うわさの日記vol.6

99/5/30 おとといのテレビで、「ナイナイがどこぞで集まるように指示」というのが携帯電話で流れていて、何百人が集まったと述べていた。もちろん朝のワイドショーです。当分は、携帯や電子メールを使って、いろいろなバージョンがながれるのでしょうね。いたずらといえば、おもしろいサイトを教えてもらいました。いたずらが好きな人は一読の価値があります。もっとも自分の周囲にそんな人がいないことを喜ぶべきでしょう。

99/5/24 今日は、旬なうわさを紹介します。紹介者は、みーこさん。ありがとうございます。なんといっても今日24日午前零時までのうわさなのですから。もちろん、ザ・鉄腕!!DASHは、公式に否定しています。公式ページは、http://www.ntv.co.jp/dash/ です。トップページにちゃんと否定してあります。こんなメールを受け取っても、絶対に転送するのはやめましょうね。ここで書かれていることが、どのくらいすごいことかは、ちょっと計算をすると分かります。あなたが最初の発信者だと想定して、3人にメールを送ったとしましょう。たった3人にしか送らないのです。さて、つぎの3人が、それぞれ3人に送ったとします。2代目で9人になります。ついで、その9人が、さらに3人ずつにだすと、27人になります。まだまだ大したことはないと考えているのでしょう。次が、81人、次が243人、次が729人。まだまだ大したことはなさそうです。さらに2187、6561、19683人、59049人と、10代目でこんなに増えてしまいます。このような不要なメールがネットワークを大量に流れると負荷が馬鹿にならなくなるのです。ましてや、メーリングリストなどにのせてしまったら、目もあてられない悲惨な事態を招くのです。ということで、絶対にやめましょう。というのが公式的な見解です。さてさて前置きが長くなりましたが、

> ・・・99/05/19 08:46

> ・・・宛先(To): ******/******

> ・・・ AB C子 (****業務部)

> ・・・“E-mailは、どこまでひろがるか”

> ・・・NTV系列で、日曜7時から放送中の、ザ・鉄腕!!DASH。

> ・・・そのなかで、今回の企画が始まりました。

> ・・・1週間で、E-mailはどこまでひろがるのか。

> ・・・このメールをできるだけ多くの人たちにまわしてください。

> ・・・5月24日午前0時までに、どこまでひろがるのか。

> ・・・このメールは、城島チーム発信です。

> ・・・今回の企画は、6月6日放送予定です。

というものです。記録達成のためのチェーン・メールです。これらのチェーンメールの矛盾は、どこまで広がったのかを測定する方法がないということでしょう。チェーンメールが広がるとすごいことになるのは分かっていただけたと思いますが、しかし肝心なことがあります。それは、上記のようなメールが、つねにチェーンメールになるわけではないということです。大きなチェーンメールになるためには、受け取った人が次の人に送らなければならないということです。「できるだけ多くの人に送って」と書いてあるから広がるのではないのです。受け取った人が「送りたい」とさせられるから「送る」のです。だから受け取った人に、自分のコピーを多数の人に送らせるメカニズムがチェーンメールには組み込まれているのです。チェーンメールとは、自分自身のコピーを再生産させることを目的としたメールのことなのです。自己のコピーを人間に作らせるために、人々の不安を利用(不幸の手紙)したり、幸運を求める気持ち(幸福の手紙)を利用したり、善意を利用したり、罪悪感を利用したり、さまざま気持ちを利用して、自分の複製を作らせるのです。うわさは、伝えたい「情報」を広めることに目的があるのですが、チェーンメールは、自分の分身を世界中に広めることに目的があるのです。「ザ・鉄腕!!DASH」のひたむきな「チャレンジ」精神が、このケースではうまく利用されているのでしょうね。このチェーンメールでは、「女性」が圧倒的に多いのは、この番組視聴者に女性が多かったからなのかもしれませんね。24日の午前零時まで、あと数時間を残すだけです。どこまで広がるのか・・(冗談)

