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W Grimm(グリム兄弟の弟)
1786年2月24日
ドイツ、ハーナウ
<四元素>
火=1 地=1 風=6 水=2
兄と同じく風が過剰です。知性・情報を扱うことが日常。分析・思考力の発達。
知識・情報を扱う仕事への適性。
<活動区分>
活=4 不=4 柔=2
兄とほぼ同じです。外向性とともに継続力もある。
<外向性(男)、内向性(女)>
男=7 女=3
<星のキーワード>
★純粋な魂の実現に憧れる。基本的には同情心があついが道徳的価値にしばられない面も持ち合わせる。
★複数のことを同時にこなせる器用さ。常に移動する仕事につくと満足感を得やすい。
★新しいことを実践する能力が高い。チャレンジ精神旺盛。やや話を大げさにする傾向もある。
★オーガナイザーとして有能。精神的な事柄を、抽象的なまま理解できる知性。
★普遍性に対しての思い入れが強い。確信のあることについては譲らない。友人の願いにはできるだけ応えようとする。
★天王星が蟹座、海王星が天秤座、冥王星が水瓶座の世代・・・家族関係、人間関係についての過大な期待と興味。
これら人間関係について、ユニークな新しい形態を考え出したい気持ち。
<ホロスコープの特徴>
お兄さんとは年が1歳しか違わないので、トランスサタニアン(外惑星)である天王星、海王星、冥王星は同じ星座にあるので、世代傾向は同じです。
また水星と金星もお兄さんと同じく水瓶座であるので、知性の方向や研究姿勢は共通しています。やはり、兄と協力して、同じ学問研究に力を注いだという姿が浮かび上がってきます。
それでは相違点について見てみましょう。
まず目についたのが魚座の太陽と金星は水瓶座ですが合であること。
これは、とても親しみやすい明るいキャラクターを表します。太陽も魚ですから、ソフトな雰囲気を持った人物かと想像します。
そしてこの太陽のサビアンは「海の霧に包まれた岩場に横たわる大きな十字架が、一条の光によって輝く」・・・
なんともキラキラとしたイメージですね。
これは個人の生き方に忠実であるため、それが社会や一部の共同体からは受け入れられない場合がある(十字架)。
しかしそんななかで、バックアップしてくれる力がある。
十字架からは奉仕・犠牲という意味もとれ、やはり世の中のために身を捧げたような人柄が感じられる。
弟さんの方が星同士のアスペクトが多く、にぎやかな感じですので、お兄さんの一貫性、シンプルな感じとは違って、研究対象は同じでも、その生活にはずいぶんな違いがあったように思われます。
弟さんもお兄さんと同じく、水星-土星、および水星-冥王星が合ですので、研究、勉学に対する忍耐力とこだわりが強いのは同じです。
少し違うのは文筆関連の水星のサビアンを見てみると、「山火事が、水、化学薬品、また体力の限りをつくして鎮圧される」となっています。
これは、ささいなことが原因でパニック状況が引き起こされる。
あるいはときに隠していたことが暴かれて、予測もつかない派手な状況に発展していく・・これらの事態に対して全力で取り組まなければならなくなる・・そんな早急な事態解決能力がこの人物には発達してくることを暗示。
民話の採集等をしている課程で、いろんな問題もあったかと思われます。
そんな時に人々の気持ちを鎮め、事を荒立てないように先回りしたり、解決に当たっていたのは弟さんだったのではないでしょうか。案外、大変な役回りをしていたようですね。
また、火星のサビアンからも似たような暗示があり、どこかに引っ越したときに、その土地の人々の保守的な態度に出会ったりする経験が多くなる。
町や村のなかでの住民エゴとの戦い・・というものがありました。
学問として、まとめる前の段階がとても大変だったのだろう・・と推測されます。
弟さんは現場での役まわりが多かったのでしょうか。今でいうところの営業、現場取材ですかね。
しかし、弟さんは明るく天衣無縫なタイプですからそれほど苦にしていたようではないようです。それは牡羊座にある木星からもうかがえました。
火星のアスペクトは土星、海王星、冥王星ともすべてトライン(120度)で、度を越えないエネルギッシュさ。業績を残す仕事をするには誰もが欲しいアスペクトです。
月や木星をはじめとして、海王星とのアスペクトがとても多いので、非常に多くの理想をもった方であることはまちがいありません。
強烈なユートピア指向というほど、高い理想がありロマンチストでした。
とにかく弟さんは星のアスペクトが多く、ひとつひとつの解説をしていくと長くなってしまうので、主なもののみで省略いたしましたが、このようなホロスコープは見る側としては非常におもしろみが感じられます。
複合的にいろいろな面を持っている人ともいえるわけです。理想が高い分だけ、気持ち的には不満などもあったようですし。
奥様またはお母様は、比較的伝統的な古風なタイプの女性だったようです。
ともあれ、さまざまなタイプの人々と知り合う人間関係にもまれる中で、彼が学んだり得たものは多かったようです。
それが象徴的だったのは、土星のサビアンが「広大な階段に異なったタイプの人々が立っている」です。
グリムはもともと地位の高い階級の人だったのでしょうが、民衆とふれあう中であらゆる考えのあらゆる個人がいる、ということを身を持って知り、彼の中で公平な視点、意識を獲得したのではないでしょうか。
常識的には通じ合えることがないような人々と共感することもあるということ。
平等でありながらも、人によって対応は変えなければならない・・
しかし立場が違っても普遍的なものがあるということ。
そしてまたそれを彼は後世に残したかった。
そんな客観的な理解への到達があった・・・。
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