特集 ショッピングセンター伝説
今回紹介するうわさの概要は、こんな内容です。「現代奇談」 都市伝説101夜からの引用です。この中で、犯罪にまつわる伝説の中のショッピングセンター伝説と名づけられています。今回の特集のタイトルをどうしようかと迷っていたのですが、ここのサイトの命名にしたがって、ショッピングセンター伝説としましょう。現代奇談の管理人:ひろしさまありがとうございます。
| ある女性が6歳の娘といっしょに大型ショッピングセンターに買い物に行った。買い物の最中、娘はトイレに行きたいと言い出したのだが、母親はバーゲンセールに気を取られていてそれどころではない。「もう大きいんだから、一人で行けるよね?」そう言うと彼女は娘のことは忘れ、買い物に夢中になった |
このページでこの話を扱ったのは、福岡にお住まいの会員の方のメールが最初です。
私は福岡県に住んでいます。最近気になることがありました。私は西日本新聞を購読しているのですが、こういう記事があったのです。
6月17日朝刊 西日本新聞 「続く反響残した教訓は?」「春日市のデマ騒動」 「女児が乱暴され重傷を負ったらしい。」一片の情報が先日、春日市を中心に駆け巡り、波紋を広げた。取材の結果、デマであることが判明。自体を収拾するために、記事(13日付)を掲載した。しかし、今度は「本 当にデマなの」「事実だと信じて疑わなかったのに」など問い合わせが殺到。(略) 父親と買い物に来ていた小学女児がディスカウントストアのトイレで中学生に乱暴され、重傷を負った」という内容。うわさや口コミとして広がった。
このうわさは3月頃から広まり始めたとされていますが、私はこれとほとんど同じ話を実際にあった事として2月に読みました。この話はもしや都市伝説化しているのではないですか?共通するキーワードは「女児(関東版は幼稚園児)がディスカウントストアのトイレで」(実際にはそれぞれの地域に実在する店名)「中学生もしくは高校生に」「箒・モップの柄で乱暴され」「子宮破裂の重傷を負って病院に運ばれた。」 (99/6/24記載)
というものです。これに続いて、東京近郊の別の会員の方から、次のようなメールをいただきました。
ディスカウントストアーの都市伝説について、別の方から(Bさんとしておきます)情報をいただきました。現在の話ではなく、数年前にあったこととして・・・
1.記憶が定かでないのですが、女の子(小2、と言ってたような)が、東急すすきの店だったか、たまプラーザ店だったかの駐車場で、異常者に乱暴されて、子宮破裂の重症を負った、というものでした。もうひとつ別の話も一緒に聞いたと記憶しています。誘拐とかそんなふうな、子供が連れ去られて行方がわからない、というような話だったように、おぼろげに記憶しています。もしかするとそっちが駐車場だったかもしれません。
2.聞いたのは、これがかなり前で、2年くらい前じゃないかと思います。ひょっとするともっと前かもしれない。
3.教えてくれたのは、同じマンションに住む、男の子がふたりいる専業主婦の奥さんです。
4.1にも書いたように、ディスカウントショップではありません。駐車場、というふうに記憶していますが、1でも書いたようにこれが別の話と交錯している可能性はありますので、トイレだったのかもしれません。忘れてしまった。店自体は普通に一般の人が利用している有名店です。すすきの店だったか、たまプラーザ店だったかで、店の特徴はずいぶん違いますが。
書いていて気づきましたが、わたしが聞いたのは、ディスカウント伝説と、ディズニーランド伝説の見事な抱き合わせですね。子持ちの親を震え上がらせ、誰かに言わずにはいられない気持ちにさせるのに、このふたつのパタンは、まさに、原型と言うにふさわしいものだと思います(99/6/29記載)
新しい都市伝説に出会ったらブルンバンに戻るとたいていが見つかるからおもしろいものです。ただ誤解されたくないのは、ブルンバンの話が日本に紹介されて流布されたというのではないということです。世界中で同じような社会環境に私たちがおかれたときに、同じような話が生み出されていくと考えたいのです。
