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なんちゃってピッツ |
■How to "DEKOPANE"Airplane
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義父がダイカスト製のピッツスペシャルを持ってきた。 最初は飛ばすのが難しそうな形だなぁ…くらいにしか考えていなかったのだが…。 ある時面白いWEBサイトを発見し、自分にも製作出来るのではないかと思い始めた。 それがデコパネとの出会いであった。デコパネとは看板やポップ等に使用する発泡製のデコレーションパネルの事。 カッターで容易に切断でき、軽くて比較的丈夫なので、紙飛行機のようなラジコンが製作できるらしいのだ。 早速ホームセンターでデコパネを購入しCADで図面を引き、見よう見まねで製作してみる事とした。 左の写真が出力した図面を購入したデコパネに貼り付けたところだ。 この後、カッターで切り出し作業。 (真ん中の黒いものはピント合わせに置いたレンズキャップ) |
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切り出したデコパネを仮組みしてみる。 この時点で強度不足の箇所や、寸法違い等を考察しつつ、モーター等の積載位置を決める。 両面テープや、セロハンテープを駆使し、メカを仮積みし、おおよその重心も決めておく。 細かい重心あわせ、バッテリーで出来るようにしておくのが後で困らないコツだ…と後に解かった。 動翼はグラステープをヒンジ代わりに使うが、この時点では塗装前なのでセロハンテープで仮留め。 弱そうな箇所や、補強の必要そうな箇所に切り出したデコパネを接着し、強度を確保しておく。 仮組みの結果、結構弱い事が判明し、当初はヒノキ棒で行う予定だったメインフレームをホゾに変更した。 上記のサイトの製作法は非常に理に叶っており、軽量化も出来る優れた方法だと気が付いた。 この段階で、キャノピー位置や色分け位置等を決め下書きした後に図面の紙を剥がしておく。 剥がした後に一度分解し、角部分や翼端をサンドペーパーで丸く整形しておく。 抵抗が減りそうな形を心がけて気削る。 |
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モーターマウントをヒノキ棒で製作し仮留めする。位置関係がわかるので、車輪も仮留めして位置に補強をする。 主翼を返への字に折った部分に1mmのカーボンロッドを接着してスパーにすると強度が確保できる。 必要に応じて水平尾翼にもカーボン補強を施しておくと後が楽だろう。 写真はモデルとなったダイカスト製のピッツだ。 寸法は実測し、3倍に拡大してある。スパンは600mm程になり、重量は250g前後。 |
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全体に塗装を施す。 ラッカー系の塗料だと溶けてしまうので、水性の万能スプレーを使用した。 余り厚塗りすると重くなるので、必要に応じて仕上げると良いだろう。 動翼部分はグラステープを貼るが、サンドペーパーで荒らしておくとつきやすく剥がれ難くなるようだ。 メカ類はベルクロを両面テープで貼り、要所に受信機やアンプを装着する。 サーボ類は接着せずに、サーボの筐体にセロハンテープを貼り、そこにグラステープを貼って本体に固定する。 場所によっては両面テープで固定。 |
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テスト飛行を行い、重心位置が決まったら各所に補強用のテープを貼ったり、不具合を修正する。 この機体はラダーとエレベータの効きが悪く、巻き込みを感じたので、尾翼周りを10%程拡大した。 これによって飛行は見違える程安定し、離着陸も楽にこなせるようになった。 横方向の安定性は非常に心もとないが、アクロバット機が見本なのでコロコロ感は仕方がないだろう。 エルロンは非常によく効き、上下に設定したのは正解だったようだ。 上下が同時に動く様子は実機の様で面白い。 |
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お手軽デコパネ機も何度も飛行させて墜落やハードランディングを繰り返す度にへこたれてくる そんな時には、発泡スチロール様の接着剤で修理しテープで固定する。 しかし、修理するうちにだんだんと重くなったり、全体が微妙に曲がってくるのは否めない。 部分的に新パーツを切り出して組みなおすか、いっそのこと新造するほうが早い時もある。 |
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墜落で割れたモーターブラケット。 機体よりも高価なパーツ類が壊れるときもある。なんとなく理不尽に感じる一瞬だ。 硬い箇所に衝撃があってもデコパネは大丈夫なようで、マウントがグラグラになる程度の損傷な場合が多い。 エポキシや瞬間接着剤で現場修理が出来、墜落20分後には再飛行という場合もある。非常にタフなのだ。 |
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それでもいつかは致命的な損傷をこうむる時もある。 そんなときは迷わずに廃機して新造し、気になっていた点を改良すればよいだろう。 メカ類はベルクロやテープ貼りなので、時間をかけずに完全分解し、デコパネのみ捨てられる。 捨てる前に弱い箇所にチェックを入れて、次回の機体に補強を反映させる事を忘れずに行いたい。 そうすれば、作るたびノウハウも身につき、飛ぶ機体が出来やすくなり、壊れにくくなるだろう。 デコパネ機だから出来る紙飛行機感覚のRCプレーン。 これは一寸やめられない世界ですぞ。 |