■ 猫を飼い始めて、今年で13年目になる。
犬との付き合いの方が、まだまだ長い。たまねこの家庭では、たまねこが生まれる前から、さまざまな動物を飼育していた。
ミニ動物園状態で生活していたせいか、たまねこにとって動物たちは、いつも一緒にいるのが当たり前の存在であった。
特に犬は、幼少時のたまねこにとって、良き遊び相手になってくれた。
たまねこの家では、いろいろな動物を飼っていたけれど、「これだけはどうも苦手」「飼いたくない」と思っていた動物がいた。
■ それは猫である。ハッキリ言ってキライだった。
猫を飼っている人も好きではなかった。人の家の庭に勝手に入り込んで荒らしたり、、犬や鳥にちょっかいを出したりするイタズラ者で、手招きしても逃げていく無愛想者・・・ それが猫に対するイメージであった。それに、子供時代のたまねこの友達は、みんな犬を飼っていたし、”猫を飼っている”という人はいなかった。
”猫がいる”という人は、たいてい農家か、野良猫に餌付けしている人ぐらいなものであった。(田舎なんて、そんなもんだよ。)
■ たまねこは大型犬が好きである。
しかし、都会のペット禁止マンションで飼うのには無理があり、あきらめた。
そこで、仕方なく、外見が犬のような猫を飼うことにした。それが”ルソーの父”である、初代猫ミロ君である。
ペットショップからやって来た時は、人馴れするのに3日掛かった子だが、犬と同様にしつけをした。すると、「お手」や「お座り」だけでなく、人間の言葉や行動を真似するのではないか!? あれほどIQの高い猫には、もうお目には掛かれないと思うが、「猫は犬に劣る」と信じていたたまねこは、深く深く反省した。
そんなわけで、初代猫ミロ君が”お見合い”をして、”子返し”でやって来たルソーと、諸事情により、後から引き取ったカンディンスキーの子孫に囲まれ、猫三昧の生活を送ることになるとは・・・
(でも、それだけ、猫は魅力ある動物だということだな。)
■ でも、そうなってくると、気になることもある。
まず、犬に比べて、猫の地位は、まだまだ低いということだ。
猫を飼う人は、犬を飼う人に比べて、消極的な理由で飼っていることが多い。(たまねこもそうだったが・・・)
”放し飼いの猫”が外でどんな危険にさらされているか、”飼い主”は、よーく考えたことがあるだろうか?
他人に迷惑をかけていないと言い切れるだろうか?
「猫のことだから仕方ないじゃないの?」と思う人も多いだろうけど、犬同様に、人間が管理して、守ってあげなければ、猫はいつまでたっても犬より地位の低い扱いを受けることになるのではないだろうか?
猫もウサギもしつけは可能だ。環境を整えてあげれば、室内飼いの方が安全で、ストレスもたまらずに暮らすことができる。(公園の砂場をトイレにしてはダメだ!)
各家庭で、愛情を持って、きちんと飼うことができれば、不幸なホームレス猫はいなくなるはずである。
そんな猫たちを増やさないためにも、猫の”飼い主”は、もっともっと猫のことを勉強して、猫のイメージアップを計り、地位向上に努めようではないか。
■ たまねこが、そう強く願っているのは、他でもない、旅の行動範囲を広げて、内容をさらに充実させたいからである。
「ペット泊まれる宿泊施設」というタイトルの本を見つけると、つい目を通してしまうのだが、”ペット大歓迎”と謳っていても、実際はそうでないホテル・旅館も多い。記事を見て問い合わせてみても、”猫はお断り”なのである。
理由を尋ねると、大半は「猫を泊めたことがないから」「規則だから」、あるいは「小型犬のみOKだから」という答えが返ってくる。
しつけができていても、猫や大型犬はダメ!なのだ。(使役犬は大型犬が多いと思うが・・・?)
