就職の季節ですね。

春というと就職の季節。初めて社会人になる方は、期待と不安で何かと緊張することが多いと思います。学生さんなら、初めてアルバイトを始めると、多くの発見や苦労があるかもしれません。そして5月になると、一定の人が毎年辞めたくなったり実際辞めてしまうなどの現象も。電車など春は大混雑なのに、5月の終わり頃から人の量が落ちついてきたりしますよね。
今思うと、若い時は元気なのでエネルギー満々なのだけど、その分悩むエネルギーも大きいので、不安定度が大きく、大変な時代です。
このエッセイを書こうと思って、就職、仕事ということで、自分を振り返ってみました。アルバイトも含めるとずいぶんといろいろ仕事をした私。数だけは多いのです。数が多い=忍耐力のなさを露呈しているようでどうかと思ったこともあるのですが、(事実、性格的に飽きっぽく忍耐力がないのは事実。特に若い時は顕著でした)15〜20年ほど前はバブルの時代だったこともあり、内容のこだわりさえなければ、仕事はいくらでもあったのです。 合わなくてすぐ辞めてしまったもの(バイトですが)は、思い出せないものもあるのですが、記憶のあるところで思い出してみると・・

初めての仕事のことは印象強いのでよく覚えています。レストランのウェイトレスのバイトでした。 本当は高校生の頃、近所のパン屋さんでバイトをしたかったのですが、親に学生は勉強すべきということで反対され、それでもそのお店に雇ってもらえないか聞きにいったところ、今はちょうど募集していない、ということで、あきらめたということがありました。
勤労意欲という意味では、自分の場合は10代が一番高かった気がします。
牡羊座の人や牡羊座に主要天体がある人は、おそらく早く働きたいと思う人が多いはずです。何でもいいから、とりあえず働いて自分の自由になるお金が得たい、みたいなところがあるのです。
それで、短大に入ってからバイトばかりしていました。ウェイトレス、お菓子など食品関係の販売、各種キャンペーンの販売、某ハンバーガー店での販売(これはすぐ辞めた)、デパートのレジなど学生の頃は短期でも可能なサービス業がほとんどですが。
その後、専門学校に行っていた頃も空いている時間はたいてい働いていました。絵の専門学校時代は、それに関係したところということで、画材屋さんで働いていました。そこは美術系の人で同年代の人か少し年上の人が多くて、仕事をしながらもおしゃべりの社交場になっていて楽しかったです。また、おしゃれなキッチン用品などの生活雑貨店で働き、その頃は、結婚したらこんなおしゃれな食器をそろえて・・・などあれこれ考えて夢見る少女でした。
当時は、デザイン会社に見習いからもぐりこみたいと思って、会社を回ったのですが、いろいろな理由で採用されませんでした。たいていは、体力がないとやっていけないところだよ、と業界の現状を説明され、あなたの場合は趣味にしているほうが幸せ、のような感じの理由で不採用。その当時は、ショックでしたが、やはり私の性格や体力のなさを見抜かれていたわけで、後になって思えば正解だったのだと思います。
その他、洋服の販売(デザイナーズブランドブームの頃はハウスマヌカンという言葉が流行った記憶が)、営業事務、限りなく秘書に近い一般事務、インターネット関係の営業、映画の取材などの仕事を、正社員だったり、契約社員だったりしながら働いていました。
今は考えられないのですが、エネルギーがあったので、昼間働いているにもかかわらず、夜は別のバイトをするという二重生活をしていたこともあったのです。昼間働き、夜は家でイラストの仕事をしていた時期も。昼も夜も働いていたのは、合計3年ほどですが、私にそんなエネルギーがあるなんて、見た目からはとうてい想像がつかないことではないかと思います。今の私から見ても、20代の私は別人のようにさえ思えるのです。