ディスカウントストアといえば、アメリカではKマートが有名である。日本のダイクマなどの大規模なもので、ショッピングモールの中にあったり、独立して広大な駐車場をもっていたりする。ディスカウントストアーやデパートのトイレでの誘拐未遂事件、これは例のディズニーランドと同じ仕掛けの話しだが、ブルンバァンの「メキシコからきたペット」新宿書房pp.154-164に詳しく3種類ほど紹介されている。また、同じくブルンバァンの「チョーキングドーベルマン」新宿書房のpp.112-125にも詳しく紹介されている。こちらでは、誘拐未遂の話以外に、幼児の男の子がペニスを切り落とされる話が数種類紹介されている。私たちが今問題にしているのとは対称的な話しではある。ただそこで紹介されている話は、1975年に採集されたものだ。一部を紹介しよう。「たしか10年ほど前の1965年頃−わたしが18歳の頃だった−と思いますが、ある小さな白人の男の子に関する話を聞いたことがあります。その子は母親と一緒にKマートへ買い物に行き、おしっこがしたくなったんです。そこで母親は初めて、自分と共に女性用の化粧室に行く代わりに、その子一人で男性用の化粧室を使わせに行かせようと思ったんです。その子はとても長いことそこへ入ったまま出てこなかったのでね母親は心配になって、ある紳士に中へ入ってどうなっているか見てきてほしいと頼みました。そして彼らは小さな男のがペニスを切り取られて、血の海で倒れているのを見つけたのです。その後彼らは、三人の黒人少年たちがポケットに血だらけの・・後略・・・」(pp.116-117) (99/6/30記載)
Kマートができたのが1963年、話を採集したのが65年ということになります。西日本新聞がとりあげたディスカウントショップの開店はいつだったのでしょうか。それからしばらくして、ある新聞社の方から次のような話を紹介いただきました。
この話から、SC(Shopping Center)というものの特殊な位置に興味をもちました。この種のうわさの場合には、地方に新しくできたショッピングセンターが舞台になるということです。もちろん今度の長崎の事件もショッピングセンターの駐車場ということですから、事実として犯罪の場所となりやすいのだとは思います。今回の特集のきっかけになったのは、会員の方から北国新聞の8月13日にこんな記事があると教えていただいたからです。
この記事のショッピングモールも99年にできたもので福山と同じようにいくつもの映画館が併設されているものでした。ここでは、このうわさが、子供を持つ親たちに一種の「警告」になっているようです。じつは、今回の長崎事件では、次のような意見が多いようです。福岡に住む新しい会員の方からのメールです。地名などは変更しています。
また別の会員の方から次のような指摘がありました。
北国新聞の記事は、2チャンネルにもスレッドがたっていることも、この会員の方から教えていただきました。なかなかおもしろい話題がでていました。その中で登場した類似のうわさが流れた場所をまとめてくれた方がいますのでそれを引用しておきます。じつに広い範囲に広がっていることがわかります。
この中におもしろい発言がありました。多分こんな不安をみんなが共有しているから、このうわさにリアリティをあたえているのでしょうね。
301 :名無しさん@4周年 :03/08/15 06:58 ID:yGU5+TfY
2年ぐらい前に末娘が迷子になった。その都市伝説を信じてた自分は、必死で探した。もちろん迷子センターにも届けて・・
あまりのあわてように、お偉いさん(?)が出てきて
「今まで、迷子で見つからなかったお子さんはいませんよ」と
「噂はあくまでも噂です、本当だったら警察沙汰でしょう」と
若いやつに諭された。恥ずかしかった。
2時間後、娘は妻と姉といっしょにやってきた。
妻曰く「ゴメン、ゴメン、すぐ見つかったんだけど、パレード見てて
パパ捜しちゃたよ」・・唖然。
おまけに子供たちは俺が迷子になったと思ってる。
もう、2度と行かん。
同じようなうわさを聞いたならば、ぜひお知らせください。