99/5/13 研究室でなにげなく手に取った最新の社会学評論に「うわさ否定行動の意図せざる結果」籠谷和弘さんという東京工業大学の博士課程の方の論文があった。東工大とはなつかしい限りである。社会工学のご出身なのだろうか。論文の内容については、少々僕には難解だ。実証データのない数理モデルは敬して遠ざけていたからだ。結論部分は、とても分かりやすく納得のできる内容だ。一度論文の説明をしてほしいと思った。

99/5/10 今日は、ひさびさの「ノストラダムスに踊る人々研究会」を行った。しかし、全員の共通した認識は、7月が近づくのに「盛り上がり」にかけているというものだった。次回の調査は6月の半ばに行うことは決めたのだが、「ノストラダムス」よりは、「世紀末」の方が受けるのではないかという、なんとも節操のない結論に落ち着きそうだ。しかし、つまらない考えにこだわるよりは、変わり身の早さも大事という気もする。

99/5/8 GWは風邪をひいてしまった。風邪をひどくした原因は、IBMのVIA VOICEにある。GWに音声入力がどの程度なのかを知りたいと思い購入したのだった。しかし、使うためには、300もの文章を「自然」な発声で吹き込まねばならないのだ。300と馬鹿にしてはいけない。というのは、ひとつの文章は、いくつかのセンテンスから構成されている上に、コンピュータが適切に理解するまで、何回も繰り返さねばならないのだ。それにマイクに向かって余分な息を吹きかけないように、一段落と次の段落の間、なぜか呼吸を止めてしまうために、苦しいのだ。そんなこんなで、しっかりと風邪を引いてしまった。さて、利用した印象だが、ごくごく初期のワープロ、特に一太郎に出会ったときの感覚といったらいいのではないだろうか。あの当時確かに画期的な変換効率であったが、実際に仕事に使うとなったら色々と使う上での工夫をした。ちゃんとした工夫をしないと変換結果は悲惨なものになった。それと同じように、発声方法、音声スイッチの使い方、間の取り方、などなど全然マスターしていないけれど、それなりの要領を獲得すると、ひょっとして使えるかなという感じなのである。日記のような日常的な文章ならば、特殊な言葉を使わない限り、スムーズに文章化できるからすごいものである。また、音声でコンピュータを動かすのは快感である。「終了」というとフォールダーがすっとしまったり、電卓というと電卓が画面に登場したり、次世代のコンピュータを感じさせます。自分の声でしかうまく動かないというのも嬉しいものです。

99/5/7 やっと5月に入ってテレホーダイが使えるようになりました。なぜすぐにつかえないのでしょうね。NTTらしい仕事の仕方だと思います。うわさについてすっかりご無沙汰です。誰かホットなうわさをメールしてください。

99/4/25 あたらしく「うわさ研究の現在」というページを追加しました。このページは、うわさに関係した調査について論文や報告書を入手しだいおしらせするためのものです。どうぞ、こんな研究をしているとか、こんな報告書があるぞということがありましたら、ぜひ教えてください。「うわさとニュースの研究会」ですから、あまりテーマは狭く考えなくてよいと思います。

99/4/23  やっと授業の方も落ち着いてきました。今日は嬉しいニュース。立命館大学の稲葉先生が「都市伝説98」という報告書を送ってくださりました。内容は「ドラエモンの最終回(仮)」その伝播過程を検証する−というものです。とても素晴らしい内容です。うわさ研究はやはり軽さがいいですね。

99/4/9 引っ越しのため右往左往していました。引っ越しをして困ったことは、テレホーダイが使えるようになるのに1ヶ月かかるということです。4月一杯は気を使いながらインターネットをしなければなりません。それに、ビデオどりも中断してしまった。もっとも、安室事件をワイドショーはたった4−5日で終了させてしまった。安室復帰に全面協力なのだろう。


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