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占星術で頻出する代表的な用語とその意味のコーナーです。 鑑定を受けたみなさまから、用語についての質問が 時々ありますので、よく使われるものをこちらに掲載します。 尚、参考資料は「占星術百科」(原書房)、 「Stargazer for Windowsではじめるパソコン占星学」小曽根秋男(技術評論社)、 「占星術のシクミがわかる本」松村潔(シャングリラプレス)です。 ☆★ホロスコープ図形と占星術記号はこちらから★☆ 獣帯 Zodiac 獣帯は、12のサイン 牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座 から成る「帯」である。 この帯は黄道(星を背景にした面に地球の軌道が描く想像上の線)から南北にそれぞれ8〜9度の幅を持つと言われる。今から数千年前に、これらの星座の名称をもとに獣帯が名付けられた。 獣帯にはサイデリアル方式とトロピカル方式があり、現代の占星術家の大半はトロピカル方式を用いている。 サイン Sign 黄道を12等分した30度幅のホロスコープ上の領域を指す。 牡羊座、牡牛座・・といった星座と訳されることが多い。 男性サインと女性サイン サインの性別は、もともと奇数を男性、偶数を女性とするピタゴラス学説によって決められた。 男性サインは活動的で外向的な傾向を持ち、女性サインは内向的な傾向を持つ。 ◆男性サイン(奇数星座) ・・・牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座 ◆女性サイン(偶数星座) ・・・牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座 エレメント Elements サインは4つのエレメント(火、地、風、水)と3つのクオリティ(カーディナル、ミュータブル、フィクスド)という主なカテゴリーに分類される。 占星術でいう元素は、古代ギリシャ哲学の元素からきている。 それは、固体(地)、液体(水)、気体(風)、エネルギー(火)という4つの 分類体系が世界を形作っていると考えられた。 古代人がこれら4エレメントに基づいて人間を分析したとき、肉体は土を思わせ、 感情と情緒は水、思考は風、火はみなぎる活力を思わせた。 占星術が古代ギリシャで体系化されつつあったとき、この心理システムは12サインに当てはめられ、4つの分類法が生まれた。 つまり、牡羊座、獅子座、射手座の火の3サイン(エネルギー)、 牡牛座、乙女座、山羊座の地の3サイン(実際性)、 双子座、天秤座、水瓶座の風の3サイン(知性)、 蟹座、蠍座、魚座の水の3サイン(感情)である。 ハウス Houses ホロスコープを12個の部屋に分け、それぞれに意味が与えられている。 アセンダントから左まわりに、1〜12に分割される。 アセンダント(上昇星座) Ascendant 上昇星座(Rising Sign)とも呼ばれる。 ホロスコープを作る際に、その作成の対象となる時刻に、東の地平線から 昇ってくるサインを指す。 出生図におけるアセンダントはその人の人格キャラクターに大きな影響を及ぼす。 また外見的な特徴を与えるとも言われている。 太陽、月、アセンダントがわかれば、その人のおおまかなキャラクターの 印象がわかる可能性が高い。 MC(南中点) 10ハウスのカスプの起点。 努力によって到達する限界ともいわれる。 職業や社会的な立場や方向性などに関連する。 ディセンダント Descendant 第7ハウスのカスプで、アセンダントの反対側(西の地平線)にあたる。 対人や他人に関係する地点。 IC 4ハウスのカスプの起点。 家庭や家系的なルーツ、集合無意識などに関係。 MCの反対側にあたるので、MCが社会とすると、ICは家庭や土地に根付いた バックグラウンドなどを表す。 カスプ Cusp 1、サインをその前のサインから分ける境界線。 太陽が蟹座から出て、獅子座に入る直前に生まれた人は、「獅子座のカスプ上」 あるいは、「蟹座と獅子座のカスプ上」という。 カスプ上に生まれた人は、両方のサインの特徴を示すといわれる。 2、ハウスをその前のハウスから分ける境界線。 ある人の第7ハウスが牡羊座の10度で始まり、牡牛座の13度 で終わるとすると、その人の第7ハウスのカスプは牡羊座の10度にあるという ふうに言う。 アスペクト Aspect 占星術チャートのさまざまな点同士の角度の関係。 主なアスペクトには、コンジャンクション(0度)、セクスタイル(60度) スクエア(90度)トライン(120度)オポジション(180度)がある。 