大きさが同じでも、猫は小型犬と比べものにならないくらい、低い位置付けがされている。
それもこれも、一般の人たちの猫に対するイメージの悪さが起因しているのだと、たまねこは考える。
■ しかし、なんと言っても、たまねこが残念に思うことは”猫=飼いやすい=捨てやすい”と勘違いしている不届き者の飼い主が多いという現実である。
確かに、犬と比べて、住宅事情が多少悪くても飼うことはできる。
(4畳半の木造アパートで、暖房代わりに猫を飼っている人は、今時いないだろうが・・・)
だからと言って、いい加減で無責任な飼い方をしても許されるなんて思っちゃいけないゾ!とたまねこは声を大にして言いたい。(聞こえますか?)
■ 仮に、たまねこが本物のねこだったとしてこんな奴に飼われたくないと思うタイプの1つに、
「雑種はイヤだけど、純血種がタダでもらえるならかってみたい」「うちは子供は○人いて、生活に余裕がないので、タダで血統書付きの猫が欲しい」
・・・・要するに、見栄は張りたいけれど、猫にお金をかけるのはバカバカしいと考えている人たち。残飯や、質の悪い安物のフードを与えて、病気になったらポイすればいいと考えている人が多すぎる。
もう1つ、イヤだにゃーと思うタイプに、無責任な”なんちゃって飼い主”? 外猫を飼っていて、近所から苦情がでたら、「あれはもともと野良猫だから、うちとは関係ない」と言い放ったりする。
地域猫として、その地域で見守られている猫なら、まだ安心だけど、フン害などが引き金となって、虐待されるケースもあるわけだし。マナーやルールを無視した悪い飼い主のおかげで、悪者扱いされる猫もたくさんいるのではないか?
■ 昔に比べたら、猫の地位も向上したと思うけれど
飼い主が猫に対して、誤った認識を持っている限り、不幸な猫たちは増え続けるだろう。
”純血種がいるから、雑種が捨てられる”という考え方をする人たちもいるけれど、そうじゃない。純血種も雑種も中身は同じ。生きていれば、病気もするし、年も取る。
お金が掛かって、手が掛かるのは、どちらも同じではないか。
たまねこは、たまたま、初めて飼った猫がグリーン・アイのペルシャで以来、その魅力に取りつかれてしまい、今日に至っている。種類や性別を問わず、どんな猫でも、それぞれ個性があり、愛着を感じるものだ。
長所もあれば短所もある。
■ ちなみに、ルソーたち(ペルシャ猫のゴールデン&シルバー)は、シャム猫のような大声を出したり、アメショーのように走り回ったりはしない。(例外もいることはいるが・・・)
妙に聞き分けが良くて、ちょっとした芸もできる。
しかし、扱いやすい反面、日常の手入れが一苦労だ、毎日欠かさずコーミング、月に1〜2回のシャンプーetc.
ペルシャは、人間がグルーミングしてあげることによって初めて、健康と美しさを保つことのできる猫なのだ。
たまねこは、猫をキレイにすることに生き甲斐?を感じている。(換毛期には、こっちが毛玉を吐きたい!とおもうこともあるが。)
たまねこにとっては、愛すべき猫たちであるが、本物の猫好きにとっては、拍子抜けするほど猫らしくない猫かもしれない。
なぜなら、ルソーたちは常に集団行動をとり、最大の弱点は”孤独に耐えられない”ことだからである。
でも、こんなお座敷猫が、巷ではもの凄い勢いで増殖しているのではないだろうか?
(そう思うのは、たまねこだけだったりして・・・)
ここまで読んじゃった人、お疲れ様でした。
たまねこのプロフィール
| ・年齢 | 港北ニュータウン居住者の平均年齢と同じ |
| ・性別 | とりあえず♀ |
| ・その他 | 今まで数多くの動物を育ててきたが失敗も数多い |
そんな理由から、物は試しに
「愛玩動物飼養管理士」
の資格を取ってみた。
(役にたつのだろうか?試しに相談してみて。)
”ペット”という言葉はキライである。