Lucy M Montgomery 
モンゴメリ(「赤毛のアン」の作者)

1874年11月30日
カナダ、P.E.I

<四元素>
火=4 地=2 風=3 水=1

精神性を重視し、チャレンジ精神のある人。
知識や情報をほどよく活用できる。

<活動区分>
活=3 不=4 柔=3
ほぼバランスがとれているので特にコメントはなし。

<外向性(男)、内向性(女)>
男=7 女=3

<星のキーワード>

★細かいことが気になるので、精神的には疲れやすい。感情をそのまま表現することに恥ずかしさを感じる傾向。

★深く関わった事柄、相手との中では自分の考えを大きく変化させることがある。
しかしそれ以外では方針を変化させることが難しい。
自分の考え方で他人に影響を与える。

★公平でフランクでありたい気持ち。(特に恋愛感)
自分の自由と同様、他人の自由も大切にしたい。自然に親しむことを好む。

★精神的な価値観を重要視する。何かを知る行為を通じて自分を新しく形作りたい欲求。

★対人関係のトラブルに巻き込まれやすい。不正なめに合っている人を見過ごせない。

★協力者から社会性を学ぶことが多い。ある程度似た人が周囲に集まる傾向もある。

★自分流の生き方が基本になる。しかし普遍性に対しての思い入れは強い。
確信のあることについては、それを貫く姿勢。友達に協力的。

★自分なりの人生観や個性を貫きたい。

★牡羊座が海王星の世代・・・新世界の建築を夢みた世代。
新しいことの開拓、発明に対する期待。
純粋な直感力を重視。役に立たない観念に憧れる人も多かった。

★牡牛座が冥王星の世代・・・感覚への依存。粘り強い持久力。芸術・美しいものへの優れたセンスと嗜好。

<ホロスコープの特徴>

まず月と金星でモンゴメリの人柄を想像すると、金星は射手座にあり、とてもフランクで自由を好んだ親しみやすい外向性のある人。
星全体でも「火」の割合が少々多いので、精神的価値観をとても大切にして、その自分の内面的価値にしたがって、行動していた人だと思われます。

しかし、月は神経質で細かいことが気になりがちな乙女座に。
月は女性の場合、基本的感情だけでなく結婚してからの姿を表す場合もあるので、彼女の場合はおそらくそうではないかと推察しました。夫や子供たち、近所の人など表向きの印象とはうらはらに、内面では細かい気苦労が絶えなかったのではないでしょうか・・・。

人生の大まかな基本指向を表す太陽は射手座に。射手座8度という比較的最初の方の度数にあるので、射手座的性質の海外、出版、宗教といったものへの関連、開拓、チャレンジ精神、抽象的思考が人生全体の基本にあって、特に30代以降には表れてきます。
太陽の性質は女性によってはパートナーの男性が肩代わりするケースもありますが、モンゴメリの場合は、本人が体現していたと思います。
その太陽と月は90度のスクエアであり、公を表す太陽に対して私的な顔の月がスクエアなので、自分の理想と感情の間には葛藤があり、また表向きの顔と私的な顔に食い違いがある人も多い。
公と個人的感情とのあいだで常に不満、苦労をもちやすい傾向といえます。
また彼女の太陽のサビアンシンボルを見てみると、「教育者」や指導したりされたりするというキーワードが出ています。
本来、教育者、先生などにも適性がありました。牧師婦人であったことを考えると、指導的立場にいたというのが納得できます。

次に知性を表す水星を見てみましょう。
蠍座というかなり、こだわりの強い星座にあるうえ、アスペクトは天王星とスクエア、冥王星とはオポジション(180度)です。
水星-天王星スクエアで、かなり独創性があった(独創性のある思想を好んだ)人だと思われます。なかにはラジカルな思想に走ってしまう人もいます。これまで権威とされてきたような考え方に悪意を抱く人さえいます。平凡な教育や知性には興味がないようです。
それに加えて水星-冥王星のオポですから、思想・・彼女の場合は文学、文筆ですがそれに対するこだわり、あきらめない執着心には相当なものがあります。有名人として名を残す人には、冥王星関連のアスペクトを持っている人が多いです。

モンゴメリは小説家なので、やっぱり水星関連の強いものがありました。
しつこく続けること、並々ならないこだわりによって、自分の興味ある分野で業績を残す可能性が高いのです。<注)冥王星は極端な危険な星でもありますが、良い方に働かせればそれは残るものとなるし、(成功者の場合)悪い方に働いた人は、大変な運命を送る人もいます。>

また火星-木星が合なので、男性的なサバサバした感じもあって、いわゆる仕事というのもできた人だと思われます。
新聞記者として働いていた時代もあったようなので、そういったことにも有利な(不向きではない)アスペクトです。

そして、夢見る海王星と木星はオポ(180度)です。これは強烈な理想主義です。
彼女の心には理想とユートピアがあまりにもあって、それを何かの形で外部に表さなければならなかった。彼女は文筆という方法をとったわけですが。
独創性の天王星とのアスペクトが多いということも考慮して、アイディア、イメージは次々と膨らんでいたに違いありません。

  そして天王星と土星はこれまたオポで、正直な人です。
表向きも自分に対しても嘘がつけません。
能力や技術を評価されることをいつも待っていて、お世辞には反発しますが、正直な評価には喜びます。
正直さを表に出しすぎるとある意味では世渡り下手になる場合もあります。
モンゴメリの場合は月の影響で、表むきは自分の感情を殺していることが多かったようなので、世渡り下手ではなかったと思いますが、本来は心の中で正直でアナーキーな部分もけっこうもっていたわけなので、押さえているのはつらかったのではないかと思います。

全体の印象として、とてもエネルギーのあった人だと感じました。
男性星座が7ですから、とにかく活動していることが多くて、多忙ですね。
牧師婦人としての忙しさというのも火星と木星が天秤座にあるので納得してしまいます。社交生活の多忙さ・・特に火星も木星も30代後半から表れてくる星なので、年齢的にも一致しています。

純粋な心の中での愛の理想を示すパラスは牡羊座にあるので、愛への期待、エネルギー、精神性(理想)の高さがとても感じられます。 そして時に憂鬱を引き起こすこともある土星は水瓶座に。
驚いたことにこの土星のサビアンシンボルは、「ある時期、人気を博する理想を具現した男が人間として自分はこの理想でないと自覚する」というメッセージでした。
ときどき(常に?)起こってくる、理想と現実とのギャップによる憂鬱感があったと思われますが、それもすべて彼女ははっきりと自覚していたようです。
「赤毛のアン」が大ベストセラーとなり、続編はあまり書きたくはなかったが、周囲の要求に応えて書いていたモンゴメリ。
すべて、自覚し、世間と自分の理想はとにかく違うのだ(小説だけでなくいろんな意味で)と思いながら、土星の影響が特に出てくる中年〜晩年を送っていた・・・
しかし、独創性の天王星のサビアンは「嵐のあとの歓喜」であり、冥王星は「白い鳩」としての使命をもっている人でした。
モンゴメリにとって書くことは、苦しみでもあったけれど、おそらく一番自分が充実感を感じられることだったに違いないと思います。
月のアスペクトが乏しいので、女性としての幸福感は意外なことに実は薄かったかも知れません。

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