これら以外にもマイナーなアスペクトがある。 コンジャンクション Conjunction ふたつの惑星が非常に接近するアスペクト。(0度) エネルギーはとても強い。 このアスペクトの影響は本人はたいてい無自覚であるのが特徴。 関わる惑星次第で好ましくもなり、悪くもなる。 オポジション Oposition 惑星間のアスペクトが180度のこと。 困難を表すハードアスペクトのひとつ。 正反対の側の天体と互いに影響力を及ぼし合う。 緊張、努力、ときに引き合いを示す。 困難ではあるが、その惑星間は活発化する。 スクエア Square ホロスコープの2点間に形成される90度のアスペクトを指す。 ハード・アスペクトの中で最も困難とされるが、それに関わる惑星によって大きく異なる。 対立しあう不調和なアスペクト。 たとえば、土星と火星のスクエアを持っていると、あるときは、土星側に肩入れして 安全志向・自制となるが、あるときは、火星側に肩入れして積極的・衝動的になったりと、2つの間で緊張と葛藤が常にあるような状態になりやすい。 困難であることに違いないがうまく使えば、この活性化から創造性や自己の成長にもなるので、いちがいに悪いとはいえないというのが、最近の考え方。 トライン Trine ホロスコープ上の2点間に形成される120度のアスペクト。 調和のとれたソフトなアスペクト。伝統的に幸運とされている。 セクスタイル Sextile ホロスコープの2点間に形成される60度のアスペクト。 伝統的に有利なアスペクトとみなされる。 同じソフトアスペクトの120度と比べると機敏さや器用さを イメージさせるアスペクト。 インコンジャンクト Inconjunct(別名クィンカンクス) 150度のアスペクト。 調整、訓練に関係。縛りあうことから、能力を磨くうえでは 苦しいけれどメリットも高いといわれる。 相性などでは腐れ縁的に長い関係になりやすいとの説もある。 ノー・アスペクト アスペクトを作らない天体をそう呼ぶ。 その天体はたいてい孤立して働く。 弱くなるか、あるいは逆に過剰補償で強くなるかどちらかになりやすい。 Tスクエア T square ホロスコープ上で3個以上の惑星がT字型を形成しているもの。 つまり、オポジション惑星に対して、スクエアを形成している場合。 困難なアスペクトだが、強力な作用を及ぼす。 うまくのりきれば、かえって強い性格を与える。 グランドクロス Grand Cross 90度のアスペクトで4つ以上の惑星が十字形を作っている状態のアスペクト。 かなり強いアスペクトで一般的には困難が多いとされる。 使いこなすと強力な作用を及ぼすので、成功した人のホロスコープによくみられる。 グランドトライン Grand Trine 120度のアスペクトが3天体間にできて、三角形を作っているアスペクト。 3つが調和的に働くので、幸運のアスペクト。 カイト Kite グランドトラインの惑星のひとつと第4の惑星が向かいあって、同時にその惑星が 残り2つの惑星と60度を形成する。 凧のような形からカイトという。 グランドトラインが幸運をもたらす反面、人格発展に試練を与えないがそこに4番目の星が加わることによって、挑戦と緊張の要素が入り、力強くグランドトラインのエネルギーを解き放つことができるといわれている。 ミスティック・レクタングル Mystic Rectangle ふたつのトラインがふたつのセクスタイルでつながれている形のアスペクト。 応用能力や強い生産性に関係し、仕事能力などで役立つといわれている。 ミスティックという名の通り、神秘性に関係する場合もある。 支配星 (ルーラー) Ruler 占星術で支配星とは、惑星と獣帯のサインとの関連のことで、それぞれの惑星が単数あるいは複数のサインを「支配する」と考える。 天王星、海王星、冥王星が発見される以前の伝統的な占星術では、 太陽が獅子座を、月が蟹座を、水星が乙女座と双子座を、金星が牡牛座と天秤座を、火星が牡羊座と蠍座を、木星が射手座と魚座を、土星が山羊座と水瓶座を支配すると考えた。 天王星発見以降は、天王星は水瓶座を、海王星は魚座を冥王星は蠍座を支配すると 定めた。 出生図 Natal Chart 、Birth Chart 出生した瞬間の惑星配置図。 出生図(ネイタルチャート)という表現は個人の誕生図をさすときにのみ使われる。 エレベーション Elevation 地平線より上にある天体の角距離。 出生図でエレベートしている惑星、 中でもMC近くと10ハウスにある惑星は、チャート全体に強い影響を及ぼすと いわれる。 