五色台・栗林公園・屋島
2003.3.31
ここ2.3年この時期4.5日ツーリングに出かけるのが恒例になっていて、今年もそのつもりでいましたが、3月半ばに家族に急病人が出て、看病のため家を空けることが出来なくなりました。月末近くになり病状がようやく少し落ちついてきたので、当初の予定を変更し強行日程で、念願の四国は高松に行って来ました。
3月30日(日)24時30分神戸発高松行きの、加藤汽船のジャンボフエリーで高松入りします。当日は何ヵ所か寄り道したいところがあるので、9時45分自宅を出ます。フエリー乗り場の手前に日本一短い国道174号線、187メートルがあります。乗り場に17時頃着いてしまい、予定の24時30分発の始発便まで7時間以上もあるので、自転車を駐輪して三宮まで徒歩で行き、暇をつぶします。夕食は、南京街を散策しながら、露天で済ませます。船は定刻に高松へ向け出航です。他に学生風の3人連れがマウンテンバイクで乗船します。ここまでの今日の走行キロは60KMです。
海は波も無く穏やかなのか、揺れはほとんどなく、定刻4時10分高松港に入航です。まだ外は暗く肌寒いようなので、待合室で明るくなるまで待ち、その間にすぐ近くのコンビニで朝食を買い求め、待合室で腹ごしらえをします。神戸、高松港とも始発便が出航した後は4時30分頃まで待合室が閉鎖されますので、始発便で来たようなわけです。
6時30分ようやく明るくなって来たので、最初の目的地、五色台に向かいます。フエリー乗り場前の道路を右に走り、最初の橋のところを右折します。左折は屋島の標識があり、時間があれば行って見たい所です。琴平電鉄の踏み切りを渡ったところから、県道16号線を走ります。ゆっくり、ゆっくり5ヶ月ぶりの感触を楽しみながらの走行です。長袖のインナーに半そでジャージ、その上からウインドブレーカーを着用ですが、以外と暖かい朝です。
走り始めて1時間15分の所の三叉路、下笠居小学校の信号を左折し、県道180号に入ります。フエリー乗り場から11.8キロ地点です、ここからは登りが始まります。下笠居小学校から2.4キロあたりの自販機でボトルにお茶を補給します。そこからすぐの所の広場で、休憩を兼ねてウィンドブレーカを脱ぎ、トイレを借ります。左下には穏やかな海が見えますが、生憎と春霞に隠れてぼんやりとしか見えません。8時35分、出発してから15.5キロ地点で、82番札所根香寺(ねごろじ)の標識があるので、お参りをするために立ち寄ることに、納経帳を持って来なかったのが悔やまれます。平日だからでしょうか、参拝のお遍路さんもほとんどいなく、閑散として静かです。10分ほどで根香寺を後にし、2キロほど走ったあたりで、何組か遍路さんにお会いし、その内のお二人にお接待の真似事をさせて頂きました。

82番札所 根香寺 82番札所 根香寺
根香寺から2.5キロほどで坂出市に入り、ようやく頂上かと思いきや、しばらく緩やかなアップダウンが続きます。頂上付近に五色台スカイラインの標識があるが、有料道路のようなので、自転車は通行可能か分からないので直進し、180号を白峰寺の方へと進む。左手に自衛隊の演習場、射撃場を見ながら、ゆっくり下りを楽しみます。根香寺から8キロほどで白峰寺が右手に見える、門前に駐輪し、参拝します。ここは先ほどの根香寺よりもかなり広い境内です、ここも前の根香寺と同様参拝のお遍路さんは10人ほどでした。

