを常に持ち歩くことほど危険なことはない。

●重要書類はコピーを取る

パスポートやカードを紛失したとき、コピーがあると随分助かる。必ずコピーを取っておくこと。

パスポートの写真が貼ってあるページ、クレジットカード、航空券、免許証そのほか財布に入っているものを全てコピー機に乗せて3枚コピーを取っておく。

コピーは貴重品袋、カバンの底、自宅などに分散保存しておく。パスポートのコピーは、自転車を借りたりホテルでパスポートを預けたりするときに代用できるので便利だ。普段パスポートは奥深くしまい込んでおいて、コピーをすぐ出せるようにしておけばよい。通常ホテルなどではコピーで充分用が足りるはずだ。

コピーの一枚は必ず留守宅に置いておく。全てをなくしてもこのコピーをファックスしてもらえば何とかなることが多い。ま、なくさないにこしたことはないんだけどね。

●無くして困るものは持って行かない

ただし一番いいのは何にも持っていかないことだ。くれぐれもいつも日本で使っている財布をそのまま持って行かないこと。国内銀行のキャッシュカード、デパートのカード、定期、カラオケのメンバーズカード、領収書の束など日本でしか使えないものは海外に持って行ってもしようがない。かえって無くしたとき面倒だ。無くして困るものは持って行かないこと。

旅行用の薄い財布を用意し、クレジットカード(私はVISAとAMEXの二枚だけ。どちらか一枚でも大丈夫なのだが)と当座の一日分のお金(非常用、$100札一枚。これは小さく折り畳んで隠しておく。これに助けられたことは何度もある)、メインバッグの鍵(紐をつけておくといい)だけを入れておく。旅行中はこれだけで十分である。


旅行中使うのはクレジットカードと現金だけである。カードは1枚あれば用が足りる。現金は一日分の現地通貨と隠し金だけである。

もう一つの貴重品袋(私は良く目立つ黄色の、ジッパーが3つ付いた整理袋を使っている)には、FFP(マイレージ・サービス)のカード、保険のカード、各種割引カード、車を借りるのに必要な国際免許証と国内の免許証、予備の一万円(日本に帰ってからの家にたどり着くまでの隠し金)、自宅の鍵、テレカ、日本円の残りなど頻繁に使わないものを入れてバッグの奥にに仕舞っておく。飛行機の切符もここにいれておく。旅行中頻繁に使わないもの、日本に帰ってからしか使わないものは全て一緒にしてカバンの底にしまって忘れてしまう。それがなくさない一番の方法だ。
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