逆行 Retrograde 逆行(ラテン語の後退するが語源)とは、惑星が見かけ上軌道上で逆戻りする動きをいう。 出生図での逆行惑星については、あまり重要視されてはいないようだ。 (影響が遅れて表れるとか、意識よりも潜在意識に影響を与えるなど) しかし、トランジットの場合は、割合重視される。 通過している惑星が逆行しているときは、その惑星に関連した活動を差し控えるというもの。 例として、水星の逆行の場合は、反省や瞑想などの内的活動には有効だが、旅行や契約などの重要な決定には凶であると考えられている。 春分点 Vernal Point Vernalはラテン語で春を意味し、星を背景にして見たとき、春分の時に太陽が来る位置をいう。 占星術では春分点を獣帯の起点(牡羊座0度)と定めるため、春分は特に重要な意味をもっている。 トランジット Transit 天上を通過していく惑星。 あるいは、 出生図に対して、現在運行している惑星が通過するときの表現。 未来予測として、トランジット法が使われる。 惑星があるサインやハウスを通過するときもトランジットという。 プログレッション Progressions 未来予測法のひとつ。 トランジット法が外的な状態を示すのに対し、プログレッション法では、 その人の内的な展開や関心の変化などを示す。 トランジットは外的な影響や環境、プログレッションでは個人的な内的変化の予測に 使われる。 プログレス惑星=進行の惑星。日本語では進行法と訳されたりする。 ホラリー占星術 Horary Astrology 質問が発せられた瞬間のホロスコープを作って、その質問に対する答えを 読みとる占星術。(具体的質問に向くので、タロット的) 失せ物探しなど、何か出来事が起こった後での質問に有効。 それに対して、エレクショナル占星術は、あらかじめ日時を選ぶような 質問に有効。(結婚式の日はいつが良いか?など。) ハーモニック Harmonics 円をさまざまな整数に分割し、それらと占星チャートの円との関わりについて 研究する占星術のひとつ。 イギリスの占星術研究家ジョン・アディが確立した。 以前は計算が困難だったが、コンピューターで計算できる現在はまた ハーモニックに注目している人も増えているかもしれない。 (私は適職を見る際に、ハーモニック7や8を参考にすることもあります) サビアンシンボル Sabian Symbols 1900年代の初めにある女性チャネラーが各度数から浮かび上がるイメージを 言葉にしたものを、占星術研究家のマーク・エドモンド・ジョーンズと ディーン・ルディアが理論的に整理し、意味づけをしたもの。 牡羊座から魚座までの360個の度数すべてに、詩的で象徴的な言葉を与えた。 比較的新しい体系だが、有効性が高く、研究している占星術師も多い。 ●小惑星と感受点 ドラゴンヘッドとドラゴンテール North Node &South Node ノース・ノード(別名ドラゴンヘッド)は カルマを示す点といわれ、ノース・ノードが今世での目指したい地点や 発展性を示す領域、サウス・ノード(ドラゴンテール)が前世でしていたことや、 すでに持っている才能などを表す。 人間関係の結合やつながりを示すともいわれる。 これらは惑星ではなく、いわゆる天の赤道と交わる想像上の点。 食の計算などにもちいる。 パート・オブ・フォーチュン Part of Fortune 幸運を示す点。 ヴァーテックス Vertex 宿命的に定められた点。(自己の自由意志で変えることのできない点) ジュノー Juno 小惑星のひとつ。太陽のまわりを4年4か月強の公転周期で回っている。 象徴は、権利の主張に関係。特に男女間の法的関係についての争いごとなどに 関係しやすい。結婚における女性の権利主張など。 ベスタ Vesta 小惑星のひとつ。ローマ神話のかまどの女神ウェスタから名付けられ 献身的な仕事を象徴する。 義務、犠牲、制限などを象徴する。 キロン Chiron 小惑星のひとつ。軌道は土星より遠く周期50年。 ギリシャ名ケイローンで、異例の優しさと能力を持ち、たくさんの人々を 助けたといわれている。 象徴は芸術、医術、予言、教師の星・・など。 占星術関係者には、このキロンが、MCやアセンダント近くにあるとか、 強いアスペクトを持っているとも言われている。 セレス Ceres 小惑星のひとつ。ローマ神話の豊穣の女神デメテルにちなんで命名された。 象徴は慈しみ、発展、育てること。 パラス Pallas 小惑星のひとつ。ギリシャの女神アテナにちなんで付けられた。 象徴は調和、純粋な愛、創造的な知恵など。 リリス Lilith 月の軌道の遠地点。性的な魅力のポイント。 潜在意識に、ある種の刺激を与えるポイントともされる。 |