81番札所 白峰寺 霞に煙る工業地帯
両側にみかん畑を見、左手には春霞にけむる瀬戸大橋を見、のどかな風景の下りを楽しみます。下からは、固定ギヤの輪選手と思しき人が登って来ます。下り終えたところから、路線は県道16号に替わったようです。ほとんど車が通らない快適な道を、春の暖かい日差しを受け高松市内に向け走ります。途中先ほどの固定ギヤの人に追い越され、11時20分亀水町弓弦羽(ゆずりは)で「手打ちうどん」の看板につられて昼食にします。店は「なんばら」。民家風の店の中に入ると、「なにしましょう」と聞かれ、初めてなんですがと言うと、一玉と二玉の2種類だけですと言われ、二玉を注文すると、店の人が手際良く作ってくださいました。出し汁の味が少し薄い気もするが、テンプラを2個入れて食べると、ちょうど良い味になり、美味しく頂きました。料金は、二玉で350円テンプラ2個で100円合計450円、讃岐うどん初体験です。
うどん店の少し先にある、コンビニでバナナと、ゼリーのキャンディを買い求め走りはじめますが、どうも先ほどから、フロントのディレイラーの調子が悪く、スムースに変速出来ないのが気になります。10分ほど走ると、朝180号線から見えた県営球場あったので、海を見ながらしばらく休むことに、さらに10分ほどで、下笠井小学校です。ここの区間一回りで約38キロで、時刻は12時25分です。朝来た道を引き返し、調子の悪いディレイラーを調整してもらいたく自転車さんを探す。琴平電鉄の高松築港近くのアーケードの架かる大きな商店街に入り、一軒の自転車屋さんで調整して貰うことに、しかしこの店は町乗り車専門の店のようで、調整はできないと言われ、どこかにプロショップが無いかと訪ねると、角を曲がったところに一軒あると教えていただき訪ねることに。「コジマ」と言う店です、調整をお願いする事にして、若いご主人と話をしていると、なんと言う偶然か、高松在住のO氏が良く利用する店らしいです。今年の乗り始めで注油もしてなかったのを見かねて、注油までして頂き料金も受けとって頂けませんでした、ありがとうございました。おかげさまで変速時のストレスも解消出来ました。
まだ時間も早いので、栗林公園に行くことに、「コジマ」さんからは2キロ程です、栗林公園の中は手入れの行き届いた松が整然と並んでいます。ちょうど松の手入れをしていた人に樹齢を聞くと、どれも200年以上もたっているとの事でした、桜は少し咲き始めていて3分咲きと言うところでしょうか。隣接の動物園は、閉園が近いようです。まだ時間があるので、屋島に向けて走ります。

なんばらうどん店 栗林公園 しだれ桜
高松競輪場を右に見、屋島大橋を渡り、屋島西小学校のあたりから、頂上に向かいますが、途中20%以上の登りがあり押しながら進むが、階段などがあり、地元の人に聞くと自転車は置いていったほうが良いと言われ、立ち木にワイヤーの付いた鍵で留めて行きます。30分ほどで登れるというのでゆっくり登ります。地元の人の散歩コースなのか何人かに出会い、一人のお遍路さんと出会いしばらくお話をお聞きします。石川県から来られて、あと1日で結願と言っておられました。30日で廻られたということです。別れ際にここでもお接待をさせて頂きました、お気をつけて無事満願をお迎え下さい。17時15分84番札所「屋島寺」に到着です。登った道を自転車のところまで戻り、少しの距離ですが20%以上の坂道を一気に下ります。

手入れの行き届いた栗林公園の松 84番札所 屋島寺
0時30分発のフエリーまで時間があるので、市内に戻り銭湯を探すことに、国道11号を市内に向かい一軒の銭湯で汗を流し、銭湯の前のお好み焼きやで、ビールと焼きそばで夕食にします、食事中に雨が降ってきますが、そんなに雨脚は強くなく、道路が濡れる程でもないので安心です。19時45分フエリー乗り場到着。20時の神戸行きに乗れるのだが、4時30分まで神戸の待合室が閉まるので、予定とおり0時30分発に乗船します。ターミナルの玄関で一人の若いツーリストがMTBを輪行袋に納めていたので、話を聞く。彼は福井県は若狭から来て、6日間で四国一周して来たそうです。24時頃少し雨脚が強くなって来たので、神戸も雨だろうと思い、豊中の自宅まで自走は無理だろうと判断し、急遽輪行に変更し、就航まで30分ですが、彼に手伝ってもらい、なんとか出航に間に合います。強行日程だったので疲れから、乗船して神戸入航までぐっすり眠りました。やはり神戸も強くは無いですが雨模様です、輪行で帰ってきて正解でした。連絡バスで三宮まで行き、JRで帰る彼と分かれ、阪神電車、地下鉄と乗り継ぎ6時30分帰宅です。今回は強行日程で、少々疲れ気味ですが、春ののどかな1日をすごせて満足です。
1日目走行キロ 60キロ
2日目走行キロ 82.8キロ 合計142.8キロ