エンジン腰上交換

1号は15,000キロ走行で、特に問題は無かったのですが、1号の腰上を全交換し、2号の腰上へと流用するつもりで実施しました。
中古(約15,000キロ)で購入した2号のエンジンは、以前ピストンリングのみ交換してみたのですが、音が大きいのと、なんとなく嫌な音がするので、そのうち腰上を全交換しようと考えており、前述のようなドミノ移植を行うこととしました。

1号開腹
画像の上側がリア側です。中央に見えるのが、クランクシャフトとコンロッドです。その右側がリードバルブが付く場所です。腰上(シリンダー&ピストン)交換のついでに、リードバルブも交換しました。
画像の状態は、ガスケットの残骸を取り除いた状態です。一番手間がかかるのが、このガスケットのカスを除去する作業で、エンジン内部にカスが入らないように注意しながら、スクレーパーで削り落とします。クランクケースにゴミが入らないよう、不織布のウエス等を詰めて作業します。
新旧ピストン
ピストンには側面にまでオイルとカーボンの混ざったものが、こびりついてました。ただ、ピストンヘッドの状態(焼け具合)は、それほど悪くはありませんでした。
シリンダーヘッド
ヘッドには、カーボンが「つらら」のような状態でくっついてました。また、画像のようにカーボンがびっしり付いてましたので、キャブクリーナー等をかけて、ウエスで擦って取りました。
画像上部に、半分だけヘッドガスケットが見えてます。(^_^;)
シリンダーヘッドは交換する必要が無いので、掃除してそのまま使います。
シリンダー
シリンダーは、外部は錆びてますが、これは仕方ありません。
画像では見えませんが、排気ポートの角(上辺の両端)の部分に、相当量のカーボンが付着していました。
1号はアイドリングも好調で、やや焼け気味なぐらい良く回る状態でしたが、開けてみて排気ポートを見たときには、その好調さが疑問になる程の状態でした。
ピストン側面へのオイルかすの付着といい、好調さが嘘のような状態です。エンジンって、もっとデリケートかと思ってましたが、案外丈夫なんですね。(笑)
それにしても、2ストロークのシリンダーってのは、かなり複雑な形状してます。吸気経路は正に複雑怪奇な形状です。、
新旧シリンダー
さすがに新品のシリンダーはピカピカしてて、気持ち良いです。(笑)
なお、このページの画像全般で、左半分がボケ気味なのは、この作業のときに、レンズを触ってしまったからです。後で見たら指紋が付いてました。(^_^;)
交換パーツ類
ハサミの下にあるのが、外したリードバルブ、その左が新品のリードバルブ。その下がリードバルブのガスケット(2枚)。
中央の赤ラベルがスタッドボルト(2本)、その下がベースガスケット、白い箱に赤ラベルはピストンリングのセットです。

交換した部品は、シリンダー、ピストン、ピストンリング、ピストンピン、スモールエンドベアリング、ピストンクリップ、リードバルブ、各ガスケットとなっています。シリンダーが高いので、総額で16,000円ぐらいになると思います。
パーツ代だけで済んでるから良いですが、バイク屋に頼むと結構高くなりそうですね。(^_^;)
全部で4時間ぐらいの作業でした。慣れないと、更に時間がかかると思います。

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