Y Grimm (グリム兄)

1785年1月4日
ドイツ、ハーナウ

<四元素>
火=1 地=2 風=5 水=2

風が過剰です。知性・情報を扱うことが日常。分析・思考力の発達。
知識・情報を扱う仕事への適性。

<活動区分>
活=5 不=3 柔=2
外向性が高く、活動的。

<外向性(男)、内向性(女)>
男=6 女=4

<星のキーワード>

★義務をまっとうすることで力を手に入れようとする。社会的な価値観と評価を重視。自分の個人的感情よりは、社会的価値を重視する傾向。

★他人に対しては八方美人的なところがあるので、自分がたいして興味をもっていない人でも相手から要求されたら応えようとする。バランスのとれた美しい生活を好む。

★オーガナイザーとして有能。精神的な事柄を、抽象的なまま理解できる知性。

★信念に基づいて行動する。他者への大らかな態度。

★他人の心理に共感できる力。仕事は断れずについ何でも引き受けてしまうので、人助けのために常に多忙になる傾向。

★将来の地道な予定をたて、そのとおりに実行しようと努力する。自分自身の主張はあまりださない方。無意識に個を抑圧する傾向があり、社会のためには、自分も他人も我慢させようとするところがある。

★天王星が蟹座、海王星が天秤座、冥王星が水瓶座の世代・・・家族関係、人間関係についての過大な期待と興味。これら人間関係について、ユニークな新しい形態を考え出したい気持ち。

<ホロスコープの特徴>

山羊座にある太陽と土星がとても強く、また水瓶座に星が過剰です。
なんとも、まじめでちょっと冷たい感じの印象です。
木星が魚座で月が天秤座ですので、感情が冷たいというわけではなく、いわゆる大人としての社交性はありますが。
堅物的なタイプの教師や学者という色が濃厚のホロスコープに思いました。
太陽と月がスクエア(90度)ですので、自分の個人的感情はあまり外に出さない人です。知性である水星のアスペクトはやはり強く、土星と合、冥王星とも合になっています。
これは知性や情報を長く継続的にコツコツとしつこいくらいに続ける姿勢、こだわりを表しています。

私がとても驚いたのは、各星のサビアンシンボルがあまりにも言い当てているほどピッタリだったことです。
まず基本である太陽は「病院の子供病棟がおもちゃでいっぱいになっている」・・・
これは、広大な視野をもっている人で、子供たちの将来や後続する世代の環境をもう一度見直すようにするというもの。
今までのやり方を見直し、子供の教育、福祉などに労力を傾ける姿なのです。ドイツの神秘主義者、シュタイナーもこの度数の流れになるのです。

そして、行動を表す火星のサビアンは、「未亡人の過去が明るみに出される」・・・
この言葉ではなんだろう?という感じですがこの意味は、ある周期とか、ある生活のサイクルが終了して、次の新しい生活が始まったときに、 かつて未解決だった問題があらためて復活してくる。 
新しい見方のなかで、難問を片づけねばならない。古代の知恵を現代にもちこんだときに発生する諸問題を現実の生き方にあわせて、いろいろ調整しようとする意志を表すのです。
グリムはまさにこのようなことを実践していたのではないでしょうか。

木星のサビアンでは、国への奉仕という、自分の利益をこえた聖職者的態度で、その研究に望んでいた姿が浮かび上がってきました。
そして、生まれてから年をとっても本人にとって長いテーマになりやすい土星のサビアンは、「高価な東洋の絨毯がたくさんおいてある店」・・・この意味は、社会の伝統に目を向け始め、世俗的な社会や伝統、風習の中にすばらしい価値が眠っている ことに気がつく・・ということ。
いかなる高度なことも実はこの日常にある。絨毯は人の手で長い時間をかけて織られ、できあがったあとは多くの人がその上を歩く。
ごく平凡な日常的な生活の地盤の中に、いつもは気づかなかった優れた、努力の跡が見える・・。
それは「名もなき平凡なおじさん、おばさんの知恵のなかに、もっとも優れたものがある」という考え方に近いものがある。というようなテーマに終生こだわったわけです。

海王星のサビアンからは、規則的な生活リズムを巧妙に利用して優れた業績や研究をする人という言葉がありました。
おそらくそのような人であったと思われます。

太陽と天王星はオポジション(180度)の位置をとっており、これは心の中に壮大で革新的なビジョンをもっていた人と思われます。自分には特有の誰にもまねできない使命や目的があると信じているのです。
これは余談ですが、月と海王星の合からは幼少期はデリケートな子供であったことが推察されます。
金星のアスペクトがほとんどないのが多少淋しい感じです。快楽や華やかさ、芸術的なもの、女性には縁が薄かったかと思われます。
とにかく、山羊座の太陽と土星、水瓶座の水星と冥王星が強いのでまさに、国、社会の発展・改善に使命を感じ、研究・勉学に貢献した人といえると思います。
月と海王星が天秤座であったことが、閉鎖的な学者になるのではなく、外向的手腕を感じさせます。

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