なんて多忙な・・・ やっぱり牡羊座は活動宮。すべて実体験によって自分が納得する、ということで失敗は数限りないし、(言えないことだらけです)飽きっぽいというか、腰を落ち着けないというか、見切りが早いので、働いていても常に転職チェックをしていて、今よりよい所はないかな〜と、会社訪問をしょっちゅうしていたように思います。いかに現状に満足していなくて、ふらふらしていたかという証拠ですね。(また、私のような性格の人間には、そんなことが可能な時代だったのです。)

振り返ると、一番楽しかったのは、映画の取材でした。外国人俳優、女優さんが新作映画のためにプロモーション来日するとマスコミに記者会見します。その模様を写真と文章でまとめて、インターネットの映画ページを作るという仕事です。ネットがまだ一般化していなかったので、私のような正体不明のような人間でも、どさくさに紛れて仕事ができてしまったのです。(とはいえ一応会社員でした)その頃は、今以上に映画にはまっていたので、本当に刺激的でこれほどワクワクするものはなかったです。大人気の頃のレオナルド・ディカプリオ、ブラピ、他有名俳優、女優さんの実物を見ることができて、スターのオーラがいかに一般人と違うかということも、そのときわかったことでした。

本来体力がないのに、(でも気持ちだけは、やる気いっぱい)20代を働き詰めだったせいか、(しかも旅行に行ったり、休みの日は遊ぶなど休息もなかったとは!自分でも驚き)30代前半に体調を崩し、毎日電車に乗ることができなくなり、自分の体調ペースにあった仕事しかできなくなりました。体調を崩さなければ、今のように占い関係の仕事はしていなかったかもしれません。占いは私にとっては幼少時から身近すぎて空気のようなもので、好きでしたが、憧れることもなく、仕事になるとも思えず、まったく想定外でしたから。天の計画だったのでしょうか。今は良かったと思っています。

牡羊座前半生まれは、30歳ぐらいまでは仕事が定まりにくいと占星術的には言われますが、自分の場合もそのとおりでしたね。何しろ、牡羊座的に、この世に不慣れなんですから、無駄な動きも多いわけです。もちろん、もっと安定感があって、しっかりしている人もいますけど。
私のように柔軟宮が強く、月も火星も牡羊座となれば、不安定な人生です。よく言えば、自分が飽きてしまわないように、刺激的なこと、おもしろいことも経験できますが。
あるときから、自分の身のほどを知り、変えられない自分なんだと納得することができましたが、それまでは、若いから元気だけど悩みはすごく多かったです。

会社組織、また小人数のところでも、働いていて悩みごととなりやすいのは人間関係。どこへ行っても人間関係の悩みというか、バランスをとることは、誰にとっても難しいことではないかと思います。
仕事そのものが自分に合っていても、人間関係が原因で働けなくなることもありますしね。
私も心底疲れたこともありましたし、こんな人が世の中にはいたのか!と驚いたことも多くて。 (人にびっくり!は、占いを始めたらもっと増えましたが、そのときにはもう驚かなくなっていました。) 20代のときに、間接的、直接的にたくさんの人を見たり、関わったりしたことが、結局今の仕事に役立っています。当時は転職が多い自分は、問題ではないかと自分にあきれていたこともあったのですが、今思えばすべて意味がありました。(今でも憧れるのは、一つのことをやり続ける職人のような仕事。会社勤めなら極力転職しないで実績を作ること。ないものねだりですが)

けれど、何をやるにも、健康あってのことなので、みなさまも本当に身体は大事にして下さい。
病気から教えられたり、転機になることも多いので、病気が悪いものと言えない面があるのですが、痛いとか苦しいのはやっぱりつらいので、健康一番です。
そして仕事でストレスがあったら、それをただおしゃべりするだけでも、気軽に話せる相手がいると助かると思います。人それぞれ、自分にあったストレス解消法があると思うので、それがわかるとずいぶんラクになります。
もし平均寿命まで生きられれば、人生、案外いろいろなことができると思いますし、何かをやり続ければそれなりの形にはなると思います。若い方はあせらずに、やりたいことを悔いなくやってくださいね!

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